やんごとなき読者

やんごとなき読者を読んだ人はこんな本も読んでいます

夜行
5856登録

やんごとなき読者の感想・レビュー(1039)

読書は人を変える。それは良い方、悪い方どちらにも変わるし、ましてやそれが英国女王ともなれば、周囲に与える影響は庶民のそれとは違う。小波のような変化が最終的にどこに行き着くのか、最後まで楽しく読めた。ここに登場する女王は飽くまでもフィクション上の存在だが、読書にのめり込んで行く姿は何ともユニークでチャーミングであり、親しみが持てる。また、ケヴィンやノーマンの存在も女王の読書生活の触媒になっているのが面白い。女王が読む本は古今の文学作品が中心だが、これが自己啓発本とかばかりだと、ちょっと嫌だなぁ…。
★6 - コメント(0) - 3月19日

齢八十になろうとする女王エリザベス二世が、あるきっかけで読書に夢中になってしまう話。架空の話とはいえ、主人公がエリザベス女王とはアイデアが上手い。彼女が馬車でお出かけの時、膝の上に本を広げ、読書をしつつ皆に気付かれないようお手振りをされているなんて、イギリス国民でなくても心踊る。私は読書の醍醐味は、幾通りの人生が生きられたり、普段出会えない人物や出来ごとに遭遇できるところと考える。それは女王も同じで嬉しかった。本好きな人もそうでない人も、今の立ち位置から必ず一歩前へ読書家の道に進める愉しい小説だと思った。
★25 - コメント(1) - 2月27日

いいなあ、こういうの。
★5 - コメント(0) - 2月26日

物語には読むにふさわしい時がある。作中で女王陛下が考えるように読書にはある種の筋力が必要だ。時に当たらなければ易しすぎたり難解すぎたり興味をひかれなかったりと退屈な思いをする。この本は私の読むべき時に上手く当たったようだ。立場は特殊だが一人の読者が読者として成長し書き手にならんとする物語として共感できる面も多い。最期の一文は効果的で印象的。うちの国にも怒涛の公務の中で魚類学の論文を書きお庭の狸の食性を研究し退位を望むやんごとなきお爺ちゃまがおわしますので何とはなしに彼我の国の同異に思いをはせながら読んだ。
★8 - コメント(0) - 2月8日

本を読まない人が次第に読書に目覚める過程は、本好きな人なら多少なりとも共感できるんじゃないかな。女王さまほど真剣に読書について悩んだことは私にはないし、趣味として楽しんでいるだけだけど、それでも死ぬまでにどれぐらい読めるのだろうかと考えることはある。もっと読みたいのに、義務(仕事)で時間が取れない!という気持ちは読書好きの万国共通の悩みでした(笑)
★5 - コメント(0) - 2月7日

ずーっと前から読みたかった本書をようやく読了。実在のエリザベス女王を主人公にした物語。こんな小説が書けるイギリスってすごいですねぇ。日本じゃありえない。しかも、アルツハイマーを疑ったりしてるし(⌒-⌒; ) 読書好きならあるある!いっぱいで面白かったです。でももっとイギリス文学や慣習に明るければ、さらに楽しめたのに。女王たるもの、1つのものに入れ込み過ぎない、と配慮するのも大変ですね。イギリスという国が頭の良さにあまり重きを置いていないというのは聞いていたのですが、これを読んでそのわけがわかりました~。
★18 - コメント(0) - 1月29日

英国伯爵の娘がヨメなので、エリザベス女王には謁見したことがある。読後、フィクションであることがわかり、家系や(デイムなどの)叙勲のようすなど、あまりのリアルさに舌を巻いた。オレ自身は、個人的には「ベティちゃん」って呼んでるんやけど、不敬か?
★9 - コメント(0) - 1月11日

大人向けの童話のような本。ハードカバーで開くと文字が少なめ。だからあっという間に読めてしまった。女王たるもの,趣味を持ってはいけないそうだ。なぜなら趣味を持つとは特定のものを好むことにつながり,えこひいきは避けなければならないから。でも,彼女はとうとう趣味を持ってしまったのだ…。それは読書!「私には文学が広大無辺な国のように思える。そのはるかな辺境へ向かって旅しているけれど,とうていたどり着けない。始めるのが遅すぎた。遅れを取り戻すのは不可能だ。」とノートに書く女王。私もそう思う時があるので,共感。
★72 - コメント(0) - 2016年12月22日

