東京會舘とわたし(下)新館

東京會舘とわたし(下)新館
285ページ
2076登録

東京會舘とわたし(下)新館はこんな本です

東京會舘とわたし(下)新館を読んだ人はこんな本も読んでいます


東京會舘とわたし(下)新館の感想・レビュー(1164)

@
★★★上巻は歴史、的なものにしか感じられませんでしたが、グッと身近になった下巻。 小さい頃から時々伺ったロッシニ。合格祝いに初めて連れて行ってもらえたプルミエ。 祖父のお土産の中でも人気の高かったガトーアナナにベーカリーのバターフレーキーやシナモンロール。 それほど意識はしていなかったけど自分の中にたくさん東京會舘が詰まってることに気付かされまし。 再オープンしたら是非また訪れてみたい気持ちにさせられるお話でした。
★3 - コメント(0) - 1月16日

あたたかい涙が流れた。特に、金環のお祝いの会館の人たちの心遣いには涙涙です。東京会館ができたら必ず訪れたい!!すごく良かった!!
★10 - コメント(0) - 1月15日

大正11年の創業以来、皇居を臨む場所で宴会場、レストラン、社交場として人々に愛され、歴史を刻んできた東京會舘。時代が変わっても、そこで働く人々の會舘に対する愛情と、それぞれの仕事に対する矜持は変わらずにあり、そのことに胸が熱くなる。下巻はどのエピソードもよくて、特に第9章、作者本人を思わせる作家が直木賞をとるに至るエピソードは終盤涙が溢れて仕方なかった。こんなに歴史のある、素晴らしい建物がすぐ近くにあることすら知らなかったことが残念で、立て替えが終わった暁には、絶対に訪れたいと思わずにはいられなかった。
★15 - コメント(0) - 1月15日

最近本で涙することがめっきり減ったが、この本では2回、思い切り涙してしまった。旧館だけでも面白かったが、新館になり旧館から引き継がれた思い出や東京會舘スタッフたちにより、話にさらに厚みが増し、辻村さんらしい温かみを感じる話となった。読んでいて猛烈に東京會舘を見に行きたくなったが、平成30年まで改築中とのこと。楽しみにしたい。
★84 - コメント(0) - 1月15日

この話を読んで、東京會舘という建物の存在を初めて知りました。大正11年の創業から平成27年1月31日の2度目の建て替えのための最後の日までの、東京會舘とそこに係わる人との10編の優しいお話。各編ごとの登場人物が時代を経て、成長した姿で物語にリンクしてくるところが面白い。祖母と孫の三代にわたる結婚式の話は、これまで積み重ねてきた物語に、さらなる重圧感を与え、より幸せな気持ちにさせてくれました。これからは、芥川賞、直木賞の授賞式の度に、この話を思い出すんだろうな。また会う春まで、待ってるよ、東京會舘。
★12 - コメント(0) - 1月15日

昔の話はちょっと読みづらく感じたけど、時代が近づくにつれ読みやすく気づくと読み終わっていた。
★3 - コメント(0) - 1月14日

上巻からの温もりが下巻の「金環のお祝い」で一瞬にして涙が溢れだした。上巻で働く人々の仕事に対する情熱が伝わり、下巻ではお客様の東京會舘との縁を通して、人に寄り添うという温もりを感じた。一度も訪れたことがない東京會舘をまるで行ったことがあり、いくつもの温かい思い出を作ったかのように愛着を感じるのは私だけではないと思います。ぜひ建て替え後に訪れたいです。
★58 - コメント(2) - 1月14日

☆×4 たくさんの人にとって「ハレ」の日の舞台だった東京會舘。舞台をつくる演出家やスタッフの想いや「かっこよさ」を味わえる一冊。
★7 - コメント(0) - 1月14日

直木賞の際には、また帰ってきます。それは辻村さん自身の言葉であったと、エッセイを読んで知りました。お帰りなさい、と言ってもらった感動をこうやって小説にされたんだなぁと。東京會舘の歴史、そこで働く人たちの矜持とプロ意識の高さ、訪れるお客様との心温まる交流。金環のお祝い、夫婦の歴史に涙。
★13 - コメント(0) - 1月13日

下巻もとても良かったです。東京會舘で働く人たちは今も昔も変わらずプロフェッショナルで、お客様の気持ちに寄り添っていて、読んでいて心地よかったです。3.11の震災とクッキングスクールのお話、直木賞作家の親子の気持ちのすれ違いの話、とても心に沁みました。今現在は建て替え中なのかしら。新新舘ができたら是非行ってみたいと思います。
★8 - コメント(1) - 1月12日

