ルリユール (一般書)

ルリユール (一般書)
あらすじ・内容
黒猫工房では、
あなたの大切な本を修復いたします。
魔法のような手わざ、痛んだ過去の思い出も、
静かに包み込んで―――

本を愛するひとの美しく不思議な物語。


あなたは一体、何者なのでしょう?
天使? それとも魔法使い?
ボロボロの本をこんな風に元通りにすることができるなんて・・・・・・


○もくじ

第一章 秋のアリア~宝島 ・・・・・・7
第二章 星に続く道 ・・・・・・103
第三章 黄昏のアルバム ・・・・・・175
第四章 魔神の夢~ボスポラスの人魚 ・・・・・・235

あとがき ・・・・・・314

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317ページ
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ルリユールの感想・レビュー(1097)

パッと開いたところが面白く、第2章をはじめに読んでしまい、それから1、3、4章と読んだ。ルリユールのことは旧版の教科書(中学校国語)に出ていて、素晴らしい手仕事だと思っていたが、これをヒューマンファンタジーに仕立てた村山早紀さんの構想がステキだと思う。異界と現実世界の往復を、瑠璃と一緒に楽しませてもらった。
★24 - コメント(2) - 2月18日

伯母が呉れるのはいつもカファレルのチョコレートだった。ヘーゼルナッツとミルクの旨味、おどけたような蜜蜂は可愛らしいのだけど私には甘すぎて、ミルクチョコレートが好きな母にこっそり献上していた。従兄たちにはシンプルなものを贈っていた記憶があるから、唯一の女児であった私には何か可愛らしい物を!と思っていたのかもしれない。なんだか期待に添えなくてごめんなさい。そんな風に武骨に育ってしまったからか、この物語もあまり好きになれずに終わる…甘すぎるのだ。でも、この甘さを必要としている人はきっといるのだろう。
★29 - コメント(0) - 2月7日

不思議な魔法のようなお話。とても可愛らしい。職人好きの作業見学大好きな私としては 本が修復されていく様子をもう少しじっくり読みたかったかな。 風早の町って、不思議なことが多いなぁ。
★30 - コメント(0) - 2月4日

ルリユールの工房におじゃましてみたいな。瑠璃の心細い時間が素敵な時間になっていた。風早の町、不思議でいいな。
★15 - コメント(0) - 2月1日

思ったよりファンタジーだった。
★1 - コメント(0) - 1月26日

ファンタジーの世界観にどっぷり浸かり温かい気持ちで読み終えた。ついつい“読んだ本”が増える達成感を得るのが楽しく、急いで読んでしまうけど、本作では一つの本の世界にゆっくり入り込むような読書の楽しさを味わった。大切な人を喪失し悔恨の想いを抱く人々に、大切な本の修復と同時に魔法のような奇跡が起こる。ルリユール…もし製本の体験講座があるならぜひ参加してみたいな。クラウディアさんの所に私も弟子入りしたいくらい。だからもっと製本技術うんぬんの話も盛り込んで欲しかった~(>_<)革や布の表紙に金文字の装幀、↓続
★44 - コメント(3) - 1月20日

ガッツリ魔法とか出てくるファンタジーではないですが、この作品自体が魔法のような不可思議さとロマンに包まれていました。家族の絆にしろ、本の修繕にしろ、異世界や魔法のことにしろ、どれに対しても深く切り込んでおらずどこか浮遊感のある印象で、それがむしろ良いのかもしれません。大切なヒトやモノに対する心からの想い。中学生がみる夢と現実。子供向けの話かと思いきやなかなか深い内容で、夢中になって読んでしまいました。
★17 - コメント(0) - 1月16日

