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([は]7-1)わたしのノーマジーン (ポプラ文庫 日本文学)

感想・レビュー
120

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cinos
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ネタバレ荒廃した世界。介護ロボットを頼んだら人の言葉をしゃべる赤毛のサルがやってきて、しかしリンゴ好きのたよりにならないやつで。主人公とサルのノーマジーンの二人の関係がとてもよかったのですが、ラスト…。残酷です。
0255文字
Anemone
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終末論が囁かれる世界でひたすら理不尽に耐えながら生きている孤独な鞄職人と言葉を話す不思議なサルの物語。だけれど読後感は悪くないミステリック・ファンタジー。
0255文字
Y
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★★★★☆
0255文字
dorimusi
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初野晴ということで作者買いしてました。ハルチカシリーズ以外の初野晴は重たいので積読してましたがこの機会に消化。やっぱ重たかった。 貧乏なところが苦しいけど二人に静かな生活を堪能しました。ただ2部はちょっと微妙。まずおっさんがイマイチ。静に暴露する役割はわかるけどロボット技術者とか新興宗教の千年国の匂わせが……長くなりすぎないように削ったのかもですが、ちょっと中途半端に感じた。終わりもそこに落とすならもやもやする伏線なしでいいかなと。
dorimusi

初野晴らしさは堪能したけど、いっそのことロボとか人工臓器とか宗教の陰謀とか深ぼって近未来SF的にしても面白そうだと思った。それはもはや初野晴じゃなくね?て気がしなくもないですが。

08/19 00:20
0255文字
心士二人
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「行かないで」シズカとノーマジーン。それでも強く求め合うということ。
0255文字
お~い
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ネタバレ着地点はそこかって思った。凄く残念。あのラスト、毒物関係はいらないなぁって思った。あそこの部分が作品を台無しにした感じが。 そこ以外はまぁよかったですが。舞台背景の見えてこない作品でした。
0255文字
あおい
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ネタバレ辺鄙な場所で孤独に暮らす足の不自由なシズカの前に現れた言葉を話す赤毛の猿ノーマジーン。冷静なシズカと無邪気なノーマジーンのやりとりが微笑ましい第一部。それぞれが背負うものの重さとやり切れなさにハッとさせられる第二部。知ってしまったら元には戻れない。それでもシズカが気持ちを言葉にできて良かった。
0255文字
cherry
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初恋ソムリエ、退出ゲームの学園モノしか知らなかったので、こんな小説もあるのか。 ロボット3原則を外す、臓器提供のための動物実験、将来を考えさせられる。
0255文字
noribei
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コロナのこの状況下で読むと 妙にシンクロするところもあって何とも言えない気持ちになりました。
0255文字
みゃ
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ネタバレ人類滅亡が近い荒廃した世界で、足が不自由な女性シズカの元に来た言葉を喋る無邪気な猿ノーマジーン。1部では紆余曲折を経て孤独な二人がやっと友情を認め合い、共に生きる希望を見いだす…所での急転。2部は明らかになる残酷な真相にずっと重苦しい展開だった。特に七色林檎はおぞましい。知る前にはもう戻れないけど、それを理解した上でのラストはいじらしいくて涙した(T^T)。世界が滅びに瀕しても映画に添えてあったのメッセージを胸に二人で補いあって幸せに生きて、と祈りたくなった。切ないけど愛しくて心がチクチする寓話だった★4
ちょろこ

とっても惹かれるレビュー♡なのに…図書館にない…(´°̥ω°̥`)探してみまーす!みゃさん♪今年もよろしくお願いします♪

01/04 21:32
みゃ

ちょろこさん嬉しいです😆💕おしゃべりする猿のノーマジーンが、可愛くって健気で哀しいのです〰こちらはブック○フさんで110円で入手しました😋どこかにあるといいですね🐱こちらこそどうぞよろしくお願いします☺

