よるのばけもの

よるのばけもの
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夜行
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よるのばけものの感想・レビュー(1216)

自分が見ていて、感じていることは表面だけでしかない。裏側には気づけない。視野が広い人は本質に気づく。登場人物は歪んでいる。主人公目線だといじめ被害者矢野に原因があるようにみえるが、そう仕向けられている。主人公やクラスのほとんどは気づかない。そうだと思い込み、表面だけで判断し、本質を知ろうとしない。ただ雰囲気に流される。人間は見たいものしか見ない生き物だから。この本で言いたいこと、化け物になった理由もわかるけれど、今回はちょっといまいち。この題材だと心理描写や情景描写が弱い。もっと作り込んでほいしかな。
★4 - コメント(0) - 2月27日

夜になると、怪獣のような様相になってしまう主人公。なぜ?どうやって?という疑問はすっとばし、すーっと住野ワールドに入り込む冒頭はさすがです。 内容を知らず読んだので、ただのファンタジーと思いきや主題はもっと重いところでしたね。 私も、中学校時代はあまり楽しい思い出もなく、保健の先生が矢野さんに向けた言葉にすごく納得するのだけれど、そんな言葉も届かない生徒だっていて、少しでも早くそんな場所から逃げることが必要な場合もあるのだよと教えてあげたい。最初ばけものになる理由がわからなかったけど、最後まで読んで納得。
★21 - コメント(0) - 2月26日

なんだか、消化不良。 でも主人公がすごく自分に似てて。 共感しながら読めた。 世の中何がただしいのかなんて わからない。 多数派が正しいとも限らない。 でも 正しいことをしないといけないのか。 正しく生きている人が偉いのか。 周りに嫌われないように自分らしさを 殺しながら生きているわたしにとって この本はすごく考えさせられる本だった。 今すぐ読み返したくなる本。
★14 - コメント(0) - 2月26日

あっちーの、最後の工藤に対する一言に感動した。「私もあっちー、くん、もその子、達それぞれも違、うよ。違うことは当、たり前だよ。だから考え、てることなんて分、かるはずない」みんな、誰とも違って当たり前なことに気付くことが出来ればいじめは起こらない。2017-20
★54 - コメント(0) - 2月25日

なんと息苦しい。いじめられている生徒と夜だけ化け物になる生徒。いじめのあるクラスの雰囲気があっちー(化け物になる生徒)の目を通してよく書かれている。二人の交流を通して、あっちーの立ち位置に対しての葛藤というか残酷さが辛かった。そんなあっちーを許すいじめられてる生徒は優しいのか信じているのか。ラストはよかったな、って思ったけど、道は険しいな。でも、何かが変わったんだ。確実に。あっちー自身にも。いい話だった。
★61 - コメント(2) - 2月25日

笠井たちと矢野の前で自分を変えるあっちーを見て私はどうなんだろうって思った。
★10 - コメント(0) - 2月25日

60 捉えがたく考えさせらせた作品。
★8 - コメント(0) - 2月25日

いじめが題材の作品には各時代で定型がある。現代は直接の加害−被害関係にない第三者視点の作品が多い。この作品もその1つだ。主人公の昼の顔はいじめを止めないという行為で柔らかく加担する。夜の顔はいじめられっ子との邂逅以降、漸次彼女に心を寄せる。ファンタジックな設定がラストの1ページで大きく生きる。定型の中で自分の工夫をしっかり入れている。何より読む手を止めさせなかったのは人物の描き方だ。「こんな奴いるよな」がそこら中に散りばめられ、細やかな仕草の描写に胸を突かれる。決して快い物語ではないけれど、引き込まれた。
★20 - コメント(1) - 2月25日

バケモノになっちゃう少年の葛藤。空気を読むって、なんだろうと考えさせられた。
★15 - コメント(0) - 2月24日

夜になると化け物になる少年の物語。テーマはいじめ。思春期ならではのカオスが、丁寧に表現されている。著者の物語構成の上手さは相変わらずで、最後、泣かされてしまった。傑作。
★15 - コメント(0) - 2月24日

思春期の心の中の表現のしかたが独特でしたね。このころのいろんな思いがこれからの人生において左右してくるんでしょう。だから明快な完結はないにしてもラストは、「そうそう、それよそれ!」って親目線でした。会話の途切れての表記は、読みにくかったなぁ。
★19 - コメント(0) - 2月24日