初読みさん。13歳の瑠璃は夏休みに家族より先におばあちゃんの家に行く事になっていた。着いてみるとおばあちゃんはいない。階段から落ちて入院していた。一人ぼっちで少し不安なお留守番。犬の次郎さんの散歩で噂の洋館の魔女ルリユール(本の修復士)のクラウディアにあい、その魔法のような技術と修復の素晴らしさの虜になり弟子入りする事に…夢と現実と過去と魔法の間をゆらゆらするような連作短編4つ。はっきりファンタジーなんだけど、んー、子ども向けだけではないぞ、って感じです。
★46 - コメント(3) - 1月3日

☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月30日

本の修復の話で猫も出てくるとなれば、読んでみるしかない。修復だけでなく、手での本作りのくだり、デザインだけなく素材から紐からカットの仕方までこだわりぬいて作られた本をこの手にとって、たっぷり触ってじっくり愛でてみたいものです。
★8 - コメント(0) - 2016年12月28日

大好きな『コンビニたそがれ堂』シリーズの村山さん作品なので気になっていたが、 期待通りの優しく温かいファンタジーを読めた。絵本作家さん出身らしく、郷愁を呼び起こすというか、童心をくすぐるというか、癒される作風が嬉しい。本作は特に 「和製ディズニー」とでも形容したいようなストーリーで、魅力的で不思議な世界の 映像が思い浮かぶ。人の気持ちを大切に描いているので共感もできる。瑠璃とクラウディアの続編も期待できそうな終わり方も好きだった。
★103 - コメント(4) - 2016年12月21日

本の修復という仕事、作業と通じて、多くの登場人物の人生やエピソードに触れては、その心、その人自身をを救っていく。 なんだか、不可思議で、魔法の様な奇跡、幻想的であって、丁寧で、綺麗で、とても素敵なことであって、人と本の繋がりを感じさせながらも、自分や本と向き合っては、多くの奇跡や救い、そして宝物を与えていく。 それは、紙媒体の本でしか味わせない心の響き、感動なのかもしれない、そして自分の人生や本を見つめなおしながらも、それらの繋がりを信じて、大切にして生きていきたい、そんなをことを思わされてしまいました。
★42 - コメント(0) - 2016年12月16日

村山さんらしい優しくてあったかくて不思議な本。
★10 - コメント(0) - 2016年12月3日

すてきな技術。昔の本は美しい装丁のものが多いですね。これからはじまる瑠璃の物語
★15 - コメント(0) - 2016年12月3日

初めて目にした言葉ルリユール、本を修復する仕事なんですね。これまたお仕事小説と思いきや、思いっきりファンタジーでした。奇跡や魔法を信じる瑠璃とその家族が素敵です。
★10 - コメント(0) - 2016年11月16日

心がほっこり優しい気持ちになれます。先が読めてしまったこともあってワクワク感はありませんでした。癒されたい方におすすめ。★★★☆☆
★2 - コメント(0) - 2016年11月4日

たくさんの想いが1ページに詰まり、それが積み重なって一冊の本になる。まさに、そんなお話しでした。
★4 - コメント(0) - 2016年10月28日

ルリユールの話がたくさん出てくるかと思ったらファンタジーでした。こんな魔法の技がほしい!村山さんらしい可愛いお話でした。あとがきに出ていた『西洋製本図鑑』、高くて手が出ないんですよねぇ。
★2 - コメント(0) - 2016年10月22日

本を修復するお仕事、ルリユール。私も図書館で本の簡単な修理を行うことはあるのですが、意外と難しいんです…なのにクラウディアはひどく傷んでいる本やボロボロな本でも完璧に補修できるので本当にすごい!もし会えるのなら、補修の工程を生で見てみたいものです(*´ω`*)また、会うにふさわしい人しかクラウディアに会うことが出来ないというのが切ないけれどロマンチックだなと思いました。
★16 - コメント(0) - 2016年10月11日

疲れた時にYA読むと沁みると再認識。読んでいた頃の心に戻るのでつまらない事を考えずにファンタジーの垣根も越えられる。言葉が優しいからかな。サーダカウマリの辺りから、悲しくはないのに涙がこぼれてしまう所がたくさん。「すべてものを作る人の気持ち」という言葉が引っかかって、最後まで心にひとりの人を想いながら読んだ。今の仕事をしているうちにルリユール、学んでおきたい。
★3 - コメント(0) - 2016年10月8日

