マチネの終わりに

マチネの終わりに
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陸王
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マチネの終わりにの感想・レビュー(1507)

「大人の恋愛小説」に惹かれて。男性作家さんの書く恋愛にも興味ありで。音楽から始まりジャーナリストの世界や映画の世界、そして現代の戦争。いままでスルーしてきたたくさんの事に触れられた気がしたものの、核の恋愛の運びは少しもったり感。ちょっと頑張って読んだなという後読感でした。祖父江先生が1番タイプかな。
- コメント(0) - 1月25日

お正月からチビチビと読み進めていたのですが、今夜中盤に差し掛かったところからページをめくる手が止まらなくなり読了。ラストの余韻に浸っています。文中にでてきた「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」というフレーズにはハッとさせられました。
- コメント(0) - 1月25日

恋愛と結婚と運命について考えるストーリーだった。 才能に恵まれ、チャンスもあったのに、相思相愛が実らない。 でも、なんとなくハッピーエンド。
- コメント(0) - 1月24日

初の平野作品。かつて三島由紀夫の再来と言われた彼の文章とは如何なるものかと期待を胸に挑んだ作品。映像的な描写に宿る叙情的な印象。二段階のアプローチというべきか、詩的な映画のシーンがありありと再生される文章。美しい。小説でしか体験できない悦びを知っている。そんな小説です。
★9 - コメント(0) - 1月24日

まさに大人の恋愛小説。年齢を重ねた事で相手を慮りすぎたり、自分ではどうにも出来ないしがらみに身動きとれなかったり…好きという感情に真っ直ぐ突き進めない。終始美しい文章に魅せられました。
★16 - コメント(0) - 1月23日

図書館本。長い間待った甲斐あり。まさに年齢を重ねた大人の恋愛ですね。スランプを抱えたギタリストの蒔野。イラクでテロに遭いPTSDに陥った洋子。お互いを気遣い、相手を慮りながらも、すれ違い狂ってしまう運命の歯車。まさに胸を締め付けられる思い。丁寧な心理描写で、特に中盤からは心奪われ一気に引き込まれた。背後にある社会情勢の記述や音楽の造詣の深さによって、何だか上質な読み心地。クラシックギターの音色はこの物語にぴったりだと思う。何度も胸が熱くなった。余韻を残すラストもよかった。『未来は常に過去を変えている。』
★65 - コメント(0) - 1月23日

そういう、展開かー。ほんの少しのすれ違いや、相手を気遣いまた自分で想像し引いてしまったため、またタイミングのために、その人のその後の運命、人生をこんなに変えてしまう。その時はその時期でなかったということなのか。今後のふたりが、どういう人生を辿っていくのか、続編を是非読んでみたい。
★13 - コメント(0) - 1月23日

安い少女マンガかよと 途中であきらめず 最後まで読んでよかった
★9 - コメント(0) - 1月23日

友人のすすめで久しぶりに読んだ小説。あまりの素晴らしさに長編ながらも、あっという間に読破。二人の結末を追いかけたいのに、小説の中にずっと浸っていたいという葛藤。基本的にハッピーエンドが好きな私だが、これはこの結末。。。大人の恋愛小説、そして、それだけじゃない。◼印象に残ったフレーズ「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」
★16 - コメント(0) - 1月22日

結ばれるはずであった2人が、すれ違っていき別れてしまう。途中までは読んでいて暗い気分になりましたが、ラストは意外と清々しいものでした。過去は現在によって変えられる、という言葉が印象深かったです。
★17 - コメント(0) - 1月22日

又吉直樹さんがテレビや本の帯で推薦されていたのが読む事を後押しした理由ですが、読了後は又吉さんに感謝したくなりました。読み進むうちに胸が痛くなるような気持ちになる箇所もありましたが、それも含めて久し振りに夢中になれる幸せな読書の時間を持てました。
★19 - コメント(0) - 1月22日

754
7 2人の想いが交錯していき、 どんどん読みが深まる。
★4 - コメント(0) - 1月22日

恋愛小説と一括りには出来ないほど、丁寧に忠実に二人の人生や気持ちを描いていた。でも紛れもなくこの本は美しい恋愛小説。2人の気持ち、環境の変化など、リアルで素晴らしかった。丁寧に丁寧に描くことで招いた時間をかけたからこそのラストとも言うべき。引き込まれて一気に読んだ。
★14 - コメント(0) - 1月22日

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」この歳になり様々な経験を経て来たからこそ、引き込まれつつも、無遠慮にのめり込まない読みになった。この続きを、皆がどう考えているのか、知りたい。
★17 - コメント(0) - 1月22日

読み始めたら眠れず一気に読んでしまいました。40歳間近の出会いに急速に惹かれていく二人。それは、人為的には決して実現不可能な出来事であり、しかし、その偶然を、まるで必然であるかのように繋ぎ止めておくために、人間には、愛という手段が与えられているのではないか。それでも別の人生を歩むことを選んだ二人。神様がいたずらに作った紙飛行機のような彼の音楽を聴いた時、この愛に繋がっていたいと感じる。平野啓一郎さんの本を読んで、男性が描く大人の恋愛小説に胸が痛くなりました。
★17 - コメント(0) - 1月21日

