境界を生きる 性と生のはざまで

境界を生きる 性と生のはざまではこんな本です

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陸王
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境界を生きる 性と生のはざまでの感想・レビュー(249)

トランスとか性同一性障害の方たちの話かと思ったら、性分化疾患の方の話が多かった。世の中では性分化疾患の人の「われわれはトランスとは違う!いっしょにするな」という主張をよく目にするけれど、やっぱり共通の苦労があると思う。「ノーマル」の人たちでもマイノリティの人たちに部分的にでも共感を感じることもあるし、LGBとTなんてだいぶ違うのに混同されがちな点で、Tと性分化疾患の関係に使いと思うけど、共闘してる。性分化疾患の人たちの主張は、よく身体障がい者が精神障がい者に対して持つ優越感のようなものを想起させ寂しい。
★2 - コメント(2) - 1月3日

「男」と「女」の、どちらかしかない。「中間の性」がない。それが当たり前になってはいけない。なんで中間だとダメなのか。どうして「どちらにするか」決めないといけないのか。生まれた時、「男と女、どちらにしますか?早く決めた方がいいですよ、お子さんのためにも。」と決断を迫られる親の気持ちを考えたことがあるだろうか。お子さんのためにも、と責任を負わされる気持ち。子供が成長し、自我が芽生え、「自分は男だ」と仮に感じていたとしても、親が下した決断が「女の身体にして女として生きてもらうこと」だったとしたら、子供は親に自分
- コメント(0) - 2016年12月29日

近年LGBTに対する自治体などの動きが活発になっているが、本書は主に性分化疾患と性同一性障害に着目し、当事者や家族のインタビューをもとに構成されている。「IS」の存在をTVドラマや漫画で知った世代であり、近年の性的少数者を取り巻く環境の熱からすれば昔と比べれば生きやすい時代になったものの、やはり根本的な部分や権利の保障、何よりどこにも属することができない心の葛藤は根強く残っているように感じた。
- コメント(0) - 2016年12月26日

13年刊。1章が「性分化疾患」、2章が「性同一性障害」に関する新聞連載の再構成からなる本。ここ数年の現状からすると、基本「男女二元論」の枠内で語られている分、古いと感じますが、類書が少ないのとリーダビリティが高いとこは良いです。3章でようやく二元論を越える話の端緒へ。『Xジェンダーとは何か』と共通の人が何人かいて、繋がりが垣間見れた。
★21 - コメント(0) - 2016年12月12日

性分化疾患と性同一性障害について取り上げた本。周囲の人たちの無理解や偏見が、いかに彼ら彼女らを苦しめていることか。性のはざまで、文字通り死ぬほど悩み、苦しみながら生きている人たち。彼ら彼女らが、ただただ普通の生活をおくることができる社会への第一歩は、まず知ること、理解することなのではないかと。自分は違うから、関係ないからと、無関心でいていい問題で決してない。
★18 - コメント(0) - 2016年10月3日

性の境界で死ぬほど悩んでいる人がいる。どんな姿で生まれてもありのままで受けとめられるような社会でなければならない。実は身近に悩んでいる人がいるかもしれない。生まれてくる子どもがそうかもしれない。その人のありのままを受けとめられる人になりたい。
★2 - コメント(0) - 2016年7月16日

知らないことが多すぎる・・・。誰もが自分らしく生きられる社会をつくるのは、私たち一人ひとり。まずは知ることから。
★4 - コメント(0) - 2016年6月25日

性分化疾患とは、通常は男女どちらかで統一される性器や性腺、染色体の性別が曖昧だったり、一致しなかったりする疾患の総称。新生児期に診断を受けた両親はどちらの性で育てていくか決断を迫られる。子がそれを知らされるときの辛さは計り知れないが、親も産まれてからずっと自分のしてきた決断が正しかったのかという重圧に苦しむ。人々の意識が変わることで救える命がある。無関心という「罪」をこれ以上深めてはいけない。
★7 - コメント(0) - 2016年6月16日

とりわけタブー視されがちな性に関する問題に光を当て、新聞で連載し、それをまとめたのが本書。性的マイノリティーが抱える圧倒的なリアルがこの本にはある。自分自身知らなかったり、知ろうとしなかったことを恥ずかしく思う。多様な考え方や価値観を認めるっていうことの難しさと、社会に根強く残る固定観念や思い込みの怖さを感じ、読んでいてツラい部分もあった。知れて良かったし、読んで良かったと思うが、これで知った気になってはいけないなと今、改めて思う
★4 - コメント(0) - 2016年5月12日

