戦火の馬

戦火の馬はこんな本です

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戦火の馬の感想・レビュー(195)

第一次世界大戦下、イギリスの農場から前線に送られた一頭の馬の物語。その馬自身が語り手だ。クリスマスまでには春までには終わると期待させながら、いつまでも続く戦い。その果てしない日々に人間も馬も倒れてゆく。その中を生き抜いた馬の名はジョーイ。奇跡の再会も用意された。人にも馬にも愛されるジョーイ。でもあの娘は逝ってしまったのね。
★3 - コメント(0) - 1月18日

この本は,珍しく,語り手が動物,馬のジョーイです。身勝手な人間に翻弄されるジョーイ。馬の目から見た戦場(第一次世界大戦)。しかし,どんな試練のときも,彼を支え続けたのは,いつも寄り添ってくれる仲間の馬と,人間の優しい声なのでした。ラストは涙が出ました。マイケル・モーパーゴと訳者の佐藤見果夢さんのコンビは,読みやすくて,これで3冊目です。他も読みたい。
★12 - コメント(3) - 2016年12月23日

*子どもたちに是非読んでもらいたい作品です。どの戦争においても、その悲惨さは語りつくせぬものです。殊に、第一次世界大戦は、ヨーロッパにおいて特別の思いがあるように思います。同大戦を知るウェルズは『宇宙戦争』で主人公が逃げ回るシーンはそれをうかがわせています。この『戦火の馬』は、児童向けですから、ソフトですが、いかに地上戦が悲惨か、心を蝕むかを伝えています。戦場で馬に語り掛けることで心の平衡を保つ場面も登場し、人と馬の絆が「同志」「戦友」といえるようなものであることに深く感銘を受けました。
★7 - コメント(1) - 2016年12月17日

戦争シーンで馬が出てきますが、今まで馬の立場になって観たことがなかったので、かなり衝撃でした。イギリスで農耕馬だったジョーイが売られて戦地に赴く。ジョーイの目線で物語が語られるのが、すごく自然で、馬にとってぬかるみや砲弾の音、寒さ、湿気、人間からの温かい言葉かけが、いかに大事かを思い知ります。初めての飼い主アルバートからニコルズ大尉、ワレン、フランスの農家の子エミリーとおじいさん、そしてアルバートの元に戻るまでの戦争の悲惨さと、馬を愛する人々との感動の物語でした。映画を観ていないので、今から調べます。
★55 - コメント(2) - 2016年10月28日

図書館本。★★★★☆ 読友さんのご推薦。とても素敵な作品。馬への愛情が感じられ温かい気持ちになれる。
★58 - コメント(4) - 2016年10月28日

一頭の馬の目から見た戦争と、そこでの人間とのつながりの物語。動物たちでさえ普通に生きることが許されない戦争の異常さよ・・・
★3 - コメント(0) - 2016年10月23日

読み終わって静かに感動。多くの別離を乗り越えた後の、温かなラストシーン。語り手は馬のジョーイ。馬がこれほど知性的かという議論は置いといて(作者が訴えたいのはそこではないし)、彼の視線を通して描かれる戦場の人間達、仲間の馬たちの過酷な運命に胸が痛みます。一見、意地悪で口の悪い雷軍曹のセリフもいちいち泣かせます。いい作品でした。
★64 - コメント(4) - 2016年10月20日

トニー賞のパペットはテレビで見たのを思い出した…舞台版見たい。第一次大戦を背景に、視点が馬。友がいて、離れ、また信頼できるものたちを失って、友の元へ…反戦なんだけど簡単な軍人批判ではないというか、この後に二次大戦があるわけで。児童文学だけど大人向けかも。装丁が子どもが気軽に手に取る感じではないかな。
★4 - コメント(0) - 2016年9月24日

馬の目線で物語が進むため、戦争の無意味さがより伝わる感じ。最後までハラハラさせられる。大人にも子どもにもオススメ。
★2 - コメント(0) - 2016年9月19日