エリザベス女王が読書の面白さに目覚め、公務もそこそこにいろんな本を読んでいくさまが面白い。英文学の知識あればなおよしだけど、なくても楽しめました。
★9 - コメント(0) - 2016年11月18日

義務を重んじ、知性は求められないお仕事、女王。その公務については、日本の天皇陛下をそれなりに知っていればよくわかる。そこから、読書によって飛躍していく女王。本当のエリザベス2世が、この最後のような決断をしたら面白いのにな。
★23 - コメント(0) - 2016年11月7日

読みたい本がありすぎて、嬉しいけど焦りもある。人生足りないと、私もしょっちゅう思う。趣味が読書と言うと、特に本を読まない人から知的などと言われる(他の趣味とそんな変わらんのにな)から、本を読むようになったエリザベス女王に対する周囲の反応が冷たいのに違和感を感じていたのだが、解説で納得。海外文学特に古典がわかればもっと理解できただろうに無念。ラストは、退任するということよね?普通ならもっと分量たっぷりと書かれそうな内容に思うので、もっとじっくり読みたかったかも。
★9 - コメント(0) - 2016年11月6日

読友さんのレビューより。始めは義務感から読書に目覚め、晩学の徒となったエリザベス女王。思い当たる節は数あれど、やはり女王ともなればその混乱も大きく振り回される面めんに苦笑。果ての見えない先に焦りを感じたり、読書に筋力があるという考えに共感した。たくさん読むと書きたくなるのかぁ、わたしがその境地に至るにはまだまだ量が足りないようです。
★7 - コメント(0) - 2016年10月29日

英国女王、読書にハマる。って副タイトル欲しい。下品かしら。 女王がもしも読書に夢中になったら、という架空のお話。公務中や隙を狙って読書に耽り、感銘を受けた小説家を目の前にし(公務)口ごもる姿などただの読書家でかわいらしい。されど、女王。首相や個人秘書からささやかな妨害を受ける。『読書は利己的なもの』とくされたり公式訪問の旅先に荷造りした本を行方不明にされたり。知的じゃないことが英国上流階級の美徳のひとつって考え方かららしいけれど。妨害に負けずに女王が読む力を自身で鍛えて行く過程での言葉たちも良かった。
★8 - コメント(0) - 2016年10月23日

ざっと習った概略の経歴と、読んで知識にした経歴では、背景、深みがぜんぜん違うよね。漕ぎだしてしまったら戻れない知識の海。。ひょうひょうとしたノーマンの存在が面白かった。
★34 - コメント(0) - 2016年10月21日

図書館本。エリザベス女王、読書にハマる。本を読むことで、他人の気持ちを学んだり色々と成長するのに対し、政務に支障をきたすと周囲は大混乱。あの手この手で妨害しようとする。実在の、しかも在位中の女王を主人公にするって、イギリスは寛容な国だなぁと思う。読書の喜びを知っていく女王には、本好きの人なら皆共感すること請け合い。特殊な環境、常に「公」の立場の女王だからこその悲哀が興味深い。作家や文学に関するユーモアがたくさんあったけれど、ほぼ読んだことのないものばかりで、十分楽しめなかったのが残念。
★34 - コメント(0) - 2016年10月14日

16-195】70代後半の英国女王が読書の面白さを知ってのめり込んでいく物語。あっという間に読める軽さだけど、チャーミングで時には痛快さもある女王の言葉とあちこちに散りばめられた共感とユーモアのおかげでわくわくしながら先に進めた。公務が疎かになる様や読書に没頭する事を快く思わない周囲の人々とのやり取りを物語として面白く読む一方で、陛下が侍女の気持ちを慮る自分に気付いたり誰彼構わず自分の考えを述べるのはやめようと決意したり、読書がきっかけで拡張された内面がもたらす気付きに美しく移ろう季節を見たような気分。
★11 - コメント(1) - 2016年10月10日