傍観者の葛藤▶︎夜になると黒い物体に包まれ化け物に変身してしまう男子中学生。ある夜、学校に忍び込むとそこには“矢野さん”がいた。「夜休み中」だと言う▶︎昼の“矢野”は言動がズレていて、過去にあったクラスメイトとのいざこざからいじめを受ける対象となったいた▶︎昼はクラスメイトとして矢野をいじめ、夜は化け物として矢野さんと交流する日々の中、自分の本当の姿がどちらなのか分からなくなる▶︎誰しも思春期の頃には経験したであろういじめと、それを傍観してしまった無力感を追体験してしまった…結末は現実的
★35 - コメント(2) - 2月24日

昼の姿と夜の姿どっちが本当?私はどっちもないよ。昼も夜も別にない。私は何にも違くない。周りが違うだけ。えー違うに決まってるくない?考えてることなんてわからなくない?
★10 - コメント(0) - 2月24日

その対象が好きとか嫌いとかでなく、学校での居場所を失わないために消極的イジメに参加するあっちーくん。現実でも、このスタンスの人が一番多いのではないかと思う。そんなあっちーくんの心の動きが生々しく描かれており、時折辛くなるのは身に覚えがあるからか・・。おぞましい姿のばけものになり、夜の学校で二人きりになってなお、なかなか本当の自分をさらけ出すことができないあっちーくんが最後にとった行動とは・・。想像力でなんでもできるばけもの。何を想像すべきが考えろと言われている気がした。表紙のイラストが秀逸。
★38 - コメント(0) - 2月23日

クラス内で黙認されている『イジメ』。立ち位置を探る昼の顔と化け物と化す夜の顔を持つ僕。イジメを無視出来ない僕、皆から嫌われたくない俺の葛藤。どっちの自分も本当で、そんな自分にせめて出来る事。その決断が凄く大きなものに感じられる。イジメをする人って想像力が乏しいのかなっていつも思う。矢野さんのニンマリが痛々しい。正義感を持って行動した者がまた次のイジメのターゲットにされる世の中、歪んでると分かっていてもどうにも出来ない現実が歯痒い。きっと僕は化け物を卒業出来たんだろう。メッセージ性のある作品、良かった。
★44 - コメント(2) - 2月23日

読んでいるウチに人間関係って大変という事がわかる。
★12 - コメント(0) - 2月23日

あの時代、あの年齢の時に多かれ少なかれある出来事なのか。あっち側にいるのか、こっち側にいれるのか、生死の境界線くらいにキワキワで怖かった。守りたい正義と守りたい自分、どちらを選んでも誰にも責められない。最後の最後の選択は、まだ子供らしい正直な思いだと思う。すごく染みた。
★36 - コメント(0) - 2月23日

「ぼく」も「おれ」も、誰しも持ってる。それでも、怖いものは怖いから、誰とも向き合ってこなかった自分には突き刺さる一冊。 三十路を越えて、自分の中の怪物にどうにか折り合いを付けられるようになってきた今。思うのは、思春期真っ盛りにこの本に出会いたかった。
★17 - コメント(0) - 2月23日

本当の自分。って一体何だろう?と最後考えさせられた。周りと同調する自分?本音で人と向き合う自分?結局のところ素直に気持ちを言える関係が本当なのかなと思った。 また、クラスの皆が1人をいじめるってなんて悲しい現状なのだろうと辛くなった。今も矢野さんの様に辛い思いをしている人が居るし、逆にいじめている側の人もいる。この本を読むことで少しでも改善されることを願っている。
★15 - コメント(0) - 2月23日

三作品目も良かった(^_^)もう、住野さん作品はずっと読み続けると思う☆ 今回は内容が、私の嫌いなものであるが…すんなり読めたし、受け入れられた♪ 前作もやけど、住野さん作品に登場する人物が好きです。 次作も楽しみです♪
★20 - コメント(0) - 2月23日

誰でも多かれ少なかれ良心を持っていると思う。それに反すれば後悔や罪悪感にさいなまれ余計に悩むこともある。「いじめ」は誰だっていけない事なのはわかっていても、いじめられる側にはまわりたくない。その葛藤でかなりの子供は苦しんでいるのだと思う。あっちー、最後は自分を見つけたけど、それを見て周りの子が改心してくれるかは別問題。でも眠れるようになったんだね。
★30 - コメント(0) - 2月23日