あっという間に下巻も読み終えました。フィクションですが実存するのも登場してあます。煉瓦の壁を、背には直木賞を取るまでの話なのですが、泣けました。最後の取材は作家自身のことを書いていたのでは。この小説読んで東京會舘に行きたいと思う人多いだろうな。私もだ。行ったこともない東京會舘だけれど五十嵐写真館は、私の結婚式の撮影をしてくれた。30年経って見直してみたら若い自分と小説がだぶった。泣けました。
★52 - コメント(4) - 1月12日

『東京會舘』という建物を通して、93年間の日本の政治、文化、家族等の歴史がとても温かく描かれ心に染み込んできた上下巻だった。庶民としては共感する山中夫妻が健在なのもわかり気持ちよく読了。
★13 - コメント(0) - 1月11日

東京會舘と言えば直木賞。この他にも色々あるだろうが、この直木賞の物語と3.11の話がよかった。現在リニューアル中なのもしらない位だが、新たに出来たら行ってみたいと思った。親の思いと子供の感じ方が絶妙に書かれており涙をそそった。
★17 - コメント(0) - 1月10日

自分は日常の範囲内として接しているたくさんの人とその場面は、いつも、その人たちにとっての非日常で、よいこともそうじゃないことも記憶に残っている。なんでもない普通のことだって、丁寧にかかわっていきたい。
★10 - コメント(0) - 1月10日

「きっと、この建物にやってきた人の数だけ、それぞれ、どんな思いでどういう時に来たのかという物語があると思うんです。それはきっと、お客さんの側にも、もちろん従業員の側にも」 楽しく明るい物語ばかりでなく、悲しさや怒りや落胆、恥ずかしさに満ちた物語もたぶん存在しただろう。それも過ぎてしまえば皆思い出に変わる。もの言わぬ建物は、ただただそこに居て、じっと人々や時代の移ろいを眺め続けていたのだろう。行ったことのない場所なのに、まるで自分が訪れて実際に居合わせたような、お福分けを頂いたような華やいだ気持ちになった。
★62 - コメント(0) - 1月9日

上巻を読み、引き続き下巻へ突入!「金環のお祝い」で不覚にも涙… 「星と虎の夕べ」に胸を熱くし「あの日の…」にてほっこりし「煉瓦の壁を背に」で又泣く。上巻は東京會舘を愛し、各部門の礎となる人々の心意気と仕事に対する情熱が深さを感じ、下巻はその受け継がれる精神でお客様方と寄り添う物語と感じました。伝統って凄いなあ
★13 - コメント(0) - 1月9日

とても良かった。旧館からの東京會舘のスピリッツが今に受け継がれていて、素晴らしい。ノンフィクションっぽいストーリーで、東京會舘に行ってみたいと思った。
★13 - コメント(0) - 1月8日

前作以上に心打たれる話がたくさんあって、途中何度も涙腺が・・ 特に「あの日の一夜に寄せて」と「煉瓦の壁を背に」がお気に入り。 東京會舘を舞台にそれぞれの人物の成長や気持ちの描写が絶妙で、一気に読んでしまった。旧館の最初に挫折しそうになったけど、最後まで読んで良かった!
★10 - コメント(0) - 1月8日

どの話も資料や取材から実際の出来事をベースにしたのだろうと思わせるリアルさだったけれど、「煉瓦の壁を背に」は2012年に直木賞を受賞した著者の実際に見たであろう景色や感慨が描かれていて特によかった。親子のやりとりや會館の渡邉さんとの会話の部分はフィクションかもしれないけれど、自然と涙が出た。新新館ができたら次の歴史のスタートを共有しに、また古くからの伝統を受け継いだ職員の方の立ち居振る舞いを参考にするため、是非とも訪問してみたいと思った。
★12 - コメント(0) - 1月7日

人々の思い出には、それぞれに追憶の背景が存在する。その背景が大正時代から続く長い歴史を持つ《東京會舘》である、「わたし」たちの物語。上巻を読んでいたからこその、東京會舘で働く人々の思いや所作が受け継がれ、お客様との信頼関係やご縁が次の世代に繋がり、レストランのメニューも昔からの厳しい伝統が今も尚変わらずに守られていたことに心打たれ、人の心が宿ったサービスに感服する。そんな東京會舘は現在、『新新館』になるべく建て替え中とのこと。「建物が変わっても、生き続けていくものは、これからも、きっと、ずっとある。」
★28 - コメント(0) - 1月7日

久々に泣いた。 第9章 煉瓦の壁を背に が素晴らしかった。 親の愛情に子供って気付かないものなんだなぁ。
★7 - コメント(0) - 1月6日

戦前戦後、建て替えを経て東京會舘にまつわる温かいお話の数々。上巻では時代の影響か切磋琢磨する人たちが印象的。下巻では家族の絆や人の成長を感じる。訪れた人、働く人に寄り添い迎え入れ続けた東京會舘。従業員の方の様子が、伝統や格式に胡座をかかず、プロ意識の高さと親近感、距離感が小説とはいえ素晴らしいです。
★23 - コメント(0) - 1月6日

