青春探偵団 (ポプラ文庫ピュアフル)

青春探偵団 (ポプラ文庫ピュアフル)
あらすじ・内容
 エンタメ小説の大家が手がけた、青春学園ミステリ!


とある町の北はずれ、こんもりとした山を中心として、南の麓に霧ガ城高校、
東の麓に男子寮の青雲寮、西の麓に女子寮の孔雀寮がある。
この町で青春を謳歌するクラスメイトの男女6人が、探偵小説愛好会「殺人クラブ」を結成。
その活動は月に一度、山頂に集まっての会合と学園内外で起こる珍事件の解決!?
エンターテイメント小説の大家・山田風太郎による、ユーモア青春ミステリの傑作が、堂々復活!
【解説/米澤穂信】


○もくじ

幽霊御入来 ・・・・・・5
書庫の無頼漢 ・・・・・・47
泥棒御入来 ・・・・・・83
屋根裏の城主 ・・・・・・137
砂の城 ・・・・・・201
特に名を秘す ・・・・・・263

解説 米澤穂信 ・・・・・・322

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青春探偵団の感想・レビュー(114)

面白かった。「おちゃっぴい」が違和感無くて楽しい♪( ´▽`)連作短編集。続編はない。「砂の城」をどこかで見たような、と思ったのは、せがわまさきの漫画「山風短」の3巻を見たことがあったせいでした。「泥棒御入来」「屋根裏の城主」が好き。(おちゃっぴい→女の子が出しゃばっておしゃべりなこと。そういう娘)
★10 - コメント(0) - 2016年2月5日

ちょっとやんちゃな高校生が作ったミステリー同好会の名前が「殺人クラブ」。先生のあだ名が「タラバ蟹」とか「ケチャップ先生」。やんちゃな高校生が「森のこびと」や「あの道この道」を歌って踊る。等々、かなり時代を感じさせる、昭和31〜33年に発表された作品集。本や映画等で、この辺の風俗世相を知らないと、ちょっと辛いかも。とはいえ、高校生向け学園ミステリ−の体ながら、平然と死体を運んだり泥棒を隠したりと、変なテイストが楽しめる、山風ファン向けの一冊かな。
★3 - コメント(0) - 2015年11月23日

書かれてから57年の月日もなんのそのな、愉快な連作短編集でした。さすがにちょっと時代を感じるところはあるものの、不思議と古臭く感じませんでした。どの短編も良かったけど、泥棒御入来と屋根裏の城主は格別に面白かったです。シリーズものにしても良い出来なのに、この一冊だけなのが残念。
★4 - コメント(0) - 2015年11月15日

実は初めての山田風太郎さん。山田さんといえば忍者もの?みたいなイメージがあったのだけど、こちらは普通に学園モノの青春ミステリ連作集。書かれたのは昭和三十年代ということでさすがに時代を感じる部分はあるものの、バカをやる高校生のイメージは今とそう変わらないんだなぁ。
★1 - コメント(0) - 2014年8月19日

愉快な青春ミステリ。
★2 - コメント(0) - 2013年11月10日

山田風太郎は初読。わくわくする青春冒険ミステリー。恐ろしいものも楽しいものもごちゃ混ぜで、その中で七転八倒する殺人クラブの様子がなんとも面白い。秀才秋山が無敵でなく、年相応なのも好印象。
★1 - コメント(0) - 2013年10月24日

山田風太郎が書く青春ミステリー。
- コメント(0) - 2013年8月21日

実際に殺人などの事件が絡んだエピソードよりも殺人クラブの面々が遊びなり悪事なりで青春を謳歌してる様が楽しかった。山田風太郎ってこんなのも書くんだね。シリーズ化してたら良かったのに。
★1 - コメント(0) - 2013年2月2日

6   『特に名を秘す』が好き。
★1 - コメント(0) - 2012年7月22日

「ど、どうしたんだ、これは?」
- コメント(0) - 2012年7月16日

登場人物の会話で所々、クスッとしてしまうようなものが多く、悪事をばれないように頑張る殺人クラブの面々たちの活躍が面白かった。「特に名を秘す」のラストは結構好き。時代を感じる素晴らしい青春ミステリ。
★2 - コメント(0) - 2012年5月30日

