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今日もいい天気 原発事故編 (アクションコミックス)

感想・レビュー
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ぶんぶん
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【再々読】「田舎暮らし編」から、「原発事故編」を読む。 ほのぼのとした田舎暮らしから、突然の地震、原発の事故、否応なく生活が変わる。 埼玉に、仕事場があるから一時的に避難は出来る、しかし、長期的に考えると「家」は必要だ。 「コタ」もいるからペットOKの家が、避難生活を送る山本家、福島の生活も考えなくてはいけない。 そして、原発の事を考え始める。 コロナで政府発表を鵜呑みにしていいのか、福島原発の二の舞いになるのでは・・・パニックを避けるためには嘘のマスコミ発表もあるのでは。 あの時の首相答弁が甦る・・・
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剛腕伝説
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著者の平和な田舎暮しは福島原発事故によって打ち砕かれる。 広範囲に飛び散る放射能、遅々として進まない除染作業、故郷を追われた住民。 苦しむ県民をよそに、嘘を重ねる政府(間内閣、野田内閣)、東電、利権に群がる政事屋達。 マスコミも政府発表の嘘を垂れ流すだけ。 事故直後人体に影響を及ぼさないレベルと政府発表したが、実際はレベルセブンの事故。これは世界でもチェルノブイリと福島だけ。 この国に正義はないのか。 多分、政府は忘れやすい国民を馬鹿にしているのだろう。 我々はこの原発事故を決して忘れてはいけない。
剛腕伝説

本当に地震大国に原発は危険すぎますね。でも原発があることで、いつでも各爆弾が作れる状況にしておく日本の国策だと聞きました。そんな国策を先ず国民は問題にすべきですね、

08/12 23:07
miaou_u

先日、戦時中の日本の原子力研究者に纏わる番組を観ておりましたが、研究者はただあくまで科学を学問的に追求したい一心で取り組み、その結果が善に使われる可能性もある一方で利用される危険も孕んでいる。世界に蔓延る膨大な数の核爆弾のうち、唯一の原爆の被爆国である日本だからこそ、核保有国に対して世界に向けてエネルギー問題も含めた発信をしていかなくてはいけませんね。それはひいては日本国民のためにもなることなのですから。