上巻を読んでから少し間が空いてしまいましたが、読んですぐに物語に入り込めました。東京會舘に勤めている人の心構えや気遣いなど本当に素敵な物語に出会えたと思います。思わず行ってみたくなりました。新新館、楽しみです。辻村さんの小説は仕事の素晴らしさを教えてくれるので本当に大好きです。さらに「学校を休んで好きな作家の新刊を買いに行った」というエピソードのように、好きなことに一生懸命な人も良いなと思える1冊でした。
★9 - コメント(0) - 1月5日

この本を読んで初めて知った東京會舘という場所。私には全く縁のない場所なのに不思議と愛着がわいてくる。會舘は従業員の方や利用する人たちの想いが脈々と受け継がれてきた場所なのですね。特に従業員の方のプロ意識には感服するばかり。會舘で働く方たちが多くの人に愛される東京會舘を作り上げてきたのだなと思う。暖かさに零れる涙が心地よい本でした。いつか行ってみたいなぁ。大衆の社交場ということらしいけど庶民の中の庶民の私にとって敷居はやっぱり高い気がするなぁ…。
★10 - コメント(0) - 1月5日

童話の「小さいおうち」のように時代は変わっても、周りの景色が変わっても、建て替えても変わらすに存在する。そんな感じのお話でした。何回か足を運ばせて頂いていた東京会館ですが色んな歴史を持っていたんだなとあらためて思いました。建て替えが終わったら一度行ってみようと思いました。年のはじめにいいお話に出会いました。
★19 - コメント(0) - 1月5日

お正月に旧館、新館の2冊を読んだ。年の初めに読んだ本が東京會舘とわたしで良かった。 久しぶりに本を読んでポロポロ涙がこぼれた。東京會舘の従業員さんのプロ意識の高さに脱帽。 新館の方はどの話も読みやすいし良かった。 素敵なエピソードに感動です!
★11 - コメント(0) - 1月5日

よい作品を出し続ける印象のある作家さん。上下巻各5話ずつ東京會舘にまつわる人たちの話。実在する施設と人をモデルにするのはたいへん難しいことだと思うのだが、あえてそれに挑戦する意気込みを感じた。上巻の東京會舘を作り上げた人たちの話は印象的で、終戦直後のバーの話や菓子作りの話などはとてもよかった。下巻で少しチカラが抜けた感じなのが残念。東日本大震災に遭遇した登場人物たちが昔話で懐かしむ場面は…さすがに無理があるかも。
★9 - コメント(0) - 1月4日

家の台所は奥さんの領域。その聖域にお邪魔するには相応の配慮と準備をするように‥う~ん、確かに。あと、大正の創業時からのシャンデリア三基の一つが犬山の明治村に旧本舘エントランス部分と一緒に展示されてる‥というお話なのだが‥どこにあるのか見つけられず‥。ご存じの方がいらしたら、是非、教えて欲しいです‥。
★12 - コメント(0) - 1月4日

下巻のクライマックスは、帯にも書いてある「直木賞の時に帰ってきます」という文学青年の話。それまでの一つ一つもいい話なのだが、この青年の場合はちょっとハラハラさせられた分だけ印象に残る。上下巻を通して、東京会館の人たちの顧客への対応・言葉遣いがとても機転が利いてスマートで格好良い。お店と顧客とのいい関係、こういう信頼関係のある世界、羨ましいなぁ~。
★22 - コメント(0) - 1月4日

下巻は、東京會舘を利用している人達に関するお話。上巻のプロローグが繋がり、辻村さんの東京會舘に対する思いも熱く伝わってきました。多くの人に愛される場所には、そこで働く人達の思いも深くかかわっていくんですね。短編集ですが、心に響く物語でした。心が落ち着き、他者に優しくなれそうです。
★22 - コメント(0) - 1月4日

「星と虎の夕べ」の越路吹雪の逸話では、舞台上で自信溢れる立ち居振る舞いをしている彼女とは裏腹に、公演前の不安、恐れで一杯になってしまっている様子と、スタッフや、ホテル関係者はそれと知って自然に対応する様は興味深い。「あの日・・」では料理教室で教える行程で、料理が完成するのとほぼ同時に洗い物も一緒に済んでいる、っていうのは自分の料理の仕方と同じだぁと妙に感心。「煉瓦の壁を背に」では料理っていうのは、ちょっとした小話を知っておくと、この先一緒にお食事する相手にも喜んでもらえる、即ち雑学の仕込みの大切さを教示。
★15 - コメント(0) - 1月4日

