夢幻花 (PHP文芸文庫)

夢幻花 (PHP文芸文庫)
あらすじ・内容
「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない――」by東野圭吾

 花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。遺体の第一発見者である孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップする。

 それを見て身分を隠して近づいてきたのが、警察庁に勤務するエリート・蒲生要介。ふとしたことから、その弟で大学院生の蒼太と知り合いになった梨乃は、二人で事件の真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた……。

 禁断の花をめぐり、宿命を背負った者たちの人間ドラマが交錯する“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。

あらすじ・内容をもっと見る
476ページ
5219登録

夢幻花の感想・レビュー(3599)

宿命を背負う者、宿命に気付く者、宿命に挑む者、数奇な人生は過去から未来へ。夢幻花に翻弄されたすべての過去たちの秘密を、あらゆる登場人物から迫っていく。すべての登場人物にシンクロできる、妖しくも美しい夢幻花という謎にせまる物語。
★4 - コメント(0) - 3月24日

頁をめくるのが止まらなくなる事が多い、東野作品だが、今回はそうでもなかった。残り、1/4くらいでようやく面白くなってきたが、最初の頃の様に大ドンデン返しがなく、予想通りの展開に進むのが少し残念…
★2 - コメント(0) - 3月24日

読書メーター内でおすすめしてもらった本。 プロローグの事件は何なのか、花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治を殺したのは誰なのか、黄色いアサガオとは何なのか、大学院生・蒲生蒼太の初恋の相手の正体、目的、兄を始めとする家族が蒼太に隠している事は何なのか、謎がたくさん出て来て、一見バラバラなそれぞれがどう繋がっていくのか、最後までわくわくしながら読めました。 全てが明らかになった後の、前向きなラストもよかったです。
★14 - コメント(1) - 3月22日

黄色の朝顔
★6 - コメント(0) - 3月21日

爽やかな読後感。タイトルからなんとなく白夜行や幻夜を連想してもっと破滅的な話かと思ってたので嬉しい予想外だった。刑事と素人探偵がそれぞれの視点から次々に謎を解いていく過程にのめりこんだ。随所に張られた伏線が回収されてくのが爽快。ミステリーとしても面白かったけど、何より、事件や謎が解けることでいろんな人の未来が拓けていくのが良かった。周治さんのような大人がたくさんいるといい。
★20 - コメント(2) - 3月21日

良くできた話ね~。読者が参加して推理するのは難しい。けれどすっきり満足感あり。歯科医の話の場面が好きでした。母に隠れられたらショックすぎてもう家族に戻れなくならないのかな?(そもそも家族というイメージのなかには居なかったか)原子力という負の遺産をつぐ決意をした主人公は初恋孝美と梨乃で悩んだりしないのかな…とかいう邪念。あと絶対お兄さんイケメン…。
★12 - コメント(0) - 3月19日

「世の中には負の遺産というのもある。放っておけば消えてなくなるものなら、そのままにしておけばいい。そうならないなら誰かが引き受けなければならない」アサガオに凄い成分があったとはしらなかった。けど、これほんまの話やろうか?最後お母さんが、隠れる理由はあったのだろうか。
★37 - コメント(0) - 3月19日

さすがのリーダビリティで序盤からぐいぐい引き込まれる。数々の謎が次第に収束していくミステリーとして面白さもさることながら、物語としてのテーマもいい。もしかすると物語の着想としては原発の問題が先にあったのかもしれないなと思った。才能の話もね、身に染みる。
★13 - コメント(0) - 3月18日

いやいや恐れ入りました。花から原発問題まで、はたまた現代から はるかさかのぼった時代まで。立体的広範囲な幾つもの問題を一つの作品に盛り込むのは大変だったでしょうねぇ。そして、事件後それぞれ皆の行方までフォローして、東野さんは温かい人なんですね。
★9 - コメント(2) - 3月18日

買ってから読みはじめるまでに時間がかかった。最初から東野圭吾の世界観がすごく、嫌になりそうだったけど、裏腹に話に引き込まれた。また上手くやられてしまった。面白かった。
★7 - コメント(0) - 3月17日

