読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
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takao
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ふむ
0255文字
ガーネット
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(辛口レビューご容赦)これまでは、500頁超えの厚みなら「前半は乗れなかったが、後半は引き込まれ、満足の読後感」という体験が殆ど。この作品は、読み続けるほど、退屈度が増していった。本来、スピ系について肯定派の私だけれど、この扱われ方はしっくりこない。経済的には全く中流ではない主人公の設定にも、興醒めしてしまう。「ありえないような出来事、つながり、能力」=「神秘(タイトル)」だとする物語としても、そこから展開する死生観が、私には理屈でゴテゴテにした空虚な楼閣のように思えた。(ひどいレビューでごめんなさい)
ガーネット

誤字脱字、訂正しました(・_・;

04/19 06:40
0255文字
Ruby
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再読。死生観や著者の読ませる力に感服しながら読んだ。最後にすべて繋がってくるのは、んなアホなと思いつつも圧巻だった。「将来への夢や将来への不安を一瞬で失った。失ってみて初めて見えてきたのは、将来への夢も不安も、実は同じものでしかなかったということだった。夢は不安であり、不安は夢だった。」というのはそうだよなぁ。表裏一体というか。
0255文字
藏
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此方も500ページを超える長編ですが一気に読みました 実は「松雪先生は空を飛んだ」を読んでいたのですがあまりに人間関係が複雑でちょっと一服しようと此方の本を併読したのですが面白くて一気読みでした舞台も地元の神戸で読んでいても情景が浮かび楽しめました。 白石さんは神戸に移り住んで書かれたようです。
0255文字
ちえぞう
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最後にパーツが全部繋がってスッキリしたけれど、一つ罪が暴かれないのは死人に口なしだからで、少しモヤモヤ。原罪ってことなのかしら。
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nara
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ネタバレ印象に残る文章もあり、各見出しがわかりやすいこともあり、何度か戻りながら読み進める。 予測や期待のことを私たちは時間と名付ける 実在の出来事を混ぜてあるが故に、この本のタイトルにある神秘の部分についてはどう受け止めて良いのかモヤモヤが募ってしまった。アンブレイカブル!? (白石一文氏の本を読むのか久々だったというのもあるけど)
0255文字
はおう
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ネタバレやっぱり主人公と近い境遇の人向けなのかな?と思ったり。世代や病気だけでなく東京在住のエグゼクティブ層というところも。そういう人が安易に奇跡を求めるという部分はリアルなのかもしれない。
0255文字
あっきー
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余命一年を宣告された男が、残された時間をどう生きるかを描く長編小説。なぜ生き、そして死ぬか。幸せな人生とは何か、哲学的な問いに主人公は一定の答えにたどり着く。よくある恋愛ものの余命何年ではなく、主人公は所謂中年から初老であり、自らの将来を重ね合わせ考えさせられる。そして物語はとても複雑な神秘な展開になり、全てが信じられないように繋がっていく。やや前半部分に冗長的な感じはしたが、読み応えのある秀作。
0255文字
スギヒロ
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実に重たいテーマの物語でどうなるのかと期待しながら読み進めました。でも、後半の偶然の巡り合わせが連続するのにはちょっとやり過ぎかと。又、主人公がお金に不自由しない立場である事には若干の違和感を感じました。お金がない人ならどうしたのだろうか?
0255文字
そうたそ
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★☆☆☆☆ 末期の膵臓癌の宣告を受けた男性を主人公に、"死"について淡々と語るような一作。いつものことながら観念的な文章で紡がれるストーリーであるが、正直なところこの長さを読み進めるには退屈すぎる内容でなかなか辛いものがあった。好きじゃない方の白石さんだなぁ、と読後に思った次第。
0255文字
紅茶派
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実在する会社名や個人名などが出てくるので、ノンフィクションのようなフィクション、余命宣告された男の、手記のような、小説でした。では肝心の山下やよいのような能力者はいるのかというと、います。が、運と縁がないとたどり着けません。ほとんどが偽物だったり思い込みだったりしますが、少数ですが本物もいます。病気になってから慌てて探すと、だまされますから、普段からアンテナを張っておいて、これは本物みたいだぞと思ったら、しばらく経過観察していると、わかってきたりしますのでお試しください。
紅茶派

