夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
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夕凪の街 桜の国はこんな本です

夕凪の街 桜の国の感想・レビュー(2180)

読んだ後、自分が無知であるということを知った。僕たちはもっと戦争の悲惨さや爪痕を知らなければいけないと思う。そしてそれを後世に伝える義務がある。
★9 - コメント(0) - 3月20日

たとえば井伏鱒二「黒い雨」や佐多稲子「樹影」のように原爆投下のその後を描く作品はあるけれど能動的に読まなければ、どんどん原爆投下のその後の市井の人がどう生きたかは忘れ去られてしまう。「この世界の片隅に」の映画や原作を見て感銘を受けた方にはぜひおすすめしたい1冊。
★4 - コメント(0) - 3月19日

戦災を描く「この世界の片隅に」の映画を観、原作のコミックを手にした。この本は、その後の世界を描いてる。あの日起きた予期せぬ地獄の出来事が、年を重ねて次第に身体を浸食して行き、当たり前に夢見る未来をも奪って行く。そこにたまたま住んでいただけの市井の人びとに何の罪が有るだろうか。優しいタッチで描かれていく内容は、強く不気味にリアルに描写するよりも、むしろ重く、激しく心をえぐる。次の世代に伝えて行かねばならない。震災後の東日本の姿を描く最新刊「日の鳥」が二冊刊行されている。手に入れたい。
★33 - コメント(0) - 3月19日

これまで、戦争体験の語りや映像に触れる機会は多少なりともあったはずなのに、それらとは違う感情を呼び起こされました。死というものは、ただ単にその人の人生が終ってしまうだけでなく、思い出も、生きていれば家庭を持ち、またその子供が年頃になって…。という可能性を永遠に奪ってしまう。生きたくとも生きられなかった彼らを差し置いて、自分だけ幸せになっていいのか?そうした感情に至るまでの差別や偏見が見え隠れし、とてもやりきれない気持ちになりました。こうの史代さんの作品を、戦争を知るきっかけとして若い人にお薦めしたいです。
★35 - コメント(1) - 3月16日

広島に原爆が落とされてから10年後(夕凪の街)と被爆二世の物語(桜の国)。生き残った罪悪感。何年も経ってから発症したりすることのある原爆症。何年も経っているのに無くならない被爆者だけでなく被爆二世への差別。『わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ。原爆を落とした人はわたしを見て「やった!また一人殺せた」とちゃんと思ってくれとる?』被爆者の、身内の方々の苦しみ。長崎に来て分かったのは、私が何も知らなかったということ。今でも分かっていないかもしれない。語り継がれるべき物語。
★49 - コメント(1) - 3月14日

「この世界の片隅に」がなかなか良かったので読んでみたのだが、原爆症とそれに対する差別のひどさを思い知らされ涙した。激しい描写の「はだしのゲン」でピカドンの恐ろしさを植え付けられた世代だが、こうの女史の描き切らずに想像力を働かせさせる構成は大人向けで見事。原爆は恐ろしいと観念的に知るだけでなく、そこから生まれる悲劇を生活実感として感じることの重要性に気付かされる。核を持って離さない全ての世界のリーダーたちに読んでほしい傑作。
★13 - コメント(0) - 3月13日

「この世界の片隅に」からの作者繋がりで、広島の話。あとがきに「遠い過去の悲劇…踏み込んではいけない領域…」だから無責任に描けないと避けていたらしいのですが、「広島と長崎以外は原爆の惨禍についてあまりにも知らない」と気付き執筆されたらしいです。知らない事はあまりにも残酷、知ろうとしない事はもはや罪ではないか? 多くの人に読んでほしい一冊。
★14 - コメント(0) - 3月10日

友達に貸すので再読。涙が止まらない…(´-`).。oO
★10 - コメント(0) - 3月9日

あの日を経たヒロシマが舞台の短編集。何も言えないよ。特に「夕凪の街」のやるせなさ。こういう現実が当たり前の様に存在するのだ。歴史的事実として原爆投下命令はポツダム宣言の前日に出されており、同宣言の受諾を拒んだから落とされたというのは間違い。要は冷戦を見据えた新兵器の人体実験であり人種差別のホロコースト。二度とこんな事をさせない為にこそ憲法改正と核武装を、と理性では思うが本書を読んだら口にできない。反侵略戦争反原発は揺るがないけど、一庶民の情としては反核武装も加える。柳広司「新世界」と一緒に手元に置きます。
★50 - コメント(1) - 3月7日