自分が人とはずいぶん違っているということについての本。 違い方は色々、病気?個性? 考えてみると、誰もが人とは違っているのだから、誰でもひとりきりのマイノリティ。 平凡な普通の私ってあるのかな?
★2 - コメント(0) - 2016年5月11日

性分化疾患についてはほとんど知らなかった。性別にこだわらずその人らしくいられればいいと思うけど、社会はそんな人達に対応できていない。
★1 - コメント(0) - 2016年4月16日

是非とも生きたい様に生きて欲しい。大いに人生を楽しんで欲しい。どんな形であれども。いずれにせよ産んで育ててくれた親の覚悟に感謝し、誰かの為に何かをしたいと思った時に人は大人になる。それは男でも女でも変わらない。我々は同じ仲間に大いな関心を持つべきだ。
★86 - コメント(2) - 2016年1月11日

「性別って一体何なんだろう?」著者と同じく疑問に思った。そこまで性別で縛り付ける必要があるのだろうか?ドラマ『3年B組金八先生』『IS』を見て分かったような気でいたけれど、全然分かっていなかった。性分化疾患と言っても、70種類以上。心も体も男女どちらになっていくか分からないのに、男の子か女の子かなんて生まれた時に決められない。性同一性障害を含め、自分の周りにも本当はいるのだろうけど、聞いた事はありません。この切実さが伝わって「男性」「女性」以外の性も、当たり前に認められる世の中になればいいなと思う。小学校
★34 - コメント(3) - 2016年1月10日

昔「IS」と言う漫画を読んでました。それを思い出して借りてみた。例えば、体と心の性が一致しない人というのは聞いた事もあるし、その為に手術をして性別を変えたり、戸籍も変えるなどして本来の「自分」として生きる人はメディアでも見かける。しかし、男でもなく、女でもなく。両方の体と心を持つ人と言うのは恐らく社会には認知されていないし、自分の身近にいるとはピンと来ない。そんな悩みと苦しみを抱えた人達がいることを知る事が出来た。エピローグに紹介された帚木蓬生さんの「インターセックス」を読もうと思った。
★70 - コメント(2) - 2015年12月19日

まだ私が子どもだった頃男女(男の子みたいな女の子)と女男(女の子みたいな男の子)という言葉があった。この本に出てくる性分化疾患や性同一性障害と同じかどうかは分からないけど。今でこそ知られるようになってきたけど昔は隠していたのだろう。20年以上前この本に出てきた病の人にあった。生まれつきで大学病院で人工的に作ったと聞いた。その時はそういう病気と思っていたけど今は70以上の疾患があるという。子が生まれた時当たり前のように名前をつけて育ててきたけれどこんなにもたくさんの人が悩んで苦しんできた事を知った。
★39 - コメント(0) - 2015年12月14日

子供の性別をどちらにするか―そんな判断を迫られる親がいる。さすがに染色体でわかるでしょ、と思っていた私は甘かった。染色体でも判断できない、見た目でも判断しかねる。産まれたばかりで本人の意思も確認できない我が子の一生を左右するであろう性別という大きな選択をしなくてはいけない両親。思えば常に男女を選び○をつけなくてはならない書類ばかり。LGBTについてテレビやネットでも最近多く取り上げられていて、社会の関心や高まっているが知れば知るほど単純な問題ではないと感じる。まさしく性の境界で悩み、生と死の狭間にいる。
★5 - コメント(0) - 2015年12月11日

体と心の性の不一致もしくは「あいまいさ」に悩む人は、想像していたよりも多い。そして、その症状(体質というべきか)の多様さにも驚いた。これを読んだ後では、性別は「男」と「女」のふたつに分けられるものではないのではないかという疑問もわく。社会の意識変化と制度を整えることができれば、悩みのいくつかは解消できるのかもしれない。「まずは私たちのような存在を知ってほしい。あなたの子として生まれてくるかもしれないのだから」という言葉の重み。
★3 - コメント(0) - 2015年12月6日

性分化疾患、またトランスジェンダーの人々について多くの事例が載っている。医療や行政の理解・補助は少しずつ進んできたが、自分の性に対する違和感を誰にも相談できなかったり、親に否定されたりして孤独に苦しんでいる者もいる。もっともっと社会全体の意識が高まっていく必要を感じる。
★4 - コメント(0) - 2015年9月27日

TVの中の「おねえキャラ」あの人たちはその職種で第一線で働き、ここまでの生き方を時に笑いを交えて伝えてくれる。しかし、息をひそめて暮らしている人の方が圧倒的に多く外見の性とココロの性の問題は果てしないだろう。ヒトという生物に生まれ、なんとなくそういう人もいるだろうな。と、わかっていてもいざ目の前に現れたらどんな反応をするだろう。また、自分がそうだったらどういう行動をとるだろう。医療従事者の理解とマスコミの丁寧な取材をこれからも私たちに伝えてほしいと願う。
★30 - コメント(0) - 2015年9月22日