01/04 21:38
3件のコメントを全て見る
0255文字
kotakota
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ネタバレ足の不自由なシズカと、シズカを介護?するためにやってきた赤毛のサルのノーマジーンの物語。 世界が終わりに近づいている中で、桐島の鞄の修理をして暮らしているシズカ。ノーマジーンのことをボロクソに言うところにクスっとしたり、ノーマジーンが色んなことを覚えていく成長過程が微笑ましかったり、のほほんと読んでいた。しかしシズカの過去やノーマジーンの過去がわかってくると、なんて酷なことなのかと大泣き。最後はお互い色んなものを抱えつつ一緒に生きていくことを決意し、ほっとした。面白かった。
0255文字
けえこ
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終末世界を生きる女性とサルの話。 閉じた世界の中、二人で生活する様子がファンタジックだった。
0255文字
ソラ
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【再読】
0255文字
びびん
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ネタバレ世界の滅亡がささやかれる荒廃した世界で、1人車いすでひっそりと暮らすシズカの前に、突然現れた人の言葉を話す赤毛のサル「ノーマジーン」。シズカは心がちょっぴり不器用。ノーマジーンはできない事だらけだけれど無邪気で愛らしい。日々暮らすうちに、かけがいのない存在になっていく過程が優しく心に響くのに、何故かお互いを思いやる出来事のひとつひとつが、とても切なく感じた。ノーマジーンの隠された秘密を知ってしまったシズカ。ラストは涙あふれ、とても胸にしみる作品だった。
0255文字
まんぼう
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3分の2ぐらいまでは読むのがつらくてどうしようかと思いましたが最後で一気にたたみかけてきた。ノーマジーンに与えられた使命がつらい。
0255文字
UPMR
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もともとミステリ色の薄い作品の多い作者だが、本作はとりわけ薄い。というかほとんどない。孤独に暮らす女性・シズカと言葉を話すサル・ノーマジーンとの交流を描いた作品で、どちらも社会から隔絶した存在である二人が互いに大切な存在になっていく過程に心が温かくなった。そんな可愛らしい物語の裏にも不穏な社会情勢が見え隠れし、色々と考えさせられるテーマを孕んでいるあたりはいかにも作者らしいが、いまいちテーマを絞りきれてない印象もある。また構成のバランスの悪さも気になり、重大な秘密が明かされる二部がかなりの急展開な上、↓
UPMR

唐突な第三者視点の描写のせいで、シズカの感情の動きが伝わりにくくなっている。

03/10 22:56
0255文字
きっしぃ
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足の不自由なシズカの元に突然やって来たしゃべるサル、ノーマジーン。終末世界で孤独に生きるシズカが、役立たずだけど愛らしいノーマジーンと過ごす何気ない日々。微笑ましい一部から、急転直下の展開な二部。現実はなんて残酷なんだろう。最後に出したシズカの答えに、なみだなみだ…?初野作品は「1/2の騎士」もすごくよかったけど、こちらも同じくらい好きになった。ハルチカばっかり有名だけど、この本も沢山の人に知ってほしい。
0255文字
おかむー
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辛い過去を背負う孤独な鞄職人・シズカ、言葉を話す赤毛の猿・ノーマジーン。不穏なものを漂わせながらも少しづつ積み重なってゆくふたり(?)の関係が突き崩される第二部があまりに悲痛でやるせない。それでもエピローグで彼女が絞り出した選択は互いにとっての救いになるのだろう。たとえ世界の終末まで残された日々が僅かだったとしても、彼を許すことで彼女もまた許されているのだから。全体にアンバランスなのでもどかしくもありながら、何かが残る独特な作品ですよ。『よくできました』
おかむー

■ハミダシ■表紙イラストの雰囲気もどことなく似ていたり、人里離れた一軒家に住んでいるシチュエーションのおかげで脳内イメージはなんとなく手塚治虫(ぶっちゃけブラックジャックとピノコ)。・・・ひさびさにブラックジャック読みたくなったな(笑)

