赤めだか (扶桑社文庫)

赤めだかの感想・レビュー(911)

私にとってきっかけがつかめないもののひとつとして「水滸伝」があります。一〇八人の登場人物が出てくるそうです。現在の私の記録容量では太刀打ちできそうにないので、手が出せないでいます。 「落語」も私にとってきっかけがつかめません。ダウンタウンの松本人志さんは、桂枝雀さんの落語が好きなんだそうです。エッセイ「赤めだか」に出てくる十七才の青年は、立川談志さんの落語「芝浜」に打ち震えました。 エッセイ「赤めだか」を読んでいると、「落語」に手を出したくなってきました。「芝浜」聴いてみようかな。
- コメント(0) - 3月22日

姉ちゃんがめちゃ面白いと言って貸してくれた本です。談志さんは、無茶苦茶な天才。その弟子談春さんが前座時代の試練を乗り越えていくお話。最初は、何が面白いのかわからんかったけど、徐々にこみ上げてくる、談春さんの行動とは裏腹な声にくっと笑えた!「落語とは人間の業の肯定である」努力しても、報われないから落語を聞くのだとも書いてある。芸人は、芸とともに自分自信を磨いている。更に、どんな事があっても、肯定する、笑いにかえる力がある。どんな事でも、面白い、芸の肥やしと思えれば、人生悪くない。
★3 - コメント(0) - 3月20日

【〇】談志師匠の意外に理論的な弟子の育て方と、会社員真っ青の立川一門の実力社会ぶり、これらが印象に残りました。
★6 - コメント(0) - 3月8日

★★★★★(軽妙洒脱な文章で一気に読ませる。最後の章は粋な師弟三代にホロリ)
★2 - コメント(0) - 3月4日

落語家になるまでの過酷とも言える修行の中、人としてみてもらえない(前座)という立場。そして後輩の志らくに真打ち昇進の先を越された談春。談春の志らくに対する嫉妬と、嫉妬というものの本質を教える談志。嫉妬を消化するためにとった談春の行動が素晴らしくて感動しました。(どんな行動かは読んでみてください)終盤、小さん師匠の言葉から、談志に対する談春の切ない気持ちが伝わってウルっときました。この本の中で最も心うたれた部分です。落語を聴いたことは一度も無かったのですが、是非とも聴きに行きたくなりました。
★55 - コメント(0) - 2月5日

さすが噺家さん、するする~と話に引き込まれます。とにかくハチャメチャ破天荒の連続!でもそれは可愛い子供を崖から突き落とす親の愛情だったんだなと気づけたのは談志師匠に惚れ込み、自身の選択した道にしがみついて大成した談春さんの視点で語られた文章を読んだが故。形は違えど仲違い報道で有名になった談志師匠と小さん師匠の師弟愛もまた篤いものがあり、ホント、表面だけじゃ人の心なんて計り知れません。見えないマグマのようにものごっつう熱くて複雑で手がつけられない深ぁ~い愛情バトルに清々しさが残ります。買って良かった。
★14 - コメント(0) - 2月1日

「立川談志」と言えば、ハチャメチャで理不尽な人ってイメージがあるが、むしろ逆? ここに書かれているのは極々一部の良面なのだろうが、 厳しいけれど暖かく、チャーハン作ってくれる、理想の師匠と錯覚?してしまうほど、 談春さんの談志師匠への尊敬の念が伝わってくる。 ストーリー(実話だけど)も秀逸で、やらかした弟子が師匠の元に向かう時、「あー、ヤバイよー」と自分も一緒に恐々とするのだが、 その時々の談志師匠の言葉や所作が粋でね。 妻に贈りたかったが「ドラマ見たから知ってるわよ」って言われちゃった。ちょっと残念…
★7 - コメント(0) - 1月31日

自分と同年代の談春が、自分では考えられもしない人生を、常に周りの教えや空気をピリピリと感じ取り、頭を目一杯働かせ、そして、周囲をアッと驚かす発想をして行動を起こす。その生き方が眩しい。 小さん、米朝、小朝、高田文夫、さだまさし、そして師匠の談志・・・談春が落語に命をかけているからこそ応えてくれているそのやりとり一つ一つが、読んでいる自分の胸にも刺さってくる。 それにしても記憶力が凄い。それぞれの会話が活き活きと伝わって、小さんとのやりとりでは涙が出、米朝では戦慄がはしった。
★16 - コメント(0) - 1月22日

2016年3冊目。先日、志らくさんがテレビでダーツしてましたね。前半の方が、面白く感じました。築地のえびシューマイスパイシー事件、面白かった。
★4 - コメント(0) - 1月18日

落語は「しゃべれども~」で読んだくらいで、立川談志が波紋だか、騒動を起こしたのは知っていたが、内容はこれを読んで納得。リアルタイムで、やはり落語家。文章もキレが良くて、引き込まれてゆく。落語のテープやDVDを借りて、文中の「根多」を聞いてみたくなりました。  「ねた」って「種(たね)」の倒置語だったと知りました。
★8 - コメント(0) - 1月10日

