きのこ文学大全 (平凡社新書)

きのこ文学大全 (平凡社新書)
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きのこ文学大全はこんな本です

きのこ文学大全の感想・レビュー(88)

な ん だ こ れ は、とあっけにとられるまさにきのこ文学「大全」。文学作品を読んでいてきのこの描写に出会ってもよほど印象的な使い方をされているのでなければ気にもとめないのが普通だろう。ぱっと思い浮かんだのはP・K・ディックの『ティモシー・アーチャーの転生』くらいなものだが古典から狂言、果ては筋肉少女帯までよくぞまあこれだけきのこの描写を集めたものだと恐れ入る。これだけ集められれば「文学はきのこである、あるいはきのこは文学である」、というマニフェストもあながちはったりとも思えなくなってくる不思議。
★10 - コメント(0) - 2016年7月11日

面白く、時には呆れて読了。こんなの読んだら、これから先読む本すべてに「きのこ探しフィルター」がかかっちゃうじゃん! 困るよ…
★3 - コメント(0) - 2016年3月29日

きのこが出てくる小説・漫画・音楽などを紹介した事典風読み物。索引を見ながら興味のある部分のみ拾い読み。▼村上春樹の『海辺のカフカ』や『ノルウェイの森』にはキノコとりの話が出てくるが、具体的なきのこ描写がない。きのこそのものに関心がないことから、著者は「村上春樹はきのこ文学者に非ず」と結論づけるが、冒頭の「きのこ文学宣言」を読む限り、村上春樹はきのこ文学者といってよいと思う。なぜなら、村上春樹の作品は、胞子を散布し、見えない地下に菌糸を広げ、生と死を媒介し、深刻な中毒症状をもたらすこともあるから。
★32 - コメント(1) - 2016年3月23日

卒業制作のために。あらゆるきのこにまつわる文学の紹介で、読んでみたい本がいくつも見つかった。それぞれの作家、(あるいは地域や時代)にとってきのこが何を意味するか、どのような存在かというところまで掘り下げられていて読み応えたっぷり。きのこは食べるのも見るのも好き。今月の始めに初めてベニテングダケのフェアリーサークルを実際に見ましたが、なるほど妖精というか小人が輪になっているようで不思議な光景でした。
★1 - コメント(0) - 2015年10月24日

きのこ尽くしの一冊。初級、中級、上級、毒など、分類されているのも初心者には親切。読みたくなるけど、食べたくはならない不思議。
- コメント(0) - 2015年3月1日

古今東西のきのこ文学、マンガ、音楽等を紹介した少し変わった本。飯沢耕太郎氏が有名な写真評論家なのは知ってたが、こんなマニアックな事もやっていたんだ。読んでみたくなった作品若しくは再読したくなった日本作品は、加賀乙彦「くさびら譚」松浦寿輝「花腐し」夢野久作「きのこ会議」中島らも「アマニタ・パンセリナ」つげ義春「初茸がり」海外作品は割愛するがロシア人の、きのこ愛は別格だ。僕の住んでる田舎にも秋になると、きのこの話しかしない、おっさんが多数湧いてきて辟易する時がある。僕はまだきのこの胞子に侵されてないのだろう。
★13 - コメント(0) - 2014年12月29日

読友さんのきのこ祭りで知った本。きのこ好き著者のきのこ本紹介…本だけじゃなく映画、音楽、きのこならばなんでもありのきのこ尽くしの一大目録です。夢野久作、泉鏡花、宮沢賢治、ヴェルヌ、ウェルズ…国内外、時代を問わず文学者を魅了するきのこ。味わって美味なる本、見た目の美しい映画、毒を持ちながらも妖しさの虜となるブラックな話などなど。2008年の刊行に漏れた作品も多数あるはず。これはぜひ補足版あるいは改訂版を! ヒョウタンツギは「キノコの一種」だったのか(笑)
★10 - コメント(0) - 2014年8月28日

きのこが出てくる文学、漫画、音楽、映画を紹介した一冊。松尾芭蕉、宮沢賢治、プラトン、カフカに、水木しげる、つげ義春などなど古今東西、古くから今日に至るまで、いかに世界中の人々が食と文化の中に、きのこを取り入れてきたかがうかがえ知れます。筆者はよくこれだけの作品集めたものです。
★5 - コメント(0) - 2014年5月28日