08/12 23:40
5件のコメントを全て見る
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ブックラバー
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最近はコロナのことで頭がいっぱいだけど、福島のことも忘れてはいけない!と思い知らされた一冊です。
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kentaro mori
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●「今・・・町を占領してるのは雑草たちだ/あんたらが人間を追い出し雑草の王国にしたんだ/(中略)/防げたかもしれない悲劇が何度も繰り返されてきた/そしてそのたびになぜか俺たちは忘れてしまうのだ/その人たちが死んでも忘れる 病に苦しんでいても忘れる/血を流していても忘れる/俺たちは忘れ続ける 見ないようにする/今も忘れるという悪魔を退治できないでいる/(中略)/忘れるな忘れるな今度こそ忘れるな」
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シーナ@食べ物漫画好き
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家の除染作業する作者の怒りと虚しさが伝わります。レポート漫画の為に取材しに行ったわけで無く作者も被害者、東電に電話する所とか乱暴なクレーマーのセリフみたいだけど…怒らずにはいられないよねぇ、なんて事をしてくれたんだと…
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紺色の風書
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あらためて事故の深刻さを押さえ込み、安全神話を守ろうとする国や電力会社の姿勢に、あきれ思い出すと共に、住民が思いが伝わる。原発事故がなければ、当時救助できただろう人々、汚染で戻れない現実に自ら亡くなる人もいる。風評被害にも遭いながらも稲作の再生に取り組む姿など分かりやすかった。漫画は、描画のスタイルの好みがかなり影響するけど、比較的読み易かった。
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ぶんぶん
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【再読】 原発編を読む。 やっぱり悲惨さに胸が痛む、いい加減な情報を流した「東電」「政府」に怒りが込み上げてくる。 あれから15年、未だに避難生活を送られている方たちがいる。 脱出してきた子供がいじめを受ける。 この国はどうなっているんだろう、オリンピックで浮かれてる場合か。 最初に読んだ時「福島に春を」と結んだ、春はまだまだ遠い。 再度「地震」と「原発」の怖さを認識した。 もう一度、防災意識と政府のいい加減さを肝に銘じるべきだと思った。 第一巻の「ほのぼの感」が懐かしい気分だ・・・
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絵具巻
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文京区立根津図書館で借りました。
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たぬき
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ネタバレ東電の原発事故に対しての国民の声とも言える1冊。考えれば考えるほど、政府や東電の言うことを信じられなくなる。事故の被害者たちが自分達で何とかするしかないという情況なのがおかしい。偉い人たちは一体何してんの?バカなの?私たちは何があっても忘れることだけはしてはいけない。
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まつじん
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忘れてはいけない内容がここにも!
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ぶんぶん
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ほのぼのした「田舎暮らし編」から一変、原発事故のため埼玉に避難する。 謂れなき避難の状況、どこに責任があるのか… 実際に経験しないと判らない事が多い。 しかし、経験する事で描けない事もあっただろうな。 毎日が放射能との戦い、どう暮らしていけば良いのだろう。 山本氏は漫画家だから、怒り、悲しみ、やるせなさを、表現できる、しかし、それすらも表す事も出来ず黙って暮らしている人も沢山いるんだろうな。 まだまだ復興は終わらず、原発事故は消えない。 早く福島に春が来ることを祈る。
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woods
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【福島・原発・漫画】福島に関する著作を調べていた時に、ふと手にとった。「しんぶん赤旗」に、2012年に1年間連載された、山本おさむさん(福島県天栄村)の作品。 自ら体験した除染、米作り農家の苦悩、福島との往復生活の疲労などなど、震災から1年の思いが込められている。漫画ではなく、“本”だと思う(よって、読書として登録する)。 いわゆる社会派の作家だと思う。自ら情報を集めたものを基に意見を述べるという意味において、そこいらの運動家とは異なり、説得力もある。“取材が大事”とはこういうこと…と、あらためて感じる。
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Mao
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「水俣病もスモンも薬害エイズも…防げたかもしれない悲劇が何度も繰り返されてきた。そしてそのたびになぜか俺たちは忘れてしまうのだ。俺たちは忘れ続ける。見ないようにする。。。。忘れるな忘れるな 今度こそ忘れるな」 福島で原発の被害に遭った著者が描く現実。
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Mc6ρ助
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『福島県岩瀬郡天栄村/(2012年)12月10日/文科省の空間線量測定値/我が家に一番近い地点/毎時0.35マイクロシーベルト/風は冷たい冬の風/天栄村は/今日もいい天気』(p305)ハッピーエンドじゃなかったけどね。
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みーなんきー
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聾唖者のマンガで知った山本おさむさん。この本は福島移住の第二弾だったそう。実際に福島に移住し震災を経験し、その後の東電や国の対応について、怒り、行動しこの作品を描いた。前の本でも感じた事だが山本氏は社会派の活動家でもある。だからこそ漫画が訴える力を持っている。原発の後処理については責任者不在の状態で、本当におかしなことになっている。
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Rieko Ito
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感情を爆発させて怒ったり悲しんだり、冷静に科学的に調べたり、揺れ動く気持ちに当事者ならではのリアリティーがある。『赤旗』紙連載ということで敬遠している方にも勧められるいい内容。ただスタイルが古く、漫画としてはあまり面白くないところが残念。
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akiz
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震災時から二年の間、感情と心情のおもむくままに描かれたマンガルポ。 その時々の作者の方の気持ちが素直に伝わってくる。 今まで何冊かの震災のレポを読んできたけど、この本を筆頭に「さんてつ」とかマンガの方に(文章本でも「6枚の壁新聞」とか良い物はもちろんあります)すぐれたレポが多い気がした。
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桃色熊軍曹
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で?だから福島県民は許されるのか?ふざけるな!これだけ世界中を汚しておいて!確かに東電は悪い!自由金券屋党も悪い!官僚も!学者も悪い!だが引き受けたのは福島県民だろ!作中に書いてあった『出稼ぎが無くなりました』そうさ!アンタらは『安全』を『金』で売り飛ばしたのさ!その結果、世界中に迷惑を掛けている!流浪の民になって当然だね!私は高知県東洋町の出身!東洋町は金より安全と自然を選んだ!その結果、私は地元に仕事は無いので東京に出てきている!帰りたいよ!自然の中に帰りたいけど原発を受け入れるよりずっとマシさ!
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FGN.G
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福島埼玉往復強行生活を強いられて、あのころの国や電力会社の対応は確かにキレないほうがおかしい。
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a_yokota
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埼玉で執筆し、福島の家でリフレッシュする生活だった山本さん。震災、原発事故後の自主避難や自宅の除染作業の苦労、身近な福島の人々の苦悩が綴られる。東電や国家には強い怒りを示しつつ、福島の人々の努力に敬意を払うという姿勢に共感する。『そばもん』で描かれた、冷静に数値を観察しつつ、最後は福島の人々の「安全なものを提供するための真摯な努力」に敬意を表して、それを信じるという姿勢は、山本さん自身の実体験から生み出されたものなんだな。
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竹内英明さん(元兵庫県議)さようなら・寺
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前巻『田舎暮らし編』から3年後である(前巻に出ていた爺ちゃんと婆ちゃんは亡くなっている)。著者・山本おさむが居を構えていたのは福島県福里村(岩瀬郡天栄村)。やって来たあの東日本大震災。そして原発事故。その地獄は私の知らない事ばかりであった。知らない事は恥ずかしい。読んでよかった。知らないままでいなくてよかった。放射能の恐怖に立ち向かう天栄村の農家の人達が素晴らしい。登場する天栄米栽培研究会事務局長で村役場職員のYさん。この人は本当に偉人だ。不屈の人だ。そして山本おさむの怒りを全面的に支持します。
みーなんきー