お正月で上下巻読破。下巻では建て替えの後の新館でのそれぞれの人々と東京會舘との思い出のお話。なんといっても目玉は9章の「煉瓦の壁を背に」。小椋という作家の話ではあるがこれはフィクションだけれど辻村深月の話。エッセイでもこの日のことについては書かれているものがあるけれど辻村さんのこの2012年7月17日に対する思いは並大抵のものではないなと改めて実感。辻村さんも東京會舘とともに生きてきた「わたし」の一人なのだ。そして色々なことがつながる10章は思わず涙。新年最初に読めてよかったなと思った作品。
★18 - コメント(0) - 1月3日

辻村さんの東京會舘に寄せる沢山の思い、愛が伝わってきました。クッキングスクールのお話が1番感動し泣けた。
★12 - コメント(0) - 1月3日

時代物は苦手で、上巻はなかなか進まなかった。下巻は時代も近く、あっという間に読めた。東京会館は知らなかったので、行ってみたいと思わせる歴史を知ることができた。HPを見るとかつての写真をみることができて、ますます、行ってみたい!と思った。ところが、今は改装中とのこと。いつか物語に出て来る料理を食べてみたい。
★15 - コメント(0) - 1月3日

慣れ親しんだ建物が取り壊されるというのは淋しいものである。いくら、それが建て直されるとしても、元のものとは違ってしまう。そんな思い出の切なさとの狭間に生きた人々から、新館の装いに思いを馳せる人々、若い頃の思い出がいっぱい詰まった物語。その影には「東京會舘のホスピタリティ」とでも呼べるようなものが脈々と引き継がれている。真の「おもてなし」とはこういうマニュアルにはない人と人との距離感にあるのだということを教えてくれた、心温まる1冊に新年早々出逢えたことは喜ばしい。
★26 - コメント(0) - 1月3日

読みにくさを感じた上巻から一転、下巻は読みやすく、楽しんで読めた。始まりを感じさせる清々しい読了感に満たされ、暖かい気持ちになった。せっかく買ったし…と諦めずに読んでよかった。 直木賞作家のお話が良かった。 辻村さんの東京會舘に対する思い入れがすごく伝わってきた。辻村さんでなかったら読まなかったと思うので、辻村さんに東京會舘という建物を教えてもらった。本を読まなければ知らないままのこと。本を通して知ったり、擬似体験をさせてもらったり…だから読書は楽しい、またそう思わせてもらった。ゆったり落ち着いて読む本。
★19 - コメント(0) - 1月3日

時代が現在に近づいているからか、上巻よりも身近に且つイメージ強く読んだ。直木賞のエピソードは、この作者のエッセイで読んだ「戻ってきます」の言葉が印象的だったけど、 この物語の主人公の「戻ってきます」の言葉に含まれた意志の強さも胸にきました。スタッフさんが東京會舘そのもののような温かい対応が凄く素敵で行ってみたくなります。何代もに渡って訪れたくなる所というのが凄く伝わってくる。エピソード同士のリンクも思わずニコリとしてしまう、暖かいお話でした。
★34 - コメント(0) - 1月2日

大正時代の旧館から昭和30年代以降の新館へと 時代が変われど脈々と受け継がれる 心がこもり洗練されたスタッフの対応。そして荘厳なる建物。それらと訪れる人々との物語は、清々しく、美しく、感動がありますね。思い出、気持ちを壊さず、そっと寄り添う東京會舘。人の心が宿っている。その心に涙させられました。建て替え中だそうですが、新々會舘もこの心はバトンされるのでしょうね。
★32 - コメント(5) - 1月2日

働く側のサービスとは、と考えさせられる。料理教室にまで繊細な配慮がされている。あの時の、あの人が、年月を追った物語を読めて嬉しい。思わず、インターネットで画像を検索してしまった。また、これから東京會館は成長していくのだろう。変わらずにそこに在るというのは、ほっとする。
★12 - コメント(0) - 1月1日

aki
★★★☆☆(図書館/金環のお祝い、煉瓦の壁を背に、がよかった。上巻は、ふむふむとそれなりに面白く読んで終わったけど、下巻の最初に金環読んで鷲掴まれた。共白髪で金婚式を迎えられるのは当たり前じゃなくて...でも迎えたいな、迎えさせてあげたいな、迎えさせてあげたかったな、と素直に願ってしまうような心境になった。煉瓦で描かれている直木賞にまつわる心情では、味わった人にしか知り得ないであろう息苦しさと輝きが印象的。親子の葛藤も噛み合わなさがリアル!上下あわせて、抜群に好きとまではいかなかったが、読んでよかった。)
★21 - コメント(0) - 1月1日

東京會舘とわたし(下)新館の 評価:96 感想・レビュー:599
ログイン新規登録(無料)