夜行観覧車 (双葉文庫)

夜行観覧車 (双葉文庫)
あらすじ・内容
父親が被害者で母親が加害者--。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

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夜行観覧車の感想・レビュー(7724)

Kaz
高級住宅地で発生した家庭内殺人事件。その家庭と、取り巻く周囲の人間模様に、読み進めるうちつれて救いようのない気持ちになっていく。ハッピーエンドは期待していなかったが、「これならアリ」な結末だったかな。 そこで出てくる犯人の長女のセリフに著者の家族観が出ているし、それには賛同できるかな。 「許す、なんて、親やきょうだいで使う言葉じゃないよ。家族で誰が悪いのか責め合うことなんてしたくない」
★1 - コメント(0) - 3月24日

好意が持てない登場人物たち。家族のことはその家族が一番良くわかっているようで分かっていないのかもしれないと思いました。湊さん作品にある、どんでん返しがなかったのが逆に印象に残りました。
★13 - コメント(0) - 3月22日

これまで読んできた湊作品は圧倒的な悪意と衝撃的な展開といつまでも残る後味の悪さがありましたが、本作はそれらのどの要素も非常にマイルドでした。ラストもハッピーエンドではないのですが想像以上に救いのあるものでした。ただこの救いがかなり強引で、あんなに拗れていた遠藤家が家族三人の未来を描いたり、ひばりヶ丘に執着するあまり高橋家に嫌がらせをした小島さと子が高橋家の子供たちの保護者役を引き受けたり、普通するか?ともやもやしました。どうくる、どうくると期待しながら読んだだけに、ちょっぴり拍子抜けしてしまいました。
★19 - コメント(0) - 3月19日

『家庭内のことは、そこの家庭にしかわからない』と言ったさと子の言葉に納得。高橋家の子ども達の会見にも納得。 遠藤家の現状にしんどかったけれど、お節介さと子の息子夫婦とのやり取りが気分転換になった(^-^)
★14 - コメント(0) - 3月8日

ドラマはみてないけど原作は気になってたので読みました。もっと最後は暗い感じになるのかなと思ってたけど、意外とハッピーエンドな感じで終わって、ビックリした!家族ってどんなことがあっても家族なんだなーとか思った。最後が気になっての一気読み、少し避けてた湊作品、これから追いかけることになりそうです★★★
★50 - コメント(0) - 3月8日

世間の汚い部分、人の汚い部分がふんだんに盛り込まれた作品だった。後味が爽やかでないのがこの作家さんの持ち味なのかもしれない…
★10 - コメント(0) - 3月6日

読まないけど買っておくだけの作家さんだが、なんとなくぱらぱらと読んだ。相変わらず悪意に満ちた文体のため、胃もたれしてくるのだが、母親がそうなったきっかけは、切ない。嫌なやつばかりだと思いきや、ある人物が、この人からはこう見えて、この人からはこう見える、という価値観や立ち位置の違いからの見え方が、面白かったように思う。思っていたよりライトだった。
★10 - コメント(0) - 3月2日

再読。
- コメント(0) - 2月27日

ハッピーエンドなわけですね。口に泥を入れられた彩香ちゃんがすぐに母親を許してしまっているところが少し理解できない。あとマーくんの素性をもう少し知りたいと思いました。
★10 - コメント(0) - 2月27日

初湊かなえ作品読了。読んだ後モヤっとする作品だった。高橋家はその後どうなったのか。遠藤家の家庭は仲良く暮らしていくのか。純子は何故夫を殺したのか。最後まで読んでも納得できなかった。思春期といっても彩花の癇癪や親への態度は、読んでいて胸糞悪いものだった。難しいわけでもなく、スラスラと読める作品だった。
- コメント(0) - 2月25日

Yuu
湊かなえ作品にある驚きのラストや真相というのが感じられないけれど、真綿で首を絞められるようなジワジワとくるイヤミス感がある作品でした。家族のことは他人から見ても虚構か真実かわからないし、うわべだけで判断していた人物像が実は違ったり、フィクションではあるものの現実を想像させる描写も多かったです。
★4 - コメント(0) - 2月21日

死人に口なし。 父親もなぜ殺されたのかわかってないと思う。 それぞれ家族を思いやっているようで、実は自分だけのエゴや思い込みで家族を追い込んでいる事に気づいていない、現実にも多々ある生々しい話で、ドヨーンとした気持ちのまま読み終えた。 歩美と弘樹がちょっと救い。
★12 - コメント(0) - 2月21日