暖かみのあるノスタルジックな画風に親近感を抱くが、それだけに返って遣る瀬無い思いが強くなる。被爆の悪夢が親子三世代にも及んでいるとは。原爆投下はやむを得なかったとの意見もあるが、果たしてどうだったのだろう。
★36 - コメント(0) - 3月7日

森ノ宮のまちライブラリーで読む。 この世界にと同じく、やさしくゆっくりとした空気感。 でも、心にずっしりと響く戦争の恐ろしさなどを感じた。
★11 - コメント(0) - 3月6日

終戦から10年後を描く「夕凪の街」と、登場人物たちから一世代あとの子どもたちに残る原爆の爪痕を描く「桜の国」の2本立て(桜の国は全2話)。直球のアプローチでないのは「この世界の片隅に」と同様、逆にリアリティが感じられるのもまた同様です。
★17 - コメント(0) - 3月5日

原爆や被爆者に関する話は、現代社会とあまりにかけ離れてしまっているため、今を生きる人々にはどこか遠く感じられてしまう。しかし、この作品は被爆者自身を主人公とすることで、普遍的な内容に落としこめていると思う。
★9 - コメント(0) - 3月3日

「この世界の片隅に」を 読む前に もう一度読みたくなり 再読。 広島出身なので 広島弁が懐かしくて 故郷に帰った気分になった。何度読んでもじんとくる。
★8 - コメント(0) - 3月2日

どんなにか無念だったろう。たくさんの市井のひとたちの物語が、わたしが気付かないだけで今も続いているんだと思う。この本を描いてくれた、こうの史代さんにありがとうと言いたい。
★13 - コメント(0) - 3月2日

「核や戦争や原発などあってはならない!」話をさんざん聞かされた後、原爆死没者追悼平和祈念館にて一気読み。もし戦争が、敵国民や隣人や自分自身を、否が応にも憎ませてしまうようなものなのだとしたら、どんな病気よりも死に至る病たりうる。それでもなお、人はこの病を超えられる。そんな物語だったように思う、というか、いまだにうまく消化できない。ただ、国家レベルのお話より、はるかに胸に刺さるリアリティがあった。地上に戻ってふと見上げた原爆ドームの姿にドキッとしてしまう。怖いという感情は久しぶりでした。
★14 - コメント(0) - 2月27日

想像力が大事だ。時の流れとつながりと。今と昔と。切ないです。そこかしこに片隅が。わかりあえたあの瞬間。その瞬間のために生きている。
★14 - コメント(0) - 2月27日

広島に原爆が落とされた後々のお話。夕凪の街(戦後10年)、桜の国一(戦後42年)、桜の国二(戦後59年)。戦争が終わって何十年経っても、その苦しみが今もなお続いていることを思いしる。世代をも超えてしまう原爆症への不安・偏見・差別。絵と言葉の柔らかさに救われこそすれ、どうにもやりきれない気持ちが消えることはない。反面、それでいいのだとも思う。経験していないからこそ、本書のような当時の話に触れて感じた気持ちを大切にしたい。読んで良かった。心がざわつくこの時代。繰り返さないためにも多くの人に読まれるといいなぁ。
★72 - コメント(0) - 2月25日

通勤中ずーんと重くなる。涙出る。 最初読み飛ばしていたところを、2回目丁寧に拾う。 旭が会いに行ったおばあちゃん、古田さんだ。長生きできて良かったなとか。 皆美さんの、罪悪感。 凪夫と、七波の理不尽。 みんな知らなかった知らないといけないこと。
★11 - コメント(0) - 2月24日

漫画「夕凪の街 桜の国」。この著者の漫画は、絵は可愛らしく柔らかいタッチなのに、読むとボディブローを受けたように下っ腹に響く。ヒロシマの、あの爆撃のあとを描いた漫画。その時だけで終わった訳ではない。ずっと続いているということを私達は忘れてはならないのだろう。
★21 - コメント(1) - 2月23日