全編を覆う、作者の悪意のようなものが肌に合わず、でした。ごめんなさい。
★205 - コメント(65) - 1月21日

大人の恋愛小説。 知的で才能がある二人。 惹かれ合い心が通うのに…。 なんとも切ない終わり方。なのになぜか清々しい気持ちにもなる。 二人にしかわからない世界観があるから離れてても気持ちは離れてないのかなー。 こんな恋愛なかなかできないぞ!
★17 - コメント(0) - 1月21日

829
恋愛小説にありがち(偏見)な薄っぺらさが全然なく、読み応え十分で、一気読みするほど楽しめました。二人が実際に会ってやり取りするシーンより会わないシーンに主にページを割いていてそれでいてここまで恋愛小説として深みのある内容になっていてこの作家もまた凄い才能を持った人なんだなと素人ながらに思いました…。
★19 - コメント(0) - 1月21日

図書館☆☆☆ 私が洋子だったら、蒔野だったら、早苗だったらどうしただろうとしばらく考える日が続いた。人生は選択の繰り返し。過去には戻ってやり直しはできないけれど、その時の選択が間違ってなかった、それでよかったのだと、時が経って思える日が必ず来るのかもしれない。
★16 - コメント(0) - 1月21日

過去は変えられる。抑制された文章と登場人物。
★14 - コメント(3) - 1月21日

【図書館本】クライマックスで泣いた。泣いたけど、これは何の涙だろう? 感動では無いことは確か。同情? それとも……。全てに対する憤り、と言うのが近いかもしれない。可能な限りの善意を可能な限り注いでもまったくもって理解できない人物が居り、その人物が真っ黒な染みのように、少しずつ、されどしっかりと私の心を蝕んだ。その結果、渦中の二人にも何か違和感のようなものを感じてしまい、きっと感動的であろう結びも、なんとも暗い気持ちで本を閉じることとなった。
★24 - コメント(2) - 1月21日

話の中身はともかく、情景を言葉で補完してくれるすごさに素晴らしさを感じます。以前、テレビ寺子屋でお年寄り相手に「過去は変えられるのか」をテーマに講話をされていたのを思い出しました。ポカン顔のお年寄りの前で淡々と語る平野氏がどこかシュールでたまりません。
★72 - コメント(0) - 1月20日

アメトークでかなりハードルが上がっていたが、難なくクリアしてくれた。というか、美しい!美しくて、切なくて、でも力強くて。40代前後の登場人物の恋愛小説ですが、知的で複雑で、読んで良かったと思いました。これからも何度も再読したいと心から思いました。
★24 - コメント(0) - 1月20日

過去も現在によって変えられる、そうなんだ!確かに今の事象によって過去のイメージは変わるのだろう、それにしても成り済ましのメールによって数奇な運命になってしまった。場面で出てくる曲を思い出しながら、バッハの無伴奏を聞きたくなったし、運命の恋もしてみたい。
★31 - コメント(0) - 1月19日

評判のあれこれは忘れ真っさらな気持ちで読んだ。国内外で活躍するクラシックギタリストと、有名映画監督の娘でイラク赴任の記者という華やかな恋。共感どころを探したが結局見つからなかった。自分を含め人は弱いものだと思う。時に挫け、道を誤り、人に縋りたくもなる。けれどそれは最後には自分で乗り越えねばならないし、言わずに全うする責任もある。しかしここに描かれるのは幼く身勝手な寄りかかりの恋。喪失や不安を埋めるための雨宿りの恋。私が鼻白むのはたぶんそのあたり。滅多に読まない現代恋愛小説に挑戦したが、意にそぐわなかった。
★168 - コメント(12) - 1月19日

手に取るなり、装丁に目を奪われた。影響しあって綺麗なグラデーションを作っていても、混じりきって一つにならないのは、そのまま二人の関係みたいだ。「未来は、過去を変えられる」というメッセージにもじんと来る。静かに静かに美しい物語が染み入って、これ、とても好きだとしみじみと思う。それにしても、<戦争の現場にいたことによるPTSD>と双璧をなす苦悩が<才能の行き詰まり>なのだから、天才とは、芸術家とは、どれほど孤高な存在なのだろうな…。
★63 - コメント(3) - 1月19日

ysk
深い感動がある作品だった。作中の「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてる。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいもの。」「自由意志というのは、未来に対してはなくてはならない希望だ。自分には、何かができるはずだと、人間は信じる必要がある。だからこそ、過去に対しては悔恨となる。何か出来たはずではなかったか、と。運命論の方が、慰めになることもある。」この台詞の意味を何度も考えた。
★17 - コメント(0) - 1月18日

