東京會舘とわたし(下)新館

東京會舘とわたし(下)新館
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東京會舘とわたし(下)新館はこんな本です

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東京會舘とわたし(下)新館の感想・レビュー(1496)

lin
下巻もとても面白かったです。東京會舘はお客さんはもちろん、そこで働く人々にとっても、大切な思い出の場所になっているのだと感じました。いつか東京會舘に行ってみたいと思いました。
★10 - コメント(0) - 3月22日

會舘で働く人たちの姿勢に感心させられます。叱られても、皆が自分のためだと素直に受けとめて。教える側と教えられる側の信頼関係だと思うけど、1代ではなかなかできるものじゃありません。何代も受け継がれてきた歴史あってのことなんでしょうね。/自分も大人になったけど、心は不完全で、子供の頃から変わっていない感覚もあります。親だから、子だから、年上だからなんて考えずに、変な意地は棄てて、優しく接したいです。/昨年建てた家が、家族にとって、この本の東京會舘のような場所になりますように。幸せな思い出を重ねられますように。
★22 - コメント(0) - 3月22日

東京會舘で働く人々に着眼した「旧館」に対して、訪れた人々を描いた「新館」。どちらも格調ある會舘に我が身を置くような心地よさで読み終えた。登場人物が他の章で再び顔を見せてくれる心遣いもうれしかった。ただひとつ苦言を。会話ではない部分で「だけど」「いろんな」などの言葉を目にする度に違和感を覚えた。昭和の高齢者が「まぁ、そうなんですね。」とは言わないのでは。些細なことかもしれないが、そういった違和感をまったく感じさせない「巧い」作家たちのことを思った。良い作品を書く人だからこそ、文章が洗練されることを望みたい。
★15 - コメント(0) - 3月22日

爽やかな読後感。震災の話は当時を思い出して感動。最後の作家の話、自分の望む道と親の思いが違う事で発揮できるパワーもあるよなって納得。ずっと平行線で死ぬまで理解されなくても、子供の幸せを願う気持ちは変わらない事も。よい話だった。
★23 - コメント(0) - 3月21日

時間を忘れ没頭して読んでました。新館もとても良かったです。旧館は働いている人目線で物語が展開されていたけど新館はお客として會館に携わった人達目線で話が展開されていました。どのお話も良かったですが、一人で過ごす金婚式を會舘スタッフが暖かく演出する『金環のお祝い』にじんわりと涙がこみ上げてきました。建物は、建て替えられてもそこで働く人々の意思や想いは延々と繋がれていくのだと思うととても感動しました。いつか東京會舘を訪れたいです。
★64 - コメント(0) - 3月20日

「東京會舘とわたし」上下巻を2日で読んだ。下巻は昭和51年から物語が始まる。私が二十歳になった年のことだ。そして、最終章は改築のために一時閉館する前夜のエピソード。学校の図書館から借りるのは、これが最後になるだろうという感慨深い作品だった。4月からは部外者になるので、学校の図書館から借りることはできなくなるが、自分が読んだ本の寄贈は続けたいと思う。辻村さんの作家としての一つの節目となるであろうこの作品が、自分の教員生活の節目と重なったことに感謝したい。
★93 - コメント(0) - 3月20日

物語は昭和51年から。一人で過ごす金婚式を會舘スタッフが暖かく演出する「金環のお祝い」。越路吹雪さんのディナーショーのエピソードが興味深い「星と虎の夕べ」。東日本大震災の夜を描いた「あの一夜に寄せて」。昭和から平成を生きた女性たちの哀しく美しい物語。そして作者の分身である若手作家・小椋の生い立ちから直木賞受賞までの道のりを描いた「煉瓦の壁を背に」が圧巻。東京會舘の二度目の改築工事という節目が直木賞という作家としての一つの区切りと重なったことに対する作者の深い感慨と感謝が感じられる。読後、しばしシンミリ。
★141 - コメント(0) - 3月19日

下巻新館でも泣かされた。 東京会館で働くひとたちの想い 訪れるひとたちの想い 二つの想いが相まって こんなにも美しい涙を流せる物語を紡ぐことができたんだろうとおもう。 そんな想いを心に抱き 働くひとたち そしてそれを心に収めながら また訪れるひとたち それは東京会館に限ったことではないだろう。 たくさんあちこちにいるだろう。 そんな人たちへも想いを馳せた本だった。 ちょいと 氏の想いが深すぎて 引く時もあったけどね。
★14 - コメント(0) - 3月19日