姪・理紗の友達、友里や、菊池が東京の街角で見かけた和服姿の女性なども、能力者のようですね。どこかで再登場するのかと思っていたのですが、それはありませんでした。山下やよいは、「女のナワール」か「仙女」のような存在かもしれませんね。一番最後の阿形一平が酔っ払った時の話は、ないほうがよかったな。

09/24 00:14
0255文字
a_k__i
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6月 12冊目読了
0255文字
黒豆
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ネタバレ末期の膵臓癌で余命1年と宣言された男の思いと行動が描かれるが、全てが関係し必然だとか、ストレスと癌の関係とか、膵臓癌でスティーブ・ジョブズを登場させたり、違和感多々だったが、持病の事もあり最後まで読む。読後も違和感のまま。
0255文字
ナオヒ
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余命の宣告をされてからの主人公の心の葛藤などは非常に興味深く読めたが、全ては『必然』だったという考え方には少し違和感を持った。では東日本大震災や阪神淡路大震災で亡くなった人たちの死は必然だったのだろうか、八歳で亡くなった真尋ちゃんの死も大きな輪の中での必然だったと言うのだろうか。そんな筈はない。自分は何か『特別な存在』であり、『生かされている』という考え方は少し自己中心的に過ぎると思う。しかし、そのように考えることでしか人間は自己を再生させていくしかない弱い生き物なのかもしれないとも思った。
0255文字
イーイング
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最後まで登場人物誰にも感情移入出来ず。たくさん登場するも、全員ただのコマ要員ではないですか。全て中途半端でモヤモヤが止まらない。ひさびさに辛い読書体験でした。何とか読み終えた。
0255文字
花々
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ネタバレ図書館本。 大手出版社役員の菊池。働き盛りの53歳で膵臓癌にて 「余命1年」を宣告される。 生きる事に意味があるのなら『癌』に罹患したのも意味があるのか…自問自答の中ヒーリング能力のある「山下やよい」を探しに神戸までいく。 人の人生とは不思議なのも。「縁」が「縁」呼び、何か大きな力が働いて人生となっていく。読みながら到着地を探していました。つい、考えて読んでしまいます。 楽しんでとはいきませんが、人生のヒントにるお話です。
0255文字
kochi
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東北震災の後、膵臓癌で余命一年と宣告された大手出版社の役員である菊池は、20年近く前の関西からの一本の電話を思い出し、神戸で電話の主「山下やよい」を探す。探索の後に菊池の見出したものは… 二つの震災をつなぎ、登場人物たちの人生をを隠された糸で紡ぎあげた物語は、まさに、住吉駅の赤い服の男のようで、驚愕の結末を迎える。毎日新聞の連載で読み、単行本は図書館で読み、今回、神戸でのブクブク交換に備えて3度目。菊池と別れた妻藍子との物語が中心に読めた。また、読むと思う。
0255文字
M6
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大手出版社役員 次期社長と目されていた菊池 53歳。末期の膵臓がんの為「余命一年」と宣告される。それから 別の世界に…途中から頭がついていかない程 けれど これ程のつながり 縁 少しだけ味わってみたい気がする。
0255文字
フィシュー
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ネタバレ著者の作品の登場人物たちは世の中を理知的に分析し自問自答を繰り返す。彼らが思索を深める過程に、いつのまにか己を重ね感化されてしまう自分がいる。 というよりそれを期待しているのが実際。著者が投げかける人生、運命、人生といったテーマについてとことん考えてみたいんだ。 本作では「限られた命から気づく人生観と神秘」を徹底的に取り扱っている。結果、明確な答えやオチはない。そしてそれは私も同じで、いつも答えはみつからない。 ただそれは当たり前かもしれない。答えのない主題だからこそ、夢中になれる。
0255文字
あめゆじゅ
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ネタバレタイトル通りの、ちょっとだけ宗教ちっくというか、神の力とかキリスト教とか、ファンタジー感のある話。 私は面白かった。けど、人にオススメはしないかなぁ?
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きーしゃん
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「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」から表裏一体である生と死にテーマを絞って深く深く考察した本ではないでしょうか。物語の謂わんとしてることを考えると「聖なる予言」がよく頭に浮かんで来ます。「聖なる予言」は20年以上前に成人式のスピーチで友達が紹介していた本。それから間も無く留学先のアメリカで心臓発作で他界してしまった彼女を思す度に「聖なる予言」もセットで考えてしまうのです。また、体一つで沢山の患者を治していた祖母を思い出します。全てが必然の名の下にあるのであれば、この本の出会いもまた然りなのでしょう。
0255文字
きび
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白石一文さん初読みでした。最後は伏線が回収される感じではあったけど、余命一年の宣告を受けた人が何を考え何をするのか、いつか自分もそうなるかもしれないから、参考になるならと思って読み始めたので、ちょっと拍子抜けした。なかなか乗らなくてものすごく時間がかかって、苦労して読了。
0255文字
ゆうちょ
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きっかけとしては、なにげなくで読み出したが、魅力的な登場人物達と、様々な人たちが繋がって行く人間的な世界観に引き込まれました。最後のほうは読み終わるのが惜しい気持ちになっていく作品でした。また、全体を通して「生きるとは」何か考えさせられ、人生の節々にまた読みたいと思った。きっと時々に感じる事が違うのだろう・・・(人生観)(阪神東北震災)(縁)
0255文字
ゆ
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最初はどうも入り込めなかったけど、物語が動き出してからはほとんど一気読み。村上春樹の中編のような。
0255文字
Totchang
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二度目ですが、やっぱり「運命」に抱かれるのも程々にしたいものだと感じました。最後に明かされるエスパーは必要なのでしょうか?
0255文字
ばしこ♪
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偶然だとしても…ここまで繋がれば運命と言わざるを得ないか?それとも作られた必然なのか?僕が主人公であれば夢なのかと疑ってしまう。まさに神秘。
0255文字
さいちゃん
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末期癌を宣告された中年男性が辿る行動が神秘を絡んで繋がりを持ち、最後にはただただ深く思いを廻らされる読み応えのある哲学的な作品でした。
やぎママ

