藤城清治  光と影の世界

藤城清治  光と影の世界
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藤城清治  光と影の世界の感想・レビュー(55)

息を飲む美しさ。華やかで静謐、麗しく柔らかい。…私の拙い語彙では、とても表現しきれません。
★29 - コメント(0) - 2月4日

藤城清治さんの影絵は、それぞれに物語が息づいているようです。音楽も聞こえてくるようでした。自分が好む文字のない絵本を捲っているような気持ちになったのは、そんなところに理由があるのかもしれません。究められた光と影の加減と、虹色の色彩、童話のような、あるいは夢幻の国を描いた一枚一枚は、深層で眠る童心に寄り添ってくれました。また、光があれば影が生まれるということが、ここではかなしむことではなく、ごく自然な摂理として感じられてよかったです。読書メーターを彷徨っているうちに、この一冊に辿り着いた幸運に感謝。
★18 - コメント(0) - 2016年11月10日

いろいろなハーフトーンにより無限に光陰が組み合わさる影絵の世界。白までの階調。くっきりと輪郭を持つ主題。時と共に光が移ろうからだろうか、主題たちはある一瞬で切り取られながらその場所に留まらない。こびとは今にも動き出しそうだし、木の葉は風に揺れてざわめきそうだ。色彩を加えられた作品『線香花火』を見た時の衝撃。思わず影絵の世界に引き込まれた。自分が立つモノトーンの世界が仄かな花火の煌きで次々に色づいていく。命を与えられたように広がりゆく色。戻ってくるまでどれくらい経っただろう。藤城清治を体感した美しい時間。
★37 - コメント(6) - 2016年11月9日

とても美しい作品集。1950年代に制作した白と黒の影絵もグランデーションがとても美しい。藤城さんは、自身の創作の原点ともいうべきモノクロの世界から、10年以上もかけて光を追究してきたと言う。1㎜のズレも許されない世界で、藤城さんは多くの芸術作品を生み出してきた。労作展での毎年入賞に思わず頷いてしまった。ヨーロッパの御伽噺の世界、クリスマスの世界もとても好きな作品だけれど、日本画の四季山水図を思わせるような「光彩陸離」も素敵。
★51 - コメント(2) - 2016年10月16日

藤城清治さんの細かな作業が想像出来る作品がびっしりと紹介されていた。大聖堂のステンドグラスの絵が私は一番印象に残っている。光と影。人生そのもののような気がしてならない。機会があれば、また図書館で借りて、じっくり読み直したいと思う。
★16 - コメント(0) - 2016年8月29日

影絵の美しさには想像力をかきたてられる。モノクロの作品は懐かしいなあ。
★28 - コメント(0) - 2016年8月18日

影絵のあまりの美しさに息を飲む、数年前、栃木県の那須高原にある『藤城清治美術館』を訪れてそんな経験をした。あのときの感動に触れたくて本書を手にしました。可愛らしいこびと、猫や馬、鳥や魚などの動物たち、笛、ヴァイオリン、ピアノなどの楽器、花や木が、美しい光と影のメルヘンに彩られ、心を揺り動かす。そして何より、絵から優しさとあたたかさが伝わって、元気になれる。本書は先生の50年にもわたる作品が掲載されています。図録では本物の絵の持つ迫力には及びませんが、とても素敵な本です。多くの人に実物の絵も観てほしいです。
★36 - コメント(0) - 2016年6月11日

数年前に作品展に行き、実物を見たときは大変感動したが、この本はその感動を思い出させてくれる一冊だった。沢山の影絵と作品の説明、時折綴られる藤城さんの想いを一ページ一ページめくりながら、会場の薄暗い照明の中、淡くきらきら輝く作品をもう一度見ているような気分になれた。最後のアラメちゃんに、ふたたび涙してしまった。
★3 - コメント(0) - 2016年3月28日

子どもの頃みたくらいの認識だったけれど、ずっと活動されているんだね。原発事故の廃墟にこの黒い妖精がいる切り絵とかなんとも言えない。あらためてみるとほんとうに美しい。ケロヨンもこの人のキャラだったんだ。
★8 - コメント(0) - 2016年3月22日