寺さん、オメデトさんです。田舎暮らし編、もう読まれたんですね。それにしても、山本おさむさんってのはすごい人ですね。応援したいです。

01/01 23:14
竹内英明さん(元兵庫県議)さようなら・寺

みーなんきーさん(^O^)/明けましておめでとうございます。田舎暮らし編のあののどかさを潰した原発。許し難いです。山本おさむさんの漫画、読破まではしていませんが、どれも偉業ですよね。

01/01 23:22
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わたなべ
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作者の原発事故に対する静かな怒りが伝わって来る作品です。
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かっぱ
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49話「雑草の王国」に描かれた大熊町の風景がすべての悲しみを表している。
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ぐうぐう
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福島第一原発事故を扱った漫画はたくさんあるが、山本おさむの『今日もいい天気 原発事故編』は、被災地以外の場所に住む読者に、当時の、そして現在の福島とそこに住む人々の状況を一番リアルに伝えている作品かもしれない。それは、山本自身が福島在住であることが大きい。山本は、政府および東電の声明や対応に激しい怒りを覚え、放射線に怯えつつも、正しい情報と知識を求めていく過程をユーモアを交えて描いていく。と同時に、風評と戦いながら、懸命な除染により安全な作物を育てる農家の人々の姿も紹介する。(つづく)
ぐうぐう

「県民の大半は避難することなくここで暮らしている しかし彼らは放射能に無知なわけではない その危険に目をつむっているのでもない あきらめて原発を容認しているのでももちろんない 除染し食べ物を計測し危険を減じながら故郷を復興しようとしている 避難を強制された人々 自主避難した人々 とどまって復興しようとする人々 一見ばらばらに見えるけれど すべて福島を生きる人間のぎりぎりの営みなのだと僕は思う」。(つづく)

06/08 00:17
ぐうぐう

福島という場所を乱暴に一括りにし、科学的根拠もなく「危険だからそこに住むな」と言い放つどこかの漫画とはまるで違う。誠実な憤りと、誠実な戦いと、誠実な福島への愛が込められた、これは漫画だ。