白石一文さんの568ページからなる長編ものですね。タイトルがシンプルだけど、奥が深そう。読みたい本に登録しました、ご紹介ありがとう!!!

06/12 22:32
0255文字
Totchang
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覚めた目で読まないと引きずり込まれそうな世界が広がっていました。偶然なのか、運命なのか。フィクションとは言え、東日本大震災や阪神淡路大震災を背景にしているので、ときどきノンフィクションかと思ってしまいそうになりました。ただ、作者の原子力発電所に関する見方については「美味しんぼ」の原作者雁屋哲氏に共通しそうな気がして危機感を覚えました。
0255文字
ノメ
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因果を紐解くことで未来が見えてくる。関係性に気づくか気づかないかで未来は変わるんだろうな・・・
0255文字
ミカママ
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いろいろな意味で一気読みさせられました。白石さんのこれまでの集大成と言えるのでは。私自身の大切な人たちに出会ってきたきっかけに想いを馳せたり。偶然なようでいて、ちゃんと意味があったのでしょう。恋こそが人生の王道、と言い切りながらも、男と女は、心では決して結びつけない...白石さんのシニカルな一面を見た作品でもありました。ぜひご一読を。ただし元気なときに。
ミカママ

ワニっち、ラストはみんなが繋がりすぎて、何が何だか状態だったけど、白石さんの言いたいポイントはそこじゃないと思ったので、あえて優しくスルーしてみた(笑)好きな作家さんには甘いんだ、あたしは。再読したいと思ってます、あたしも。

04/23 22:51
ミカママ

みっちゃん、相変わらずぐちゃぐちゃしてるぅぅ?(笑)こちらは、ぐちゃぐちゃを三回転くらいして、最近は正常位置に着地した感じよ(笑)みっちゃんも読め、コレ(՞ټ՞☝

04/23 22:53
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0255文字
hitokoto
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人と人との「類い稀な繋がり」の「神秘さ」をこれでもかという位に描いた作品と表現すれば身も蓋もありませんが、余命1年と告示された末期癌患者の男性(53歳)の過去ではなく未来へと向かうラブストーリーでもあります。2つの大震災を絡めながら「生きること」「恋すること」を問うた大作だと思います。読み終えるには少々体力を必要としましたw。
hitokoto

