夢、ゆきかひて

夢、ゆきかひての感想・レビュー(6)

フィリップ・フォレストは「さりながら」がとてもよかった。本作は小説ではなく批評である。プルーストの「美しい本はある種の外国語で書かれている」という一節から、異国への夢想が交差する文学の一場面を切り出す。サイードが「オリエンタリズム」で暴いた一方的蹂躙とは対照的に、「うるわしい異国」の夢想はアルビノに似た美しい奇形種を産みおとした。たとえばそれはフランス前衛詩に魅了された中原中也であり、日本を孫引き的に理解した西洋の文学者たちだった。
★7 - コメント(1) - 2016年9月17日

2016年1月2日:rinrin
2014年2月17日:半殻肝
2013年12月5日:タカイ
2013年11月19日:ゆたさん・∪・ω・∪
2013年10月25日:osakaspy

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12/24:rinrin

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