([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)

([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)
あらすじ・内容
<内容>
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。物静かな店主・弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い……。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる感動作。
静岡書店大賞を受賞・ブクログ1位・読書メーター1位など、話題沸騰の人気シリーズ、待望の第二弾!

<もくじ>
ちょうちょうの朗読会
あわゆきのあと
海からの手紙
我らの西部劇

<プロフィール>
ほしおさなえ
1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』にて、第12回鮎川哲也賞最終候補。『空き家課まぼろし譚』『活版印刷三日月堂』「ものだま探偵団」シリーズなど著作多数。

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([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙の感想・レビュー(99)

続編に手を出すときは、緊張します。多くが、前作からパワーダウンしてしまうので。でも、今作は、前作のよさをそのままに、穏やかで柔らかい物語が紡がれています。活版印刷の持つ力が、文学の持つ、言葉の持つ力が、伝わってきます。読後は優しい気持ちに包まれました。
- コメント(0) - 2月19日

前作同様、心温まるな内容。特に朗読の話は良かったです。言葉って活字って素敵だなー。
★6 - コメント(0) - 2月19日

シリーズ2作目。前作と変わらず温かくて前向きな気持ちになる作品。どの話も良かったが「あわゆきのあと」が1番好き。
★10 - コメント(0) - 2月19日

前作のやわらかな空気感がそのまま残り、でも少し前へ進む。生と死。残るか消えるか。あっさり通り過ぎてはくれないけれど、読後はやはりすっとする。不思議な作品。中では、銅版画のお話が好きだ。前回の銀河鉄道の夜のように、大好きな長谷川潔の名前を見た時の嬉しさ。活版印刷と銅版画。きっとよく似合う。
★9 - コメント(0) - 2月19日

前作は便箋で印刷所再開から始まって、ショップカードとコースター、文化祭での名刺作りワークショップ、結婚式の招待状。今回は朗読劇のプログラムや豆本、お祖父さんが作りかけのまま残していた本作り……三日月堂の仕事模様も段々増えているようです。 何となく亡き人との向き合い方や生きて残せるものについての思いが強く感じられました。 優しいけれど、どこか切ない。でも、大切にしたいことに気づかせてくれる、素敵な物語。
★14 - コメント(0) - 2月18日

川越にある印刷所、三日月堂。印刷所を訪れるお客さんと若い女主人の交流を描く第2作。 事件も起きません。人も死にません。 朗読会、家族の思い出と活字。 私はこういうストーリーが好きです。
★12 - コメント(0) - 2月18日

祖父の経営していた活版印刷所を孫娘が引き継ぐ話の二巻目。いわゆる連作短編集。どれもほのぼのしていい話。登場人物たちが皆、前に向かって進んで行く。 読み進むと、あまんきみこの「すずかけ通り三丁目」「本日は雪天なり」というタイトルが出てきた。これは谷山浩子の曲のタイトルではないか!調べるとあまんきみこの作品を谷山浩子が曲にしたものとのこと。高校生の頃に谷山浩子のファンになったのだけれど30年目にして始めて知った。本を読んでいるとこういうこともあるのですね。
★15 - コメント(0) - 2月18日

作家買い。続編。4編収録。小学校の教科書に出てきた、あまんきみこさんの「白いぼうし」が本作でも登場し、懐かしい気持ちになった。朗読された「車のいろは空のいろ」を読んでみたくなった。自分が生まれる前に亡くなった姉あわゆきの話。広太の気持ちが分かる気がする。私も自分が生まれる前に亡くなった兄がいるから。一度も会ったことがない兄への思いと、両親の気持ちを考えると複雑だ。人はなぜ生まれ、死ぬのだろう。ファースト名刺はいい考えだ。あわゆきの供養になる。みんな何かを抱えて生きているんだな。
★9 - コメント(0) - 2月17日

三日月堂を巡る、心温まる4つのストーリー。全てに泣きそうになった。版画が出てくるところはイメージしにくかったけど、結局一番好きになった話やった。前作からいろいろ繋がってるのも読んでて楽しい。次のシリーズもいつか出るのかな?出たら嬉しいなぁ。
★9 - コメント(0) - 2月17日

