真珠の耳飾りの少女 (白水Uブックス)

真珠の耳飾りの少女はこんな本です

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真珠の耳飾りの少女の感想・レビュー(189)

いろいろあって、自分の運命に彼女は納得できたのだろうか。だとしたら、とても悲しい笑顔だな。
★9 - コメント(0) - 2016年9月21日

じりじりと左頬が熱い
★4 - コメント(0) - 2016年6月15日

★★★★☆ 「真珠の耳飾りの少女」のモデルを主人公にした物語(実際はモデルが誰であるかは不明)。主人公のフリートは賢く、芯の強い17才の少女。奉公先の主であるフェルメールに対して淡い恋心を抱き、過ごす日々が描かれている。物語中のフリートやフェルメールの印象と、実際の 「真珠の耳飾りの少女」を自分が見た時の印象を比較しながら読んだ。フリート目線で淡々と語られる起伏の少ない物語と思っていたが、後半の官能的な雰囲気にちょっと戸惑う。「牛乳を注ぐ女」など他のフェルメール作品も本書に登場している点も興味深く読めた。
★38 - コメント(0) - 2016年4月14日

【アート㉒】◆本作の勝因のひとつは、ヒロインの造形にあると思います。有名な作品のモデルだからといって、聖女扱いしなかったこと。作者は彼女を賢いだけでなく、強かで芯の強い少女として描いています。陳腐なメロドラマにならなかったのはこの点が大きいかと思いました。◆また、ファンを喜ばせる忠実な描写の数々も見逃せません。「足あぶり」「獅子の頭のついた椅子」あたりのニヤニヤポイントは、かなり高いと思いました。◆読後、本作を原作とした映画のDVDを早速購入してしまいました。今年の大晦日はこれを観て過ごそうと思います。
★3 - コメント(0) - 2015年12月29日

アトリエの匂いが纏わりつくような読後。ただ、誤字(誤植?)やら文脈の乱れが少しあり残念。ガイブンは訳が命。
★2 - コメント(0) - 2015年12月2日

初めて絵を観た時からとても気に入っていたので、小説があると知って読んでみました。 まず、主人公のフリートが17歳で奉公することに驚きました。 そして、フェルメール家の人々が、フリートに対して冷たい態度を取ることは普通だと思っているのが悲しかったです。 フェルメールだけはフリートを労っていて、女性として見ていたように感じられました。 フェルメールとフリートが接近すると見えましたが、一歩手前で阻害されてしまうのが残念でした。 結局、フリートはピーテルと結婚しますが、果たして幸せなのかなと考えてしまいました。
★4 - コメント(0) - 2015年12月2日

フェルメール 16世紀 オランダ。『真珠の耳飾りの少女』女中フリート 顔料 雲はしろではない 。ファン.ライフェン夫人の『真珠の首飾りの女』『手紙を書く女』、女中タンネケの『牛乳を注ぐ女』、パン屋『水差しを持つ女』、ライフェンらの『女と二人の紳士』『合奏』。(友人ファン.レーウェンフック 顕微鏡の完成者 血球 精子)
★2 - コメント(0) - 2015年11月16日

NAO
かの有名なフェルメールの絵から紡ぎだされた物語は、事実なのかと思うほどリアル。当時の庶民たちの暮らしぶりだけでなく、フリートがフェルメール家に奉公に行くことになった諸事情なども迫真に迫っている。また、フェルメールの他の絵についても、それぞれの絵にまつわるエピソードが記されていておもしろい。淡い恋は多くは語られず、画家の死後は自分の元の世界へと戻っていくフリート。画家の愛は理想であり、ピーテルの愛は現実なのだ。美しい絵から生まれた、美しい物語。
★46 - コメント(2) - 2015年10月24日

正に視線のドラマ。フリートとフェルメールの視線が交わる場面は、艶っぽくとても印象的だ。フリートはフェルメールを目で追い掛け、彼の存在を感じようとするが、彼女は自分に向けられる男性の視線にもかなり意識的である。彼女は、自分が見られる対象、あるいは欲望の対象であることを十二分に理解している。この子は、それほどウブではないし、信頼できる語り手であるとは到底言えないだろう。
★10 - コメント(0) - 2014年12月18日

