“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
あらすじ・内容
天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!

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“文学少女”と死にたがりの道化はこんな本です

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“文学少女”と死にたがりの道化はこんな本です

“文学少女”と死にたがりの道化の感想・レビュー(6355)

もう何度目か分からないけど、読了。 劇場版アニメで出会って『ビブリア』シリーズよりも先に読み始め、ドはまりした。 竹岡美穂さんのイラストと野村美月先生の文章が掛け算効果で素晴らしいの一言に尽きる。さらに『人間失格』を扱っている「死にたがりの道化」はシリーズの中でも一番好きかもしれない。 太宰治に興味ある人は勿論、興味ない人も絶対読むべき。 色んな文学作品やネタが豊富だから、現代文の勉強にもなるし、読みやすいから読書が苦手な人にもオススメ。
★2 - コメント(0) - 3月23日

人間失格に夢中になった側の人間なので、今作品も十二分に楽しめたと思う。人間失格の作風はどこか鬱々とした、気が重くなる側面があるけれど、それを上手くオマージュ(?)していながら、根底に爽やかさがあり読みやすかった。
★4 - コメント(0) - 3月16日

積読本消化、懐かしの当時のラノベ感。本を味で表現する以外はビブリア古書堂の元祖かと思いきや、広告いわくほろ苦コメディ笑。…コメディ?太宰治メインなのだけど、鬱々と、とことん駄目な人と中毒性にかかる人に分かれるって村上春樹ェ…。
★4 - コメント(0) - 3月7日

近年の大ヒット作である「ビブリア古書堂」シリーズの、土台になった傑作ライトノベル――と個人的に思っています。また、米澤穂信の「氷菓」のアニメ化以降顕著に表舞台に出てきた所謂「人が死なない系ミステリー」も、ラノベでの源泉を辿ると一つには本作がある、気がする。以上の通り色々後の市場に影響を与えている(と思う)が、ミステリーの基本であるどんでん返しがしっかり完備されているので、本作1つとしても質は高い。しかし…巻末アオリの「ミステリアス学園コメディ」とは、いったい何のことだろうか……。
★8 - コメント(0) - 3月7日

やっぱり面白いなー.物語にだんだん引き込まれていくこの感じが堪らなくいい.久しぶりに野村美月節を楽しめた.
★5 - コメント(0) - 3月3日

死にたがっているのは誰なのか? 他人と喜びや哀しみを共有できないことに対する絶望が、太宰の「人間失格」とこの作品の共有するモチーフでしょうか。このシリーズは換骨奪胎モノとして敬遠してたけど、太宰の短篇作品を読んでみたくなりますね。
★3 - コメント(0) - 2月28日

文学少女シリーズのおかげで読書が好きになりました。昔は作中に出てくる本はほとんど知りませんでしたが、今では読んだことがある本が増えてきました。作中の本を知りながら遠子先輩の本の味の感想を聞くと面白さが倍増します。
★6 - コメント(0) - 2月21日

学園コメディとありましたけど、コメディの部分よりも、主人公やヒロインたちの物語がとても印象的で胸を打たれました。
★3 - コメント(0) - 2月11日

ラノベらしいラノベ。文学少女というより文食少女な文芸部の先輩遠子と、語り部であり、後輩である主人公。主人公はかつて覆面美少女作家として一世風靡するが、とある事件により黒歴史になる。二人だけの文芸部に恋愛相談の依頼が舞い込み、いるはずのない相手に恋をする一年生女子のために奔走するが…。ツンデレちゃんが今後ますます痛々しくなりそうなので二作目以降は読む気にならなかったけど、なかなかおもしろかった。もっと若い時に出会っていればもっと楽しめたかも。ラノベの典型主人公&テンプレハーレム設定で安定感ある作品。
★5 - コメント(0) - 1月14日

