([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールド (ポプラ文庫)

([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールド (ポプラ文庫)
あらすじ・内容
那須正幹が子どもたちに告げたやさしい警告

中東で起こった戦争をきっかけに世界各地で核爆弾が爆発。
避難したシェルターの中でひとり生き残った少年は(表題作)。
卒園6年後に行われた幼稚園の同窓会で、
だんだん全員が思い出しはじめたあの子のこと(「約束」)など、
30年前に書かれた鮮烈な短編10編がよみがえる。


○もくじ

The End of the World ・・・・・・5
白い種子 ・・・・・・27
お民の幽霊 ・・・・・・63
田中さんのおよめさん ・・・・・・89
めだかはめだからしく ・・・・・・113
たたら番子唄 ・・・・・・141
まぼろしの町 ・・・・・・161
笛 ・・・・・・175
約束 ・・・・・・201
ガラスのライオン ・・・・・・227

二十年目の再会 島本理生 ・・・・・・268

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271ページ
161登録

([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールドはこんな本です

([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールドの感想・レビュー(82)

『ズッコケ三人組』の那須正幹先生による死のにおい、生の妙味にむせぶダークネスなショートストーリー集。複雑性の世界を描き出す筆致に圧巻。読んでて思ったんだけど、平山夢明作品と通づるところがあるな、と。濃厚な死のにおいがするところや、それでいて人情味の深い味のあるストーリーがあるところや、くだけた独特の方言混じりの語り口とか。平山夢明作品みたいにエログロはないけれど。濃密な死と生のにおいにむせるかんじがよく似ている。巻末の島本理生さんによる解説も良かったです。
- コメント(0) - 3月9日

「ズッコケ三人組」の作者が著した短編集。表題作である『The End of the World』に救いはない。800キロも離れた場所まで行くには車の燃料も持たないだろう。それでも少年は「世界」を終わらせに旅立つ。たった一つだけ残された希望に会いに行く。シェルターの中で絶望して孤独に死ぬか、希望に手を伸ばしながら皆と同じ「世界」の中で死ぬか。そう考えると、迷うまでもない選択なのだろう。「絶望と生きるな、希望と死ね」と言われた気がする。あと「田中さんのおよめさん」がズシリときました。ホントに救いがない・・・。
★1 - コメント(0) - 1月11日

表題作は子供の頃ポプラ社のSFセレクションで出会って衝撃を受けたもので、特に気に入っている。はじめて読んだ当時は希望を捨てない主人公の姿に胸を熱くしたはずなのに、大人になった今、きっと道すがら彼は死ぬのだろうなと感じている自分に気付く。「ガラスのライオン」もすごく好き。これもやはり昔読んだ時と味が変わっている。好きだった児童文学を(この場合ジュブナイルと言うのか?)読み返すと、自分の感性の思いがけない変化に驚かされる。
★2 - コメント(0) - 2016年12月21日

装丁が気に入り読んでみたくなった本。どれも余韻が残るお話ばかりだった。表題作の、どうしようもない絶望の先の、かすかに残る希望がキツい。「めだか」もよかった。子どもの世界は無邪気なだけじゃない。子どもが読んだら、きっと心に何となく残りそう。そして大人になって再び出会ってもらえたら、と思った。
★1 - コメント(0) - 2016年11月8日

平易な語り口が恐怖を煽る。
★1 - コメント(0) - 2016年8月30日

ー(希望や救いがないのもあるのね)
★1 - コメント(0) - 2016年6月14日

単行本で読了済み、文庫を購入&再読。
- コメント(0) - 2016年4月29日

那須さんのズッコケシリーズを読んで大人になった人もいるのでは?こちらはそんなズッコケとは作風が一変している短編集。30年以上も前に書かれたというのに、現在、少しもどれも色褪せていない。それどころか、表題作に至っては、現在の社会情勢を見ると、あながち絵空事では済まされない恐怖がふつふつと沸いてくる。全体的に重苦しさを感じるものが多いが、それだけ読者の胸の奥に残るものが多い。
★11 - コメント(0) - 2016年3月7日

『約束』という作品はおそらく以前『六年目のクラス会』というタイトルで発表されたと思うが、めちゃくちゃ怖いが面白い。F先生がお好きそうだなと思ったのは『たたら番子唄』『まぼろしの町』。『田中さんのおよめさん』『めだかはめだからしく』『笛』なんかも良かった。表題作はSF短編の『マイ・シェルター』の後日談的な設定で、通じるものがあるなあと。うん、なんかこの本に収録されたどの短編もF先生の短編集のテイストに似ているんだよな。僕がお二人の作品が好きな理由の裏付けになったかな。
★1 - コメント(0) - 2016年2月9日