夜になるとばけものの姿に変わる主人公。夜の学校で昼間イジメにあっている矢野と出会う。夜休みの二人の時間が、それぞれ素直な気持ちが現れている。昼間の主人公は周りの生徒と同調しなきゃいけないと心を痛めていた。しかし、それが気づかない主人公。やがて本来の自分の姿がどちらなのかを気づかされる。物語はイジメについての内容で感受性豊かで多感な時期の学生が、子供から一歩大人へ近付いていく葛藤を描いている。「自分らしく」とは?それ以上に「自分」とは?外見や行動に違いがあるから個性であり「自分らしさ」なのだと気づいてほしい
★80 - コメント(0) - 2月23日

好きな作家をデビュー作から追っかけられるのは年を取ったメリットですね。 最後に胸がすっとした。この人の本は避けられる側の目線で書きながら避ける側を過剰に批判しないところがいいな。 前2作よりは読み進めづらかったけど、読了後のさっぱり感はお墨付き。
★18 - コメント(0) - 2月23日

夜になると、僕は化け物になる。人の輪郭を失った黒い身体は、立ち位置に囚われる昼よりも遥かに自由で。深夜の校舎で夜休みを楽しむ君は、道端を彩る春の花みたいに自然体なのに。俺と僕、無視とタメ口、昼と夜の狭間で不安定に惑い続ける。人間と化け物、どっちが本当の姿だろう。奇妙な笑いの真意、蛮行に至った決意、君を知るほど理解できなくて怖くなる。彼女が秘めた熱、彼が隠した闇、何も見えていなかった。昼の俺と夜の僕、醜くて恐ろしいのは、どっちだろう。いつかこの痛みを希望と呼べる朝が訪れるのか、今はまだ、分からないけれど。
★43 - コメント(2) - 2月22日

最後の終わり方が素敵でした‼「わからないと言われて悲しいのは自分が信じている人なんだ」ということが書いていて、なるほどと思いました。
★15 - コメント(0) - 2月22日

全二作に比べ、最初はあまり、引き込まれなかったが、読み進めるうちに、ぐいぐい引き込まれた。住野さんの作品はどれもメッセージ性がある。 「本当の自分」 いろんな自分があって私はいいと思った。
★16 - コメント(0) - 2月22日

moo
夜になるとばけものになってしまうあっちー。夜の学校で出会ったのはクラスでいじめられている矢野だった。昼の彼はとても不自由そうだ。常に周囲から外れないように気をつけている。その反動か夜の彼はとても自由だ。空を飛び火を吐き分身を作る。矢野の夜休みも昼間学校で耐えている分必要な時間なんだろう。昼の自分と夜の自分。どちらが本当の自分なのか。どちらも本当なんだろう。巻き込まれたくないと思う気持ちも、違和感を感じることも。彼のように気づき行動できる人が増えてくれたらいいのだけれど。
★68 - コメント(0) - 2月22日

「僕」と「俺」等の表記の違いはどう表れてくるのかと思ったけど、「仲間」と「自分」で揺れ動く様子だったのか。解決しきらないところにこの年代を生きる読者達へのメッセージ性を感じました。ばけものを形作る黒い粒は、自分の内部から溢れ出たものと考えると、「ばけもの」の意味するところにもの思わずにはいられません。そしてそれは窓ガラスの件とか思うと、主人公一人じゃないんだろうな。
★18 - コメント(0) - 2月22日

いじめと、それをみている男子生徒の話。『夜になると、僕は化け物になる。』の意味。ばけものって結局「理解できなかった人」の事なんだろうなと感じる。誰からも理解されない事を考える僕は夜になると化け物に、昼には矢野にとっての化け物に多分なっている。矢野はみんなの化け物に、率先してなった。おそらく友人のために。理由ははっきりとは書かれていないけれど、他人を化け物にしないこちらの一歩って「なんで」って訊く事なんだと思う。「…に決まっている」という断言のこわさ。(話には関係ないけど緑川双葉とネウロに反応しました)。
★16 - コメント(0) - 2月22日

読了。 昼の僕と夜の僕、どちらが本当の僕なのか。1人のいじめられっ子である女の子と接していくうちに本当の自分を見つけていくというストーリー。
★15 - コメント(0) - 2月22日