高級住宅街ひばりヶ丘で起きた殺人事件。父親を殺したのは母親なのか…。ドラマを先に見たのでいつも以上にサクサク読めた。家庭内に被害者と加害者がいるのは確かに複雑。長男、長女、次男でそれぞれ両親に対する考え方が違うのだから赤の他人からはもっと別物に見えるだろう。事件の真相も最後のオチもある意味納得。実際もそうやって事件が歪められるのだろうか。2013年連続ドラマ化。
★18 - コメント(0) - 2月21日

終わり方がスッキリしない。 遠藤彩香の性格がとにかく腹立つ(笑)
★7 - コメント(0) - 2月19日

高級住宅地で起きた殺人事件が、三家族の視点から明らかになっていく。読みやすくて2時間ちょっとで読了。自分さえ良ければいい自己中心性と他者への無関心ばかりで、登場人物の誰にも共感できない。はっきり言って好きじゃないほうの湊作品だが、湊さんにしてはラストが物足りなくて不完全燃焼。全ての人が嫌なキャラ全開で、どうにも後味悪いまま終わるのが湊さんのイヤミス。嫌いなのにそれを期待してしまうのは、作者の思惑にまんまとハマってしまっているからだろうか。
★105 - コメント(3) - 2月16日

家族の理想の形ってなんだろう。普通の形がいいって思うけど、それぞれの家族にはそれぞれの悩みがあって、苦しみも嫉妬も違うんだろうなぁ。理想を求めてみたとき、自分のことを振り返ると、こんなはずじゃないって否定したくなる。だけど、それを全部ひっくるめて家族。正の感情も負の感情も全部受け入れてもやはり最後に残るものが、家族という形なのかもしれない。 非現実的な物語のように見えて、個々のキャラがとても共感できます。読むのが遅い私が1日で読み終わりました(笑)
★25 - コメント(0) - 2月12日

重苦しいですが、後半はサクサク読めました。なんかいろいろと人間のドロドロを考えさせられた本でした。ちょっと重かったので…次は恋愛系を読もう‼
★13 - コメント(0) - 2月10日

ひとつの出来事を別の人間から見ていくと全く違って見えるというのは実におもしろい。夫と妻、上司と部下、男とその不倫相手、など。この作品は、殺人事件を、容疑者の息子と娘、向かいの家の娘とその両親、その隣のおせっかいなおばさんの視点で描かれていく。3つの家庭に共通していることは、親子関係がうまくいっていないこと。親子喧嘩とはもはや言えない、親子のバトルが繰り広げられるが、読みにくさはなく、一気に読んでしまった。解決も真相もそれが事実とは思えない結末だが、それでも読後感はよかった。
★27 - コメント(2) - 2月5日

告白や少女のような最後にダークサイドを見せてくれると予想しつつ読んだが違った。静かだが人の心の濃厚で繊細な関わり合いを描いている。家族。うん、考えさせられる。
★12 - コメント(0) - 2月5日

三つの家族の話から少しずつ事実が明らかになり、どんどんはまり、とまらなくなる。最初は登場人物みんなイヤな感じ全開だったが、最後はいい感じで終わったので、いつもの湊さんほど後味は悪くなかった。子育て、人間関係の構築、言葉選び、捉え方が人それぞれだから難しい。
★28 - コメント(0) - 2月2日

結局真実が何なのかはわからなかった どの登場人物も内なるものがあって 一番まともなのは慎司だと思う タイトルは後々でてくるものと関連しているのだろうけど 最終的な意味はわからなかった とにかく勢いで読めた 最近湊かなえ作品に惹かれてどんどん読み進めているが さすがドラマ化しただけあって面白い 誰がどの役とか全然知らないけど 物凄く人間味あふれる人物ばかりだから気になる
★11 - コメント(0) - 1月30日

死んだお父さんが可哀想すぎる。ひろきくんいい奴すぎる!!
★7 - コメント(0) - 1月30日

家庭内暴力と家庭内殺人という最悪な家族関係をテーマにしてるにもかかわらず、血縁の有無さえ関係なく家族の力を信じたくなるお話でした。
★13 - コメント(0) - 1月25日

どうなることかと思ってたら、なんとハートフルな。。。ちょっと気が弱い優しい人達ばかり出てきてた感じ。
★9 - コメント(0) - 1月25日

読んでみてドラマがどうだったのか気になりました。
★15 - コメント(0) - 1月22日

著者の作品は、女性の視点でのプライドや卑しい心の表現がとてもリアルである。 同じ女性としてはそこまで下品なほど出して欲しくはないものの、共感できるものがある。 はたからみて素敵であっても、プライドのみで形成されている家族。 身の丈に合わない高級住宅街に住む家族。 孤独すぎる老女。 それぞれの女性の孤独さが伝わってきた。
★14 - コメント(0) - 1月20日