著者のイメージからはだいぶ離れたダークな話達。子供でも分かりそうな平易な語り口だけに色々怖い。
- コメント(0) - 2015年12月22日

仕事。単行本の再読。
★1 - コメント(0) - 2015年11月5日

探していた本。見つけた。
★1 - コメント(0) - 2015年8月28日

図書館で表紙借り。ズッコケの作者であることは後に知りました。一章ごとに深い物語が詰まっており、どんどん読み進められました。
- コメント(0) - 2015年7月22日

もともと『だれかを好きになった日に読む本』というアンソロジーに収められていたという表題作始め、短編10篇が30年前に書かれたものらしいが、どれもこれも全く違和感なく唸るほど楽しく(?)読む事ができます。若干重くて深い内容ばかりですが、短編なので重くなりすぎず程よい弾力性が心地よく余韻に浸れました。たまにはこういったズシンとジワジワくる物も、読まなくっちゃなぁと考えさせられる良い読書ができたしみじみな一冊。おススメです☆
★8 - コメント(0) - 2015年6月18日

短編の多くが”世界”の終わりの話だった
★1 - コメント(0) - 2015年6月6日

ツイッターで表題作に興味を引かれて読書。体験を物語に昇華するってこういうことなのかと。 そのほかの物語も人の心の機微というか、ちょっとえげつない事も含めて描かれていて、けれど重苦しい物語ではないのがとてもよかった。 いつかどこかで思い出すかもな、っていう物語の束でした。 子どもの目線で読んだ感想が聞いてみたい。
★1 - コメント(0) - 2015年5月29日

☆☆☆☆☆
- コメント(0) - 2015年5月15日

お気に入りの西島大介さんの表紙イラストで思わず買ってしまった。結構以前に執筆された作品で、ちょっと騙された気分で読んだのですが、素晴らしいの一言です!那須正幹さんごめんなさい。
★1 - コメント(0) - 2015年5月5日

タイトルと表紙にやられて購入。30年前の作品との事ですが、表題作他楽しめました。
- コメント(0) - 2015年4月30日

ズッコケや百太郎で育った身としては、那須先生のこの書き口が懐かしい。小学校の国語で読んだ「掃除当番」をおもいだすような作品も。表題作の設定のリアルさには震えが来る。
★4 - コメント(0) - 2015年4月29日

この人の本を読むのは20数年ぶりかな。警告というか教訓、考えるには良い1冊です。
★3 - コメント(0) - 2015年4月19日

児童文学はこうであるべき。
- コメント(0) - 2015年4月14日

ジャケ買いならぬ、表紙買い。なんとなく、昔読んだことがあるような、懐かしさを感じながら読んだ。まあ、児童文学だから、小学生の時に読んでたのかも。でも、すっかり記憶けら抜け落ちていた。悲しい。 表題作も好きだけど、「お民の幽霊」が1番好きでした。最後にお民が涙した理屈が、児童文学?故の簡単な言葉で済まされて、詳しく語られてないのが逆にいい味を出してる感じでした。
★2 - コメント(0) - 2015年4月6日

山の話がよかった。児童文学というより詰めの甘い大人向けに思えるような話もあったり。
- コメント(0) - 2015年4月5日

表題作の『The End of the World』は“核戦争の影響で地下シェルターにいる家族が親が死んでいき一人残った少年が最後の希望に賭けて少女に会いに行く“といった感じの話だがインパクトが強く、しっかりと考えさせられる物語だった。ほかの短編物語も考えさせられる物語だった。とても印象に残る物語があるのでとてもおすすめです。
★4 - コメント(0) - 2015年3月25日

久々の読書。「ズッコケ三人組」の作者が書いたもの。いろんなジャンルの短編で、とても楽しめた。想像や架空の話なのに、自分が体験しているような不思議な感覚になる。「The End of the World」なんて、リアルすぎて怖い。でもオススメ。
★15 - コメント(2) - 2015年3月21日

わたしが生まれる4年ほど前に書かれた、きっと当時はSFじみている感じがした話。表紙に「子供たちへの優しい警告」とある。が、当時子どもたちだった大人たちは。今でもこれをみて 子ども時代に読んだことがある空想小説だって思えるだろうか。この文字の中の世界が至近距離な未来に思えるのは、3.11以降のせい? 憲法の解釈が変化しつつあるせい?子ども向けに書いたかもしれないけれど、若い大人にたくさん読んでほしい気がした。この小説と出逢わせてくれた西島大介さんの表紙にも感謝。
★1 - コメント(0) - 2015年3月20日