「わたしが忘れてしまえばすんでしまう事だった」という言葉が『この世界の片隅に』と響き合って、重い。 近くの他人の気持ちに気付けないでいたことへの後悔が溢れていて、起こる出来事そのものや言葉以上に心にしみる。
★10 - コメント(1) - 2月22日

この世界の片隅にとは反対側のヒロシマの世界。地元民同士での差別は今でこそ聞かれなくなったけど、わたしも違う形で小学校の頃に経験がある。もう少しこうのさんの世界に浸りたくて読んでる途中の100歳老人の世界に戻れない(笑)他の著書を調べるとこうのさんはどうやら鳥スキーさん!!( ´ ▽ ` )コレは読むしかない。
★35 - コメント(0) - 2月20日

★5.0 映画が大好きだったのに原作を手に取る機会がなく、「この世界の片隅に」の公開で初めて同じ作者と知って遅ればせながら購入。やっぱり「夕凪の街」が切なくて辛い、でも優しくて愛おしい。映画に比べると淡白な構成だけれど、空間で見せる皆実を始めとする人物の心情に胸が締め付けられる。生きてほしかった、幸せになってほしかった、願うのはただそれだけ。そして、現代を舞台にした「桜の国」では、身内を被爆で亡くした家族、被爆二世への偏見が描かれる。が、悲観を前面に押し出すことなく、明るさ爽やかさもある1冊。素晴らしい!
★12 - コメント(0) - 2月20日

この世界の片隅にと一緒に購入。まずこちらから読んでみた。広島・長崎に原爆が落とされて10年たった頃の事と共にその次の世代の子孫の事が描かれてあった。絵の雰囲気なのか?悲しい内容なんだが、衝撃的ではなく恩着せがましい事も感じずすっーと胸に入って来る感じでした。10年経っても生きてる事の意味を問うシーンも印象的。何にも知らされないままに戦争の被害や惨劇を見てしまうという事は敵にさえも、怒り悲しみを投げれる訳じゃない。やりきれない。『ねぇ「また一人殺せた。やった!」って思ってくれてる?』って言葉が忘れられない。
★27 - コメント(0) - 2月20日

「片隅」ですっかりファンになってしまった、こうの史代氏の作品で、やはり広島(今度は市内)を舞台にした物語でした。内容は悲しくもあり暖かくもあり素晴らしいものでした。涙なしには読めませんな。電子版も買っていつも持ち歩こうかな?とさえ思う。氏の描く作品に暖かさを感じるのは、スクリーントーンを使わず全て手描きだからじゃないかな?と思います。「片隅」同様、アニメで観たい作品。
★10 - コメント(0) - 2月19日

「この世界の片隅に」の十年後の広島、そして現代が舞台の物語。日常を取り戻しつつある戦後の広島。人々の生活も復旧しつつあるが、原爆は被爆した人々の心と身体を蝕んでいた。時が経ち、現代に至っても被爆者への差別が残る実情を静かな、情感豊かな描写で描いていく。戦争が原爆が残したものはなんだったのかを誰を責めるわけでもなく我々に考えさせる。胸に突き刺さるメッセージを放つ作品。
★35 - コメント(0) - 2月17日

この世界の片隅にから来ました。 ユーモアもあり基本的に明るい人達ばかりが出るけど、重たい話。やったまた一人殺せたと思うてくれるやろうか、なんてセリフよく出てきたな。 最後の、この二人を確かに選んで生まれてきたんだという一枚絵が希望にみちており、辛さは残るものの晴れやかな気持ちで読めました。
★14 - コメント(0) - 2月16日

ゆったり、ほのぼのしていて、ユーモアもあって、普通の人たちの話なのに。十年も何十年も経っているのに。ヒロシマの人たちには被曝の影があるのか。被曝は特別な出来事だったけど、広島や長崎の人にとっては、日常に起きた異常だった。その時ばかりの昔話では決してない。そんなの当たり前なのに、 歴史上の出来事、遠い世界のどこかで起きている戦争と同じように日常の事として感じたことはなかった。この世界の片隅に、も読む。
★11 - コメント(0) - 2月15日