下巻は感動の連続でした。おもしろい。特に「金環のお祝い」は涙ものです。新館に建替えられ、だんだん辻村さんの人生にかぶっていきます。直木賞の裏側と辻村さんの結婚式が見れた気がします。前半に出てきた方も最後に出てくるし、辻村さんっぽいです。今本当に建替中なんですね。もう無理だけど旧館も新館も行ってみたかった。この本を読み東京會舘の隠れファンになった方は多いと思う。来年が待ち遠しいです。絶対行きます。
★17 - コメント(0) - 3月18日

上巻に続き下巻読了の図書館予約本。新館になっても、震災があっても、引き継がれている、そこで働く人々の、お客様を第一に思う、頑固なまでの信念や伝統。現在建て替えられている東京會舘には、旧館の大理石やシャンデリアもどこかにあるのでしょうか。是非、何かの記念日に訪れたいと思います。一つ一つのお話が心に深くしみわたりました。この本に出会えて幸せです。
★16 - コメント(0) - 3月17日

泣かせに入るジャブが続く、時々本気アッパー。ぐっとくる下巻は、感情が入り込みっぱなし。ガチの辻村さん作品でした。くるよね、あの人くるよね、つながるよね!という助走すら楽しく、その想像をさらに超える感動や展開で包んでくれる感じでした。難しそうで上巻でとまどったけれど、読んでよかった。
★40 - コメント(0) - 3月16日

上巻はじわーっと心に染み渡る感動が込み上げてきたが、下巻はより素晴らしかった。上巻は東京會舘で働く人々を、下巻は訪れた人々をそれぞれの視点で多くの時代が描かれている。一つの場所に多くの人々が訪れ、人の数だけ思い出があるんだと思うと、物語の壮大さに改めて感銘を受ける。特に最初の「金環のお祝い」はあまりにも美しく、切ない。最後の職員のプレゼントに涙腺が崩壊した。
★27 - コメント(0) - 3月15日

下巻もとっても良かった!どの話もうるうるしてしまう話ばかりで、電車の中や職場のお昼休みなど、困ったほどです。特に「金環のお祝い」「煉瓦の壁を背に」が好き。渡邉さんがカッコいいです。他にも越路吹雪さんのお話も素敵だし、震災の話泣けてくるし。物語が進むにつれてリンクしていくのも楽しい。こんな素敵なお話も書けちゃうなんて辻村さんは本当に引き出しが多いですね。現在は建て替え工事中の東京會舘ですが、いつか絶対行ってみたいと思います!
★48 - コメント(0) - 3月15日

今回も素敵なお話がたくさん散りばめられています。特に越路さんの物語には勇気を貰いました。様々な困難を乗り越えてきた東京會舘。よく頑張ったね、とまるで會館が生きている思いで言ってあげたくなります。でも、場所だけじゃなく、そこで働く人々がいてこその東京會館。読み終わった後に、何気なく東京會館のホームページを見てみました。物語の中だけじゃない、現実にこんな場所があるんだと思うと不思議な気持ちでした。今はまだ閉館中だけれども、これから東京會舘は日本のどんな未来を見ていくのだろう・・・。
★20 - コメント(0) - 3月14日

2017-017 図書館 堅い話だと思っていた。とは旧館の感想にも書いたけれど、これほど感動するとは思わなかった。「金環のお祝い」は外で読んだことを後悔するほどよかった。辻村さんが憧れ、大事にしている東京會舘。この夢のような場所がフィクションではなく、本当に存在しているのが素晴らしい。新新館のオープンは来年。いつかパピヨンを買いに行ってみたい。
★23 - コメント(0) - 3月14日

東京會舘は若いころ仕事でよくお世話になりました。とにかく従業員の方々の誇りを持った仕事ぶりが素晴らしかったのを覚えています。 上下巻ともに素敵なお話が綴られていて、たくさんの人の想いを受け止めて、東京會舘は歩んできたのだなと感じました。 この本を読むことが出来て本当に幸せです。
★16 - コメント(0) - 3月13日

銀座から日比谷は、若い頃から大好きな街だ。そんなお気に入りの場所から近い、建て変え後の東京會舘にまつわる短編集である。取材をまとめたような話ではあるものの、作者の思いが程よく溶け込んでいるようで、コース料理のように楽しめた。食べ物がたくさん出てくるからかもしれないが、最初の話は前菜のような軽い口当たりだし、次の話は何日も煮込まれて作ったコンソメスープのような越路吹雪さんの努力を感じるものだった。作家の出てくる話では、子の葛藤と親の思いが共感でき涙があふれてきた。この話だけでもっと深く読みたい。
★16 - コメント(0) - 3月13日