花ミステリー
★6 - コメント(0) - 3月15日

負の遺産と向き合う人達。 過去との連鎖。 アサガオの秘密。 読めば読むほどハマりました。
★7 - コメント(0) - 3月13日

★★★★☆ 上質のミステリー。「黄色いアサガオ」を軸に謎が謎を呼びストーリーが進んでいく。最初は登場人物や事件が多すぎて概要がつかめず、一体どのように決着が付くのだろうかと思っていたが、そこはさすがの東野圭吾、きれいに纏めきったといった感じだ。それにしてもアサガオに幻覚作用があるとは、話に聞いたことはあるが事実なのだろうか。
★14 - コメント(0) - 3月13日

miu
およその展開は読めてたけど、最後まで面白くてサクサク読めました。黄色いあさがお思わず検索してしまった。恐ろしいです。ラストはすごくさわやかでした。
★17 - コメント(0) - 3月13日

元水泳選手の弟の自殺と祖父が殺された謎、警察庁のエリートの兄が不審な行動を取る大学院生の初恋の相手の謎、50年前の通り魔事件、現存しないはずの黄色いアサガオを軸に全てが繋がる。
★13 - コメント(0) - 3月12日

さすがだなぁ東野さん。冒頭の衝撃的なシーンから先が気になり一気に読んでしまう。黄色い朝顔、殺人事件、蒲生家の謎、複雑に絡みあっていたものが最後に解き明かされる。ところでお兄ちゃんの要介くんはかっこよすぎだろ~と思ってしまったのってわたしだけ(・・?
★11 - コメント(0) - 3月12日

冒頭からどういう伏線があるのかと思ったら、まさか朝顔に纏わる話とは…。人の欲というのは終わりがなく、それによって一生どころか次の世代にまで関わってくる。深いけど怖い話。
★14 - コメント(0) - 3月11日

伏線回収が丁寧。そしてキレイ
★7 - コメント(0) - 3月10日

面白かったです。鶯谷の朝顔市に行ったことはありましたが、今度は買ってみようと思います。
★9 - コメント(0) - 3月10日

さすが東野圭吾!最後まで犯人も分からなかったが、犯人の事よりも「黄色いアサガオ」の謎が気になって...。最後にすべてが繋がりただただ、なるほど~と。私は自分自身、人と比べて飛び抜けるような特別な才能を持っているとも、そしてそれを欲しいともそこまで思わないが、才能を求める人は大変だな。
★13 - コメント(0) - 3月10日

はじめの場面に物語がどう繋がるのか。展開がなかなか読めずハラハラしながら最後まで楽しめました!
★9 - コメント(0) - 3月7日

冒頭の激しい場面転換に最初は戸惑い隠せませんでした。読み進めていく内に与えられた者たちの使命、義務を全うしていく大切さを感じることができる。登場人物たちのその後の関係も気になる。蒲生くんは誰を選ぶのか!?
★9 - コメント(0) - 3月7日

少し前に読み終わった本なので、いま読み終わった本の様に語れないが、とても深く面白い本だった。初めは、話も人も時代も飛ぶので繋がりが分かりづらいのだが、興味のある話出しなので読み止まることはない。不思議で意味のわからない話が続くのだが、最終的に全てがスッキリと納得できる。複雑に巧妙に絡み合ったストーリーは読み終わってすぐに又最初から読み直したくなる作品だった。
★11 - コメント(0) - 3月6日

再読いたしました。 やはり東野圭吾さんの作品はハズレがない!! 人物が多いので結構記憶力が必要とされますがその分だけ 緻密な構成と個性ある人物が 東野圭吾さんの好きなところ。 梨乃たちの愛の発展も気になりますが、そんな理由で大切な命を奪うのはいけませんね笑 期待通りの作品、ぜひ読んでくださいね! 黄色いアサガオははたして綺麗なんでしょうか笑
★22 - コメント(0) - 3月6日

あちこちに伏線がはられ、最後につながったとき、スッキリした。やはり、つらい真実でも、知ることで前に進めるということもある。負の遺産でも、受け止めることができる。知らないことが一番こわいのかも。 読みごたえがあった。
★6 - コメント(0) - 3月5日