この本を読んでいたら、子供の頃お気に入りだった古いきのこ図鑑を捨ててしまったのを後悔する気持ちがわきあがってきた…父にもらった何十年も前のもので、背表紙が外れてページがバラバラになった時点で寿命だと思って処分しちゃった。直してもらうという手もあったか。これからはもっと本を大事にしよう…
★21 - コメント(0) - 2016年9月26日

美しい本をつくる、ルリユール。このお話そのものが、彼らにつくられた本のような美しさを纏っている、そう思えるような、ほの温かく静かな読後感でした。『西の魔女が死んだ』を読んだときのような優しさも感じました。悲しみや後悔に心を奪われ、動けなくなってしまった人の頭をそっと撫でるような。泣きつかれて眠った人に、そっと毛布をかけるような。出会いというのは不思議なもので、近頃、いつの間にかぐるぐると固くとぐろを巻いていた心を、ふっと解いてもらったような心地です。
★9 - コメント(0) - 2016年9月14日

村山早紀 初読み。本の装丁、修復の仕事「ルリュール」とても素敵な響きの言葉に惹かれて手に取りました。本だけでなく、後悔や傷ついた心までも優しく包み込むように修復していく・・優しさ溢れるファンタジー、とてもよかったです。
★16 - コメント(0) - 2016年8月19日

図書館本。話の中の人達それぞれのエピソードが沁みました。悲しさや後悔を乗り越え、最後には少しだけ心が温まり前向きになれそうな気分になる本でした。
★35 - コメント(0) - 2016年8月18日

「ルリユール」という言葉をこの本で初めて知ったのですが、世の中にはこんなに綺麗な名前の素敵なものがあるんですね。造本師のお話かと思いきや、ファンタジー要素もあって。ちょうど今の時期にぴったりの物語でした。
★8 - コメント(0) - 2016年8月17日

ヨーロッパの古い貴族の館に、革の装幀の美しい本が工芸品のような佇まいで並んでいたりするのをテレビで見かけますが、ルリユールとは、ヨーロッパで発達した本を綴じ合わせる伝統技術のこと。本作では、そんな高級な本ではないけれども、人の思い出の詰まった古い本を修復するお話です。本の傷みを直すことは、人の心の痛みを取り除くことにも繋がっていく。特に好きなのは『黄昏のアルバム』でした。ファンタジーではありますが、お馴染みの『風早の街』だから、不可思議な素敵なことも起こるのでしょう。レモンバターパスタを作ってみようかな。
★29 - コメント(0) - 2016年8月6日

図書館本/物語はいつか終わる。還るべき場所がある。章を重ね本とそこに秘められた物語が綴られていくのかと思ったら、まさかのファンタジー展開。いつか閉じなくてはいけないとわかっていても、最後の章を読むのが残念でなりませんでした。終わりなく世界のどこかに謎めいた場所であり続けて欲しかった…本当にそれを望む者にしかたどり着けない「黒猫工房」。どんなに傷んだ本も魔法のように美しくよみがえらせてしまうルリユール、クラウディアの元に惹かれ辿り着いた少女、瑠璃と修復されるべき想いがこもった何冊かの本の物語。
★50 - コメント(0) - 2016年7月23日

【第7回やさどくイベ参加本No.2】村山早紀さんの、コンビニシリーズがお好きな方には好まれる作品だと思います。私は“ルリユール”というお仕事が知りたかったのでもっと本を直す事がたくさん書かれていると勝手に期待していたので、ん?となりました。3章目だけは涙しました。ペットと生活されているなら泣きます!ただねぇ、『天狗ノオト』から気持ちが離れられない模様です(^O^;)困ったなぁ。。。
★52 - コメント(0) - 2016年7月19日

