誰かが足りない (双葉文庫)

誰かが足りない (双葉文庫)
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誰かが足りないはこんな本です

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誰かが足りないの感想・レビュー(745)

人生に起こり得る喪失と充足、失敗と成功。例えば、就職失敗、認知症と家族、幼馴染との関係、引き籠りの打破、妄想とリアルな恋愛、予兆臭覚の有効活用、これらを経験する人々が各短編の主人公となっている。「誰かが足りない」とは、人が経験上の知り得る空白や喪失を示しているのかもしれない。現実はいつも予想を少しはみ出しているものだから、それらを乗り越えた時、一つのご褒美としてレストラン「ハライ」を予約し食事を楽しむことができるのかもしれない。タイトルから推理小説かと思っていたが広く哲学的で、予想外にはみ出していた(笑)
★45 - コメント(0) - 2月18日

とてもサラリと読める。ちょっといい話といった感じだが、誰かが足りないからなのか、何かがちょっと足りない感じがする。ちょっと薄口過ぎるように思うけど。
★8 - コメント(0) - 2月17日

宮下奈都さんの作品、初読でした。淡々としている文章のようで、それがうつくしい。どれも心に響くお話でした。また読みたいです。
★1 - コメント(0) - 2月12日

6つの静かなストーリー。レストランに予約を入れる理由もまた様々というところ。結末もはっきりとしないのだが、おかげで良い方向に印象が残った。
★9 - コメント(0) - 2月12日

3 10月末日18時に美味しそうな匂いを漂わせるレストラン「ハライ」に予約した人達の事情物語。いきさつはあるものの、果たして全員がレストランに現れたかははっきりしてないのでちょっと謎めいている。私の中に誰かが足りない、予約に誰かが足りない…個人的にはちょっと物足りなかったけど、認知症のお婆さんの物語が印象的だった。
★14 - コメント(0) - 2月12日

どのお話も少しづつ切なくて、余韻を残す終わり方も結構好みです。全てのお話がP181以降、ハライという場所で繋がり、綺麗に締めくくられます。綺麗過ぎの感も否めませんが…読後感はいいです。さらさらと読めてしまう割には、印象に残るお話でした。物語のラストはハッピーエンドと信じて本を閉じるのがいいかな?と思いました。
★68 - コメント(0) - 2月10日

☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2月8日

10月31日午後6時に、美味しいと評判のレストラン「ハライ」に予約した6組の客たちが店を予約するまでのお話。認知症の女性の話は胸が痛い。私も母に「晩御飯は何を食べたの?」と聞いてしまうから…。どの話にも横たわる淋しさを感じるが、それでいて静かな温かさに満ちている。絶望は死に至る病、ただの失敗は病じゃないから笑っていいのだ。そっと肩を抱いてくれるような作品だった。
★58 - コメント(0) - 2月7日

最高に美味しいと評判のレストラン「ハライ」。ハライに集まることになる様々な事情を抱えた人々。どの予約の人びとも味があった。
★11 - コメント(2) - 2月5日

きっと、これでもいい。
★3 - コメント(0) - 2月4日

淋しい感じがとても良かった。 認知症のおばあちゃんの話と、失敗のにおいが分かる女の子の話の終わり方が好き。
★6 - コメント(0) - 1月31日

レストラン『ハライ』。ホルストの曲が流れる店内には6組のお客様。それぞれ誰かが足りない…。お客様には1人ひとり違った人生のストーリーがある。来店する理由も人それぞれ。哀しみや苦しみ、孤独、喜び。その全てを優しく見守り温かく迎えるハライ。大切な人と食事をし「美味しいね」と微笑み合える場所。その未来を夢見る場所。いつまでも色褪せる事のない「美味しい」記憶が刻まれる場所。頁数も少なく淡々と読んでいたつもりが、気付けば肩の力が抜け心が満たされていた。言葉の一つ一つがとても優しい作品。私も大切な人と訪れてみたい。
★24 - コメント(0) - 1月31日