30年前に書かれたという表題作。核戦争、荒廃した土地、放射能、地下シェルター、そして死。児童書とは思えない、夢も希望もない、でも近い未来で起こるかもしれないことを、淡々と書いていた。ラストは、生き残りの人間に会うためにわずかな希望を持って地上に出るけれど、放射能に侵されている以上、死ぬことは確定している……なんていうか、表現できない。だけど、おもしろかった!
★1 - コメント(0) - 2015年3月14日

「ズッコケ三人組」の作者である那須正幹さんの短編集。SF、歴史、ホラーなど様々なジャンルの作品がありますが、どれも小細工無しの直球、という感じの作品達ですね。教科書に載っていそうなお話ばかりでなんだか懐かしい気持ちになりました、教訓めいているのだけれど決して説教臭くはないです。個人的なお気に入りは「ジ エンド オブ ザ ワールド」30年前に書かれた作品ですが、今でも、いや今だからこそ感じるものがありました。
★35 - コメント(1) - 2015年2月28日

この本はすげぇ……。SFから児童文学、サスペンスまでありとあらゆる作品が詰まっていて、まさに文学の宝石箱みたいな一冊なんですよ。んでもってテイストは様々なんですが、共通して過ぎる時間と人の関係が描かれていて、これがまた希望や闇を孕んでて面白いったらありゃしないのです。小難しい話題やテクニックではなく、物語の展開で勝負してる作品ってのは読んでて清々しいです。実は氏の代表作であるズッコケシリーズを、ドラマで観たことはあっても原作を読んだことがないので、これはもう、積み本が落ち着いたら図書館へ急がねば
★4 - コメント(0) - 2015年2月26日

今から30年以上前に書かれていて、児童向け、そしてあのズッコケ3人組シリーズを書いた人の作品ということの衝撃!!様々な題材、作風という懐の広さ。短編なのに優れた長編を読んだのと同じ重さで迫って来る、これはなんなのだろう。
★5 - コメント(0) - 2015年2月20日

かわいい表紙と新聞の紹介を見てほしくなった.はかなさ,「もうどうしようもないんだよなぁ」というのが自然にある感じ.昔にあるような映画の,フィルムの一場面を切り取って見せてもらったような懐かしさを感じた.「お民の幽霊」の距離感,なんだかうらやましいなぁ.表題作の荒廃した感じもSFっぽくて好き.
★4 - コメント(0) - 2015年2月13日

小さい頃ズッコケ3人組よく読んでたなぁ。30年以上前に刊行された本みたいだけれどもそんなに古くさく感じず、どっかで読んだことある気のする内容だけど気にならないな。10編の短編集ですらすら読めました。最後の「約束」の恒夫ちゃんみたいな事、子どもの時やってしまったな、と少し心が痛んだ。
★6 - コメント(0) - 2015年2月11日

作者が幼いころ大すきだった『ズッコケ三人組』の那須さんだと知り購入。様々なジャンルの作品の短編集どれも深い作品でした。表題作「ジ エンド オブ ザ ワールド」はこれからまさにこうなっていくのではないかと感じました。他の作品だと「たたら番小唄」と「約束」が印象深かったです。「たたら番小唄」はもののけ姫を想像しながら読み、ラストは心にずしんと来るものがありました。「約束」は柔らかい口調だからこそくるものがあり、これは他人事ではなく、自分にもあるのかもしれないと感じました。
★14 - コメント(2) - 2015年2月11日

語り口はソフトだが内容はかなり重い。表題作は核戦争で世界が滅んでしまったあとの世界を描くが、印象に残るのはいともあっさりと戦争に突入していく世界と、それをビジネスチャンスだと無邪気に喜ぶ大人の姿。世界が滅んだあとで、なおも残る(であろう)希望とはなにか。その他では「約束」が印象に残った。
★2 - コメント(0) - 2015年2月9日

核戦争後人が死に絶えた町で生き残りの少年が同じく生き残りの少女を探しに行く、カーステレオからスキッター・デイビス のThe End of The Worldが…「あなたの愛を失った時私の世界は終わってしまったの」と歌う、あの曲が…というハードな表題作にしびれまくり。これってつまり裏を返せば「愛がある限りは世界は終わらない」ってことだ。泣ける。私は「世界はクソみたいだけど、それでも希望は残っているよ」と教えてくれる物語が本当に好きなんだ!
★3 - コメント(0) - 2015年2月7日

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([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールドの 評価:90 感想・レビュー:37
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