戦争のつらさ、悲惨さを伝えた素晴らしい本でした
★2 - コメント(0) - 2016年9月18日

とてもよかった。
★1 - コメント(0) - 2016年8月12日

映画を見てからずっと読みたかった本。サラブレッドのジョーイの目を通して語られるストーリー。優しくて力強い。
★7 - コメント(0) - 2016年7月21日

馬のジョーイが主人公。ジョーイの目から第1次世界大戦の戦場の様子が語られます。舞台はイングランド南西部のデヴォン州イズリー。農場で人間の男の子、アルバートと心を通わせ、農耕馬として暮らしていたジョーイはアルバートの父親に軍隊に売られてしまいます。軍馬として訓練されたジョーイは英軍騎兵隊の騎馬として戦場へ送られ、乗り手を失い独軍に捕獲される、ぬかるみの中傷病兵の運搬を行うなど、数奇な運命を辿ります。どちらの軍の様子も描かれるのは主人公が馬ならでは。いろんな人たちの思いを背負ったジョーイの運命には思わず涙が。
★5 - コメント(0) - 2016年7月19日

映画を 先に 見ていたので 一気読み。映画の方が 迫力があって、すごかった。こっちは 馬の目を通して語るが、ちょっと 物足りない。もし こちらの方を 先に 読んでたら 違ったかも。
★18 - コメント(0) - 2016年6月9日

おもしろかった。ハッピーエンドでよかった。
★1 - コメント(0) - 2016年3月13日

前から読みたかった児童書。最近読んだフランスの大人向けの第一次世界大戦を扱った本に触発されてやっと読めた。 馬の目を通して戦争を描くため淡々と物語が進み、それがかえって登場人物の心情に思いを馳せることにつながっていく。そして、イギリス軍とドイツ軍の両方に属するため、何のためかもわからず、誰も幸せにならない戦争というものの正体を浮き彫りにしてくれる。 大人にも子どもにもおすすめ。
★4 - コメント(0) - 2016年2月20日

JUN
どの場面もよかった。特にコインで決める場面の兵士の台詞には、私もそうだそうだという気持ちで読んだ。
★4 - コメント(0) - 2016年1月31日

よかったです。この本が舞台や映画になっている原作本だと知っていて手にとりましたが、もうひとつ理由があります。子どもの頃に読んで面白かったと記憶していた「黒馬物語」と同じ構成だと思ったからです。主人公で語り手が馬であること、とても優れた名馬なのに、運命に翻弄されて名馬らしい扱いを受けられずに苦しみをあずかること、馬の価値を知る人間が一握りであること、馬と人間がすばらしい信頼関係で結ばれることがあることなどです。物語が早い展開なので、その点では子どもに読みやすいかもしれません。戦争の悲惨さもよく伝わります。
★13 - コメント(1) - 2016年1月10日

時は第一次世界大戦。主人公は馬のジョーイ。馬目線とはとっても新鮮だった。人間が勝手に始めた戦争に、運搬用、騎馬用として遠くの地まで多くの馬が駆り出され、砲弾に怯え怪我や病気に苦しんでいたということがよく分かった。戦争にどんどん巻き込まれて行くこと、自分の意思でそれに抗うことができないこと、使い捨ての駒のように多くの馬が倒れていくこと、馬の物語を追いつつ、ふと、人間にとっても同じ状況だったんだなと思った。ジョーイが出会った優しい人間たちとの関係が読みどころ。いいお話だった。
★52 - コメント(0) - 2016年1月3日

戦争では人間だけじゃなく、多くの動物たちも人間の身勝手に巻き込まれて死んだのだ、という当たり前のことに気づかされる。誰も馬のように、声をあげることができなかったのだ。種を超えて心が通じ会えるなら、ことばが違うくらいでわかりあえないはずないのに。
★4 - コメント(0) - 2015年12月7日