R2
「あれ、この作品って青いターバンの少女じゃなかったけ?」と、ずっとあった違和感を読み終わってから調べてみたら、やはりそうだった。それがスカーレット・ヨハンソン主演の映画をきっかけに「真珠の耳飾りの少女」が一般的になったらしい。この本を読んでからは、真珠の耳飾りの光しか目に入らない。嗚呼、素晴らしい。この絵画も、そして想像上のこの小説も。薦めてくださって、ありがとうございました。
★14 - コメント(0) - 2014年11月16日

UK
どれだけ事実に近いのかなと思ったが全くの創作らしい。実際にはこの絵のモデルが誰かも不明みたい。フェルメールの家に女中として住み込むことになった少女フリート。彼女がフェルメールとその絵の世界に強く惹かれていく様を彼女自身の視点で描き出す。名画はそれぞれに独自のストーリーを想起させるが、1つの小説で固定されちゃうのはどうだろう、と少し懸念したけど、これなら許せるかも(笑)。貧しく絵の教養はないながら、鋭い色彩感覚を開花させていくフリート。絵の表情とこの本で描かれた彼女の背景が読後にしっくりなじむ。
★20 - コメント(2) - 2014年6月11日

《図書館》父親の失業により、家計を助けるため、画家フェルメールの家に女中として奉公することになった少女フリート。彼女がフェルメールの絵のモデルになるまでの物語。あまりなじみがない時代&国だが、情景描写が細やかなので読み進めるのにまったく支障なし。スマホでフェルメールの絵を確認しつつ読了。フリートとともに辛い家事に歯をくいしばり、妹の死に悲しみ、主人の描く絵に心ときめかせ、耳に穴をあけるシーンは痛みがこっちにも伝わってきて…。あの名画から、このような物語が紡ぎだされるとは…いや~、美しいお話でした。
★16 - コメント(0) - 2014年5月9日

世界で一番好きな絵を題材にした作品をようやく読みました。こんなに胸が締め付けられるような、苦しい気持ちになるとは思いもよりませんでした。あまりにも元の絵を好きすぎるあまりに、きっとがっかりしてしまうだろうと思っていたので。読後の今は、ただただやるせなく切ない気持ちでいっぱいです。この物語が愛おしくてなりませんし、たとえこれがフィクションだとわかっていても、尚一層あの絵が好きになりました。
★7 - コメント(0) - 2014年4月25日

当時のデルフトの街や社会風俗の考証や描写がが丁寧で、それだけでも面白い。想像力だけでこれだけのストーリーを紡ぎ出すのだから才能だ。 世の中には美しいものがわかる人間とそうでない人間がいる。夫に仲間外れにされる奥さんに、はからずも同情した。 なんとなく終わった映画と違う、主人公のラストの決断が切ない。
- コメント(0) - 2014年4月3日

最終章を読んで、二人がプラトニックであったか否かにモヤモヤしています。あの日から十年後のフリートは、肉屋のおかみさんとして穏やかに暮らしていました。いたって平凡なフリートの『決断』でした。しかし十年ぶりに会ったタンネケが、フリートの二人の息子の顔を見比べて表情を強張らせるという描写はいったい何を意味するのでしょうか。下の子はピーターにそっくりという描写がありますが、上の子については特にありません。広場のタイルと肉屋の間に、フリートの『そうしなければならない決断』が隠されていると思うのは考えすぎでしょうか。
★5 - コメント(0) - 2014年4月1日

すっごく面白かった!なんて上品で分かりやすくて楽しい小説だろう、と思った。主人公は私よりもしっかりした人だった。心理描写が細かく、小さなことも丁寧に描いてくれて主人公が近くにかんじられた。耳のシーンは痛くて辛かった。映画も小説もどっちも好き。
★10 - コメント(0) - 2014年3月17日