☆友人からのバースディプレゼント☆ 一頁、一頁、大切に読みました♡ ページから藤城さんのやさしさ、あたたかさが伝わってきます (*˘︶˘*).:*♡ 作品を目にしているひととき…ゆっくり自分を取り戻していく時間のような気がしました。「光と影は人生そのもの」…どちらも必要な表裏一体。キュンと切ない気持ちも感じました。超大作も素晴らしいのですが、シンプルな作品(P23.あじさいとふみきり、P51.星空のともしび、P60.つり橋はぼくのハーブ)も素敵だなぁ.:*♡ いつか美術館にも行ってみたいです…。↓
★21 - コメント(11) - 2016年1月29日

「ぼくは影絵を作っているのではない。動物を愛し、人形を愛し、地球上のあらゆる生き物の生命の尊さを描いているつもりだ。」生命と愛に満ち溢れた作品がたくさん収録されている素敵な画集。藤城清治氏の言葉が至るところに綴られているので、読み物としても楽しめる。初期のモノクロ作品も味があって素敵だけど近年の大作は、まさに圧巻。是非とも生で観てみたい。数多くの作品に登場する、ご自身の分身とおっしゃる"こびと"達がとても可愛いくて愛らしかった。
★7 - コメント(0) - 2015年10月23日

とても素敵。カラーの影絵って、藤城さんの作品で初めて知ったんだよなぁ。繊細で優しくて、でもときどきハッとさせられるくらいインパクトがあって、どの作品も見いってしまう。ずっと実物を見てみたいなぁと思っているんだけど、なかなか機会がなくて。でもこの本でたくさんの作品を知れてよかったな。藤城さんの影絵は見ていてあたたかい気持ちになれる。見ているこちらまで優しくなれるような気がしてくる。そんなところも好きだなぁ。
★17 - コメント(2) - 2015年9月2日

半年ほど前に藤城さんの展覧会に行き、作品のあまりの美しさに虜になってしまいました。この一冊に、藤城さんのたくさんの仕事が紹介されています。初期のモノトーンの作品は幻想的で、どこか懐かしい。藤城作品に特徴的なこびと、観覧車、虹などが織り成すファンタジックな世界は息をのむほど綺麗で、いつまでも見ていたいと思ってしまいます。図録も素敵だけど、実物をまた見たいなぁ。
★33 - コメント(2) - 2015年5月12日

ただただ素敵。綺麗。一枚の絵から物語が広がっていきます。
★11 - コメント(0) - 2015年3月29日

藤城さんの手の写真があった。長年カミソリを持ち続けたその手はかかとのように表皮が厚くなり、痛みを感じなくなったらしい。『ルリユールおじさん』を思い出す。藤城さんもまた魔法の手を持った人なのだ。藤城さんは、人間だけではなく、地球を愛し、動物を愛し、自然を愛し、そして平和を願い作品を描いている。東日本大震災や戦争に対する思いが作品からひしひしと感じられる。「フェニックス」と「悲しくも美しい平和への遺産」はぜひたくさんの人に見てもらいたい。藤城清治の作品を光と影の世界を実際にこの目で見たいと思わせる画集だった。
★51 - コメント(13) - 2014年9月13日

沢山の作品が大きな写真で紹介されています。もちろん実物で見るともっと大きな感動を与えてくれると思うけれど繊細な技術と作品を作り続ける姿に勇気をもらいました。来月からの版画展、絶対行こうと。「夕陽の中の愛の奇跡」が特に好きです。
★19 - コメント(0) - 2014年9月12日

藤城清治卒寿記念展にて購入。戦後まもない時期から影絵を作り、子供たちに夢や希望を与えてきた藤城さん。美しい風景の中の楽しそうな子供や動物たちの姿を見るだけで、心が温かくなり、前向きな気持ちになれます。藤城さんが作り出す繊細な光と影。そこには、藤城さんの大きな愛が込められているのでしょうね。東日本大震災後に被災地を訪れて製作された作品には、復興への強い祈りが込められていました。童話をモチーフにした作品も童心に返る気分で楽しめます。展示会でサインと握手をしていただきましたが、とても力強く暖かい職人の手でした。
★67 - コメント(17) - 2014年8月31日