神社の片隅に馬をかたどった石像をよく見かける。難しい漢字を読めるようになってから見ると、日露戦争の時の軍馬の為の慰霊碑だった。これは第一次世界大戦でフランス戦線に駆り出された農耕馬ジョーイの物語。歴史の資料を探して色々な題材を見つけることは出来ても、それからこんな話を思い浮かぶことが出来るのは、やはり実力のある作家だからだ。少しご都合主義的なところもあるが、最後まで目が離せない。ジョーイの視点で語られるがトップゾーンなど他の動物は話さないので、動物が人間のように振る舞う話が苦手な人でも読める。
★37 - コメント(1) - 2015年11月24日

原作では主人公が馬のジョーイです。一路のお陰で馬が語ることに違和感無く読めた。主要な人物は殆ど映画にも登場していて、だいたい馬を理解した、いい人達ばかりだ。あの可哀想なエミリーも登場した。ジョーイが大事な人と馬と別れると新しい大事な人と馬に出会いお互いが必要として慰め合い戦争を生き抜いていく。第一次世界大戦では、200万頭の馬が亡くなったそうだ。映画では泣けなかったが本では泣いてしまった。
★6 - コメント(0) - 2015年11月14日

頑張ったなぁ。
★1 - コメント(0) - 2015年10月16日

(図書館本)馬の目線で語られる物語。第一次世界大戦時に農耕馬から軍馬として生きたジョーイ。コイントスする場面が印象的。映画も観てみたいな。(購入)
★15 - コメント(0) - 2015年10月13日

どの戦争ものを読んでも良いことは何もない。敵も味方も軍馬軍用犬もみんな悲惨な体験をしている。どんなことがあっても戦争してはいけない。
★3 - コメント(0) - 2015年9月21日

読み終わった日の夜 BSテレビで「大量殺戮 第一次世界大戦」 を放映していた。クリスマスまでには帰ると勇ましく戦争に出かけて行くドイツ兵 新しく出てきた兵器で変わっていく戦い方 塹壕のぬかるみで(凍傷と水虫)塹壕足に苦しめらた兵士。 軍馬も沢山いた。本に書かれていた事は絵空事ではなかった。毒ガス兵器 傷病兵手術の所で耐えられず私は逃げた。ジョーイ、帰れてよかったね。でも食べていないのにどうしてパリパリの美味しいパンってわかるんだろう アルバートが食べるのを見てたから?
★4 - コメント(0) - 2015年9月8日

オススメ 馬が主役の戦争物語 傷付くのは人間だけでなく馬(動物)も同じだ 馬を大切にする心に感動しました。 映画もおすすめです!!
★13 - コメント(0) - 2015年8月8日

カンバーバッチ出演映画の原作児童文学。映画は未視聴。軍馬として徴収された馬の目線で語られる第一次世界大戦。
★2 - コメント(0) - 2015年6月17日

何の予備知識もなく読んだが、予想外に面白かった。読了が残念なくらい。軍馬として従軍した馬が、自分の数奇な運命を淡々と独白する形式。視点を馬にすると、戦争を扱った話でも構えず素直に読める。実際に戦場で汗や血や涙を流す人々は自分たちと同じはずで、極悪人はほとんどいないはずだ。想像力と信じる力だ。人間にはその力があるじゃないか、と馬のつぶらな瞳に問いかけられている気がする。この物語を舞台で上演するの?興味津々。読んでよかった。
★13 - コメント(0) - 2015年5月21日

映画、舞台、どちらも良かったので今回は原書を。見せ方が違う所、はしょられてるところもあるけれど、ジョーイが行く先々で戦争中の荒んだ人の心を解かしてゆくというプロットは同じ。原作の良さが映画で舞台で別のやり方で活かされているのも改めて分かって読んで良かったなと思いました。ジョーイ目線なので彼は色々思うし語るけれど、トップソーンと会話したりはしないんだよね。そこらへんのさじ加減も面白いし、あとは最後のオチが可愛らしくて好き。
★5 - コメント(0) - 2014年11月25日

