告白

告白
あらすじ・内容
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。

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告白の感想・レビュー(25716)

再読。これがデビュー作とは!
★16 - コメント(0) - 2月13日

図書館福袋より、湊さんデビュー作。初読だと思っていたのだけど、読メ登録前に読んでいたらしいことに読み始めて気づいた。再読でも十分読み応えのある内容。イヤミスだけど、先生の立場が一番理解しやすかったので、最後の復讐劇はそこまで後味悪くなかった。しかしこれがデビュー作だなんて、すごい作家さんだなあ。
★47 - コメント(3) - 2月10日

この作品を読んで初めてイヤミスという言葉を知った。思い込みやすれ違いで事件を起こしたり巻き込まれたりする告白者たち。イヤな気持ちというより切ない気持ちになった。面白かった★★★★★
★17 - コメント(0) - 1月26日

ガクブル(꒪ཫ꒪; )これ程までに登場人物に狂気を感じたことはない。どれも告白者目線の文章だが6人とも精神状態が常軌を逸していて共感はなかった。森口には凍りついたし、修哉には哀れみさえ覚えた。直樹と母親は読んでいて途中気分が悪くなった。そして皆、自己愛、エゴの塊。そこに狂気を感じたのかも。でも、これが人間をほんの少し誇張しただけのものだったら。。恐ろしすぎる。ハッピーエンドじゃなく身の毛もよだつような森口の復讐でラストを飾るところも何だか虚しいな。そんなことしても娘を亡くした悲しみは埋まらないのに。
★22 - コメント(0) - 1月24日

命を題材にした本や映画はたくさんあると思いますが本書は抜群の構成力と表現で思慮深くなり一気に読み終えてしまった。イヤミスではあるものの、これは読むべき傑作品。改めて映画も観てみることにする。
★42 - コメント(0) - 1月17日

初読みだと思っていましたが、読メを始める前のどこかで読んでいたようです。最初の牛乳の話で、既視感を感じて、愛美が殺されたところで、この牛乳がキーアイテムになったんじゃ?と思い出しました。再読になりましたが、初読のときの嫌な気持ちは十分にさせられました。世界は自分を中心に回っている・自分の能力に過信するといった感情の機微は少なからず経験があるだけに修哉・直樹の青臭さに改めてイライラしました。なぜあの当時、こんな風に世間知らずで自信過剰で(一方で甘ちゃんで)いられたのか、今思うと恥ずかしい限り。
★139 - コメント(0) - 1月13日

「告白」だからなのか、会話が少ない独特の文体だと思いました。真梨幸子の様なドロドロ感は薄かったと思いますが、最後まで目の離せないイヤミスでした。
★18 - コメント(0) - 1月10日

これがデビュー作?!と思ってしまう、見事な作品でした。あぁ、イヤミスだなぁ…と。登場人物達の主観的な告白の数々で成り立つこの物語は、読みやすさが凄いです。但し、告白なので、もちろん嘘も含まれています。読んでいくごとに、あ、真実はこっちか!こことここが繋がっているのか!と、ハマっていきました。何というか、森口の復讐は恐るべしでしたね。狂気に満ち溢れた作品ですが、先を読ませる力が半端じゃなかったです。美月ちゃんが個人的に好きでした。是非映画も見てみたいです。
★18 - コメント(0) - 1月4日

ずっと気になっていた作品です。母親と子供の関係が作品の軸になっているのだろうか。作品の語り口調が新鮮でした。でも後味すっきりしません。
★19 - コメント(0) - 1月1日

☆☆☆☆
★10 - コメント(0) - 2016年12月18日

湊かなえのデビュー作「告白」を再読しました。ストーリーの構成、展開の意外性、出てくる人物達の性格や背景の描写、そして作品の全体を繋ぐ物語の主幹的役割を果たしてる問題提起の表現など、全てにおいて素晴らしいと思いました。湊かなえは天才だとさえ思いました。再読だったけど、内容を忘れてたので面白く読めました。
★32 - コメント(0) - 2016年12月18日

“唯一の救いはノンフィクションではないこと”という謳い文句をどこかで耳にして以来、気になりつつも敬遠していた「告白」。愛娘の死を生徒の前で語りだす独特な文体で始まり、最初から最後まで衝撃の一言。『すべてを水に流せるという復讐などありえないのだ、と気付きました』分かっていても憎しみを復讐という形で実行する。これこそ狂気だな、と。重苦しい展開でもページをめくる手は止まることなく、一気読み。今まで手に取ることを躊躇ってたことが悔やまれるほどの作品でした。
★49 - コメント(0) - 2016年12月7日

『娘はこのクラスの生徒に殺されたのです。』担任女性教師の驚愕の“告白”から始まり、語り手が異なる6つの章で構成される物語。ラストは誰も救われない予想外、衝撃の結末だった。犯人の生徒2人に対する復讐劇があんな形に帰結するとは…それぞれの章で担任女性教師、同級生、犯人の少年とその母親が読み手に語りかける形のため、読み手も物語の関係者になった気分になる。それだけに読後感は重苦しい感情で一杯。復讐の連鎖は止めるべきというのは当然だが、この話では一概にそうとも言えず。鳥肌必至で面白かったが溜息が零れる話だった。
★54 - コメント(0) - 2016年12月4日