素晴らしいいファンタジーの世界だと思います。見ていると自分の心がどんどん透明になっていく感じがします。光と影の世界で、なんだか幻想を実体験できるような本だと思います。
★4 - コメント(0) - 2014年2月14日

かねてよりの大ファンなのでわくわくしながら見てみました。それはもう、現物の方がいいに決まっているのですが(特に影絵)、それでも藤城先生の繊細でいてそれでいて力強い作品に圧倒されました。小人が震災のあとの建物にいる、少しでも希望があるという祈りのようなものもしっかりと届きました。光と影の芸術が素晴らしいわね。(栃木那須の藤城美術館の素晴らしさは圧巻ですので、この本を手に取られた方で少しでも行く機会がある方は是非。損はしませんから)
★9 - コメント(0) - 2014年2月3日

子供の頃、この大きな目が怖くて大嫌いだったのだが、図書館で表紙の少女と目が合ってしまい、うかうかとその魔力に負けて借りてしまった。なんという吸引力!結局、今でもこの大きな目が怖いんだけど、作品の美しさにはこころ打たれた。とにかく全部、全部綺麗だ。色彩鮮やかな近年の作品の華やかさもさることながら、初期のモノクロ作品からも色彩が感じられて不思議な気分になる。それにしても藤城先生の手は尊い。剃刀に傷つきながら長年、制作を続け、角質が厚くおそらくカサカサであろうこの手は尊い。
★11 - コメント(3) - 2013年4月22日

もう言葉は要らないや
★5 - コメント(0) - 2013年1月27日

yu
展覧会を見に行って、その影響で読んだ本。集大成とも言うべく、過去から現在まで、多くの作品が掲載されている。美術館で見た本物を思い出しながらひとつひとつを見返した。美しくメルヘン的な絵画に心が和む。
★5 - コメント(0) - 2012年7月7日

図書館の新刊本コーナーで。影絵の第一人者・藤城清治さんの米寿を記念した愛蔵版だそうです。初期から最近作までの名作約200作品を収録しています。ずっと前に昇仙郷の美術館で、最近では大田光さんの「マボロシの鳥」の絵本で目にした藤代清治さんの影絵。この本では光と影が織りなす幻想的で素晴らしい絵に圧倒されます。初期の作品より年齢を重ねた最近の作品のほうがより緻密で、どんどん進化しているように感じられます。2011年の震災以降も復興に関する作品を生みだされていたとは驚きでした。
★18 - コメント(0) - 2012年6月17日

誰もが一度は目にしたことのあるであろう、藤城先生の作品の集大成。影絵とすることで、不要な情報が削ぎ落とされ、より幻想的な雰囲気が醸し出されている。そして一番驚いたのは、先生が80歳を過ぎてなお精力的に活動し、新たな作品を生み出し続けている点だ。'11年の震災を機に、東北の復興を願って制作された作品を含め、ここ数年間に発表された作品はどれも質が高く、その迫力と緻密さは見る者を圧倒する。
★6 - コメント(0) - 2012年5月29日

あまりの美しさに圧倒される! 繊細で幻想的だったり力強く荘厳な影絵の世界に魅了されました♪ モノクロの影絵も味わいがあって素敵だけど、やっぱりカラー影絵は凄い! 淡かったり力強かったりする光の輝きを感じることが出来るのが不思議! いつか光を通した原画を観てみたい♪ 貼り込む材質の透過率まで緻密に計算して切り抜いたり貼ったりする様々な技法を駆使し、モノクロの影絵やカラー影絵は出来上がるということですが、作る過程を全く想像できない~ どんな風に作業するのか出来上がる過程も観たかったなんて欲ばり?!
★15 - コメント(5) - 2012年5月24日

知り合いが貸してくれた本。とても綺麗で素敵な絵がたくさんで大きく見ることができる。こんど美術館に行こうと思う。
★4 - コメント(0) - 2012年5月7日

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