山手線で劇場版の宣伝をみて気になっていたら、原作本が図書館のオススメに取り上げられていたので借りてきた。戦争で軍馬として徴収された馬と、その馬を手塩にかけて育てた少年とが奇跡の再開を果たすお話。激しい戦場でのエピソードを、馬の目線で語らせているのが新鮮。馬という中立的な存在ゆえに、イギリス、ドイツの両陣営を行き来して前線の兵士の心情の吐露を聞いたり、戦場になったフランスの農民の悲しみに耳を傾ける事になる。戦争終結後の軍馬に対する処置がこれまた過酷で、それに対する怒りが本作誕生のきっかけ。
★90 - コメント(3) - 2014年10月1日

映画、舞台を観て原作に触れたくなり手に取った。児童書なだけあってわかりやすい文章で読みやすいが、その分戦争の悲惨さ過酷さがストレートに刺さってくる。映画版、舞台版を先に観ていたせいか、ジョーイ目線で描かれているのがなかなか新鮮。軍馬の悲惨な歴史や戦争の生んだ悲しみなど、苦しんだのは人間だけではないこと、多くの失われた命のことなど、今改めて顧みる必要がある物語だと思う。
★5 - コメント(0) - 2014年8月30日

第一次世界大戦ではまだ化学兵器や車が発達してなくて、騎兵隊として、兵器の運搬の動力として馬は無くてはならない存在だった。走るために計算し尽くされて創られたような美しい馬が人間の都合で平時ではしない過酷な労働に従事し多くの命を失った。今までにない視点(馬のモノローグ!)から戦争を見ることができる。でもいたって淡々と語られていて馬の気高さを感じさせる感じ。消して感動させてやろう…という動物のもじゃない感じが良い。
★16 - コメント(1) - 2014年8月21日

馬って、本当に賢くて気高い動物です。人に仕えると同時に人の心を動かしていく。分かりやすくどんどん読めました。素直に心にしみる。最前線にいるもの、生活者は、なぜ傷つかなくてはならないのか。
★6 - コメント(0) - 2014年8月20日

舞台を勧められて観て、復習のために原作と映画もみた。舞台は、生の迫力を感じたが、しょせん児童文学
- コメント(0) - 2014年8月16日

戦争は人間をどんどん身勝手にする。この身勝手さが人だけでなく、地球上に住む動物、植物、すべての生き物を傷つけ滅ぼす。深く深く考えさせられ、子供たちにもどんどん読んでもらいたい。
★8 - コメント(0) - 2014年8月10日

馬目線で語られるストーリー。力強くて優しい。
★1 - コメント(0) - 2014年7月15日

馬の目から、第一次大戦を描く。世話をする人間が、戦争の進行と共に変わる。敵味方を超え、国籍を超え、その人たちが繋がっていくところがうまい。馬の持っている高貴な精神が文章に表れている。所謂いい人ではなく、高貴な精神を持つ大人が出てきて、それが子どもにはとても新鮮でかっこよく見えるようだ。馬と共に(本当は馬は迷惑だろうけど)戦っていた時代から、機械による容赦ない殺戮へと変わっていく様もうまく描かれていて…海外の児童文学の動物モノは秀作が多いなぁ。(日本の動物モノとは何か根本的に違うんだよなあ)
★9 - コメント(0) - 2014年7月6日

戦馬の目線で描かれた戦争の現実を子ども向きに書かれた本ですが、馬の無邪気な気持ちと戦争の悲惨さの対比が強烈でした。映画化されたのも納得の本でした。
★15 - コメント(0) - 2014年6月29日

馬萌え。戦争もの+馬の一人称で物語が進む動物もので涙腺崩壊。電車で読んだらアカンやつ…、きっと泣くのを抑えられなさそう。映画見たいけど、原作に忠実なほど絶対しゃくりあげて泣きますでしょ…。 トップソーンはマキバオーのカスケードのイメージで脳内再生。人間では雷軍曹が良かった。ジョーイに関わる人間のそれぞれのドラマも素晴らしい。コイントスのシーンが印象的、思わず涙ぐむ兵士達の名台詞も沢山。子供から大人まで読んでほしい逸品。
★8 - コメント(0) - 2014年6月14日

戦火の馬の 評価:100 感想・レビュー:103
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