ところで、世の中男女の区別が必要なのはなぜだろう。思いついたのはやはりスポーツくらいで、そりゃまぁいくら女性の心を持っていたとしても肉体的に男性なら女性として参加するのはフェアじゃないだろう。でもそれ以外には?制服だって、どっちを着たからといって風紀を乱したりしないし、お風呂やトイレに少し配慮があればかまわないのでは。世の中簡単に男と女の二つに分けられるものじゃないこと、そして別に分ける必要もないんじゃないかということ、それを考える機会を一人でも多くの人が持つべきだと意を強くしました。
★10 - コメント(0) - 2015年9月21日

「お子さんの性を男女どちらにしますか?」生まれたばかりの子どもを前に、そんなことを聞かれたらどう答えればいいのだろう。今まで知らないことが多過ぎた。もっといろいろなことを知って、自分にできることをやらなければ・・・
★3 - コメント(0) - 2015年9月5日

まだ子どもだったとき、「オカマ」(当時)はなんで飲み屋で派手な格好をして自虐的にしか生きていけないのか、と思ったことがあった。人前に出るのが苦手な、お酒の飲めない彼女らはどんな仕事をしているのだろう、と。性的マイノリティと一口に言っても、その心と体の受け入れ方はさまざまで、せめて彼らを傷つけないように、意識的でいたい。
★4 - コメント(0) - 2015年7月22日

性別の判別がこんなに難しい状況にあることを初めて知った。自分が知らなかったことに気がつけてよかった。
★5 - コメント(0) - 2015年7月15日

性分化疾患、性同一性障害について取材された本。境界に生きることの難しさ、それに対する偏見など、当事者でしか分からない様々なことが書かれていました。LGBTに対して偏見はもっていないけど、改めて理解者になろうと思った次第。生きにくい世の中を変えていきたい。
★4 - コメント(0) - 2015年5月3日

性分化疾患に対して、なんとなくのイメージしかなかった。 割合として予想以上に多いことや、LGBT、Aセク、パンセク、Xジェンダーなどの他のセクマイが感じる違和感、嫌悪感、辛さと、性分化疾患当事者が感じるそれの違いを理解できた気がする。
★2 - コメント(0) - 2015年4月18日

近年はだんだんと性に関しての理解も多くなっていると感じるが、きっとまだまだ整備が足りない。某まとめサイトだと「不思議で魅力的な性別の狭間に住む人々、アンドロジニー」と紹介されているが、これはきっと当事者ではないから言えることなのかもしれない。どれだけ苦しいか、つらかったか、この本にはぎっしりと詰め込まれている。本を読んで難しく考えるのではなく、「想像もつかないな」とか「こういう人たち、本当にいるのかな」とだけでも良い。知ることが大切だと感じた。知ることによっていつか必ず、救われる時がある。周りも自分も。
★5 - コメント(0) - 2015年4月11日

LGBTという言葉もだんだん浸透してきて性的マイノリティについて知るひとも多くなってきたと思う。しかし、ここに書かれている性分化疾患について知る機会はほとんどない。今回この本を読んで、性分化疾患と言っても様々な症例があり、その分だけ葛藤や選択があることを知りました。体をどちらかの性に寄せることはできても心の性を変えることは困難である。しかし、健康を損なうリスクを考えるとホルモン投与などの治療が必要で、さらに副作用についても考えなければならない。色々な思いが沸いてまとまりつかないけど、多くの人に知って欲しい
★26 - コメント(0) - 2015年3月20日

「性同一性障害」はドラマやタレントさんが出てきていて、だんだん社会にも認められてきたと思う。しかし「性分化疾患」は認識できていなかった。自分の「性」に、こんなに悩んでいる人たちがいる。死を選んでしまった人もいる。多様な人がいること、それを自然に認められるような社会になってほしい。この本、みんなに読んで欲しい。
★3 - コメント(0) - 2015年2月27日

性同一性障害(GID)、身体的な性別と心理的な性別が一致せず体に強い違和感を覚えて悩む状態。性分化疾患(DSD)、性器や性腺、染色体の性別があいまいだったり、一致しなかったりする疾患の総称。70種類以上ある。両者とも聞いたことはあるが、理解が浅く、そして無関心だった。驚いたことは、疾患の種類の数が多く複雑なこと、クラスに一人いるぐらいの割合だということ。いつか出会う可能性は、少なくない。無関心はとてつもない恥になり、ついには罪になる。意識が変わることで、救える命がある。
★4 - コメント(0) - 2015年2月22日