【要旨】女王陛下が読書に熱中し、読書を通じて成長していく。最後には大いなる決断を下す。【感想】読書と思索の喜びや読んだ本を誰かと語り合いたくなるなど読書あるあるが多い。同時に人は老境に差し掛かっても成長することができると示している。それまでなかった他者への関心や共感が積み重なってついには本を著すことを決意する。英国に限らずシステムに組み込まれたならその人の人間性を極力排した無色の色付けがなされるのだろう。
★25 - コメント(1) - 2016年10月3日

kuu
読んでいると片方の口角があがるようなブラックユーモアが満載だ。この手のフィクションは大好物な私は喜々として読み終えた。 本好きなら誰もが経験する事や思う事を女王様に代弁させている。それは、作家の読書を信じるというメッセージであり、社会風刺なのであろう。 何とも出だしが絶妙だ。女王様の読書ライフが始まるきっかけが、犬に導かれた移動図書館。そこで出会う”コモン・リーダー”のハッチングスとノーマンを指南役にする。なんとまぁ、センスがキラキラしていることだろう。 一環して女王様の目線で展開していくところが階級社会
★1 - コメント(1) - 2016年9月26日

久しぶりに翻訳もので良かったと思える一冊。与えられるもの、差し出されたもの、計画されたイベントに、個人的な思い入れなく受け取り、参加するのが王室スタンスと信じてきた英国女王が、移動図書館をきっかけに読書にはまる。本を通じて得た感性で現実を見ると、なんとつまらないことや喜びなど、様々な色合いのものがあふれていることか!過去に執務として出会ったはずの著名な作家となぜもっと、深く会話しなかったのだろう!彼女の後悔と貪欲なまでに取り戻そうとする姿、やめられなくなった読書、女王の変化に困惑する従者たちなど、ユーモア
★14 - コメント(0) - 2016年9月16日

【イベント参加】読書にハマってしまった女王様。本読みたさが公務に差し支えたり、語り合える人探しをしたり…巻き起こる混乱が可笑しくも、私も読書家の端くれとしてわかるわかると頷いてしまうこと多々。「なぜ本を読むのか」「本を読むってどういうことか」…当たり前に習慣づいてるからこそ普段そんなに真剣に捉えないテーマだけど、ふとそんな原点を考えさせられる。そして凄いな英国!あくまで小説、事実でない、とはいえ日本だとこんな設定で皇室を描くことはなかなか難しいでしょう。※27/ガーディアン紙選・必読小説1000冊
★31 - コメント(0) - 2016年9月11日

mt
楽しいし、学ぶことも多い読書だった。この類いの本の出版は、残念ながら日本ではあり得ないだろう。最初は、王室が垣間見えて興味本意で入っていった。女王陛下の本の選択の仕方や、読書量の増加に伴う読書力の発達過程は、丁寧に書かれて共感できたし、海外作品の知識に乏しい私には参考になることが多かった。陛下の公務の多さは万国共通だし、好き嫌いを公にできないストレスが溜まるその解消に読書は最適だと思うのだが、特定の思想を持つリスクにまで気を使われては、庶民の気儘さと気楽さに改めて感謝しなければならない。
★36 - コメント(0) - 2016年9月11日

英国女王がひょんなことから読書にはまっていく。そして読書を通して人間らしい感情を持ち始める。本を読む楽しさから遅刻までするようになるし、色々 周囲の人に本を渡したり、語ろうとする。本について語ろうとする…。本が面白いと誰でもやりそうなことで、やんごとなき方でもそれは同じかと思うと親近感が持てます。そんな女王の変化を老齢のせいで、変化とは受け止められない周囲。どこの世界も変化って受けいられにくいんだなぁと思わず思ってしまいました。
★13 - コメント(0) - 2016年8月23日

現英国女王エリザベス二世、老境に入り読書にハマる。本になど興味がなかったのに公務中に読み耽り、遅刻も常習。が、周囲は理解を示さず、あの手この手で女王の読書を妨害。本によって人生が豊かになり、人の気持ちにも気付き始める女王…「公」な立場の苦悩は切ない。私の好きなものが沢山詰まっていて、たまらない作品だ。女王の、自由にならない読書生活を読みながら 私はなんて贅沢で自由で、優雅なんだろう、と思う。本好き、読書好きはぜひ一読を。本読みあるある や読書とは!という原点回帰も。女王のようにメモしたい言葉も沢山だ。
★28 - コメント(3) - 2016年8月20日