この本の感想って難しいんだよね。前作読んだ時も思ったけど。言葉のひとつひとつが凄く綺麗な感じで読み終わったあとに安心するお話です。安心させる為に言ってる言葉って感じじゃないんだけど、安心するんだよね。心に残る言葉が読む人によっても、今の精神状態でも変わると思うし、だから何回も読んでほしい本です。
★31 - コメント(0) - 2月16日

toy
読了。シリーズ化するとは、大変嬉しい。前作よりも更に心に沁みるストーリーに何度か目頭が熱くなる。拾った文字が想いをのせて刷り上がり、心に届く良作です。
★13 - コメント(0) - 2月16日

4つの短編からなる第2弾。『ちょうちょうの朗読会』であまんきみこ作品の豊かさに触れ、『あわゆきのあと』でこの世に生を受けることの奇跡を感謝し、『海からの手紙』で豆本と活版印刷と銅版画と新見南吉という融合の妙に感嘆する。そして、ラストの『我らの西部劇』。組まれた「活版」とそこに刻まれた「言葉」が時空を越えてその息子や孫に伝わる。一呼吸おいて伝わる分、託す側の思いがより純粋なものに昇華される気がする。祖父が残した大型印刷機に向かいあうことを決意する弓子さん。こういう終わり方(続き方?)はよいなぁと思う。
★22 - コメント(0) - 2月16日

続編である今作も、心が温まる短編集。 どの話も魅力的だったが、最初の朗読に出てきたある作品に、強い懐かしさを感じた。小学校の頃は繰り返し読んでいた話でも、内容をあまり覚えていなかったり、改めて読むと違う捉え方ができたり。大人になった今だからこそできる、児童文学との向き合い方もあるのだろう。そう考えながら、「物語」というものの魅力を再発見できたような気がする。
★17 - コメント(0) - 2月16日

お気に入りのシリーズ。川越の活版印刷所、三日月堂の物語。今回も良かった!ファースト名刺、泣かされた〜。銅版印刷も学生時代にほんの少しかじったので、これも良かった。今の自分には、このくらいの感動があっているみたいです。三日月堂の弓子さん、前向きに考えている彼女が、この物語を上向きにしているんだと思う。また、会えるのを楽しみにしています。
★66 - コメント(0) - 2月15日

親と子。文字と言葉。表した途端に嘘のようになってしまう自分の気持ち。あわゆきみたいだなあ、白い雪の上に残る足跡。あまんきみこさんの本読みたくなった
★8 - コメント(0) - 2月15日

多くの人に読んでほしい。生きること、死ぬこと、誰かといっしょに居ることや、やりたいこと、どうすればいいのか答えが出ないこと…いろいろな思いをかかえて生きなきゃいけない時、古くも新しい活版印刷技術や、ひとつひとつに真摯に向き合ってくれる店主の弓子さんとの出会いがほんの少し、ほんの少しと気持ちに手を添えてくれる。
★10 - コメント(0) - 2月14日

シリーズ2冊目。古き良き印刷技法活版印刷。それに惹かれるように、人々が店を訪れるが… 前作同様とても好きな世界観で、少し悲しい話もあるのですが、重くなり過ぎずにいい感じでした。各話ともにちょっとづつリンクしていたり、弓子さんの印刷に対する考えなど、読んでいて面白いなぁと。 想いは活字に宿り、活字は形となって人々の心に届いていく。"活字"が紡ぐ優しいお話。
★38 - コメント(1) - 2月14日

『ちょうちょうの朗読会』は谷山浩子の「すずかけ通り三丁目」を頭の中でBGMにしながら読みました。よかったけど、読み聞かせが苦手で朗読って全然違う分野になぜ行った?読み聞かせのおばさまたちが怖かった?とか邪推してしまう・・・(汗)『あわゆきのあと』子どもの話は無条件で泣けるともいえますが、名刺がきれいで。『海からの手紙』新見南吉かな?と思ったらどんぴしゃでびっくりした。現物があったら買ってしまいそう。『我らの西部劇』物が残ってるって、こういう月日を超えた出会いがあるからたまらん。
★6 - コメント(0) - 2月14日