ライトノベルですが、太宰の「人間失格」を下敷にしっかりとした物語になっていると思います。心の葛藤や人間の影の部分も、しっかりと描かれていて物語の世界に入りやすいです。
★8 - コメント(0) - 1月12日

久々にラノベを読んでみたくて、気になってた「文学少女シリーズ」を。紙を食べちゃう文学少女遠子先輩と元美少女作家心葉くん。ピックアップ文豪は「太宰治」キャラクターが可愛くて軽いのに反して痛くて切ないこの感じ。こういうラノベが好きだったなと、懐かしく。読みやすいのに構造が深くて、破綻してない…作者さんすごい。「ねぇ!太宰は『人間失格』だけじゃないのよ」文学を読み続ける意味、作品を書き続ける意味を改めて実感した気がした。読みたい本があることは生き続ける意味になるなとか思ったり。太宰作品、もっと色々読もう。
★7 - コメント(0) - 1月7日

このシリーズは何度再読したか分からない青春のバイブルです。たまたま太宰に触れる機会があり、この1巻を思い出してまた再読。ラノベらしい読みやすさ、楽しさの中に流し込まれた毒が効いてる文章が好きです。千愛ちゃんの本性が分かる場面は、何度読んでも鳥肌が立ちます。続きが手元に無いのが惜しいです。
★11 - コメント(0) - 2016年12月26日

前から気になっていた「文学少女」シリーズ。もっとコメディよりなのかと思っていたのですが、案外にシリアス。文学を食べる妖怪?遠子さんの、もっと妖怪じみたお話か、食べさせる物語をメインにしたお話なんだと思ってましたが、実際は太宰治の「人間失格」とそれに魅せられる人たちの起こした過去と現在のお話に関する安楽椅子探偵もの、のような感じ。続きはどうなるのか。楽しみです。
★25 - コメント(0) - 2016年12月25日

★★★☆☆ 人間失格における印象的な一節、『(道化は)自分の、人間に対する最後の求愛でした。』 死にたがるなんて愚行を望む者、つまりは愚者こそがタイトルを飾るに相応しいのでは、と、読み始めた当初こそ感じていたものの、道化(人を笑わせるような滑稽な身ぶりをする者)であり続けた片岡愁二の立ち位置に大庭葉蔵の人間性などが如実に投影されていることに気づかされて、なるほどと思わず手を打ったところで、ラストにおけるよもやのどんでん返し。道化の仮面をかぶり続けていたのは、片岡愁二ただひとりじゃなかったってことだね…。
★2 - コメント(1) - 2016年12月19日

本が好きすぎて、むしゃむしゃ食べてしまう不思議な少女、遠子。無理やり文芸部に入れられ、彼女のおやつ(甘いストーリー)を書かされている心葉。彼も何やら暗い過去があるようだ。シリーズを読み進めないと分からないのか。この本では、太宰治の「人間失格」をモチーフにした手紙が出てきて、他の作品も紹介されています。いかにもライトな読み物だけど、これをキッカケに太宰に興味を持てれば良いかな……。《中学校図書館の本》
★10 - コメント(0) - 2016年12月13日

死に面した彼女にかける遠子先輩の言葉に説得力を感じた。それまでの本の講釈は苦笑いで読み流し気味だったのに(笑)あの場面だけ言葉に力を感じてしまった。あれは遠子先輩の信念と魅力かなあ。私は心葉同様、なんて言葉かければいいんだ、と迷った▼始めはどのキャラにも好感を持てなかったのに、話が進むごとに印象がズレていって、なじんだ。上手く心理誘導された▼『偏差値70の~』の「気持ちが落ち込んでいる時に生きろと言われると死にたくなる」を思い出した★メモ:北村薫_秋の花、柴村仁_プシュケの涙
★3 - コメント(0) - 2016年12月7日