ある日ある時間にあるレストランを予約した人たちの予約に至る短編集。どの話にも味わいの違う心を打つ描写がある。ビデオのレンズを通してしか世界と向き合えない男性の話は、直接心理描写のない妹の描きかたに。認知症気味の女性の話は、病状を知るために問われる最近のニュースの質問が嫌だという描写に。失敗の匂いがわかる女性の話は、救われたことに本人が気づけなかったという描写に。読み手によって違う点にはっとするのでは。
★8 - コメント(0) - 1月29日

ハライ、というなかなか予約の取れないレストランの話かと思いきや、予約に至るまでのいろいろな短編集という感じ。 心温まる話。何かが足らない?人たちの物語だけど読み手に未来を委ねている感じは好き、嫌いが分かれる所かも。
★4 - コメント(0) - 1月28日

とびきり美味しいものを、大切な人と共有できるのはとても幸せ。そしてとびきり美味しいものは、大切な人と共有したい。
★5 - コメント(0) - 1月24日

パンチが足りない。疲れたときに読むと良いかも
★5 - コメント(0) - 1月21日

いろんな足りないものを抱えた人々が、前向きになり向かうのは!美味しい料理と共に、どのような未来が待ってるのだろうか
★9 - コメント(0) - 1月18日

PPP
★★★★☆:就職に失敗して恋人に捨てられた男一名、連れ添った夫を亡くして痴呆を心配される母一名、ビデオを通じてしか会話の出来ない引きこもりの兄一名、、など。 駅前広場に面した煉瓦造りの小さなレストラン『ハライ』に、十月末日 午後六時に予約を入れ訪れる人たちの物語。 大切な人と美味しい料理を食べる瞬間の幸せのために、一日頑張って、また一日頑張って…。美味しい料理=しあわせの源!
★19 - コメント(0) - 1月15日

10月31日夜6時、ハライというレストランに来店するまでの6人のそれぞれの葛藤や決断が書かれています。全体的に暗く湿った話が多いですが、読後感は不思議と爽やかです。個人的には、予約6の失敗の匂いをかぎとってしまう主人公の話が好きでした。 「誰か」が足りないといった孤独を抱えながら皆生きているけれども、その誰かといつか出会えることを夢見て頑張るのも悪くないから、寂しさと向き合って生きていこう…そんな風に前向きに考えられるお話でした。
★11 - コメント(0) - 1月9日

Y
★2 - コメント(0) - 1月7日

それぞれに足りないものを抱え見つけようとしながらレストラン「ハライ」に向かおうとする6組の人たちの物語です。 かけがえのない人と美味しいものを食べながら足りないものが見つけられたらいい。
★1 - コメント(0) - 1月4日

★★★☆☆
- コメント(0) - 1月1日

ちょっと寂しくて湿った話が多かったけど、オムレツの二人がさわやかでいい未来の予感がしてきて良かった。
★15 - コメント(0) - 2016年12月29日

タイトルを見て宮下さんが本格推理を書いたのかと思ったが、やっぱり違った。本作のモチーフはレストラン「ハライ」。アクセントはホルストの組曲「惑星」。読み始めて、出版は本作が先だが、雰囲気は古内一絵の「マカン・マラン」に似ているような気がした。足りない誰かは、人の心の中にある事が描かれていて、そこの寂しさが心をくすぐる。最後は宮下さん特有の幸福感に満たされて、短い物語ながら堪能したところで、おしまい。
★69 - コメント(0) - 2016年12月17日

気になってた作家さん。タイトル通り、足りない感が続く。評判のレストランが中心となるところは良いが、ラストが個人的にはスッキリせず、伏線の回収不足に感じた。雰囲気や登場人物は魅力的なのは良かったが。それぞれのエピソードの続きが気になる。
★7 - コメント(0) - 2016年12月16日

題名通りさびしい本かなという感じで流れていたけど、最後に希望が見えた。いい本です。
★38 - コメント(0) - 2016年12月13日

とにかく美味しそうなレストラン「ハライ」。そこへ訪れるお客さん、それぞれのお話。 それぞれのお話が、かなり「あっさり味」だったので、最終章はもう少しガツンと濃い味で仕上げて欲しかったなぁ。こういうラストなら、デザートというよりもラストがメインな気がするから。
★6 - コメント(0) - 2016年12月11日