これ読んで寝たらよくわかんないけど、きのこに肩パンされまくる夢みた。ほんとよくわかんない。
★6 - コメント(0) - 2013年10月10日

『きのこ文学名作選』を手にとって以来、積年のきのこに対するほのかな興味ががぜんかき立てられています。ここに紹介されていて未見の作品を、ぜひとも読んでみたいです。私にもきのこの菌糸が…!
★2 - コメント(0) - 2013年8月24日

花や月を見ることと綺麗と思うのは直結することが多いけれど、きのこは「毒があるかも知れない」「でも美しい」っていう思考段階を経ざるを得なくて、感覚のみでは理解できない理知から生まれた魅力(もしかして美ののイデア?)なのかもしれない。そんな人間の精神作用も含めて、きのこは、美しい!◆卒論を夢野久作「きのこ会議」にするかもしれないので購入。
★1 - コメント(2) - 2013年5月30日

本をめくって、きのこ狩り。稲垣足穂や夢野久作から「男おいどん」や「マタンゴ」まで。古今東西の文学、さらにマンガや映画まで、きのこが登場する作品とその描写を収集しています。そう、ただ集めて紹介してるだけなのに、そのスクラップブック感がとっても面白いのです。中毒性高し。きのこ本をもっと!て感じで読み進めちゃいました。
★1 - コメント(0) - 2013年2月26日

きのこ熱が下がりませんσ(^-^;)飯沢さんの意地悪(笑)。人が一生懸命きのこ本を探していたのに、すでにこんなに素敵な一冊にまとめていたなんて。でもまだまだ書き足らない様子。岸本佐知子さんの「国際きのこ会館」に関するエッセイも紹介されていて嬉しかったです。早くきのこ熱が下がってくれないと、ここらへんの本、根こそぎ買ってしまいそうだ(>_<) 村上春樹氏をバッサリ斬っていたのは痛快でした…きのこに限定してですが、あくまでも(笑)。
★62 - コメント(4) - 2013年2月21日

J.ケージがキノコ研究家だってことは知ってたし、彼が知れば知るほどわからなくなってくるというのだから相当おかしな魅力があるんだろうとこの本を手にとったけど、わたしもおかしくなりそう。そしてこんなに羅列してるのに飽きないのは、筆者の抜粋部分が適格なんだろうなぁ。きのここそ地球の裏の覇者かもという考えが伝染してくる。
★2 - コメント(0) - 2012年8月2日

フロイトが子供っぽすぎて笑った。
★1 - コメント(0) - 2012年4月25日

ページを繰るごとに胞子がフワフワと拡散されるように感じられるくらいの、オレゴン州の森に生えるオニナラタケのような著者のきのこに対する広い愛情と造詣の深さをもって、洋の東西を問わず古典、文学に限らず、コミック、音楽と網羅されており、もう脱帽です。岸本佐知子の「国際きのこ会館の思ひ出」が「数あるきのこエッセイの中でも出色の一篇」という記述に納得。やはり「きのこ文学名作選」の続編を期待したくなります。「箱の中の書類」と「マッシュルームマン」読んでみたい。サルマタケの学名がCoprinus sarmataとは。
★5 - コメント(0) - 2012年3月10日

泉鏡花がきのこ作家であるという指摘と同じくらい「村上春樹はきのこ作家にあらず」という一節がおもしろかった。なんか恨みでもあるのか。
★3 - コメント(3) - 2012年2月10日

もう本当によくこれだけ調べたなと。きのこでつながる文学の世界。とっても面白く読めた
★1 - コメント(0) - 2012年2月1日

読みたい本がたくさん増える
★2 - コメント(0) - 2011年10月16日

この先生きのこるための1冊であり、この先生きのこ好き過ぎだろうと痛感する1冊。古今東西のキノコにまつわる作品を網羅。筋肉少女帯「キノコパワー」「マタンゴ」も取り上げられている。
★9 - コメント(0) - 2011年6月12日

シイタケ、松茸、しめじ・・・私たちが日常口にする、美味しい茸。しかし、時に毒を含み、虫に寄生するものもある、不気味な存在。飯沢さんは本当に茸が好きなんだろう。じゃないと、こんな膨大な書物の中から茸の話を選りすぐって編纂するなどという、気の遠くなるような作業はできないでしょう^^;
★2 - コメント(0) - 2011年4月10日