02/25 19:55
0255文字
tak
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なんかもう痛々しい、という言葉しか浮かばないけど、ちょっと第一部が長すぎてバランスが悪いかも。
0255文字
enana
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終末論が囁かれる荒廃した世界―孤独に生きるシズカの前に現れたのは言葉を話す不思議なサルだった。シズカを支えるためにやって来たという彼の名は、ノーマジーン。しかしその愛くるしい姿には、ある秘密が隠されていた。壊れかけた日常で見える本当に大切なものとは。
0255文字
読書と紅茶🥰
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私もノーマジーン欲しい。なんて気楽に言えない誕生設定だけれどそれでも言いたい。私もノーマジーン欲しい。静香がノーマジーンにポシェットを作ってあげるシーンが特に大好き。霧島の作るバッグを実際見てみたい。
0255文字
りょうちん
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ハルチカシリーズを知っていたので、読み始めてかなり驚きました。ここにある世界観や主人公とノーマジーンのそれぞれが背負っているものや抱えているものを理解するのに時間がかかりました。というか正直、読了後も理解したとは全然言えません。世界の終末、カルト教団、富裕層、地震、計画停電、いじめ、虐待、孤独、事故による障がい・・・。想像するに辛すぎる主人公が置かれた環境、そしてノーマジーンとの関係は何を描き出そうとしているのか。読んでいくのが辛い物語だけれど、最後まで読むとほんの少しだけこれでよかったかなと思えました。
0255文字
ぽんちー
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天涯孤独で足の不自由なシズカは、話の出きる赤毛の猿ノーマジーンと一緒に暮らすことになった。暮らすうちにお互い愛しいと思うが、二人の間には悲しい運命が待ち受けていた。ノーマジーンと暮らすことになって、生きる楽しさと生きる苦悩を知ることになったシズカの最後に出した決断には胸がキュッとなりました。前半を読んだだけでは、こんなに深い話だとは思いませんでした。無邪気さの中に隠れているものが、とても切なかった。
あさみ

重たい話ですが、読んで頂いて嬉しいです( ´∀`)

12/17 13:34
ぽんちー

ありがとうございます。読んで良かったです。当たって嬉しいです。(*´ω`*)

12/17 14:39
0255文字
皆川 はやと
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孤独な1人の女性と不思議なサルの物語。初野さんの作品は『ハルチカ』シリーズしか読んだことが無かったため、想像以上にダウナーな物語で驚いた。秘密を知る過程は少し唐突な気がしたが、シズカとノーマジーンの間に抱えている秘密は彼女らにも、読者にも受け止めきれない暗さを持っていた。それでも読後に暗さだけが残る話にはならずに良かった。
0255文字
ヒダン
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両足の不自由なシズカのもとに送られてきたのは、介護用ロボットではなく言葉の分かる赤毛のサルだった。第一部、第二部、エピローグの三部構成。第一部は都市部から離れて孤独に生きる様子や暗躍する新興宗教に対するシズカの嫌悪感にそわそわしたり、ノーマジーンのドジっ子属性に笑いを感じつつ、純粋な優しさに心を打たれたりといい感じだった。二部では秘密が明かされてゆくのだが、激しく感情を表しているところで尽く共感しきれず消化不良をきたした。二人の間で完結してしまい、魅力的な世界観がただの背景のままで終わったのも少し残念。
まろんぱぱ♪ 

ヒダンさんナイスありがとうございます(゚▽゚)/ちょっと不得意でした。

04/02 21:58
0255文字
六花
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ノーマジーンと名付けられた赤毛の喋るサルと足の不自由な女性シズカ。宗教団体が終末論を喧伝する世の中で孤独な1人と1匹の奇妙な同居生活。二人の会話はコミカルなのに、全体的に物悲しくて救いのない話かと覚悟してたけど、意外と明るいものでホッとした。読み終えて、可愛らしい表紙がひどく残酷な現実を表していたんだなと気付いた。
0255文字
まろんぱぱ♪ 
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初野晴ファン、この本の評価の高い方には申し訳ない、ノーマジーンには最後まで共感できず、奇妙な読後感に苛まれています。これは3・11の後の作品であること、世紀末な雰囲気に包まれていた、あの震災の後の雰囲気を感じながら読んでいました。第一部が長いのか、二部、三部が駆け足なのか。うーん(-_-;)読んで、ほっこりとか、楽しい気分になる話ではなかった。何か、やりきれない思いでいっぱいです。救わられなさ加減が、半端なくて。あとノーマジーンは、表紙の赤毛の猿の絵のイメージじゃなかった、チンパンジーなイメージでした。
0255文字
2Tone
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ノーマジーンというタイトルからマリリンモンローを思い浮かべてしまいますが、直接は関係ない物語です。ノーマジーンは猿でしかも人間の言葉が判ってしまうのだけど、主人公のシズカの元に、最初は介護の名目でやってくる。主人公のシズカは、ちょっといやな感じの発言や行動も多いのだけど、ノーマジーンは、いつも優しい目で見ている。それも、いろいろ原因があるのだけれど、、、シズカも、ノーマジーンといることで、癒されているのだけど、それをうまく言えない焦れったさや歯痒さもあるけど、好きな本でした。
0255文字
canabi
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59−2015
0255文字
不在証明
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罪などないのに、誰からも赦しを貰えることなく、ずっと孤独に生きてきた一人と。人の手にいいように扱われ、無垢な瞳で悪意を見ることのできなかった一匹と。欲しかった、手に入れること能わなかったコトバを、かけてもらえる、かけてあげられる。癒えなかった筈の傷は、修復され始めたかもしれない。この終息する世界で暮らしてゆくのは、わたしと、”わたし”のノーマジーン。滅びてゆくものの中で、少しずつ、再生されてゆくものもある。
0255文字
ごま
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二人ぽっちの、貧しく侘しいそれでも楽園だった。喜びも寂しさもない一人と、喧嘩も仲直りも存在する二人とならどちらが幸せなのだろう。傷付けて傷付いて関係を築くのは一人ではできぬこと。真実は人を幸せにするとは限らない。第三者から罪の果実の姿が告げられた時、意識的盲目的穏やかな日々は儚く崩れ落ちる。初めから一人ならきっと孤独も寂しさも気づかないままだった。知ることが不幸だろうか。知らなければよかったの。いいえいいえもう戻れぬ過去のこと、どうか彼女たちのこれからが少しでも温かなものであることを。それは確信似た祈り。
ごま