気品に満ち溢れた逸品。再読したい本だ。<蛇足>①辻村さんは若い。数十年後に新新舘編を執筆願いたい。(自分は若くない。あっ、生きていないか)②越路吹雪さんの話も素晴らしかった。読後しばらくしてふと思った。辻村さんもそうではないのかと。本を世に出すとき、誰も読んでくれないのではないか、読んでくれてもがっかりさせるのではないか、こうした不安と常に闘っているのではないのかと。
★11 - コメント(0) - 3月13日

素晴らしいお話でした。今までの辻村さんぽくない感じなのに、辻村さんぽさを十分に感じられたお話。これからもずっと読んでいきたいと思える作者さん。東京會舘は名前こそ聞いたことはあるけど訪れたことも無ければ、どのような建物なのかも知りませんでした。なのに読了後の今、図々しくも思い出いっぱいの愛着ある場所とさえ感じてしまってます。長い時間の中で沢山の人達の思い出が沁みた部分がまた引き継がれていくのだろうなと思うと、来年春が楽しみです。
★75 - コメント(0) - 3月13日

歴史小説というジャンルに少し手こずる。でもおもしろかった。渡邊さんがかっこよかった。
★15 - コメント(0) - 3月12日

図書館予約本。震災のお話「あの日の一夜に寄せて」を3月11日に読めたこと。その偶然を…涙で溢れる想いと一緒に抱きしめた。時代ある建物には いくつもの物語がある。出会えて良かった1冊。
★33 - コメント(0) - 3月12日

震災の章のはちょうど3、11に読みました。時代を感じましたし、無理だけど旧館も新館も見てみたかったです。読めてよかった小説です。
★17 - コメント(0) - 3月12日

現代に近づくにつれ、辻村さんの小説らしさが増してゆく。各話少しずつのリンクも楽しい。新館のお話はどれも好きで選べない。金婚式のテーブルを彩る「金環のお祝い」も、震災の夜に纏わる「あの日の一夜に寄せて」…直木賞授賞の裏側や、越路吹雪さんのエピソードも素敵。最終章の「また会う春まで」では期待通りの展開が待っていて。東京會舘、また装いを変えた姿になるけれど、見に行きたいなあ。建物と共にある記憶っていい。そこまで思い入れの深い場所があるって憧れる。泣いて笑って、清々しい読後感だった。
★20 - コメント(0) - 3月12日

上巻に続き、温かい物語ばかりだった。辻村さんの本では「ツナグ」に続いて東京會舘(上下巻)が二作目だったが、どうしてこうも泣かされてしまうのか。どの物語も良かったけどやはり「直木賞」にまつわるお話は繰り返し何度も読んでしまいました。渡邉さんのサービスが素晴らしすぎる。ここのところ自分の器の小ささに情けなく思うことが続いていたので、東京會舘スタッフの圧倒的な情熱に負かされました。東京會舘を利用している人たちはどの物語でも世間より上等な生活をしている人ばかりに感じました。心だけは上等になりたいなと思いました。
★14 - コメント(0) - 3月11日

コーチャンという呼び名にチヨダ・コーキを連想し、また嫌な気分に。これは私が過敏になっているだけだろう。第八章の東京會舘での料理教室の話が結構面白かった。奇しくも、3月11日の震災の話。でも上下巻総じて、文献から引っ張ってきたような「そのまま」の話を出して、とりあえず感動的にしようとしているのが、辻村深月だなぁ、と。ベースが実在する建物だし、オリジナリティには走れなかったのかもしれないが、どうも工夫らしい工夫を感じられなかった。第九章の親子の対立のような話をもっと深く書いてくれた方が読み甲斐がある。
★36 - コメント(0) - 3月11日

一番最初の章「金環のお祝い」を出先のカフェで読んでいたのですが、涙が溢れてなかなか読み進められないくらい素敵でした。シャンデリアの上の石膏飾りの模様の金箔押しのコースター、ロッシニ風ステーキ。 3.11を東京會舘で過ごした女性の話を、6年経った同じ3月11日に読んでいるのが不思議な気持ちになった。
★21 - コメント(1) - 3月11日

