雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所はこんな本です

雲のむこう、約束の場所の感想・レビュー(307)

『約束は自分のために果たさなきゃ行けない。』「辛い」にフタをすれば「幸せ」の様に見えるけど、本当の「幸」ではない。
★1 - コメント(0) - 1月4日

最初はよくある列島分断モノ(突然日本が分断され親しかった者が離れ離れになる)かと思ったが、この作品はさらに並行世界(パラレルワールド)や夢・精神世界が加わる。ヴェラシーラを作るところなどとにかく壮大なロマンが詰め込まれた一冊であった。精神体のサユリが見るもの。自身を空っぽの幽霊だという藤沢。人は往々にして誰かから認識されることでそこに存在しているのだと思う。1人だけ生命体が存在しない空間にいるのであれば、それは果たして存在していると言えるのか。つながりの力であり、奇跡が生んだ物語。
★1 - コメント(0) - 2016年12月23日

青森の飛行機男子中学生2人と物理学者の祖父を持つ女子1人。日本が南北に分かれ戦争するパラレルワールド。君の名は。と通じる部分あり、ラッドウィンプスの曲が頭の中に流れて来た。
★2 - コメント(0) - 2016年12月21日

小説「君の名は。」を読もうと思ったのに図書館でかなりの順番待ちだったため、その代わりに。第二次大戦後、日本が二分され、北海道が共産国になっている世界。これ自体がパラレルワールドであるのに、更にパラレルワールドが存在するという世界観が幻惑的。国境の地、青森で、日常風景と化した「隣国」北海道に立つ塔、津軽海峡の鉄道計画が頓挫した結果、残った廃駅。これらに映画のビジュアルが鮮明に思い浮かぶ。それにしても、北海道の中心部に立っていて、東京からも高い建造物として見えるとすると、塔は殆ど成層圏に達している?
★49 - コメント(0) - 2016年10月26日

新海さん、君の名は。に通じるモノがあるようですね。にしても、この映画ってこんなだったっけ?前に見たのだけれど細かくは忘れてるなぁ〜、また改めて見てみないとね。
★7 - コメント(0) - 2016年9月25日

なんだかずっと、「スカイ・クロラ」が頭から離れなかった。世界に流れる時間というか、空気が似ているからかもしれない。映像も見てみたい。
★9 - コメント(0) - 2016年9月8日

男子中学生の友情がとてもうらやましく思えた前半、サユリが加わることですれ違っていく切なさがもどかしかった。みんなそれぞれに抱いた感情が「正解」だと思うが、中々難しいと思った。最後にはみんな独り立ちしていくが、なにも音信不通にならなくともいいと思う私には、どこか、まだ未熟なままのところがあるのかも知れないとも思った。
★5 - コメント(0) - 2016年9月5日

青春の甘酸っぱさと気恥ずかしさを思い出させてくれる・・・・・。
★24 - コメント(0) - 2016年7月4日

同名の映画の小説版。映画版も好きな作品で、何回目かに観て、冒頭十五分で泣いてしまうくらい感情に訴えてくる物語でした。数年前に初めて小説版を読んで、エピローグでまた号泣。これこそこの作者が作る世界の骨頂であり、美醜だと言えます。出会いと別れは必ず組になっており、如何なる奇跡でもそれは分かたれることはない。そして、それは絶望でありながらも、希望であると読者にこれでもかと突き付けられます。本当にこんな綺麗な世界を作れるのはすごいことだと思うし、作品に触れるたびに感動を得られます。映画版含め、大切な物語です。
★2 - コメント(0) - 2016年7月3日

よかったです、けど、うーん、上手く説明できないですね。
★1 - コメント(0) - 2015年11月1日

とてもキレイな映像が思い浮かぶ物語。少し物悲しくて、大人になることの寂しさを感じました。 もとが映画だと聞いて納得でした。
★1 - コメント(0) - 2015年10月19日

旦那の古い蔵書から。これは若い時に読むべきものだなぁ…感傷的な部分がかなり多くて、登場人物も未成年らしいセンチメンタルな感じ!SF的な展開もジュニア向けっぽいかな!
★24 - コメント(0) - 2015年8月18日

「秒速五センチメートル」の小説版がとても良かったので、味をしめまして(笑)。文章を書いているのは新海さんではないんですね。でもこっちの方が好きかも。
★1 - コメント(0) - 2015年6月19日

再読。原作は中学生のとき、友人がDVDを貸してくれたことがきっかけで知った。相変わらずの美しく感傷的な雰囲気が好きだが、後半のSF的な展開はちょっと強引に感じられて苦手。結末もよく分からないしなぁ。ただ前半の日常描写は非常によかった。新海誠というと恋愛もののイメージがあるが、ここでは男同士の友情が丁寧に描かれていて好感が持てる。これもまた原作を見返してみようかな。
★4 - コメント(0) - 2015年5月6日