すっかり読書に夢中になってしまった英国女王陛下のお話。女王陛下といえども本好きに共通の「あるある」がたまりません。首相にムリに本を貸し出しておいて、読んだか感想を尋ねたりするのが可笑しいけど、自分がやらないよう気をつけたいと思います(^_^*)
★29 - コメント(0) - 2016年7月31日

登録するために再読。本読みあるあるに共感する。やんごとない人物だからこそ起こる混乱には苦笑するが、彼女の、本を読み想像力や知恵を身に付けたからこそ気づいた苦悩には切なくなる。
★4 - コメント(0) - 2016年7月30日

公務に忠実で、やんごとなき立場上「公平」である為に「趣向」を主張する人生ではなかった女王が、『本を読む』楽しさに出逢い公務が疎かになる。齢80歳にして続きを読むために仮病を使ったり、感想を言い合う誰かを探したりと、なんて可愛らしい。洒落っ気の風刺の効いた、首相や個人秘書、侍従達とのやり取りが面白くも、公平である為の弊害の哀しさも感じられ、なかなかに興味深い作品でした。「私には声がないわ」と人生を振り返った時の女王の次への決断・・はてさてどうなるのだろう。出来るのなら、女王の声を「読んでみたい」と思う。
★56 - コメント(1) - 2016年7月28日

読書に夢中になっていく女王。周りには本を読む人は少なく厨房人ノーマンが話の相手になる。女王の好みとノーマンの好みはやはり、違う。同じ本を読んでも、一人ひとり感じ方は違うもの。だから、女王は『私の立場では、このような教訓を学ぶのは不可欠だ』という。立場や環境、性格、時代など様々な影響もあると思う。私自身以前は読んでも面白いと思わなかった本が興味深く読めたりもする。けれど、女王と同じく、もっと、もっと読みたいという思いは深まるばかり。
★12 - コメント(0) - 2016年7月21日

もしエリザベス女王が読書に夢中になったら?本読みの人にはたまらないお話です。「読書」の素敵なところ、ダメなところも女王らしく語ってくれます。表紙の読書する女王の姿もエレガントです。
★11 - コメント(0) - 2016年7月20日

Thank you と No Thank you に埋もれゆく日々をとりもどすのだ読書で (楽)
★6 - コメント(0) - 2016年7月3日

もし、やんごとなきお方が読書におめざめになられたら?ありそうでじつはありえないらしい現代のファンタジー。あるあるネタも豊富で読書好きなら満面の笑みを浮かべながら首をガクガクと振るだろう。少女のように嬉々として本を読む陛下はとても可愛らしい。読書を通じて成長していくお姿を拝見させていただくのは楽しい。結末には静かな拍手を敬意をもってお送りしたくなった。《E・M・フォースターだと思うけれど、こんな言葉があります。『真実を残らず語りなさい。ただし斜めに語りなさい。成功は回り道にある』》
★70 - コメント(2) - 2016年6月27日

英国女王が読書にハマったら。とても斬新な発想ながら、これは本を読まない人が読むようになったらという読書好きには興味深い内容ではないだろうか。しかし、ハマるのは英国女王、一般人とは混乱のレベルが違う。読書における魅力、利点だけではなく、弊害や読書好きならではのもどかしい一面を描きだし、読書を通して周囲が、強いては女王自身の変化に目が離せなくなる。女王のそっけない返しがピントがズレているようでさりげない皮肉になっているようなところも面白い。
★42 - コメント(7) - 2016年6月23日

【ガーディアン1000冊】1冊目は、こちらを読みました。とても読みやすかったです。フィクションだけどイギリスのエリザベス女王が読書に目覚めたら…の設定が面白くて、映画を見ているかのようにページを捲るのが止まらなくなる。70代後半まで読書をする時間などなかった 彼女がのめり込むように嵌る読書。周りの人々は、その女王の変貌ぶりに戸惑い。孫のように年の離れた厨房にいたノーマンを傍らに置き、読書の秘書、友のように接する彼女。読書によって性格までも変わっていく姿にあの気難しくて近寄りがたい女王様が身近に感じました。
★180 - コメント(4) - 2016年6月20日

