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チョムスキーが語る戦争のからくり: ヒロシマからドローン兵器の時代まで

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榊原 香織
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わ、完全ロシアサイドの世界の見方だ。著名な言語学者チョムスキー氏とロシア人ジャーナリストの対談。ヒロシマは全く出てこない。 現在の侵略戦争は全部西側諸国の過去の欲望が原因と。 まあ、植民地支配とか、現地人抹殺とかいろいろあるから。 2015年刊行
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エジー@中小企業診断士
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原題はOn Western Terrorism西洋のテロリズムについて。WW II後に世界では西側諸国の植民地主義や新植民地主義の結果、5000万から5500万とも言われる数の人々が殺されている。西側のマスメディアや洗練されたプロパガンダにより、日本人がその事実を認識することはない。ナチスドイツのホロコーストによるユダヤ人の死者数600万人、アジア太平洋戦争における日本軍の侵略による死者数2000万人…。西側諸国が徹底的に南米、インド、東南アジア、アフリカ、中東で介入し破壊し搾取する構図がグロテスク過ぎる
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犬養三千代
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のっけから第二次世界大戦が終ってからの西側が殺戮した数、5500万人は衝撃てきな数字。 アフリカだけに限らず、中国 インド アジア 南アメリカ。 アメリカの意思に背いたらたちまち失脚されてしまう。小国??の大統領たち。資源獲得、自国の豊かさの為。この対談は日本に住む我々も加害者だと示す。ふーん、、、、
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roughfractus02
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第二次大戦の悲惨さを宣伝し、戦後の植民地主義的搾取を目的とした戦争によって西洋諸国が行なった5500万人の虐殺を隠蔽する操作はここ100年で洗練されたプロパガンダが担い、過去では西洋に対して旧ソ連、現在ではインドに対して中国に負の印象を抱くように促していると著者たちは言う。これら操作を外すには中南米やアラブの反アメリカの動きに注視し、豊富な資源ゆえに搾取が続くアフリカに目を向けてみればよい。本書の対話は人間という合意形成が非人間を作るというオーウェルのディストピアが寓話でないことを痛烈なまでに示唆する。
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Sin'iti  Yamaguti
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西側先進諸国がいかに非道かつ残虐かが赤裸々に語られる。暗澹たる気分になるが、やはり知らねばならないだろう。知らないことは罪だから。
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たま
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知の入り口に立って考える。この綺麗に彩られた邪まな民主主義の権力者たちは本当に選んでいるのか、自覚して選んでいるのかということ。作者の大学の部屋に掲げられているという言葉に。「単純だが、きわめて強烈な三つの情熱が私の人生を支配してきた。愛への憧れ、知識の探求、そして人類の苦難に対する耐えがたいまでの憐れみ」
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freedom1973
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現在の中東・アフリカの混乱の原因を欧米の帝国主義の延長線上にあるとする刺激的な本。これを読むと民主主義を無条件で礼賛することができなくなる。中国がどう民主化を防ぎながら経済発展させたかに興味がわいてくる。
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カネコ
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◎ 原題直訳だと「西洋のテロリズムについて」、意訳すると「欧米諸国の国家テロ」といったところか。いずれにしても付された邦題の印象とは異なり、もっと本質的なところに切り込んだ濃い内容。冒頭でチョムスキーがさらりと述べる言葉が示唆に富む。p.23「市場が支配する社会では、外部のことは考えないで済ませるという本質的な傾向がある。」
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yooou
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☆☆☆☆☆ 久々チョムスキーで夢中で読みました。ご本人がご健在で相変わらずのテンションで尖っているのがとても嬉しい一方で変わらない現実と積み重なる暴力に暗澹たる思いを抱く複雑な一冊でありました。
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キツネツキ
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ネタバレ本書はチョムスキー氏とヴルチェク氏の対談をまとめたものです。その中で西側諸国(日本も含む)に対する鋭い批判がなされており、私の思考の偏りをならしてもらいました。例えば日本も関係する事ではP.170のチョムスキー氏の発言の中で「……ヨーロッパもそれには一役買っていて、ソマリア近海に有毒廃棄物を捨てることで漁場を破壊しておきながら、漁民が海賊になったなどと不満を言っている」とあります。西側で情報を編集し悪と見なしているもの、その大半は見なす側のアクションによって生じたリアクションなのではないかと思います。
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