きのこが出てくる物語を集めた本。最初から順番に読むのはしっくりこなかったので、気分でぱっと開いたところを読む。毎晩繰り返すうち、じわじわと菌糸に浸食されて頭の中がきのこだらけに…既読の小説でも意識してないところにきのこがひそんでいるものです。きのこ文学と言われて私が思い浮かべるのはブラッドベリの地下室のあれ。やはり収められてました。
★7 - コメント(2) - 2011年3月7日

「きのこ」にまつわる広義の文学を蒐集しまくって紹介した本。なんなんだこの情熱。読む人を選びそうな本ではあるけど、一度読んだら「きのこ」に言及された作品にでくわすたびにこの本を思い出すことになるだろう。まるで琴線ならぬ菌線に触れたかのように。
★5 - コメント(4) - 2011年1月23日

始めは何だか気恥ずかしいエピが続き、読むのを止めようかと思ったが、しばらく我慢して進むと、【国際きのこ会館】が出て大笑い。その後はビートルズ、坂田靖子、松本零士と親しみのある面々が。笑いあり、哀しみあり、衝撃あり…誰かに教えたくなるエピソードが満載。だが、丸ごと一冊この本を勧めるのは危険かも。相手を選ぶ本のような気がする。
★8 - コメント(0) - 2010年12月14日

これは買って損なし。きのこ文学辞典として辞書コーナーへの保存が望ましい
★3 - コメント(0) - 2010年7月6日

おもわずタイトル買いしてしまった本。ちらっとでもきのこが出てくる本=きのこ文学。思いのほか有名どころの作品にもきのこが登場しているのは意外。きのこって危険でエロスなんですね。
★4 - コメント(0) - 2010年4月14日

危険だ、本書で紹介された本の多くがほしくなる。そんな欲望が雨後の「きのこ」のようにぽこぽこと頭をもたげ、笠を開く。
★3 - コメント(0) - 2010年3月19日

キノコにまつわるパラグラフがさながら胞子の様。ち、中毒になっても知らないからねっ。
★1 - コメント(0) - 2009年4月16日

miz
作者は病気。あるいはステータス異常。きのこの魔性に魅せられまくってる。
★5 - コメント(0) - 2009年4月15日

きのこの森でまた会いましょう!
★1 - コメント(0) - 2009年3月12日

きのこ狩りに行きたくなってきた
★1 - コメント(0) - 2009年3月10日

楽節二十余年
★1 - コメント(0) - 2009年3月8日

村上春樹嫌いなんだな。
★2 - コメント(0) - 2009年3月6日

キノコ尽くしの一冊!けど、スーパーマリオが入ってないのは何でだ!あんなにキノコなのに!
★3 - コメント(0) - 2009年2月24日

おそらく、僕がこれまで読んだ新書の中で最も珍妙な本。無類のきのこ好きである著者が、古今東西の文学からきのこにまつわるものを集め、紹介する。小説のみならず、詩や漫画、音楽、映画まで何でもあり。よくもここまで蒐集したものである。だが、各々の作品について知るだけが本書の魅力ではないだろう。なぜ、かくも厖大な作品がきのこを扱ってきたのか。「むろん、きのこのイメージの不可思議さが彼らの心を捉え、その想像力を刺激し続けてきたからに他ならない(12頁)」のだが、ではその「イメージ」とは何なのだろうか。
★5 - コメント(1) - 2009年2月23日

面白い、おすすめ。
- コメント(0) - 2009年2月7日

古今東西の文学書から「きのこ」を探すという心躍る一冊。著者自らが言うように、きのこ文学のほんの入口にすぎないが、それでも広大な広がりを見せてる。チャイコフスキー、レーニン、フロイトの子供っぽいまでの「きのこ好き」エピソードが微笑ましい。読んでみたい本が、雨後のきのこのごとく増殖する。
★5 - コメント(0) - 2008年12月30日

きのこが出てくる文学をまとめた本。作者の執着が面白い。同時にきのこは「幅がある」食べ物だと思えた。
★1 - コメント(0) - --/--

きのこ文学大全の 評価:91 感想・レビュー:40
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