図書館本。知らずに読んで【ガーディアン1000】鮮やかなピンク色のコート、おそろいの色の帽子に羽根飾り、にこやかに微笑んでお手振りをする女王陛下が読書の悪癖?に染まったら!でも大丈夫!この本が出てからでももう何年もお元気で公務に勤しんでいらっしゃるから。本をたくさん読んで感情の機微に敏感になる!?ソレハナンカチガウヨウナキガスル。家事は多少疎かになるがな。(わたしだけ?)
★24 - コメント(0) - 2016年6月7日

ジャン・ジュネのことを聞かれ、目を白黒させるフランス大統領、かわいい。読書にハマることで人の感情の機微に敏感になったり、公務が億劫になったりと人間味が出てくる女王に親しみがわいてくる。女王のキャラがなんともユーモラスで好みなんだけど、「トップはバカな方が良い、扱いやすい方が良い」というのを露骨に態度に出してくる側近たちに苦笑。
★10 - コメント(0) - 2016年6月6日

エリザベス女王が読書にハマったというお話。先日も中国の対応が良くないと言った話がスクープされて話題になっていたが、女王という立場上何も言えないのだろう。仮に、女王が書いた本が出ても、ちょっとした話が様々な問題に発展するので大変だ。でも 読んでみたい
★17 - コメント(0) - 2016年5月13日

女王陛下も大きなシステムの中のお飾りが役目であり、そんな人が自分で考え始めるのはシステムにとっては大迷惑ということで、陛下が読書に夢中 というファンタジーでうまく包んだシニカルな お話、政治家や側近にオススメ本を押しつけて後日感想を尋ねるなんていうのはパワハラとして上品で面白い、日本で天皇陛下が主人公のシニカルなのがでたら読みたいものです、そういうものが出版できる世の中ですよね?まだ大丈夫かな?
★17 - コメント(0) - 2016年5月12日

読書を知ることによって変わっていく女王陛下がキュート。でも、経験を積んだ批判力もあるのでただただ純朴な読書狂にならない。やんわりとした英国風?
★5 - コメント(0) - 2016年5月7日

心温まる王室ファンタジー。女王陛下がひょんなことで移動図書館で本を借りてそこから読書にのめり込んで行く姿を実にユーモラスに描いてます。読書中についつい起こしてしまう行動だったり、周囲の反応というのがまたらしくてよございます(笑)。解説でウッドハウスが出ててきて納得してみたりするんですが、いかにもブリテンらしいといいますか(我が国じゃぁ無理だし、ましてやタイじゃ即刻不敬罪だろな)。しかし、女王陛下は愛されてるよね、こういう本でもそう思うんだけど(実際のエピソードもさすがとしか言えないネタ多いし)。
★89 - コメント(4) - 2016年5月4日

エリザベス女王がもし読書に夢中になったら・・・という仮定に基づく架空の話です。現実のエリザベス女王は、読書家タイプではないそうですが。読書の楽しさ素晴らしさを再認識できる本でした。解説と訳者あとがきを先に読むと、イギリスという国の読書事情が理解できて、本文がより楽しめると思いました。
★26 - コメント(0) - 2016年4月22日

小説読みにはピンと来る言葉が一つくらいは見つかりそうな本。「私には文学が広大無辺な国のように思える。そのはるか辺境へ向かって旅しているけれど、とうていたどり着けない。始めるのが遅すぎた。遅れを取り戻すのは不可能だ(62p)」が個人的には一番好き。たどり着けないというか横道にそれ続けて目的地を忘れているだけの気もするけど、路地裏で時たまこんな本に出会えるんだから読書はやめられない。イシグロとマキューアンの間に挟まれて知らない名前の作家がいたので調べてみるとちょうど最近翻訳が出ているみたいなので読んでみたい。
★11 - コメント(0) - 2016年4月17日

やんごとなき読者の 評価:100 感想・レビュー:582
ログイン新規登録(無料)