★★★ドラマが面白かったので読みました。P123~「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」と云った。「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし、人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の塊みたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も変わらない~
★4 - コメント(0) - 2016年12月31日

TNS
談志さんの芝浜をほんの一部、テレビで見ただけで結構な衝撃を受けており、この本は以前から読みたいと思っていました。談志さんの人柄、落語への情熱、弟子への思いが伝わってきます。話も面白く、一人で笑ったり、緊張から思わず本を閉じることがありました。また、この本は自己啓発の要素も含んでいます。「嫉妬とは努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって自分のレベルまで下げる行為」「現実が正解。理解し、分析し、行動を起こせないやつをバカという」2016年最後に読み終えた本がこの本でよかったと思いました。
★4 - コメント(0) - 2016年12月30日

ドラマも面白かったので読みました。弟子の真打昇進を認めなかった落語家協会から独立した立川談志。怖いけど、それだけではない茶目っ気と落語に対する真摯な態度が魅力的です。独立騒動で絶縁状態の談志の師匠小さんの「弟子が師匠に惚れるのは当たり前なのですが・・・」という言葉に二人には二人で分かり合えていたのだなと思いました。笑えて感動させられる良い本でした。
★25 - コメント(0) - 2016年12月24日

面白かったです。立川談志のすごさ、落語の厳しさ、奥深さを垣間見れる作品でした。今日たまたま志らく師匠の独演会に行ったのとあわせて、2倍楽しめました。
★3 - コメント(0) - 2016年12月23日

風とロック芋煮会で人生初落語を観て興味が出たので読んでみたけど面白かった。
★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

師弟ってやっぱりいいなぁ。
★2 - コメント(0) - 2016年12月12日

友達に薦められて読んだ本。落語は全く知らないけど、一個一個のエピソードにオチがあるから、楽しく読めました^ ^ 怖い印象しかない談志さんでしたが、とてもやんちゃな愛されキャラなんですね(o^^o)
★6 - コメント(0) - 2016年12月8日

社会人になったばかりの方に読んでほしい本だと思いました。(私も社会人3年目です)特に終章は胸に沁みるシーンのオンパレードです。師弟愛が暖かすぎます。個人的にはさだまさしさんの一言が印象に残りました。
★5 - コメント(0) - 2016年12月4日

今更ながら古典落語に興味が湧いてきた。立川談志が生きている間に生で聴いてみたかったなとしみじみ感じた。
★9 - コメント(0) - 2016年12月1日

☆☆☆☆☆ 談志の魅力が一杯で面白い。
★5 - コメント(0) - 2016年12月1日

母の置き土産の本でした。立川談春という落語家が落語家になると決意し、前座、二つ目、真打と修行を重ね、成長していく実話に基づいた自伝。寄席と言うシステムに属さない立川流のおもしろい独特な修行やルールがあり、興味を持って楽しんで読めました。一度立川談春の落語を聞いてみたい。
★9 - コメント(0) - 2016年11月17日

今回ドラマを拝見して興味を持ち読書。ドラマの方では談春さんが二ツ目になるまでのエピソードが中心になっていましたが、原作は談志さんへのラブレターにも思えた。正直私は談志さんの破天荒な行動と言動しか知らなかったのですが、改めてこの方の落語を見てみたいと思いました。
★8 - コメント(0) - 2016年11月8日

TVからの読破。言葉1つ1つに落語に対する想いや人柄が伺える。単なる気難しい落語家と言うイメージの談志がユーモア溢れウィットにとんだ才能を魅せた落語家だったんだなぁと思う。ちなみに今日は志の輔の弟子の志の春を見てきた‼️立川流の見方かわったかも?
★4 - コメント(0) - 2016年11月6日

話が上手い上文章も流石。一芸どころでない才能がクッキリ。談志いじりは兄弟子のが巧妙であるものの、立派な作品に仕上がっています。いいと思います。
★15 - コメント(0) - 2016年11月3日

談志師匠の凄さと、修行の大変さが有って今の談春さんがいるのだなぁ-と思いました。また、立川流の人間味溢れる面白さでした。
★4 - コメント(0) - 2016年11月2日

☆☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年10月21日

私のご贔屓は朝様。だから対極の談志さんはずっと聞かず嫌いでした。下町ロケットの談春さんがとてもいい味出してたので、ちょっと立川流を覗いてみようかなと気楽に読み始めたけど、文章のあちこちでカリスマ談志師匠を垣間見て、ライブで聴けなかったのを悔やみました。でもやっぱり朝様が一番好き。
★4 - コメント(0) - 2016年10月13日