読んでよかった。知ることができてよかった。本当に「無関心はとてつもない恥になり、ついには罪になる」と思う。しっかり考えていきたい。そして、世の中にある様々なものが「個性」になる日がきてほしい。
★5 - コメント(0) - 2015年2月22日

関心を持たないのは罪である。といいます。何に関心を持つのか、何を知りたいと思うのか、その対象は人それぞれで強制するものではない。だけど、それがどんな対象であれ、それらには必ず「人」が関わっているわけで。そうやって突き詰めていくと、ひとりひとりの人を分類せず、ひとりひとりの人として理解しようとしてみたくなり、この本に書かれているような性と生の問題に辿り着くんじゃないかな。私みたいに。
★3 - コメント(0) - 2015年2月21日

性分化疾患と言う言葉すらこの本を読むまで知らなかった。まして、両性具有の人が実際に居るとも思わなかった。多くの人がこの本を読むべきだと思う。全国の中学・高校にこの本をおいてもらいたい!
★3 - コメント(0) - 2015年2月11日

身近にGIDの友人がいて、理解を深めたかった。ジェンダーについては授業などでも勉強したが、DSDについては初めて知った。本当に、所謂「ふたなり」であることがあり得るのか。全く無知であった。自身の性について感じていたことも思い出しながら。性別ってなんだろう。わからないけど、苦しんでいる人がたくさんいること、その理由を少しでも知れてよかった。
★2 - コメント(0) - 2015年2月4日

性と生のはざまでと副題された、男性と女性との間で悩む人たちの苦悩を取材した本。毎日新聞に連載された。 難しくて、考えさせられる内容だった。 男性と女性、簡単には分けられないものがあるようだ。
★2 - コメント(0) - 2015年1月30日

新井祥さんの著書や、ISは既読。一番問題を感じる点は、性が定まらないと健康が維持出来ない場合があることや、性転換を行う場合の副作用等のリスク。本人が望むように性を選ぶ(または、あえて中性でいる)ことが、健康を蝕み、寿命を縮める結果につながる場合があること。個人的には、体が女性化することへの抵抗感はちょっと分かる。いつまでも中性的な少女でいたい、若さへの憧憬ではないのだけど、というのはある。大人の女なんて、つまらない。みたいな感じ。
★14 - コメント(0) - 2015年1月7日

出生届にはじまって何でも男か女に分けられる世の中で苦悩する性的マイノリティ「性分化疾患(DSD)」「性同一性障害(GID)」の当事者を取材し様々な問題を浮き彫りにする。だいぶ浸透してきたGIDにしろ未だ同性愛者と混同している人が少なくない。ましてやDSDについては十分な知識を持っていない医師が多く、誤った医療を施されて苦しめられる患者も少なくないという。当然法整備も追いついていない。当事者の多くが世の中の無知と偏見に苦しめられ、自殺者も少なくない現状を見ると、この本の問題提起は大きな意義がある。
★24 - コメント(0) - 2014年12月16日

全ての人を「男」か「女」かに決めてしまわないと国民として認めないという今の日本。あらゆる色を「黄」か「紫」かに無理に分類してしまうかのよう。「枠に押し込むことができない自分」を殺さず生きていくことがかなう社会に近付けて行けますように。
★42 - コメント(2) - 2014年12月3日

この本に書かれていたたくさんの言葉が心に残った。多くの人には読まれるべき、という言い方は好きではないが、そのような感覚。何も知らずに、揺らいでいる人を否定する人が、少しでも何か知ってくれたら。自分にも何か出来ないか、というのは大袈裟だけれど、無関心ではいられない。
★5 - コメント(0) - 2014年11月30日

さまざまなケースが挙げられていて理解は深まったと思う。ただ、自分を振り返っても、いわゆる男の心と女の心が混在していて、対する人物や事象によって配分が変わるような気がする。性別って何なんだろう?つまる所、人としてどう生きるか、が大事なんだろうな。
★1 - コメント(0) - 2014年10月25日

性のうえでのマイノリティが、これほど分化されているとは知らなかった。まずは医療現場、役所への届け出など、すぐに改善できることがたくさんあると思う。副題が性と生のはざまで、とあるが、生きること自体に苦しみを持つことになってしまう現在の世の中の無理解、無知、偏見等は、社会のしくみを少し変えていくことで随分軽減されるのではないかと感じた。
★2 - コメント(0) - 2014年10月13日

境界を生きる 性と生のはざまでの 評価:94 感想・レビュー:117
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