それぞれの予約が、1つにつながっていく。レストラン・ハライのとある1日をターゲット?にしているが、その過程を味わえる。つくづく過程って大事だな、と思う。著者はその過程を大切に、それぞれの人物を丁寧に表現している。読後に余韻が残り、心地よかった。
★5 - コメント(0) - 2016年12月11日

話題の作家さんだけど、初めて読んだ。うん、いい!好きな作家さんの一人になりそうな予感。
★6 - コメント(0) - 2016年12月10日

ハライというレストランを予約した人たち。予約した理由や相手は様々。思ったよりもどんよりと重かったけど、きっとハライが何かのきっかけになるんだろうな。幸せの形も価値観も色々。
★25 - コメント(0) - 2016年12月5日

足りないのは「誰か」なんだろうか?という問いが全編通して頭の中をぐるぐるしていた。読み終わって「誰かが足りない」から何かが欠落してしまった人たちの物語だったのかな、と思った。なかなかにヘビーな状況を淡々とした筆致で描いているのでそれが返って心をギュッと締め付けて、希望を感じるラストが用意されているのにあまり晴れ晴れとした気分になれない話もあったな。同じ経験をしたわけじゃないけど行き詰まったり前に進めなくなったことは私にもあるからかな。予約5のブッフェレストランのコックさんと美人のお客さんの話が好きだった。
★19 - コメント(0) - 2016年12月5日

「羊と鋼の森」の作者さんの本を読んでみたくて手にとった。6人が誰かと行きたかったあるいは行くことにした美味しいと評判のお店ハライ。それぞれが痛みや孤独を抱えているが、ハライに予約を入れることで一歩進み出すことで光がさす。どの話にも暖かな視線が感じられるのは「羊と…」と同じ。誰かと一緒に食事するってやっぱり素敵なことだなぁ。
★23 - コメント(0) - 2016年12月1日

ハライという人気洋食店に10月末日予約を入れた6組の人達の前日談(?)。ハライで共にテーブルを囲むはずだった彼女、ご主人、家族etc.誰かが足りない。こんな筈じゃなかった。という人もあれば、気持ちの中で欠けていたピースを見つけ、共にテーブルを囲む予定の人も。どれもあまり明るい話ではないけれど、躓いても、失敗しても、誰かと美味しいものを食べる約束ができるというのは、やり直せる証なのかな。と思いました。レストランが主役のようで、その場面がほとんど出てこない不思議な短編集。
★19 - コメント(0) - 2016年11月24日

誰かが足りない。空席には誰がやってくるんだろうと歌ったのは誰だったっけ?ハイローズか?誰かのための空席、誰かを待つ気持ち、満たされる日を待つ。それは確かに幸せかも。
★18 - コメント(0) - 2016年11月23日

そこに希望があれば人は何度でも立ち上がれる^_^
★3 - コメント(0) - 2016年11月21日

全ての話が、あるレストランへと続くけど、続編はあるのかなぁ。面白かったけどね。
★2 - コメント(0) - 2016年11月20日

思っていたより、本が薄くて驚いたが、其処には、しっかりと、美味しいと評判のハライのお店を同じ日に予約した6人の物語が詰まっていた。それぞれ、人生に行き詰まりを感じていた人達だけど、ハライのお店に行くと決めた事で一歩前進。明るい兆しが感じられて、爽やかな読了感でした。
★45 - コメント(0) - 2016年11月18日

最近よく目にするお名前なので、読んでみた。 個性的ではないけれど、サラッとした文体で万人受けしそう。 もうちょっと毒があるほうが好みだけど。 うつっぽい人や、ひきこもり、認知症など、花道から落っこちた人が励まされる薬みたいな作品でした。 
★21 - コメント(0) - 2016年11月17日

宮下さんの本にしてはやや暗い内容のものが多い短編集ですが、やっぱり面白かったです!
★6 - コメント(0) - 2016年11月17日

どの話も心温まるお話だった。何気なく手にしたけど、超あたり本。特に4と6が好き。「いい子でいたいんだろう、人に嫌われたくなくて、抱えられそうなものは全部自分で抱えてしまう」「失敗自体は病じゃないんだ。絶望さえしなければいいんだ」宮下さんの本もっと読みたい(^^)
★12 - コメント(0) - 2016年11月16日

誰かが足りないの 評価:86 感想・レビュー:283
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