数値と客観性――科学と社会における信頼の獲得

数値と客観性――科学と社会における信頼の獲得の感想・レビュー(8)

読みにくかったが、内容がアクチュアルで非常に面白く読んだ。ここでいわれている「客観性」というのは科学的なものというよりも、単に共通認識が可能になる度合いとでもいったもの。専門家集団では厳密さが重要でも、一般人も含む社会的な過程では知識が共有される基盤は異なる。「定量的」と「数学的」とを違う概念として捉えて、前者で重視される「手続き」後者では「理論」の対立を、民主主義社会であればあるほど前者が重視されるというのをアメリカ(と専門家集団を重視するフランスと比較する)の例を出して細かく分析しているのが面白い。
★3 - コメント(1) - 3月15日

2016年11月17日:Sherlock
2016年9月26日:Sherlock
客観性の成立要件について、科学論・科学史的な視座から論考を重ねる。客観性や実証主義について専門家知識の信頼性との関係性をもとに批判的に記述する点は面白いが、科学の成立そのものについては中立的な立場であるため踏み込みが弱く感じてしまう。ラトゥールやフーコーにも言及があるものの、社会的構成については触れた程度にとどまっており、個人的には物足りない印象。
★1 - コメント(0) - 2016年9月14日

15-113/4
- コメント(0) - 2016年3月18日

14-49/3
- コメント(0) - 2014年9月26日

2014年7月15日:T. Y
事例の部分が(最も大事なのだろうが)かなりたるかったが、専門家集団への信頼性欠如が領域の客観性=手続標準化と数値化を推し進めたとする論は文句なく面白い。逆に言えば信頼を得られていない新興分野ほど数値に頼ろうとする傾向があった。実験心理学で統計テストを最初期に導入したのが超心理学だったという一行情報が個人的にツボ。→ハッキングが書いてる。"Telepathy: Origins of Randomization in Experimental Design"
- コメント(0) - 2014年3月2日

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