インターネットは民主主義の敵か

インターネットは民主主義の敵かはこんな本です

インターネットは民主主義の敵かはこんな本です

インターネットは民主主義の敵かの感想・レビュー(52)

イーライ・パリサー以前に書かれたパーソナライズ問題について。米国型の民主主義形態である共和制には、討議のシステムが内包されている(べき)。道路での演説も、社会問題を知る偶然の機会になるし、意見者らも反対意見を聞くことが可能。パーソナライズされると、そうした偶然性は消え得るし、購買において消費者が必ずしも精神的に富める訳ではない。だからこそ、インターネット上でも法制度が必要だ!という問題提起。レッシグも同時期だし、ネットの法制度が注目されていたのかも。
- コメント(0) - 2016年12月7日

10年以上前の著作とは思えない汎用性をもったインターネット時代の民主主義論。特に中心となる主張は、消費者主権と市民主権は異なるということであり、消費者主権を推し進める「パーソナライズ」されたフィルタリングは、「見たいものしか見ない」ことによる集団分極化を招き、市民として必要となる共有体験の機会を失わせるという警鐘である。政治論というよりも、一種のメディア・リテラシーとして、多様な社会だからこそ必要となる「共有体験」をとらえなおして行くべきではないだろうか。
- コメント(0) - 2016年9月28日

題名が誤解を招く。2003年の文章ながら現状と照らし合わせても違和感があまりない。提案が理想論的で現実にはどうか。政府の一定程度の規制を推す立場だが政府の権限をどこまで認めるか。
- コメント(0) - 2015年4月9日

◆見たいものだけを見て、見たくないものをシャットアウトできる環境が整いつつある昨今、果たしてそれが正解なのかという事を真正面から投げかける本。◆インターネットは公道や公園と同じように公的空間であるという指摘からインターネットをどのように民主主義に役立てていくかというアプローチは、この時点では決して新しいものではないが、一度は目を通しておいてよい本。◆また、この本は「特定の意見だけ見聞きしているとそちらの方向に強く意識付けされてしまい、過激主義の温床となりうる」ことも示唆している。
- コメント(0) - 2014年6月14日

最高におもしろいです。2003年にこれだけの先見の明に満ちた本が出ていたことに驚かされました。不思議なもので、町に本屋さんが必要な理由が、これを読むとわかるような気がします。
★4 - コメント(0) - 2014年6月5日

原題は「Republic.com」直訳するとネット上の共和制?流し読みだが、フィルタリングはネットに限らず昔からあるじゃんとのこと。Google、AmazonとかMSなどの技術の寡占化は問題にならないのだろうか
★1 - コメント(0) - 2013年12月10日

この邦訳タイトルはいかがなものか。著者が提案したリンクの掲載義務が功を奏するとは思えないが、インターネットにもある種の規制や、パブリックな議論の場が活発になる事は必要だと思う。タイトルにしても翻訳内容もどうかと思ったけど、訳者のあとがきは面白かった。
- コメント(0) - 2013年11月27日

この邦題のセンスが適切とは思えない。やはりインターネットバブル状態に陥ってしまうことが問題。それが集団化となるのか、良い方向に進むのか、要は選択。
- コメント(0) - 2013年8月17日

原著は2001年.討議が民主主義の根幹をなすものであり,その観点からインターネットには分裂のリスクがあるという指摘や,反対派のサイトにもリンクを貼ろう,という呼び掛けは素晴らしいと思う.しかし,それを政府が強制するのは現実的ではない.かなりの工夫が要りそうだ.消費者としての自己と市民としての自己を分けて考えることには大賛成.
- コメント(0) - 2013年5月4日

共和制社会の基盤を、「異なる意見を知る機会」「共通体験」におき、ネット界をはじめとした自由第一主義に警鐘を鳴らす。著者が引用していた、フランクリンの言葉が印象的。(アメリカ憲法制定時、我々に何を与えてくれたのですか?という問いに答え)「共和制。あなたがたが維持できれば、だが。」
- コメント(0) - 2012年3月17日

アメリカの憲法学者によるインターネット時代における民主制のあり方についての議論。「共和主義≒討議的民主主義の理想」の観点から、インターネットを含めた情報通信技術の社会的役割や言論の自由について思考実験的な規範論を展開する。人々を市民/消費者に分類し、後者による言論の自由の解釈は民主主義の基盤を掘り崩すとの批判は腑に落ちるものだ。本書はアメリカを前提とした話であるために、デーリーミーや集団分極化の危険性が強調されていることに注意(もちろん危険性は日本でも変わらないが)。あと邦題は間違いなくミスリード。
★3 - コメント(0) - 2010年9月21日

言論の自由が「消費者主権」的な立場から解釈されると、それは共和制(討議的民主主義)の理想とは相容れないばかりか有害だってことでしょうか。インターネットを切り口に、言論の自由本来の目的を説いた憲法の本という感じ。
- コメント(0) - 2009年11月25日

共和制とは皆が意見を言える体制を言うのではない。政治参加している皆が熟慮出来る体制のことを言う。なるほど。インターネットは情報のディスクロージャーを最大限に達成する代わりに自らに都合のよい情報だけを摂取しがち。だから右翼サイトに左翼サイトのリンクを貼れ、って結論はしんどい。話題な割に微妙な本だった。
★2 - コメント(0) - 2009年11月5日

授業で使った。
★1 - コメント(0) - 2009年11月4日

タイトルから想像しない展開だった。便利さを追求するあまり、そしてその便利さを享受するあまり、デイリーミーになってしまう可能性が高い。ネット社会を考え直したい方にオススメします。
- コメント(0) - 2009年3月16日

ウェブ論の古典であり名著
- コメント(0) - 2007年12月20日

ネット上の集団分極化(集団成極化現象)を憂う著者は、著名な法・政治系教授。良書であろうけれど、原書が2001年時点の著述である。 当時はSNSもWeb2.0もまだだった。http://am.tea-nifty.com/ep/2004/02/post_12.html
- コメント(0) - 2004年2月9日

内容を誤解させるような邦題はどうかと思います。
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