状況がさらに悪化していく過程がうまい。
★18 - コメント(0) - 2016年11月12日

初読みの作家さんです。 年始ぐらいだったか、フジテレビで「女性作家シリーズ。美しき3つの嘘」の一つ「ムーンストーン」の原作が湊かなえ だった。「ムーンストーン」の話がすばらしかったので、とりあえず、デビュー作を! デビュー作とは思えないほどの、筆力でした。ひとつの殺人事件で関係した人たちの苦しみや心情がよく描かれています。そして、我が子を想う母の気持ちや、母から愛されなかった子供の気持ちがよくわかった気がしました。  湊さんの他の作品も読んでみたいと思う。 
★140 - コメント(1) - 2016年10月27日

初読みの作家さんです あらすじの『このクラスの生徒に殺されたのです』という台詞から、愛娘の死に疑惑を抱き、真相解明していく…という展開を予測 しかし、犯人が特定されている段階からの書き出しでした こういった構成が初めてな訳ではありませんが、おもしろい視せ方をする作家さんだなぁ…と感じました 冒頭の、淡々と、ほぼ一方通行気味に語られている滑り出しが特徴的だったからでしょう 犯人Aの印象は読み手によって大きく変わるかもしれませんね もう少しこの文体に触れていたい気がして、著者の『往復書簡』へ継読します!   
★33 - コメント(0) - 2016年10月26日

森口先生の言葉に爽快感を覚えてしまった。。
★24 - コメント(0) - 2016年10月19日

読み始めて驚嘆し、読みながら狂気し、読み終えて圧倒され、帯を見て驚愕。思わず「っはぁ~」と漏らしてしまうほど。6編構成で繋がりがあるものの、それぞれが告白文として完結しているのが凄い。会話部分はあるものの決してそれが主体ではなく、あくまで「人物の独白」を貫いている。本のタイトル設定というものに真に迫った感もあり、かといって物語の真相は一区切りしているので、満足感は十分。人との関わり合いが少ない現代、互いの心を探りあい、自分の心はひた隠す登場人物たちの姿はあまりにも現実的で、共感も嫌悪感もある。でも面白い笑
★52 - コメント(0) - 2016年10月10日

登場人物が全て最低最悪な人間ばかり。実話であってもおかしくないかなと思った。なぜならばハッピーエンドじゃないから。森口は最後にしっかり復讐を果たした。しかし復讐を果たしたとしても森口は空しいだろうな。読者を最後までスッキリとさせない話だった。これがデビュー作とは恐れ入った。
★160 - コメント(0) - 2016年10月3日

最初は、文字が詰まっていて読みにくいと思ったが、すぐに次はどうなるだろう、最後はどうなるだろう、と待ちきれない思いを抱えながら読んだ。ラストは、予想を超えた展開。事件が最初だけではなく、次々に起こっていくのは、怖さと新鮮さがあった。デビュー作とは思えぬ、構成力と筆力。個人的には荒削りと思える箇所もあるが、面白さには関係なし。
★29 - コメント(0) - 2016年9月7日

1章から6章で担任の森口、クラス委員美月、B(直樹)母の日記を読むBの姉(母手記+姉の心境が綴られる)、B、A(修哉)、森口の手記という構成。文章は難しくなく無駄がない程度に同じ内容が繰り返され(各章別人物が綴るから当然)、読み手に情報が蓄積するよう与えられる。主観で語られることにより、どの人物も自分を正当化し自分の都合のよいように物事を捉えているため、別の章で「事実と思わしき事柄」が覆されることも。太字強調は、恩田陸のミステリと似てる。
★18 - コメント(0) - 2016年9月2日

読み終えた時に「この復讐にカタルシスを覚えてしまったらいけない…けどざまぁみろ。」と相反する気持ちになった。誰も幸せじゃない。後ろ暗い達成感を感じたのは「伝導者」目線になってしまっていたからだ。小説としては最高の読後感。あっという間に読めた。「求道者」のエゴイストっぷりが気持ち悪いし恐ろしい。「信奉者」もエゴイストだけど、彼は賢いだけのことはあるな、と納得させられる。どちらもたち悪い人物。情緒や、倫理観の必要性をすごく感じた。「慈愛者」の日記の敬語にだけ違和感があった。赤の他人に読ませる前提過ぎて。
★30 - コメント(0) - 2016年8月29日

★★★★
★6 - コメント(0) - 2016年8月29日

うひゃ~重いどろどろ、だけど読ませる小説!語り手が異なる6章で構成されていますが、個人的には第1章で完結の方が完成度の高い作品になったように思います。2009年後 本屋大賞第1位受賞作品
★50 - コメント(0) - 2016年8月27日