種明かしされてみればそれ程複雑な話ではないのだけど、持っていき方が面白いので読みやすかった。
★5 - コメント(0) - 3月5日

やっぱ東野圭吾氏は面白い!先祖代々に渡る因縁の事件の話。毎回の事ですが…まさかコイツが犯人とは!
★6 - コメント(0) - 3月4日

安定の面白さでした。今回東野さんは人物の服装など具体的に書いて人物像をイメージしやすくする工夫をされていましたね。(今までにもあったのかもしれないけどガリレオシリーズばかり読んでいたので。)黄色い朝顔という言われて気付いた普段は見ることのない品種、自分も植物が好きなので非常に興味深い切り口でした。この辺を負の遺産に繋げ原発にも至るというまとめ方は改めて東野圭吾という作家の構成力が素晴らしいと再認識するしかなかったです。
★16 - コメント(0) - 3月4日

東野圭吾らしく面白かった。ただなぜか奥深さがいまいちの感じがした。
★6 - コメント(0) - 3月3日

1人の老人の死と黄色いアサガオ。 このふたつを巡って 繰り広げられるミステリー。 植物にも遺伝があるように 人間にも遺伝があり それは身体的なものだけではなく 生まれながら背負わされた宿命を果たしていく。 そういうテーマになっているんだと思う。 面白かった!
★17 - コメント(0) - 3月3日

面白かった〜♪ 細切れでしか読めないのは仕方がないが、集中して読んだ。 殺人の犯人探しよりも、黄色いアサガオの秘密の方が興味深く面白かった。「負の遺産」について考えさせられた。 単行本が出た時、図書館から借りたのだが、時間がなくて読み切れぬまま返却した。なので、文庫本購入で読み直したが、内容をあまり覚えてなかったので、初読みのように楽しめた。
★22 - コメント(0) - 3月1日

名文引用:蒲生蒼太「騙されたんだよ、俺たちは。国民も騙されたと思ってるだろうけど、一番の被害者は俺たちだ。何が夢の核燃料サイクルだ。夢も希望もあったもんじゃない」:『天空の蜂』も纏めての感想。東野圭吾は売れ線狙いのよくある流行作家かと誤解していたが、反原発反体制も訴えている作品があるので感心した。21世紀の3.11後の小説はエンタメであってもそういう主張があるべきだと思う。核増殖炉の問題を娯楽としてオマケで学べる良書。原発問題抜きにしても毒殺ミステリー小説として普通に楽しめます。
★12 - コメント(0) - 3月1日

★3.7
★2 - コメント(0) - 2月28日

福岡出張の間に読了。 面白かった〜〜 複数の複雑な事情が絡み合って後半徐々にその関係が見えて来るのが面白かったのかな〜〜 ハズレがないな〜〜この人の作品。
★10 - コメント(0) - 2月27日

[★★★★☆][2017年22冊目]:負の遺産といったテーマで、秘められた目的をずっと遂行し受け継いでいるような一家がいるという想像は、突拍子もない話だと思いつつも、あっても不思議ではないのかもなぁと・・・。謎解きミステリとしてはインパクトも弱いかなと思うところはあったけど、蒼太と梨乃のコンビは爽やかでまっすぐで読んでいて楽しかった。母親の行動が理解できなかったのと、早瀬刑事のエピローグが無かったのは少し残念。
★17 - コメント(0) - 2月27日

どれがどう繋がっていくのか気になって一気に読んでしまった。
★7 - コメント(0) - 2月26日

★★★★☆さすが東野圭吾。
★5 - コメント(0) - 2月25日

全く犯人の予想が付かないまま8割近く読みました。 犯行の動機はあっさり気味。犯行自体より、被害者に関係する人々とその家族のつながりに焦点を当てているように感じられました。最後は謎が解けすっきり。
★10 - コメント(0) - 2月24日

世の中には負の遺産というのがある。それが放っておけば消えてなくなるものなら、そのままにしておけばいい。でもそうならないのなら、誰かが引き受けるしかない。それが俺であったって構わないだろ。
★8 - コメント(0) - 2月23日

タイトルから何となく想像できる結末でしたが本当によく考えられた内容でした。すごく面白いだけに犯行への動機だけが物足りなさを感じました。しかしさすがの東野さん。ハズレ無し。
★29 - コメント(0) - 2月22日

夢幻花の 評価:74 感想・レビュー:1147
ログイン新規登録(無料)