人は様々な想いを抱えて生きているんだ、大人でも子供でも。そして、レモンバターパスタが食べたくなるね。
★9 - コメント(0) - 2016年7月18日

lin
とても素敵なファンタジーでした。悲しみを抱えながらも前向きに生きようとする人たちの姿が印象的です。ルリユールという言葉も今回初めて知りましたが、素敵な職業だな~と思いました。
★6 - コメント(0) - 2016年7月10日

大切な本を修復してくれる黒猫工房。どんなに傷んだ本でも、まるで魔法のように綺麗に直してくれます。中学生の瑠璃は、その工房でクラウディアの手伝いをする。大切な本を修復し、世界にただ1つの本を作り上げ・・。直すのは本だけではなく、心の痛みも癒してくれる。
★16 - コメント(0) - 2016年7月5日

素敵だなぁ、ルリユール:造本、製本、あるいは装幀修復を意味する言葉。文章を書くことも芸術だけど、本を作る(どんな髪を使って、どんな表紙にするかとか)作業もまた芸術と言える。小さい時に知ってたらなりたかったよぅ!本好きにはたまらない一冊。
★12 - コメント(0) - 2016年6月26日

ルリユールということばを初めて本屋さんで見つけたのはこの文庫版でした。ひさびさのファンタジーでしたが、数々の奇跡的な出来事を助けるルリユールの謎めいた仕事に惹かれました。ものづくりを仕事にする者には嬉しい物語でした。
★14 - コメント(0) - 2016年6月24日

不思議なお話。タイトルに惹かれたんだけど、本の修復のことだったのね。
★3 - コメント(0) - 2016年6月24日

温かく静かな物語。ゆったりのんびりと時が流れる本です。
★4 - コメント(0) - 2016年6月13日

境界の融け合うような物語。現実と非現実の境界線が少しずつ薄らいで、どこか迷い込んでしまったような、そんな印象。本に託している悩み・想いを登場人物はみな口にし、それが本の修繕にも繋がっていくのだけれど、自分だったらすんなり口にできないかな。でも、何かが揺らいでるような場所だったら、ことばにできるのかもしれない。そんな工房の物語だったのかなと思う。
★5 - コメント(0) - 2016年6月4日

図書館本。不勉強ながら、ルリユールという単語を初めて知りました。これ、子どもの時に知ってたら、絶対憧れてるやつですね。全体的に、失くした想い出を一冊の本に託す人たちのお話なので、ほんわりあったかいばかりではなく、胸のどこかに痛みも残る。そして、依頼主のそういう感情を汲み取って本を修繕していくところが、素敵です。もう少し、工房とお客様のお話も読んでみたいですね。
★9 - コメント(0) - 2016年5月28日

どのお話もうっすらと悲しい。なくした人への想いが物語をすすめる。喪失感も後悔もその人を追い求める気持ちも、「そのことを忘れる気がない」というあかねの言葉が示している。忘れたくない、忘れられないのではないとは違うこの言葉が妙に心に残った。雰囲気のあるお話でした。
★6 - コメント(0) - 2016年5月17日

読メさんの感想が素敵で気になっていた本です。本の装丁を治す不思議な女性とまっすぐで優しい心を持った女の子のお話でした。ルリユールという言葉自体初めて知りましたが、思い出の詰まった本を直すことはとても素敵なことだと思いました。どのお話にも優しい空気が流れていたので、読んでいて心地よかったです。
★13 - コメント(0) - 2016年5月8日

いせひでこさんのルリユールおじさんを読んでから「ルリユール」に反応するようになって読破。読みたいと思ってからずいぶん時間をおいてしまったが、よかった。ファンタジーの名手なので期待をしていたが、期待を裏切らない世界観。だいぶ設定が詰め込んであるので、続くんじゃないかと期待。
★30 - コメント(0) - 2016年5月7日

ルリユールの 評価:100 感想・レビュー:569
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