『ほしのこえ』を観て以来、まだ観ていない映像作品として本作のことをずっと気にかけていたら、ノベライズとして図書館の返却棚で遭遇!作品は「ユニオン圏」に統合されて「蝦夷」と名を変えた北海道と、それ以南に分割統治された戦後日本が舞台。謎めいた存在のエゾに建つ塔と少女サユリは、平行宇宙を開くハードとソフトの役割を互いに担い、その結末は誰も想像し得ないまま開戦の時を迎え…。設定はSFであっても、そのテーマはごく普遍的なものだったように感じます。関係性や距離感、その変化や喪失で語られる「人と人の物語」だったように。
★11 - コメント(0) - 2015年3月20日

映画はずっと前に観ていて、その情報の多さに驚いたので、そのノベライスならまあ面白いのであろうと読んだところ、もっとしっかりと映画で出ていない箇所もあり、主人公のもどかしさが、きちんと伝わってきて、それがまたイイ。
★2 - コメント(0) - 2015年3月13日

久々に再読整理読み。「ほしのこえ」ノベライズは一気に読んで読み終わった瞬間にぼたっと涙が出てくるような読後だったけれど、本作はとにかく、あーなんだかなぁなんだかなぁ!と言いたくなるような、むずむずする終わり方。最後まで読んで、少し最初に戻るのがポイントなのかな。あーなんだかなぁ!(三回目)みんなと同じように、読み終わった瞬間いろんな気持ちがふっと消えていくような、ちょっと寂しい物語。原作の映画を観ていないので、いつかは観たいと思いつつまだ観れていない。
★5 - コメント(0) - 2015年1月9日

ずっと前に読んだけど、再読。地球に一本の塔が建っていて彼女を乗せて手作りの飛行機でそこに行こうと約束する。塔と彼女と彼女の見る夢は深く結びついていて、それはとても特別なことだ。約束のあの場所へ連れていくことはこの世界から旅立つ時なのだ。
★6 - コメント(1) - 2014年10月27日

序盤の青春パートでも充分な面白みがあってよかったのですが、中盤から終わりにかけての詩的な少しファンタジーな内容がやっぱり見所だと思います。原作のアニメは見てないんですが、情景描写がとても多く主人公たちの内面が濃くあらわれてました。日記調に物語も進んでいくのがよかったんですけど、ラストがちょっと悲しかったですね。結局主人公になにも残らず終わってしまった感じがしてしまいました
★2 - コメント(0) - 2014年10月6日

自分が過去に本当に大事な約束をすることができたのか、いまもできるのか。約束をする機会こそが大切なものだと身に沁みる。胸が痛む小説だった。青臭いと言われようと、響くものは響くわけで、それは何も悪いことなわけがなく。村上春樹の「僕」のシリーズのように、時間が経ったらまた読みたいと思う小説だった。
★4 - コメント(0) - 2014年9月16日

「北海道がまだ「エゾ」と呼ばれていて、敵国の占領地だったころ。3人は、ある夏、塔を眺めて小さな約束をした…。」切なさが十八番、美しく詩的な新海ワールドが加納新太氏によって小説化。映像を見る前に小説を読んでみたが確固たる新海氏の世界観に圧倒された。映像が見たくての先行読みだったが、読みながら映像が浮かんでくる。丁寧な人物描写で、どの登場人物にも共感できるし、一応、日本が舞台なので親しみやすい。映像をみるのが、楽しみだ。
★5 - コメント(0) - 2014年9月7日

映画を観てから本書を手に取った。映画では描かれていなかった細部が詳細に書かれていたのは良かった。切なさと透明感と不安定さが心地良くも不安を抱かせるような感覚を味あわされるような内容だった。映画にはない後日談では、新海作品特有の女性から羽ばたく描写が切なさを煽る。ヒロキはこれからサユリの存在を頭の片隅に型どりながら生きていくのだろう
★2 - コメント(0) - 2014年4月13日

映画を見てよくわかんなかったことも補完してあって良かったです。ただただこう読み終わった後のなんとも言えない感じが…笑
★2 - コメント(0) - 2014年3月8日

映画版を観た当時は今一つピンとこなかった部分が今作では十分に補完されてる。最後他の新海作品同様に何とも言えない切なさを感じた。
★2 - コメント(0) - 2014年2月5日