新館に建て替えられ、新しい歴史を刻む。旧館の象徴やスタッフの心意気を継承し、皆に愛されたのが伝わる。芥川賞・直木賞などの多くの文学賞の贈呈式が東京會舘だったと知り、本作を読み進めるうちに心に染みるものがあった。辻村さんも、勿論立った場所なんだと…その新館も今はない。来年には新たな東京會舘がお披露目である。多くの人にとって、東京會舘は大事な想い出の場である。それはやっぱり、教えであり、スタッフの人材が大きい。
★149 - コメント(4) - 3月11日

上下あわせておもしろかった! 1番好きなストーリーは小説家の話。 すべての話でほっこりできたけど、涙が出るくらい感動した。 親の有り難みをちゃんと再認識しないといけないなぁって思った。 あと、東京會舘に実際に行ってみたい。平成30年まで待つ。
★14 - コメント(0) - 3月11日

東京會舘のスタッフさん達の所作を通じて、會舘に受け継がれてきた歴史や伝統がハッキリと見える。『真鍮にあることに意味があるのだと思います。真鍮だからこそ、私たちは毎日、この柱を磨く必要があります。他の素材だったら、ひょっとするとおざなりになって、毎日磨くことはないかもしれません。この柱は、素材そのものが磨きなさい、という玄関係へのメッセージなんです』磨くことの大切。出会えてよかった。
★25 - コメント(0) - 3月10日

東京會舘 行った事ありませんが、色々な人のハレの日を彩って来たんですね 新しくなったら是非行ってみたいものです
★14 - コメント(0) - 3月9日

この本の書き手、真護先生の話が素晴らしい。 作家さんの受賞がらみのお話が素敵で、物語と思えずわくわくした。 一回くらい入ったことあるだろうか・・・ すっかり新しくなったら行ってみたいと思います。
★22 - コメント(0) - 3月9日

時代を繋ぎ、人を繋ぎ、想いを繋いだ物語。上も良かったが下も更に良かった。早く読みたくて移動中に読んだら最初の「金環〜」で涙が溢れて焦ってしまい、他にもジーンとする素敵な話が多く優しい気持ちになった。働く人も利用する人も東京會舘という魔法にかかってしまう様な場所。建て替えが終わって実際に行ってもきっと懐かしく思ってしまいそう。行ったことは無いのに‥。
★29 - コメント(0) - 3月8日

下巻も一気読み!まさに王道の心温まる物語で、真っ当な人の在り方を見せてもらった感じです。「金環のお祝い」での渡邉の心遣いに始まり、何度涙を拭ったことか。時代が変わっても東京會舘に綿々と息づく矜持に感動させられました。今2度目の建て替え工事中とのことですが、叶うなら新新舘に足を運んでみたい…でもわたしには敷居が高すぎる気もする。せめてビールのお供に最適というパピヨンだけでもいつか食べてみたいなあ。
★57 - コメント(0) - 3月8日

ちょっとホロリとくる話が多かったです。お気に入りはクッキングスクールのお話。今はネットで手軽にレシピを見て色々作れるけれど、手間暇かけた料理には敵わないと感じました。
★41 - コメント(0) - 3月7日

芥川賞受賞の話が良かった。読みやすくあっという間に読了。
★13 - コメント(0) - 3月7日

ken
東京會舘の歴史を知る事が出来ました。こんなに古い歴史を持つ會舘とは知らず。GHQに接収された時代を含め、いろいろな物語があり感慨深く読みました。想い出に残る場所があるって、いいですね。
★19 - コメント(0) - 3月7日

新しくなったら東京會舘行ってみたくなりました。旧館、新館の名残りがあるといいな。
★10 - コメント(0) - 3月6日

新館は昭和から平成にかけてのお話。旧館みたいに働いている人目線ではなく、お客として會館に携わった人達目線で話が展開される。東京會館で働いている男性がとにかく魅力的。亡くなった夫の分までお皿が置かれたシーンは流石に泣きそうでした。ほのぼのした話で非常に内容の濃い内容で満足です。
★26 - コメント(0) - 3月5日

直木賞授賞式の場所が東京會舘だったのですね。作家さんのお話しがとてもよかったです。代々同じ場所で結婚式をするのもとても素敵。新しくリニューアルしたらぜひ行ってみたいです。
★30 - コメント(0) - 3月4日

下巻のほうは「わたしと東京會舘」というように感じました。ややいい話にまとまりすぎてると思ってしまう私はひねくれているのかもしれません。予約の巡り合わせとはいえ、この時期に震災を絡めた話を読んだのがまずかったです。東京會舘の対応の素晴らしさに感動はしましたが。
★61 - コメント(0) - 3月4日

東京會舘とわたし(下)新館の 評価:100 感想・レビュー:765
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