(@図書館本)途轍もない作品に出合ってしまった。出合うべくして。そして、それは必然に。時間を置いて迫りくる慟哭。心に深く深く沁み入る物語。
★22 - コメント(1) - 1月18日

何回読んでも感動する。著者も言われているがまさに大人の恋愛小説で、最近の青春恋愛小説も良いが、こちらには年齢や経験による深みを感じた。本当に素晴らしい作品!
★15 - コメント(0) - 1月18日

読了後、涙が止まりません。恋愛物は好きではない私ですが平野さんだから、好評だから、又吉先生が絶賛だから、読んでみました。でも、これはただの恋愛物と括れない小説です。読みながら私は一人の男性に無性に会いたくなりました。男同士だったらずっと友達でいられたのに、と思いつつ歳を重ねた今、私もただ彼と“心ゆくまで話しがしたい”と。こんな二人ほど高尚ではないですが……。これもある意味「ムズキュン」なのでしょうか。愛とは?罪とは?序文から心持って行かれ読了後また序文を読みそのまま再読したくなる。世界の色々にありがとう。
★80 - コメント(10) - 1月18日

知的で素敵な恋愛の話だった。運命の人に出会うと、たとえ2人が引き離されることになったとしても、心の奥にはその人への思いが根付いたままなのかなと思った。自分もそういう人に出会いたい。
★15 - コメント(0) - 1月18日

同世代の人の恋愛小説なので面白かった。重たそうに見えて結構一気に読んでしまった。歳をとってから恋をするとあっこの人が運命の人だと思うのも自分からの自信から速いのかもしれないけど色々あってしまって諦めてしまうのかなあと思った。
★13 - コメント(0) - 1月17日

ats
様々な人の推薦を聞いた後で読んだこともあり、少し期待しすぎてしまった。ただ少女マンガのような中途半端なすれ違いや意地を張って素直にならない陳腐なやり取りではなく、歳を重ねお互いのことを深く考えてこその行動や未練を抱えつつも諦めることを受け入れるといった関係は素直に納得できた。人生は長く一度結婚したからといって、それでおしまいということでもなく縁のある人とはいずれまためぐり合うことがあるということでしょう。
★25 - コメント(0) - 1月17日

4)映画のように美しいラストに涙した。例えば4分33秒がどんな曲なのか知ってるとより感動が増すように、平野さんは常に読み手にサービスしてくれるので、それがわかる選ばれた者は光栄なのです。ディーン・フジオカと中谷美紀と二階堂ふみで映画化希望!正しく生きることが人生の~という台詞に痺れた。
★16 - コメント(0) - 1月17日

面白かった!後半は一気読みでした。
★10 - コメント(0) - 1月17日

付箋を貼って、書き写して、その綺麗な文章を残しておきたい…私がその部分に共振したという事実も残るよう。
★11 - コメント(0) - 1月16日

大人の恋愛小説 読み心地良し
★8 - コメント(0) - 1月16日

久々の恋愛モノ。恥ずかしながら読解力不足で理解に苦しむ箇所もちらほら。前半部分のお互いが惹かれる様にはついていけませんでしたが、後半からはのめり込み、ラストは蒔野にも洋子にも感情移入しまくり、気付いたら泣いていました。読み終わってからもじわじわと来ています。モデルとなった作者の知り合いのお二人はどんな道を選ばれたのだろうか。運命の人と結ばれない恋愛は世の中に五万とあるでしょう、共感できる読者も多いのでは。イラクの厳しい情勢の記載には臨場感があり、その一部を肌で感じるような作品でした。
★79 - コメント(2) - 1月15日

うーん、何というか素晴らしいTVドラマを見せてもらったような感じがした。帯に大人の恋の物語と書いてあったけど、本当にドラマか映画にしてもらいたいような内容だと思う。ただ、私が無知なのか「マチネ」の意味がわからず、ついつい調べてしまった。(^_^) ミュージカル等で昼公演をマチネ、夜公演をソワレというらしい。初めて知った。そして、最後の場面で主人公の「蒔野」がコンサートの最後で言う「このマチネの終わりに」という言葉でフィナーレとなる。最後の場面もすごく映像化しやすいのではと思った。大人の切ない恋愛です。
★36 - コメント(0) - 1月15日

もしも「君の名を。」の新海誠ではなく「秒速5センチ」の新海誠が、自らの過去の悔恨や未達の何かを美しい色彩で塗りたくるような映像ではなく、知的で醸成された大人の恋愛文学を作ったのならば、マチネになるのかもしれない。なんて失礼な。すみません、どちらの作者も大好きだが、書かないわけにはいかなかった笑。これぞ名作。カタワレ時も神社も良かったが、セントラルパークにも乾杯を。もっと自由でいいんですよ、人生。ままならない事ばかりだけど、それこそが人生。そうして日々振り回されながら楽しんで行こうじゃあーりませんか(笑)
★63 - コメント(0) - 1月15日

マチネの終わりにの 評価:84 感想・レビュー:726
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