前々から気になっていたのですが、まずはお試しということで一巻を買ってみました。大当たりでした。 ビブリア古書堂もそうですが名著が出てくるお話というのは、二重の意味で物語が楽しめていいですよね。 主人公とヒロインの関係がどうなるのかなー、とか、主人公はどう成長するのかなー、とか興味はまだまだ尽きないです。 続巻にも大きく期待です。
★12 - コメント(0) - 2016年11月13日

胸を打たれた本です!ちあちゃんに感情移入しました!!
★7 - コメント(0) - 2016年11月3日

やっぱり何回読んでもいいですね!これの再読とビブリア古書堂の事件手帖を読んだので、太宰さんの人間失格も読んでみました!
★15 - コメント(0) - 2016年10月31日

太宰治関連の本を読もうと思い、一環として。何回目か分からないけれど。このシリーズも、次の『ヒカル』シリーズも、著者の換骨奪胎の巧みさには本当に目を瞠る。それでいて、きちんとオリジナリティも交え、かつ「本を食べる」キャラがメインヒロインなのに筆致も安定しているから破綻しない。初読時には本当にシリアス部分で重い気持ちになりつつも、最後には少しだけ救いも。シリーズ全体の伏線の張り方含め、今読んでも十分な仕上がりに感じる。初めて手に取ったラノベの一つで、思い入れがあるとしても。
★57 - コメント(0) - 2016年10月30日

お友達から薦められて読んだ本です 太宰の本は少ししか読んだことがなくて 遠子先輩のように太宰には素敵な本がいっぱいと 言われ 読んでみたいなって思いました。
★4 - コメント(0) - 2016年10月28日

「ほらほら、残り時間はあと五分よ。尊敬する先輩のために、とびきり美味しいおやつを書いてね」紙に書かれた文字を“食べる”女子高生と、元・覆面美少女作家の男子高生が所属する文芸部に、ある一件の依頼が舞い降りてくる。切なくて、胸が苦しくなる。でも、少し心が温かくなる。そんな一冊だった。そういえば私も最近、周りに合わせるのが辛い。空気を読みすぎて逆に空回りしちゃってるな。太宰治は文体が合わなくて避けていたのですが、一度読んでみようか。
★24 - コメント(0) - 2016年10月25日

ピエロっぽい人が何人か出てくるが、本当のピエロがこの人だったのかという驚きがあった。
★7 - コメント(0) - 2016年10月16日

再読。文学作品を題材にした物語。今回は太宰治編。個性豊かなキャラクターたちの賑やかな掛け合いと、「人間失格」をラノベ向けにアレンジした深く重たい展開。この二つのギャップがたまらなく好きなんだよなぁ。サクサクと読み進める事が出来る軽さと、読めば読むほどに味が出てくる深さのバランスは流石の一言。終盤の二度のどんでん返しも素晴らしいし、何度読んでも飽きない作品って本当にすごいですよね。野村美月先生のスゴさを感じる事が出来る傑作です。
★180 - コメント(0) - 2016年10月16日

【図書館本】
★2 - コメント(0) - 2016年10月12日

文学少女シリーズ、太宰さんは好きなので第一作に持ってきたのは嬉しかったり。読み直して気づいたけど一作目から美羽要素結構出てました。心葉クンが引きこもる原因となったから当たり前なのか。
★6 - コメント(0) - 2016年10月8日

ZIN
太宰推し過ぎだろうと思ったけど全然あり。構成は荒い気がするけどキャラがユニークで読み易くはある。毎回文学ネタで攻めていくのだろうか。
★7 - コメント(0) - 2016年9月25日

これが初めて読んだラノベで、なんだかんだ沢山のラノベを読んできたけど、これが一番好きだ。ラストはもう知っているけれど、それでも千愛に幸せになってって言いたくなる。もし私が千愛に会えたら、なんて言えるだろう。気付かない方がいいのか、気付いたうえでそれごと受け入れたらいいのか。
★8 - コメント(0) - 2016年9月5日