青い。しかし青くて何が悪い?
★2 - コメント(0) - 2013年12月17日

文字の上からすごく綺麗な透明な情景が浮かび上がるような読書でした。 是非映像でも観てみたいものです。
★3 - コメント(0) - 2013年11月28日

切ない物語だ。14歳ごろの日々というのは後から振り返るとまばゆく、かつ 儚い夢のようなのかもしれない。サユリが眠り続け夢を見続けるのも浩紀がサユリの夢をたびたび見たのも本当は過ぎ去ってしまったものをなくしてしまいたくないという気持ちの表れなのだろうと思う。だから夢から覚めてしまったサユリと浩紀は新たなる道を進まなければならなかったのだろうと思う。最後の別れの場面は切なくもあるがすこし清々しいものでもあるとも感じた。
★6 - コメント(0) - 2013年11月10日

yui
これは、中学生の時に読んで以来すごく残っていた作品で、最近になってまた読みました。やっぱりこの作品は私が読んだ中で透明感NO1の作品です。 本当に好きです。
★2 - コメント(0) - 2013年10月23日

読んでいくうちに今では消えてしまった気持ちがふと戻ってきました。 この物語は消失と約束をテーマに進んでいくようで10代から20代になるまでに消えてしまったものを取り戻しにそして叶えられなかった約束を果たしにいきます。 ぜひ映画と小説を両方見て読んでほしい作品です。
★2 - コメント(0) - 2013年10月4日

果たされないまま残されたひとつの約束は、それぞれの思い出のなかで燻ぶり続け、やがてぼくらが再生するための翼となって蘇る──。 文中に挿入される宮沢賢治の詩が更に感動と郷愁を呼ぶ、透明感溢れるセカイ系小説の代表作。
★3 - コメント(0) - 2013年7月20日

アニメーションのノベライズで「雲のむこう、約束の場所」に匹敵するものに出会ったことがない。原作を踏襲しつつ、足りない部分を的確に補完し、優れたジュブナイルSF小説に仕上がっている。ただ、気にくわないのは作品の結末でヒロキとサユリの恋の行方に関して具体的に触れたこと。二人の恋が成就しないことは分かりきっているし、原作においても彼らが遂に結ばれなかったことは仄めかされていた。だが明示はされていなかった。青少年の淡い恋に主眼を置いた作品で、恋の最終的な結末を語るのは無粋であろう。
★2 - コメント(0) - 2013年7月8日

新海誠氏が描く映像物語は、映像の美しさとモノローグの語り口などで秀逸な出来のものが多いが、その実、物語の背景把握や、突飛な設定の理解に苦しむ時がある。それはそれで、そういう作品と割り切ることも出来るが、氏の作品をノベライズしたものを読むと、映像の尺では説明されなかった様々な要素を把握することが出来るので、映像作品側への理解が深まっていく。逆にいうと、小説単体として見た時にどこまで面白いか、というのは難しく、読んでる側もどうしても原作となる映像作品に引っ張られてしまうので、それも善し悪しだな、と感じる。(続
★1 - コメント(1) - 2013年5月19日

薦められて読みました。本ではなく、映像で見たかった。中盤から最後にかけての盛り上がりが良かったけれど、途中まで読むのが辛かった。言いたいことや伝えたいことはわかるのだけれど、小説だけではあまり心に響かない。映像を見て彼でなければいけなかったのだろうか。もう少し重さが欲しい。
★3 - コメント(0) - 2013年4月15日

映画には一瞬しかでてこない水野理佳という女の子と浩紀との関係が詳細に描写されていたのが読み応えあった。もうひとつ映画では描かれなかったエピローグの部分だが、「秒速」を知っている今なら新海がこういう結末を用意したのは理解できる。だからこそ、塔での再会をはたしたあの一瞬が輝く。
★2 - コメント(0) - 2013年3月1日

何度目かの再読。原作に忠実であるという以上に、そのテーマや雰囲気を深めている、とても優れたノベライズだと思う。絵と雰囲気で語ることろがあった原作に比べて、<塔>への憧憬、子供時代の美しさ、共依存的な関係の両義性、喪失と再生といった複雑な諸テーマを絶妙に描いているというのがこの小説の卓越しているところでしょう。とくに、原作には殆ど出てこない水野理佳というキャラクターが絶妙にいい味を出しています。主人公二人の男同士の関係も、その行き違いや対比を含めて、効果的に描かれているように思いました。
★4 - コメント(0) - 2012年11月12日

新海アニメの小説では一番好きな作品。 浩紀が音楽室で聞いた曲を電子バイオリンで何度も練習するシーンが特徴的。 水野理佳がかつて浩紀が持っていた確かなものを頼りにするシーンに涙ぐみそうになる。 読むにつれて、これでもかってくらいに熱い青春、甘酸っぱい思いを感じる作品。自分もかつて熱中していた確かなものを大切にしていこうと改めて思った。
★1 - コメント(0) - 2012年7月10日

雲のむこう、約束の場所の 評価:76 感想・レビュー:61
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