ほんとに初野さんすきだ。単行本から大幅に修正してるって小耳にはさみ手に取った。言葉が、感性が、世界観が、鋭く心に突き刺さるところもあるけれどそれも含めて大好きだ。

08/12 22:15
0255文字
オスカー
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いろいろ考えさせられた一冊。人間って身勝手だなぁ(ー_ー;)と思った。
0255文字
ジョバンニ
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面白かったのだけれど、賊徒の章から少し駆け足になっていたのが残念。ノーマジーンがとても愛おしかった。1人で寂しいのと、ふたりで寂しいのとでは、どちらが良いのだろうなぁ。
0255文字
manna
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ネタバレ革製の鞄の修理をし、孤独な生活を送る足が不自由なシズカ。彼女のもとにやってきた、言葉を話す赤毛のサル・ノーマジーン。ノーマジーンの秘密、「アイペット」の誕生と運命については胸がいっぱいで切なくなった。シズカが社会的弱者になった背景にも。二人の幸せ、ともに過ごす時間が少しでも長く続いて欲しいと思った。
0255文字
カシヤ
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ネタバレひとりぼっちからふたりぼっちへ。数々のエピソードを経て、少しずつ変わっていくシズカ。孤独な彼女の感情の揺れが胸に響きました。途中、話のために登場した感のある賊徒がもったいなかった気も。最後までシズカの視点で進めてほしかったです。ノーマジーンの見せた優しさに対し、シズカが素直な思いを吐き出すエピローグが印象的。その台詞を言ってくれと願いつつ読み進めていたので、つい目頭が熱くなってしまいました。どこまでも愛おしい気持ちにさせられる良作。
0255文字
雪原灯
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初野さん独特の優しさが詰まった物語。展開よりも、ディティールに焦点を当てて読む方が面白いでしょう。自然や動物に純粋さを見出し自己を省みる行為はとても尊い行為だと私は思います。主人公のしずかは、動物の皮を用いたバックを修復することによって生計を立てています。共存がテーマであると私は読みました。
0255文字
なふー
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途中まで二人(正確には一人と一匹)のやり取りにほのぼのとしていたのですが・・・。この二人の間にある残酷な運命にショックを受けました。人間の汚さが生んでしまった悲劇。でも読後間はすがすがしかった。すべてを知った上で、元の関係には戻れないとわかった上でのシズカの「行かないで」に涙が止まりませんでした。二人がまた、一緒に笑い会える日が来ることを願っています。
0255文字
なし
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車椅子生活をおくる一人の女性・シズカと、人間の言葉を発する一匹の猿・ノーマジーンの物語。終盤に明かされるノーマジーンの真実は、人間のエゴ丸出しの実に醜いもの。決してノーマジーンが悪いわけではないのだと分かっていても、その事実を知る前と同じように接するというのは難しい。が、彼女が最後に発した言葉から察するに、きっとこれからは大丈夫なのだろう。
0255文字
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