読了一年3か月後 ★★★★★★★★★★
★14 - コメント(0) - 2016年8月16日

図書館
★4 - コメント(0) - 2016年8月13日

ずっと読みたいと思っていたけど、「後味が悪い」とか「怖い」とか言われてたから読むのに躊躇してた。読んでる時も、先を進めるのがちょっと怖かった。でも、それ以上に話に引き込まれて続きが気になって自分にしては、ハイペースで読んだ。すごくおもしろかった。語り手が1章ごとに変わって、変わるごとに新たな真実が分かっていって驚かされた。思ってたよりは全然怖くなかった。 他の湊かなえさんの本も読んでみたくなった。
★36 - コメント(0) - 2016年8月2日

おもしろかったー。読まず嫌いでなかなか手に取ることがなかったのですが、こんなに面白いとは。「イヤミス」かと思って、敬遠していたのです。後味悪いミステリー嫌いなんで。でも、伏線の回収が気持ちよく行われ、人物設定も奥深いので、単なるイヤミスではなかったです。「そりゃそうだよな」とか「ばっかじゃないの?」とか、読んでいて登場人物に気持ちを揺さぶられる。さすがですね!
★26 - コメント(0) - 2016年8月1日

自分の娘を生徒に殺害された中学校教師の復讐劇。復讐の方法として精神的に追い詰める最適な方法を実行するところは親の愛の大きさを感じさせます。森口は少年たちが欲求不満によって第三者である娘が殺害されたことを非難しますが、森口の復讐の手法も同じく自分の復讐を成し遂げるためには第三者に被害が及ぶことを考えていないのではないでしょうか。
★19 - コメント(0) - 2016年7月25日

ぞくぞくした。少年犯罪の題材にした作品はいつもいろいろ考えさせられるが、これはまた深い作品だった。二人の少年には同情の余地は感じなかったが、森口先生にしても娘を学校に連れてきている点がひっかかった。 かわいそうだったのは美月委員長。彼女が孤立した原因の”チクリ”は森口指導によるウェルテルの狂言だったのではないだろうか。 読後、何ともいえないやるせなさが残っていつまでも消えない。 それにしてもこれがデビュー作とはすごい。ほかの湊かなえ作品もぜひ読んでみたい。
★29 - コメント(1) - 2016年7月21日

最後の着地点に唖然とした。 映画も見てみたい。
★26 - コメント(0) - 2016年6月29日

先が気になってすぐ読み終わった。
★16 - コメント(0) - 2016年6月22日

図書館本 人ってこんなにも他人のことが見えていないのかと 視点が変わり登場人物の本音が見えるたびに驚きの連続だった それにしても先生怖い 映画は当時演出が理解できなくてあまり好きじゃなかったんだけど結構いい出来だったのね
★26 - コメント(0) - 2016年6月21日

序盤から中盤は引き込まれる。視点が変わると被害者と加害者が入れ替わるような錯覚も。で、最後はとても後味が悪い。
★19 - コメント(0) - 2016年6月14日

湊かなえ初読み。語る人が変わるだけでこんなにも印象が変わってしまうのだと驚いた。前の章ではムカつくやつだったのに、次の章では可哀想に思えたり。一見、この子は悲劇の主人公だと思っても、客観視すれば「こいつは何を言ってるんだ?」と思えてしまった。読後の後味は悪い。作者の他作品も読んでみたい。
★25 - コメント(0) - 2016年6月12日

★★★★★
★10 - コメント(0) - 2016年6月12日

登場人物がそれぞれ告白をするたびに、裏と表がひっくり返る。被害者が加害者に善人が悪人に賢者が愚者に。価値観の鮮やかな逆転がつぎつぎに連鎖する。最後に出る目が裏か表か気になって夢中で読んだ。とても面白かった。他の作品も読んでみたい。
★32 - コメント(0) - 2016年5月22日

前々から気になって手を出せずにいた作品。母にも「重いよ」と念を押され読んでみて感想はひとつ、重い!先生の語り口が絶妙で初っ端からぐいぐい引き込まれ一気に読んでしまいました。ただの事故死に見えた事件がドミノ倒しのように連なっていく様は圧巻でした。湊さんの作品は初めてですので、これからちょくちょく読んでいこうかな、と思います。
★37 - コメント(0) - 2016年5月21日

 85点。最終章のラスト2行で完結する素晴らしい復讐劇。その2行につながる教師2回目の独白を説明臭くなく、冷酷な温度を感じさせながら読ませる筆力。デビュー作と聞いてさらに著者が好きになりました。  最後まで復讐が隠されているため、クライマックスに入る丁度よいところで最終ページにつながり、めくったところでトドメを刺して終了という編集もいい演出になっています。
★29 - コメント(0) - 2016年5月15日

何気なく手に取って読んでみましたが、とても衝撃的でした。 一つの歪みが全てを狂わせたという印象で、淡々と語っているようなのにとてもぞっとしました。
★26 - コメント(0) - 2016年5月12日

告白の 評価:60 感想・レビュー:5750
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