完訳 肉蒲団 (平凡社ライブラリー)

完訳 肉蒲団の感想・レビュー(13)

2015年8月31日:mimm
作者とされる李漁も奔放な生き方だが、この本はエロを書きたいんじゃなくて浮気がすぎると因果応報で不幸になるという忠告で書いた本です、という冒頭は言い訳がましいようであるいは誠実さへの憧れも本心なのではないかと読む。仏教説話っぽい形態をとっているので本編では寝取りが寝取られに返ってくるが、離婚調停の弁護士が浮気は夫婦どちらかが繰り返し一方は貞淑な傾向だと語っていたことがあり、必ずしも浮気は応報されないという未央生の最初の反論がより現実に近いようなのが寂しいところ。この頃から枕の使い方トークあったのか。
- コメント(0) - 2015年5月24日

久々に漢文ものが読みたくて手にした一冊。…これかよ。原作はかなりエロティックな表現らしいのですが、適度にぶった切ってあっさりさせた感じは、その堅さを残す文体と相俟って(とはいえテンポはいい)、源氏物語を思い出させるような(但し即物的)。最終的に仏教への信仰心に持っていく、因果応報的な感じは日本霊異記を思い出させると言うか。文体が軽やかだけど、筆致によってはなかなか悲惨な話だよなーともとも。難しい漢字が、所持してる漢和辞典にも載ってなく、やむなく想像で補っていったら…妄想爆発で逆にエロくなりました。わお。
★2 - コメント(0) - 2015年1月18日

2014年11月28日:ナン
中国の古代エロ本。最初から最後まで飽きずに読める。金瓶梅よりも話がまとまってる感じ。
- コメント(0) - 2013年9月17日

2013年4月1日:honda
2012年7月14日:斧子
さんざん偉そうな講釈垂れてた央生が短小だったってのが…いくら改造しても「こいつ短小」の印象は変わらぬ。玉香さんは結構気の毒なことになっているわりに、前向きに楽しんじゃってたあたり偉いと思う。旦那に会って叱られるのがどうこうというより、あんな男に二度と会うくらいなら死んでやらあ的な気持ちがあったんじゃないかしら。 とりあえず出家したらなんでも許されるんですね。
- コメント(0) - 2012年2月16日

2012年1月3日:ルミー
2011年8月22日:半殻肝
切り取った犬の魔羅の肉で己の魔羅を巨根へと魔改造して情交に耽る話、と説明すると凄くヒドい内容に思われそうだが、全体的にエロさは控えめ(3Pとか4Pとかやってるけど)、むしろそれぞれのキャラクターのコミカルなやりとりを楽しむ小説。しかしラストは主人公の未央生がそれまでの色欲三昧を反省し、頭を丸め己の魔羅を切り落とし仏門に下るという教訓めいた終わり方をする。「ヤリ過ぎるのもほどほどにしておきなされ」という教訓は昔からあったんだなあとしみじみとさせられる。
- コメント(0) - 2011年6月1日

長らく入手困難だった完訳本。若く聡明で美しい未央生は、仙術で精力絶倫になって女性遍歴を続ける。性の妙技、秘術が白日の下に・・・。中国風流本の随一の傑作!
★1 - コメント(0) - 2010年8月5日

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完訳 肉蒲団の 評価:92 感想・レビュー:6
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