良かった、このお話にはまだ続きがあるようで。学生の頃、バイト先に和文タイプがあり、活版とは違うけれど、あれも活字がひとつひとつバラバラにあった。触っておけばよかったと思う。やはり、形のあるものにはそこにしかない魅力がある。そんなことを思い出させてくれる。ああ、早く次が読みたい!
★48 - コメント(0) - 2月14日

活版印刷三日月堂、前作から続編が出ていた事を知り、即買いしました!!様々な悩みを抱えたお客さまが訪れ、活版印刷に触れ悩みを解決したり、一歩踏み出す勇気を貰えたり、誰かの心に印刷物を通して、温かい感情を与える様なストーリーでした!!サブタイトル、海からの手紙では活版印刷と銅版画が、コラボした初めての作品を共同で作成したりと、弓子自身も成長しょうと決意する場面があり、まだまだ続編があるのかなっと期待してしまいますね!!
★39 - コメント(0) - 2月13日

活版印刷三日月堂シリーズ第2弾◇朗読会のパンフレット、肩書きを持たない赤ちゃんの名刺、苦い思い出もいっしょに綴じた豆本、30年越しに届いた父の原稿◇前作を裏切らず、本当に好きな作品でした。が、個人的にはこの2作で完結がいいなぁ。温かい話の詰め合わせは長くやりすぎちゃいけない気がする。続編が出たら勿論読みたいけど…前2作が良すぎてハードルが上がってしまいそう。
★9 - コメント(0) - 2月13日

作者はまわりで誰かが亡くなったのかと思うぐらい、死について書き綴っていた気がする。 今回のテーマは、生と死なんだろうな、きっと。 朗読の話、姉の話、元カレの話、父親の話もろもろ。 全部好きだったけど、あわゆきの話と父親の話がとても印象的。見たことない姉、思春期の息子を持つ父親たち。泣けたね‼ 次回作にも期待‼
★7 - コメント(0) - 2月12日

絶対出ると思ってたシリーズ2作品目。今回はかなり感動系なお話が多かった。と思ってます。1作目と同じく、前の話で出てきた人や物に関わりを持った人々で話が進んでいく。お祖父さんの機械を動かすと言っていたので、3作目も期待したいです〜
★19 - コメント(0) - 2月12日

1巻を読み返したくなった。朗読会、豆本作り、同人誌。初めての名刺など。楽しいことが一杯なんだけど、その裏には別離や苦しみがあって、読んでいるのが苦しくなるような話もあった。それでも、そういうものを抱えて、糧にして生きていく登場人物たちに励まされた。
★8 - コメント(0) - 2月12日

シリーズ2冊目。活版印刷所「三日月堂」にやってくるお客さんの色々な思い。ひとつひとつ拾い上げた活字で言葉や思いを形にしているから、皆の心により届くのかなと思いました。
★7 - コメント(0) - 2月12日

自分の中にある想いを言葉にすること、活字にすることで、繋がる。登場人物たちは、ツライことにもきちんと向き合って想いを言葉にしている。「あわゆきのあと」が好き。
★6 - コメント(0) - 2月12日

前作同様、人と人との繋り、表現することの素晴しさが伝わってきました。加えて今作では生きることの素晴らしさを強く感じました。今回の4つの短編もどれも胸にジンとくるよいお話でしたが、特に「ちょうちょうの朗読会」は終始温かい空気に包まれていて、素敵でした。作中に出てきたあまんきみこさんの本を読んでみたくなりました。また前作より川越ネタが多かったのも嬉しかったです。今度エッグバウム買いに行こうと思います。
★11 - コメント(0) - 2月12日

‪大きな非日常性や激情とは違う、人生の中の細やかな感情の機微を丁寧に掬い取る。だから活版印刷三日月堂に、人生の波をたゆたうような静かであたたかいものを感じる。こんな風に、取り零さず生きたい。最近家族を亡くしたので、子供の視点から死を考える「あわゆきのあと」が格別だった。答えはないし消さなくてもいい。続編を読めて本当に嬉しい。‬
★6 - コメント(0) - 2月12日