究極の愛。師匠そして落語に盲目的な愛がなければ前座などというパワハラ的な毎日を過ごせる訳がない。とにかく面白い。後輩に嫉妬し、その重苦しい思いをその後輩と仲良くなり親友となり理解する事で自分を取り戻す。頭が良く人に好かれる人の考え方を見せてもらった。くじけるな、正面きって生きろ。そんな風に自分をふるい立たせてくれる良書。どの世代の人にもオススメ出来ます。
★19 - コメント(0) - 2016年10月13日

特に落語に興味がある訳ではないのだが、装丁に惹き付けられて手にしてしまった。いやいや痛快。話のテンポも展開も軽妙で非常に読み易い。そして面白い。何度も笑ってしまった。後半部は笑いだけではなく、何度も涙した。特に、最終章の小さんと談志との行は涙腺決壊。破天荒なだけではない談志の人となりが見事に描かれている。談志って本当に心の暖かな人だったんですね。読んで良かった。
★5 - コメント(0) - 2016年10月5日

落語は好きなのだが、恥ずかしながら談志も談春も観たことがない。でもほぼ一気に読んでしまった。若干粗削りなとこありながらも読ませる文章、確かに本人が書いたの?と聞きたくなるくらい。噺家の仕組みをより知られたし、出てくる噺家各々の落語への向き合い方、師匠と弟子の関係について、熱くなるものがある。生き方や仕事についても考えた。装丁がまた可愛い。着物のような風合いの紙に、シンプルなめだか、帯みたいな鼠色に模様入りの遊び紙。
★7 - コメント(2) - 2016年10月2日

ということで、遅れ馳せながら立川ボーイズのあれこれを最近見てたので(のらく死んじゃってたんだよ、と今頃教えられてヨタロー見たりしてたからなんですけどね)。ドラマなんか当然知らなかったしな(死。で、学年で言やぁ一つ下になる談春さんの入門から真打までの道のりを家元制度という寄席に出られない境遇の中気がつけばかなりの英才教育を施されちゃってたヒストリーと言いますか。しかし、すごいな。人間国宝二人に教えてもらっちゃうとか(汗。しかしチケット取れないんだよね(笑)
★120 - コメント(0) - 2016年9月26日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2016年9月26日

実は落語を見たことも聞いたこともなく、ドラマも見ていないので、落語界がどんな世界なのか想像もつかない状況で読み始めた。時代もあるのだろうけど独得の世界で、談志のカリスマ性や、しきたりの中でたくましく生きてきた様子が臨場感溢れる豊かな表現で描かれていて、さすが落語家だなぁと思った。これはぜひとも落語という新しい分野も開拓してみたい。談志の魅力まで知りたいと思う。
★7 - コメント(0) - 2016年9月25日

一本筋の通った硬質な文体。読まされました。
★3 - コメント(0) - 2016年9月24日

落語は好きだけど、談志も談春も、落語はほとんど聞いたことない。これを読んで、談志一門の内実(笑)と、談春の文章に引き込まれていった。面白いです。下町ロケットの談春もよかった。これから談春の本業の落語を聞いてみよう。
★8 - コメント(0) - 2016年9月22日

図書館にて。
★1 - コメント(0) - 2016年9月16日

★★★★
★1 - コメント(0) - 2016年8月31日

読みたくて読みたくてようやく読了。楽しみにしてた以上によかった!落語家立川談春による自身の過去、兄弟子たちとの前座修行の日々、そして何より立川談志を語る文章が素晴らしい。勿論、事実となるエピソードがあってこそだが、その表現によりまるで小説や映画を観ているよう。談志は決してハチャメチャではなく、筋の通った愛に溢れた師匠であることがよくわかる。しばらく落語行ってないので行ってこよう!
★8 - コメント(0) - 2016年8月31日

本を読みながら、年末のドラマを見直す。やっぱりビートたけし上手いなあ、ニノも濱田岳も落語上手いよなぁ。 談志の不条理さと論理の背反する人徳が凄い。「落語はリズムとメロディ。芸は盗むものだと言うがあれは嘘だ。最初は俺が教えた通り覚えればいい。」 談志の落語DVDで観ようっと。談春の落語観たのももう3年前か!オーラあったよな。
★7 - コメント(0) - 2016年8月16日

立川談春氏の、師を愛する気持ちに溢れながら『そんなこたぁーないんだよ』って言っているような表現と、立川談志氏の愛情ある人間性も溢れさせながら流れる時代は、なんて心を擽るものなのか。 内容は読んだ人だけのお楽しみとして、この著者の凄いところは、、、すべての登場人物が素晴らしいと言うこと。 嫌な人だっていただろうに、それでもそんなことを感じさせない人物の登場のさせ方にこれ以上ない敬意を感じた。 そして、過去を書きながら今の感情を織り混ぜつつ、過去の感情も肯定する感性に脱帽です。
★7 - コメント(0) - 2016年8月10日

赤めだかの 評価:76 感想・レビュー:382
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