10年近く前にスカーレット・ヨハンソン演じる「真珠の首飾りの少女」を見て以来、恋する画家になったフェルメール。ずっと追いかけているのに、何故かこの原作は読んでなかった。読み始めて一気に、映画の抑制された愛の形が見事に映像化されていた、その感動が蘇るとともにこの原作の描く静謐な空気感と少女フリートの秘めてもこぼれ落ちる想いがせつなく、静かな抒情の波にたゆたう思いだった。「貴婦人と一角獣」の時同様に画集を横に置きつつ、登場作品を見比べるのもなんて楽しい読み物だったことでしょう。シュヴァリエの力量に感服です。
★6 - コメント(0) - 2014年2月23日

映画を観てから原作があるのを知って読んでみた。最初、字の細かさに怯んだが、あっという間に読めた。映画でわかりづらかったところが補われて良かった。当時のデルフトの風景や生活がよく描かれていたと思う。…フリートが髪をあそこまで見られたくない気持ちは、ちょっと解らなかったかな…当時の風俗としては当たり前だったのだろうか。読み終えて、フェルメールの絵をまた見たくなった。
★5 - コメント(0) - 2013年8月23日

抑制を極めた官能の表現.しみじみ映像向きの素材でもありますねぇ.映画も観ておこうっと.旦那さまの顔はいっさい映されない演出,というのを望みますが,さてどんな感じだったんだろうか.
★3 - コメント(0) - 2013年8月11日

一つの絵画から、こんな物語ができるなんてすごい。夢が広がる。
★5 - コメント(0) - 2013年8月10日

タイル職人であった父親が仕事中の事故のため失明し、働き手を失った一家を支えるため、フェルメール家に住み込みの女中として雇われた16歳のフリート。 無学だが聡明で美しいフリートは、唯一彼女だけに任されたアトリエの掃除を繰り返す内、フェルメールによって色彩や構図への鋭敏な感覚を見出され、絵の具を調合する助手、そして、モデルとして彼の前に立つことになる。 淡い想いを寄せる主人のために、耳朶にピアスの穴をあけ血を流す少女。しかしフェルメールの筆によって象られる時、その身は静かに滅びてゆく──。
★2 - コメント(0) - 2013年7月24日

最初に、、、文字の小ささにやられました。ヨーロッパ旅行中に読んだこともあり、かなり世界観に入り込めました。終盤の絵の完成に向けての緊張感と気持ちの高まりとその後の一気に収束に向かう感じが感動的でした。
★3 - コメント(0) - 2013年7月16日

面白かった。17歳の女中視点の物語ということで、女の意地めいた心理から、オランダはデルフトの生活のこまごままで実に面白い。この少女がまた光と色、構図を見るセンスがあるときて、その目線にある描写はイメージ喚起が高い。イヤリングひとつが放つ精彩、絵から一筋の髪が見えないか目を凝らしてみたり、タンネケが牛乳を注ぐ女か!とか、色々他の絵も確認したくなって楽しい。芸術が結ぶ心の交感と、縮まる距離にゆかしい官能さえ感じさせる二人も、耳飾りの痛みの前には冷ややかにフェルメールも芸術至高の画家にしか見えないのが切ない。
★15 - コメント(0) - 2013年6月9日

ミステリーを多く読んでたから久々ね感覚だった。人物描写や背景が細かく書かれた本でした。絵を見るたび思い出しそう。
★2 - コメント(0) - 2013年3月17日

すばらしい小説でした。フェルメールという画家がいて、『真珠の耳飾りの少女』という作品が描かれなければ、この作品が生み出されることは決してなく、この感動も味わえなかったのだと思うと、大いなる歴史に感謝せずにはいられません。
★1 - コメント(0) - 2013年3月10日

TEDのスピーチをきっかけに読んでみたけど、絵画鑑賞の新しい方法かもしれない。一枚の絵からここまで想像が膨らめば楽しいだろうな~
★3 - コメント(1) - 2013年3月9日

この少女の背景には、こんな物語があったのか!と、事実のように思えてしまいました。この絵に足りないものに気づいた時、ドキドキしました~。少女の瞳は、何を見ているのか。本物が見たい!
★1 - コメント(0) - 2012年11月15日

フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」のモデルを仮託された少女フリートが主人公。フィクションなんだけど、時代背景やキャラの描写がしっかりしており、フリートとフェルメールの関係などの物語がまるで伝記のように感じられる。ぼくはこの絵を見るたびに、少女の眼差しの方に強く惹かれ、その先にあるものを知りたいと思っていた。作品の中で少女が何を見つめるかも印象的に描かれており、読み終えた後モチーフとなった絵を見ると、想像力がさらに掻き立てられた。
★21 - コメント(0) - 2012年11月12日

文字が小さくて最初は苦労したんですが、それも気にならなくなるくらい面白かったです。たった1枚の絵からここまでのストーリーや人間関係なんかを創造できるのはすごいと思います。作中ででてくるたくさんの色の描写が素敵でした。あと真珠は絶対必要ですね。これがあるとないでは全然絵の印象が違います。
★8 - コメント(0) - 2012年11月8日

神戸市立博物館で開催されてるマウリッツハイス美術館展のポスターで目にすることができるフェルメールの真珠の耳飾りの少女。絵のことはよく分かりませんが、確かに耳飾りがあるとないとでは印象は大きく変わりそうです。この絵のモデルも、絵を描いたシチュエーションも、フェルメールの想いも、それを想像できるような記録は何も残っていないそうです。この小説もフィクションなのです。うっすらと唇を開いていますが、微笑んでいるようには見えませんでした。なんともやりきれない悲しみを抱えているように見えます。小説に影響され過ぎかなぁ。
★7 - コメント(0) - 2012年10月2日

美術館は混んでいたので断念。絵が見られなかったので小説を読みました。
★1 - コメント(0) - 2012年8月19日

映画を観てから読みました。そうか、オープニングの野菜を切って並べるシーンは、彼女が色に対する美術的センスの持ち主であることを示していたのね、と納得。映画より原作のほうが、主人公の気持ちを細かく描写していて面白かったです。一枚の絵画から、これだけの物語を紡ぎだせるとは!
★10 - コメント(0) - 2012年8月18日

惚れた。
- コメント(0) - 2012年7月27日

ちょっと気になっていたあの少女。フェルメール…いや芸術全般詳しくないので大丈夫かなと思いながら読んでみたけど、とてもおもしろかった。どこまでが史実で創作なのかわからないが、一枚の絵からこれだけの素晴らしい物語を生み出せるとは凄いものだ。読みながら表紙の絵を見てはの繰り返しで、物語が進んで行く内に、あの絵の表情は、あのまなざしはこういうことなのねと解説してくれるようで。芸術を介しての2人の恋とも云えぬ慕情というか描写がとてもよかった。フェルメールがフリートに真珠の耳飾りを着ける場面がとても美しかった。
★18 - コメント(0) - 2012年7月24日

最高の作品に添えられるべき、美しい小品。よくできたオルゴールのように、緻密で鮮やかな色彩が目に残る。
★2 - コメント(0) - 2012年7月1日

フェルメールが好きなので。女として最も輝けている瞬間を絵の中に閉じ込めてもらえることがどれほどのものか。フリートの芯の強さが美しさに反映されていると思う。それにしてもフェルメールは悪い男だなぁ…。
★3 - コメント(0) - 2012年2月20日

何度読んでもフェルメールが真珠の耳飾りをつけてあげるシーンに息を呑む。素晴らしい。
★3 - コメント(0) - 2012年1月11日

女性性について考えさせられる小説だった。家族のため、フェルメールの独占欲のため、ファン・ライフェンの余計なちょっかいのため、主人公フリートは自分の意思を出すこと許されず周りに翻弄されていく。 フェルメールだって彼女を救おうとはしてくれない。 芸術を介して惹かれあう二人の繊細な気持ちの描写が美しい。
★4 - コメント(0) - 2011年12月9日

作品さえ素晴らしければ、人として外道だってかまいませんとも。
★2 - コメント(0) - 2011年10月11日

絵画から想起された物語。「画家」の目で見つめられることの陶酔感。そして見つめられることのない者のジェラシー。 ラスト二行が好き。わたしは買われたものではない!
★8 - コメント(0) - 2011年9月30日

真珠の耳飾りの少女の 評価:70 感想・レビュー:62
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