06/08 00:17
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みなみ
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新聞で紹介されていたのを見て読みました。原発事故当時のテレビの状況が思い出されます。安全と不信の間で信じたいものを信じようとすることを含め、揺れ動く著者の気持ちが映し出されて、とても心に迫る内容でした。
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G3
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忘れちゃいけないし、忘れた振りするのもいけないと思う。その為にこの一冊
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nokonokoi
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怒りと葛藤。山本さんらしく明るく優しく描いているけれど、虚しく悲しくつらい。そして、離れた地に住み、何もできずに今まで生きてきた私…。感想など言えない…。今まで読んだ(少ないけれど)原発関係の本の中で、一番わかりやすく、人に近い内容。
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ルナうさぎ
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あの頃はホントに政府や専門家などがいい加減なこと言ってくれたよね。未だにその不信感はぬぐえていない。キチンと対処してくれれば、風評被害なんてなかったかもしれないのに…。 そして東電!「無主物」のことを初めて知った。
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みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
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福島県天栄村で田舎暮らしをしていた漫画家である著者が、突然の原発事故に翻弄される日々を綴ったコミックエッセイ。見えない放射能に不安を募らせ、事故を起こしてなお責任逃れを図る東電に怒り、そして、早々に福島から脱出したことへの罪悪感に心を痛めるといったいろんな感情に揺れる著者の姿が飾らずに描かれており、それゆえにそのやり場のない心情が痛いほどに迫ってくる。事故の記憶が遠くなりつつある今、ぜひとも多くの人の手に渡ってほしい一冊。著者がハッピーエンドで締めくくれる続編を描くことのできる日が来るのを願ってやまない。
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ハンギ
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職場は埼玉、家は福島県天栄村で生活をしているマンガ家のルポ。赤旗日曜版に連載されていたみたい。突然の原発事故で、生活が一変。家を埼玉に借りたり、奥さんや犬を避難させたり、また自分で除染しようと奮闘したりする。東電や政府への苛立ちもうまく整理されていて、なおかつ力を失っていない。今避難生活をしている人たちにとっても、必要なマンガだと思う。実際に体験している人の声は重いなと思った。ただ、福島県内でも被害の重さに差があるようにも感じる。最後の方にも大熊町が出てくるが、その有様に作者も呆然としている。
ハンギ

その他にも天栄村でセシウムなしの米を作ろうと奮闘している人たちの話も漫画化されていて良かった。NHKの放送にもなったやつ。その時の様子とかリアルなので、作者も一緒に取材されたのかな?

09/27 21:38
ハンギ

しかし赤旗はこの漫画を打ち切ったのは良くないと思うなあ。。

09/27 21:39
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ゆにす
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楽しいテレビ番組の下に放射能の測定値が流れてるって嫌だなぁ><コタはどうして声が出なくなったのだろう。
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majiro
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怒る山本さん。その個人的な怒りは、ほとんどすべての県民の代弁でもある。ペップキッズで無邪気にはしゃぐ子どもたち。未来を描き出さなければ。
0255文字
Yuko Miura
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のどかな田舎暮らしの前編から、震災をはさんで一変した、福島県天栄村。いろいろな情報に翻弄されながら、怒りを募らせていく著者の思いが、強くにじみます。
0255文字
古本サバイバー
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「忘れるな忘れるな 今度こそ忘れるな」ストレートに怒りをぶつける山本おさむの思いが詰まりに詰まってる。そう描くことで原発事故に向き合おうとしてる姿勢と漫画にせねばという漫画家の業に揺さぶられました。
0255文字
bb
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「田舎暮らし編」を読んでからだとより一層その落差が際立つ。
0255文字
tak
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みんな、不安と怒りの日々だった。早く、平安と安堵が訪れるといいけど。
0255文字
夜梨@灯れ松明の火
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「田舎暮らし」編から、迷いつつ結局続けて読みました。当事者にしかわからない怒りや葛藤に対し、おいそれと感想が書けない気がします。ただ、このコミックは、何度となく再読しそう。
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