本への愛は伝わったがそれを本で伝えんでもみたいな
★5 - コメント(0) - 2016年8月28日

スタートは「自分」を隠している人のお話。どんな展開になるのか楽しみです。太宰治とか読んでいればもっと楽しめたんだろうな、と思いました。
★9 - コメント(0) - 2016年8月27日

そういえば、これのおかげで太宰治を読み始めた。そういう意味でも奇跡の一冊。
★4 - コメント(0) - 2016年8月22日

久しぶりに再読したのですが、まさかの一度目を登録していませんでした。びっくり。何となく文学少女シリーズの表紙を眺めていたら、好きな作品なのに内容が思い出せず手に取りました。話中、様々な作家さんや作品の名前が出てきてわくわくします。遠子先輩の個性的な性格にくすりとくる場面が多いですが、今作は太宰の人間失格がテーマで、暗めの内容です。太宰の作品は読んだことがないので、読んでみたくなりました。あと、ポールギャリコも。ラノベを敬遠している方にも、ぜひ読んでみてもらいたいシリーズです。
★12 - コメント(0) - 2016年8月17日

昔、読んだ本で今でも大好きなシリーズの一冊目。ライトノベルを食わず嫌いしていた自分にライトノベルにも面白い作品があると教えてくれたシリーズ。野村美月さんには感謝です。
★14 - コメント(0) - 2016年8月12日

コメディ部分は楽しかったが、シリアス部分との乖離がやや気になった。シリアス部分がとってつけたような印象で、入り込めなかった。しかし、『ヒカルが~』も1巻はいまいち気分がのらず、徐々に面白くなっていったので、続編に期待かな。出てくる文学作品には未読のものがかなりあったので、読みたくなる。
★8 - コメント(0) - 2016年8月11日

読みたかったお話を読みはじめました。カジュアルな文章で遠子先輩や心葉さんといった登場人物たちも魅力、二度のおおきなどんでん返しもお見事でした。続きも楽しんで読もうと思います。
★15 - コメント(2) - 2016年8月10日

本のページを物理的に食べる設定は面白い。本を味として表現してしまうあたりとか。
★24 - コメント(0) - 2016年8月7日

サクサク読めちゃう割には面白い!期待してなかったのにどんでん返しもある!満足満足 微妙に弓道部のクラスメートが気になってます笑
★9 - コメント(0) - 2016年7月29日

人生初のラノベである。冒頭から大風呂敷を広げる主人公、萌えキャラ定番の黒髪ツインテ貧乳不思議少女、これまた定番ドジっ子少女。 苦いものを噛み締めるような読み始めであったが、物語の構成としてはシンプルで入り込みやすかった。 「人間失格」のエピソード紹介を交えながら、「人間失格」を若者向けにアレンジしており、ラノベであり、純文学に限りなく近い当作は、著者の太宰作品に対する並々ならぬ愛情を感じる。 きっと若い世代に、太宰の作品を沢山読んで欲しいと願い、出来上がった作品なのでしょう。
★12 - コメント(0) - 2016年7月28日

設定、内容ともに面白いです。でも食べちゃうかぁ~、もったいないよ(笑)
★22 - コメント(0) - 2016年7月23日

SSD
ファミ通文庫なめてた。野村美月は他に読んだ事あるのでそれなりに期待していたが期待以上。最初はあまりにも軽いノリだったので大丈夫か?と思ったが謎がちりばめられ展開していく、人物像の落差、濃さが良かった。遠子が一番のお気にだが本を食べてるので健康状態が気になるw 麻貴もいい。ななせ、千愛は今後も登場するのか。認識出来ないことには気づかないし恥という気持ちがあるなら十分人間らしいと思う。みんな繊細なのね。太宰作品読みたくなった。だって文学少女だもんっ、と恋愛大殺界を口にする人がいたらなんでも言うことききますw
★17 - コメント(0) - 2016年7月23日

“文学少女”と死にたがりの道化の 評価:82 感想・レビュー:1492
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