前作に引き続き泣きました。悲しさという訳でなく、じんわりと涙が出てきました。「ちょうちょうの朗読会」が一番ここに残り、「あわゆきのあと」で号泣...一つ一つの話によって全然違う思いがありました。
★10 - コメント(0) - 2月12日

今回は、生と死をテーマにした作品が多かったです。でも、物語のあたたかさは変わらず!活版印刷のことが、人とのつながりを通して伝わっていく。素敵な話でした。あわゆきの話は泣きそうになってしまいました。
★11 - コメント(0) - 2月12日

★★★★☆シリーズ2作目も暖かい話が並んでいました。活版印刷で製作した作品が次々と繋がって行く。『豆本』というものを一度見てみたいと思いました。
★10 - コメント(0) - 2月12日

2巻目もとても暖かい話ばかりでした。あまんきみこさんのしろいぼうしのもともとの本がどういう物なのかも知れて良かった。私も小学校で読んで子ども達もそれぞれ読んできて、ずっと読み続けられる良いお話だなと思っていたので、作品のタイトルが分かって嬉しい。あわゆきのきおくでは子どもをなくした母親の気持ちと自分の知らないところでお姉さんがいたという男の子の気持ちがじわーっときました。「忘れなくていい痛みがある」その通りだと思います。海からの手紙も自分を見つめなおして次の一歩を進めていこうとする強さが心に残りました。
★45 - コメント(1) - 2月12日

突拍子のない話じゃないから、するりと受け止められるのかな? きっとそう、そのくらいの気持ちでその程度の感情だ、というところで終る。言うならば等身大。
★7 - コメント(0) - 2月12日

シリーズ2作目。1作目を読んだばかりで、続けて読めてよかったです。今作も別れの悲しさ、ふれあいの温かさ、再生の清々しさが絶妙なバランスで描かれています。感情を激しく揺さぶられるというよりは、静かに心に沁み入って忘れられなくなる感じ。なかでも『あわゆきのあと』が印象的。身体はあっという間に消えたとしても家族の記憶からは消えない。あとには愛と優しさが残るのでしょう。いつまでも。
★26 - コメント(2) - 2月11日

面白かったです!すごく良かった。特に最後の話がものすごくぐっときました。
★8 - コメント(0) - 2月11日

シリーズ2作目。今回も良かったです。活版印刷で刷られた文字が伝えたい想いや声となり人と人を繋ぐ様は読んでいて心が温かくなりますね。4章の「我らの西部劇」が個人的には好きでした。親と子が絆を取り戻していく話にジーンときてしまいました。
★12 - コメント(0) - 2月10日

今巻も面白かったです。前巻同様にバトンを渡すように物語が紡がれてゆきます。各話其々良かったですが、個人的には、最後の「我らの西部劇」が良かった。親から子へ、子から孫へと紡がれていく感じは良かったです。次巻も期待大ですし、シリーズ化しても良い作品だと思います。
★7 - コメント(0) - 2月10日

前作よりも構成が巧く、面白く仕上がっている。三日月堂の作製した品々から、物語が手から手へ、人から人へとつながっていく様は読む者に響くし、各話どれも深くじんわりと心を打つ。その中心、三日月堂の弓子さんの、三日月堂を背負って精一杯頑張る姿に、励まされる思いがする。これからも三日月堂の物語の続きを読んでいきたい。
★12 - コメント(0) - 2月10日

前作を読んで直ぐに「海からの手紙」に・・・今回も川越市の昔ながらの商店街の奥三日月堂を舞台に織りなす活版印刷を通して織りなす4つの物語はどれも心に染み込んだホッコリものだった。できれば続編が読みたい。
★19 - コメント(0) - 2月10日

読んでて常に何かが心の琴線に触れてる感じがした。 雰囲気?文体?
★2 - コメント(0) - 2月9日

([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙の 評価:100 感想・レビュー:51
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