ナイス、有難うございます。私には読みにくい作品でした。

04/06 04:04
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じいじ
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 これは面白い。共感する白石哲学が満載です。余命1年の末期がんを宣告された53歳の主人公。「生」へ挑む男に絡む女たちが神秘を秘めた物語。前半は、死への恐怖、自分との葛藤に胸が詰まった。しかし、ともすると陰鬱になりがちな「死」の問題を前向きに書き上げた巧さは流石だ。仕事を辞し、残す人生に立ち向かう姿勢、腹の据わった潔さに敬服する。「死にたくない」とは思っていない、ただ「生きたい」と思う、には共感。自暴自棄におちいらず懸命に「生きること」を求める主人公に活力を貰った。白石一文好きにはお薦めの一冊です。
あすなろ

おはようございます。この作品は印象強い作品。僕もオススメの作品ですね^_^

03/23 05:56
じいじ

あすなろさん、おはようございます。コメありがとうございます。白石作品14冊目ですが、これが一番共感度合いが高かったです。好き嫌いはあるでしょうが…。(笑)

03/23 06:04
8件のコメントを全て見る
0255文字
pia
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そこまで繋がるか!!ってくらい、驚きの連続でした。出来過ぎ感はある。けど、ビックリするような繋がりって実際あるし、なんたって「神秘」ですからね、題名が。最後の赤い服の人のエピソード、なんの話かと思ったけど、ここのレビュー書いてる方の読んでやっと気付きました。みなさんすごいなぁ…思い出せなかったよ…。いつか自分の最期が近くなった時、この本をまた読みたいなぁと思いました。
0255文字
とことこ
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最初はセレブなおじさんの闘病記かな、と思っていたら、中盤からタイトル通り神秘にあふれてきました。知ってる地名がたくさん出てきて、身近に感じる部分と、全く現実味のない話が混在している。途中から、えええ、そこがそう繋がる?この人とも繋がってるの?と、驚きの連続。ラストの赤い服の男のエピソードがこれでもか、という感じでした。
0255文字
窓際
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白石一文氏のことを、オカルト恋愛小説家、と呼びたい(褒めてる!) 先日、著者がTwitterで『神秘』が大して話題にならなかった…と拗ねていたので買ってみた。同郷の作家ということで贔屓目に見ていたが、実は読むのは初めて。本書は、末期の膵臓癌で余命1年と宣告された主人公が、20年の時を経て1人の女性を探す物語。随所に散りばめられた伏線を全て回収する後半の展開には脱帽です、参りました。他の著作も買います
0255文字
emi
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ここまでつながる?と言いたくなるけど、不思議なことは確かにあるものなんだ。
0255文字
みきみ
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末期の膵臓ガンで余命一年と宣言された主人公が、20年前に1度電話で話したきりの病気を治せる女性を探す。とても長い。探している話だけではなく余命が短い主人公が毎日を充実して送っている話。後半散り散りだった糸がつながっていき、ぞくぞくした。やり過ぎ感はあれど、ここまでやってタイトル通りの気がする。
0255文字
りこせ
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末期のすい臓がんに罹り、余命1年を宣告された主人公が昔に1度だけ電話で話したことのある、癒す力を持った谷口やよいを探しだそうとする。物語の終盤には登場人物たちがことごとく因縁で繋がっていて、その種明かしが、なるほどねーって感じ。がんという病にたいする考察や死生観などがふんだんに書かれていて、それはそれで読み応えはあった。でも主人公のような生活はお金がないとできないなぁ。
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Carlyuke
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不思議な読後感。テーマだと思っていたことが、途中でいつの間にか解決。その後登場人物が複雑に関連し合っていて、全てどこかでつながっていることがあかされる。ミステリーとファンタジー、スピリチュアルなどの要素が入った作品。もう一度読み返したら、別の面白さを味わえると思います。人生の不思議のような。がんは実際に生き方を変えることを人に求めることで、消えてゆくものなのかもしれない。病気と心の関係を良く表している。キリスト教についても言及がある。
0255文字
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