山風の筆の広さには感心させられる。青春ミステリ書かせても面白い。「泥棒御入来」なんて素直に笑える。
★2 - コメント(0) - 2012年3月31日

山田風太郎にしては珍しい、現代(?)青春ミステリ。少年探偵団のようにあざやかな事件解決もあるけれど、仲間のいたずらをどうやって先生にばれないようにするのかなど、なかなかおもしろかった。米澤さんが解説っていうのも、なかなかツボを押えた編集さんだ。
★2 - コメント(0) - 2012年3月22日

山田風太郎先生の本ははじめて読む。読む前は堂だろうなぁと思っていたが、キャラの個性が立っていて、台詞の掛け合いも楽しく、読んでいて楽しかった。
★2 - コメント(0) - 2012年1月8日

娘に買った本なのだが、ツンドク状態だったので読んでみた。時代が古いので、娘にはわかりにくかったかもしれないと反省。自分の両親だったら、時代設定も含めて懐かしく読めたのかもしれない。内容的には結構面白いが、現在の似たような本を知っていると少し物足りない感じ。
- コメント(0) - 2011年11月19日

「日常青春系」と思って読んだら昭和30年代初頭の作品だった。(山田風太郎って時点で気づけ…)高校生集団劇の楽しさは今も昔も変わらないのだなあと、いい気分になりました。おちゃっぴい、グラマーなど今はあまり使われないことばが出てくるのもご愛嬌。頭脳明晰、美少年、喧嘩度胸あり、とスペック高い小太郎くんにロックオンでした(*^▽^*)
★2 - コメント(0) - 2011年9月18日

さすが山風先生、青春ミステリものを書いても上手いなぁ。表紙に黒田硫黄、解説に米澤穂信と完璧な布陣すぎる。今度出るせがわまさき版の『青春探偵団』も楽しみです。
★1 - コメント(0) - 2011年7月19日

こういう雰囲気の作品も書けるなんて、あらためて山田風太郎の作家としての幅の広さに驚かされた。一冊の中で"泥棒御入来"や"屋根裏の城主"みたいなコメディ色の強い話と"特に名を秘す"のような苦い味わいの話が違和感無く同居しているのも凄い。黒田硫黄の表紙も良い。
★2 - コメント(0) - 2011年5月4日

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【図書館】解説が米澤穂信と聞いて借りてきた。驚いた。昭和33年に「泥棒御入来」のような今でいう「日常系青春ミステリ」が書かれていたのにも驚いたし、「屋根裏の城主」のように抱腹絶倒する話があったのにも驚いた。そうして散々笑わせておいて、「特に名を秘す」のように毒の効いた話を出すのにも驚いた。現代の「日常系青春ミステリ」をほとんど読んでしまったという人もそうでない人も、是非読んで欲しい一冊。
★5 - コメント(0) - 2011年4月10日

エロ・グロ・ナンセンスがない「きれいな山風」作品。安心して読める青春ミステリものライトノベル。ケレン味を求める向きには物足りない内容で、各エピソードにも当たり外れはあるんだけれども、秘密の屋根裏部屋「天国荘」をめぐる一編『屋根裏の城主』は、風太郎氏が中学時代に仲間達と屋根裏に空間を作ってつるんでいたという実際のエピソードを基にしているだけあってか、イキイキと描かれていて凄く好きだなあ。
★3 - コメント(0) - 2011年2月2日

★★★
- コメント(0) - 2010年10月11日

学生さん向けの媒体に発表された作品らしく青春臭プンプン。嗚呼学生に戻りたい・・・。「幽霊御入来」「特に名を秘す」が面白かったです。
★1 - コメント(0) - 2010年9月30日

山風先生による青春ミステリ…というだけで興味深いのに黒田硫黄による魅力的な表紙、解説に米澤穂信を起用と若い読者へのアピールも十分。時代を感じさせる珍妙な謎の面白さに活劇ものとしての勢いも組み込まれて、とにかく読んでいて楽しい。特に「屋根裏の城主」のドタバタ具合は天下一品。最終話「特に名を秘す」の捻くれ具合も流石の一言。そして、何と言っても解説でも触れられている「書庫の無頼漢」のあるフレーズが素晴らしいのでした!ああいう胸に迫る文言をサラリと書けちゃうんだから山風先生は堪らないのです。惚れ直した!
★3 - コメント(0) - 2010年9月2日

時代物で有名な山田さんがこんな作品を書いていたとは驚いた。ミステリとしてはアレレ、な感じもあるが、やんちゃな高校生たちの破天荒な青春ミステリとして楽しく読めた。仲間たちで密かに作った屋根裏の秘密部屋で過ごす少年たち。ああ、青春だなぁ、と羨ましくなった。
★2 - コメント(0) - 2010年8月5日