医者の父親と美しい母、三人の子供と豪邸。完璧とも言える理想的な家庭内で殺人事件が起こる。その事件の真相を、当の高橋家、向かいの遠藤家、近所の小島家の3視点から導き出している。それぞれの抱く思いがどろどろ交錯し、その人間模様が面白い。事件の真相自体はひどくあっさりしている。この作品は、事件の真相を解き明かすことよりも、その人間の心理を描き出すことに重きを置いているように感じる。特に遠藤家母が、娘が獣にしか見えず、娘の口に土を押し込む場面が印象的だった。最後まで読むと、小島さと子が一番まともな感じがした。
★10 - コメント(0) - 1月19日

さすが湊さん、すごく面白かった。なんで夜行観覧車っていう題名なんだろ?って思ってたけど最後の二行でなんとなく分かった。真弓が彩花を殺しそうになっちゃう時の描写が怖い怖い。
★11 - コメント(0) - 1月8日

一気読み。母を大切にしようと思った。
★9 - コメント(0) - 1月4日

長男にだけ、夜食にレトルト食品を食べさせていたのが何となく頭に残った。 主人公家族が小市民でそれもまた面白い。きっと変わらなく生きていくんだろうなぁ。
★1 - コメント(0) - 1月1日

すべてが何も解決されてない感じが気持ち悪い。それが湊かなえの世界と言われればそれまでだけど、「告白」の最後のすべてを吹っ飛ばす感じを期待していたので拍子抜けしたかな。野次馬は週刊誌やワイドショーで知り得た「事実を」さも見て来たように話すけど、それで社会のコミュニティが成り立っているので真実は興味ないんだなーと最後の記事で感じた。
★17 - コメント(0) - 2016年12月27日

高級住宅地で起こった殺人事件。その前後、数日間の出来事が事件の当事者高橋家、向かいの遠藤家、その隣の小島さと子の時間軸で描かれている。事件が起こってから、表面には出さないが、誰もが持っているそれぞれの心の闇を嫌というほど見せつけられる。極端な描かれ方だが、どこの家庭にも何かのきっかけで殺人事件にまで進んでしまう危うさがあるのかも知れない。最後は被害者が悪いということになっていて、モヤモヤとした終わり方。でもそれは遺された子供たちが生きていくために選んだ結論だと考えたら、前向きの終わり方なのかな?
★37 - コメント(2) - 2016年12月27日

いじめ自殺や犯罪などで、他人から見ると「そんな些細なことで」と思う動機がある。だが、渦中にいる者には、積もり積もって表面張力でプルプルしている液面に最後の一雫が落ちた瞬間だったりする。犯罪加害者家族であり被害者家族となった子供たちがとった最後の判断が切ない。
★16 - コメント(0) - 2016年12月25日

一人一人の心理描写が素晴らしい。真弓が彩花の口に土を入れる場面が特に印象に残った。殺人とは意外と誰にでも起こす可能性があるのかもしれない。 
★15 - コメント(0) - 2016年12月22日

話の展開が気になって、どんどん読めた~!
★11 - コメント(1) - 2016年12月19日

図書館。 高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。
★23 - コメント(0) - 2016年12月18日

登場人物それぞれが、どこにでもいる、といったら語弊がありそうですが、たぶん普通の人間、その家族、まわりの人びと、という描写がされていました。この先、彼らはいったいどう生きていくのか、その道が希望に満ちていればいいな、と願いたくなる作品でした。
★22 - コメント(0) - 2016年12月18日

図書館で借りました。 ダレる事なく一気に読みました。 最後の記事は?アレって感じだったけど、他者様のレビューを読み納得。 近所のウルサ方のおばさんすらも、ラストの落ち着き具合に成る程ねと。 やり方間違えてだけど、「良い意味のプライドの高さ」が出てて、イヤミがなかったのが良かったです。
★15 - コメント(0) - 2016年12月18日

吐き気がする。 どこにでもあるような家庭、近所を題材としているため、明日我が家に起こるのではないかと不安で仕方ない(笑) 些細な口論で殺人。うちの親に限って…などとリアルで想像するも、スイッチが入る場所なんて人それぞれ。 明日、お父様が生きてることを願い、子どもがうまれたら、中学受験をさせないと誓った今日この頃。(笑)
★19 - コメント(0) - 2016年12月6日

高級住宅街の閉鎖された地域 ,殺人事件の当事者と周りを取り巻く様々な人間模様。救いは近所の人による嫌がらせのビラ剥がし。だけど事件の真相は?
★14 - コメント(0) - 2016年12月5日

夜行観覧車の 評価:40 感想・レビュー:1764
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