『夜になると、僕は化け物になる』あっちーくんの心の葛藤が辛かった。化け物になるくらい、矢野さんを取り巻く状況、自分の行動が許せないのにずれたくない……という強い葛藤が彼を化け物に変えたのかな?矢野さんと夜休みに会ったのは必然だったのかな?夜の化け物になれば、想像力で何でもできる。飛べるし分身も出せるし火も吹ける。単純で子供っぽいのに、可能性がどんどん増えていく。夜は可能性が無限にある。自分を解放できるってこんなに気持ちが軽くなるんだろうな。ラストの結果は悲しいけど、きっと味方は増える。そんな気がする。
★16 - コメント(0) - 2月22日

好きだなあと思いながら読んでた。おもしろかった。どっちの自分がばけものなのか。後半は胸にくるものがあった。背景は、見るのは無駄で余計だけど、いつまでも見ようとしていたい、それが大切なことだと再認識した。僕自身のなかにあるモヤモヤがそのまま描かれてたひとつの物語に引き込まれた。
★19 - コメント(0) - 2月21日

図書館本。前作が良かっただけにこちらはイマイチだったかも。伏線回収じゃないけど、もうちょいスッキリ感が欲しかったです。あと矢野の会話部分がやたらと読みにくくてそこもイライラしてしまった。だけどこういう道徳的な物語は好きです。「ばけもの」にならないとごめんも言えない。「ばけもの」にならないと自由に振る舞えない。皆んなに好かれたい昼の自分が本物なのか、ごめんも言えない夜の自分が本物なのか…。もちろん両方が本当の自分なんだろうけど、はたして自分なら大勢を敵に回してまで答えを追求できたかな…と考えてしまいました。
★135 - コメント(0) - 2月21日

読みやすかったし、その世界観の中でうまく問題を表現されていたが、少し道徳の教科書に思えた。
★14 - コメント(0) - 2月21日

教室という閉ざされた空間で、仲間意識から外れると、余計にイジメは進む。負のスパイラル。仲間たちの中にいる昼間の顔も、夜の校舎にいる顔もどちらも同じ。能登先生の言葉が心に響く。とにかく生き延びなさい。大人になったらちょっとは自由になれる。
★27 - コメント(0) - 2月20日

tsu
読みやすい本ではあった。面白くもあった。でも、なんか最後まで読んで謎が謎のままなのが、うーんって感じ。最後は読者の想像力に委ねる的な本も多々あるけど、この本はもうちょっと書いてもよかったんじゃないかと感じた。部室の窓ガラスを割ったのは誰だったんだ?
★16 - コメント(0) - 2月20日

空想の世界かと思ったら、意外に普通に入ってきた。なんでばけることができるのかは解明されないままだったし、正体が明らかにもされなかった。クラスでのいじめられっ子の矢野との夜休みの密会。昼間はみんなと同じのけ者にしているが、ばけものでいる時は素直になれる。「どっちが本・当?」と聞かれ、言葉に詰まる。いじめられて平気でいられるわけはない。でも口角をあげて笑っているように見せる。だれからも返事が来ないのに「おはよ、う」と言う。「やっと、会え、たね」と言うラストはうれしい。おかしいと思っている人が続けばいいと願う。
★44 - コメント(0) - 2月20日

あらすじ読んでなかったから全然どんな話かわからないまま読み進めたけど、つらい話だった。もうちょっと伏線回収というかネタばらしというかそういうものがあったほうがすっきりするかなって思った。
★21 - コメント(0) - 2月20日

イジメの話。ファンタジー要素多めだが読みやすいし、随所に住野さんらしさも散見出来るが…んーぶっちゃけちゃえば、まぁまぁな一作。刺さる層にはきっと希望をくれる良い物語だろうと思う。装丁は素晴らしいだけにもう一押しのパワーが欲しかった。僕と俺の表記とか、これまでにもあった小技も悪くはないんだけど、もっと光らせてほしい。ま、それを読み取り自分としての解釈を考えるのも楽しみの一つではあるが。文字を区切ってしゃべるのも、何かのオチが付くのかと思いきや謎のまま。それって誰が台詞をしゃべってるのか書き分けられないとか?
★61 - コメント(0) - 2月19日

言葉にできない気持ちがもやもや...。きっとこれがリアルで中学生の集団心理の本質を突いた本なんだと思います。言葉にできないけれど、響くものは確かにありました。
★17 - コメント(0) - 2月19日

よるのばけものの 評価:80 感想・レビュー:589
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