映画『この世界の片隅に』を観たあとに図書館で借用。「こうの史代」さんは広島出身。被爆2世でもなく、親戚に被爆者がいたわけでもなく、むしろ原爆関係を避けていたのが、編集者のすすめで色々調べて描きあげたという事。3つの短編に繋がりがあって、被災した市井の人々の日常を描いている。このような戦争を始めた日本の軍部、権力者たちに憤りを覚える。
★18 - コメント(0) - 2月15日

くるしい。みんな生きててあったかくて、だからくるしい。
★11 - コメント(0) - 2月12日

広島の話。ヒロシマの話。
★43 - コメント(0) - 2月11日

戦後70年が過ぎ、少しずつ忘れ去れつつある現実。でも、戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを悲しい物語で表現してる。
★11 - コメント(0) - 2月11日

まさか図書館にこんな本あるなんて思ってなかった。この世界の片隅に、もこんな感じなんだろうか。すごく、グッとくる。
★11 - コメント(0) - 2月9日

昭和30年の広島。子供の時に被爆した主人公にも表向きは平穏な日常が戻り、新しい恋も始まる。しかしあの悪夢と生き残ってしまった罪悪感は消えていない。そして幸せを阻むように原爆症を発症してしまう… 続編の「桜の国」では現代にも残る被爆者(二世)への差別感情、傷痕が主人公の弟の回想を交えて描かれる。やわらかな淡々としたタッチで静かに戦争の非道さを描いた秀作です。
★59 - コメント(0) - 2月7日

『この世界の片隅に』を読み、その後こちらを。皆実さんの話がとても切なかった。戦後何年経っても心や身体の痛みが癒されることなどなかったのだな…私は戦後の日本が皆大変な努力をして先進国の一員にまでなった事を本当にすごいなぁと思うし、その当時のパワーが羨ましくもあったのだけど(今が何だか閉塞的な感じがするので)この『夕凪の街…』を読み、その影で爆心地の普通の人々の苦しみがずっと続いていたんだなと。忘れてはいけないことなのに忘れそうな(敢えて見ようとしない?)事実を改めて気付かせてもらえた事に感謝。
★31 - コメント(0) - 2月7日

ずっと大事に残して行くべき作品。 恥ずかしながら今は他に感想が出てきません。 映画化された作品をずっと観たい思いながら見逃していて、最近になって『この世界の片隅に』のヒットからこの原作を思い出して先に読みました。 映画も観たいと思います。『この世界の片隅に』も読みます。
★14 - コメント(0) - 2月5日

映画を観たのは2007年、あれから10年の時を経て再会した作品。鮮明に覚えていたのは麻生久美子さんのあの日を目の当たりにし、そこを生きてきた、生き残ってしまった罪悪感。始まる恋を前にして原爆症で命を落とす場面、七波の父親旭さんが広島のに向かい一件一件訪ねて回る後ろ姿。淡々と日々を綴る作品は、声高に訴えるそれよりもしっかりと伝える力が有るのだと確認した。このお話はまだ終わりません。何度夕凪が終わっても終わっていません。(夕凪の街のラストの文章)その延長線上に今を生きる私たちが居るのだ。
★96 - コメント(2) - 2月5日

かえりにし/そよぞよあゆみ/さやざやけ/たまもたなもの/かゆまびし
★9 - コメント(0) - 2月3日

泣いてる。
★10 - コメント(0) - 2月3日

この世界の片隅にを観て、漫画を読んで、この作品を読みました。今度はまさに広島で、あの時「生き残った」被爆者の女性が生き残ってしまったがために苦しみ、もがき、自分を苛む様がなんとも簡潔に描かれていています。なんだろう、自分にはこの人の心を理解することはできないし、なんと感想を書いていいのかわかりません。ただ、こんなことがあったこと、亡くなったたくさんの人たちがいたことを忘れてはいけない、次に伝えていかなくてはいけないんだなと思いました。
★28 - コメント(0) - 2月2日

夕凪の街 桜の国の 評価:88 感想・レビュー:744
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