舞姫タイス (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (145))

舞姫タイス 145巻の感想・レビュー(17)

★3 - コメント(0) - 2016年12月17日

ちょっと予想外の展開に話が進んでいった。世の中、正論と綺麗事だけでは上手くいかないし、正論も一皮めくれば、個人的な妄念に彩られている。どの立場から物を見るかによる価値の軽重の揺らぎや、宗教者の偽善性といった皮肉もあり、ちょっと怖さを感じさせるところがある。登場人物達のコントラストや、古代エジプトという舞台設定の巧さ、ストーリー展開は実に見事だと思う。
★1 - コメント(0) - 2016年9月8日

バチカンから睨まれた訳が解明(^^)アナトールフランスの描く男の嫉妬その①
- コメント(0) - 2016年8月2日

古代ローマ、キリスト教迫害時代。グノーシス派? のような苦行的修練を積むキリスト教の修道院長パフニュスは、遠くアレクサンドリアの地にて多くの男たちを堕落させる美貌の舞姫タイスのうわさをきき、彼女を改心させるために旅立つ。タイスは娼婦の子に生まれ育ち、虐待と男たちへの奉仕の間で揉まれる子ども時代を過ごす。仲良くなった召使の黒人に連れられて洗礼を受けるが、やがて黒人は不当な言いがかりで火あぶりにあう。タイスはやがて劇場一番の女優として大成し、贅を尽くすが、パフニュスの説法で殉教した黒人、聖テオドールのことを
- コメント(1) - 2015年5月7日

2015年2月25日:nashi
外見だけでなく、心も美しかったというお話・・・
★1 - コメント(0) - 2015年2月3日

再読。うまくいえないけれども高尚なものといわゆる俗なものとか劣ったもの悪魔の仕業などとの対比に考えさせられる。聖アントニウスがポールに語らせた場面はちょっと感激した。
★1 - コメント(0) - 2014年8月23日

2013年12月3日:半殻肝
2012年8月21日:ss
2012年4月5日:tarocha
霊と肉の相克とか、多神教と一神教の論争とか難しいことは確かに書かれているがそこは多分フランスの主眼ではないと思う。1890年という、まさに世が近代に向かって大変化に向かう時期に、古書店の息子として知的放蕩を尽くしたフランスが、小難しい議論に溺れて人間を見失っていく時代の空気を嘲笑っているのではないか。冒頭パフュニスは、タイスを「改心させるために」砂漠の庵を出てアレクサンドリアに向かう。そこからもう既にして言い訳である。宗教と理性のフィルターからじっとりと滲み出てくる「人間」を感じることが大事だと思う。
★1 - コメント(0) - 2012年2月15日

2012年2月3日:三森
2012年1月5日:trash
2010年5月26日:duino
H2A
情痴を極限まで描いたアナトール・フランスの傑作。聖人と言われるパフニュスの心理に肉迫し他を寄せつけない迫力。彼の内面の葛藤と偽善を容赦なく突き付ける。フランスは書斎の人であるだけではなく、したたかさを持った作家であることがわかる。せっかく入手しやすいのだから多くの人に読んでほしい。
★3 - コメント(0) - --/--

--/--:二三五

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舞姫タイス 145巻の 評価:100 感想・レビュー:9
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