10.3.18.331p。「幽霊御入来」 「書庫の無頼漢」 「泥棒御入来」 「屋根裏の城主」 「砂の城」 「特に名を秘す」 
- コメント(0) - 2010年6月28日

先行例のあるトリックばかりだが、アレンジの仕方、使い方はうまい。たとえば「書庫の無頼漢」の密室トリック。江戸川乱歩の某少年物に使われたやつの応用ではないかと思うが、こちらの方が説得力があるなど、随所に工夫が感じられるのが良い
- コメント(0) - 2010年6月14日

山田風太郎ってこんな青春小説書いていたんですね~(笑)『魔界転生』と『柳生十兵衛死す』みたいな時代小説しか知らなかった(笑)ミステリとしては少し物足りない感じもあるし、キャラクターも設定にしては少し薄めの人たちばかりでした。それでもこの時代にこれでけ書けていれば十分に楽しめますね(笑)
★5 - コメント(0) - 2010年6月7日

キャラクター性を立てる方向としては弱いけど、学生くささというのがでていて良いなーと思いました。各話パターン化されていないで工夫を凝らしているし、推理することの問題なんぞもあるし、なかなか贅沢ですね。こんな時代から青春ユーモアミステリってあるんですな。
★1 - コメント(0) - 2010年5月29日

50年前の青春ユーモアミステリー。古臭いと笑うなかれ。赤川次郎によってこのジャンルが花開くのにそれから15年の歳月を要したのだ。その時、今のライトノベルの隆盛を予期した者はいなかった・・・ってね。
★3 - コメント(0) - 2010年5月18日

愛くるしいバカな探偵団にカンパイ!忍法帳のイメージとは180度違った作風に驚きました(笑)。オモチロイ!
- コメント(0) - 2010年5月15日

さすがに描かれた年代が年代なうえ、時代ものではなく現代劇なので余計に古くさいと思うところも多いけれど、金田一やら何やらの古典を考えれば、探偵小説の文体は古くて何の問題があろう。それにそこはさすがの山田風太郎。読んでいてはっとするような見事な文章表現も多く、非常に面白く読めた。
- コメント(0) - 2010年5月14日

あまりに古すぎて・・・・笑っちゃいました。
★2 - コメント(0) - 2010年5月14日

そんなに古びた感じはしない。もちろん「南極に犬を」なんてところは時代を感じさせるけど。「中途半端に謎を解くことの意味と怖さ」について触れられているのは流石!と思いました。
- コメント(0) - 2010年5月13日

昭和30年代の風俗や当時の高校生の生活が描かれていて、なかなか興味深いです。さすがに学識がいまの作家と違うので、ユーモアも非常に時代がかっているにもかかわらず、面白いです。こういった味わいは今後読むことが出来ないでしょう。
- コメント(0) - 2010年5月5日

ミステリとしてはあまり新味はないですが、タイトルどおり青春小説としてたいへん面白かったです。/黒田硫黄の表紙絵に大きくと描かれてありますけど、実はほとんどラーメン食べたりしないのが少しびっくりでした。
★1 - コメント(0) - 2010年5月5日

ミステリ仕立ての青春小説。テンポが良くてグイグイ読み進められます
- コメント(0) - 2010年5月1日

あとがきが米澤穂信なので、つい。時代を感じます。謎もそんなに謎じゃないですが、推理のやり直しがユニークです。風太郎節がやっぱりいい。
★1 - コメント(0) - 2010年4月26日

抜群に面白い。今まで山田作品に触れてこなかった、己の至らなさを恥じたい。
- コメント(0) - 2010年3月29日

山田風太郎さんの小説は読みたいと思ってはいたが中々読めずにいたけど、本屋でカバーの黒田硫黄さんの絵に惹かれ、また帯に米澤穂信さんの解説だと書いてあったので、黒田さんも米澤さんも青春ミステリも好きなので、ちょうどいい契機と思って読了。収録作の中では笑えるような要素の強い『泥棒御入来』と『屋根裏の城主』が特に好きだ。初出・底本のページを見て、50年も前の作品なのかと驚く。それなのに全然古臭くなっていないのはすごいな。
★1 - コメント(0) - 2010年3月28日

青春探偵団の 評価:84 感想・レビュー:47
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