耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)

耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)
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耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳はこんな本です

耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳の感想・レビュー(692)

★★★☆ 下手とは言わない。だけど、上手いかと聞かれても頷きたくない。センスは認める。だけど、根本的なところで性根が悪い。取りあえず上手いこと言って頭いいアピールしたいだけだろ? って言いたくなる。旧ソ連を風刺して、それをラノベに落とし込んだ? そうですか、小説がお上手なんですね。ところで、そのお上手な小説を読まされて、それが風刺なんて「知的ゲーム」でしかないものだったとして、僕は一体どんなリアクションをすればよろしいのでしょう? すみません、貴方と違って教養とかないんで、ちょっとよく分からないです……。
★2 - コメント(0) - 3月20日

この話は旧ソ連を髣髴とさせる多民族大陸的社会主義世界のエリート高校的教育機関を舞台とした、本地民(平民)男子と王国民の王女様その他もろもろによる学園ドタバタコメディである。学園モノのテンプレートをなぞりながらも、そのあまりに特徴的な基盤と個性的すぎるキャラ(語り部の主人公を筆頭に)、そして何より文章と言葉のチョイスによって奇妙な味わいになっている。異文化交流と友情物語であり、学生運動と自治委員めいた内紛であり、古今東西上流下流ぶちまけたパロディの山である。深刻な場面にまぶされたネタの軽さが心地よい。
★6 - コメント(0) - 2月12日

友人のオススメその1。凄まじい、の一言。文章の密度がとてつもなく濃く、しかし物語のスピードが損なわれることはない。急展開に次ぐ急展開で単調になる暇もなく、しかし所々安直なネタで笑いを取ってきたりもするので飽きずに夢中になってしまって、気付いたら読み終わっていた。
★1 - コメント(0) - 1月24日

ワンセンテンスごとにネタが詰め込まれたとても密度のある文章。作者の他作品と比べてもディープ。言語感覚含めこのセンス、一体どんなものを食べたら得られるんだ。
★8 - コメント(0) - 2016年12月18日

世界観はなかなかに意味不明だが、話は割と王道でした。
★1 - コメント(0) - 2016年10月25日

FFF
3(2)
- コメント(0) - 2016年10月5日

という訳で読了。石川先生のデビュー作。中々に楽しめました。主人公の地の文が凄く好みでした。続きも楽しみです。ナラー。
★16 - コメント(0) - 2016年9月4日

社会主義がどうして上手くいかないのかをライトに書くとこうなるのだろうか.中盤から終盤にかけての校内政治活動は盛り上がりました.
- コメント(0) - 2016年8月14日

主人公の農業に対する情熱がすごく素敵
- コメント(0) - 2016年2月9日

ネットスラングを交えた珍妙なモノローグの印象が強い。大陸をモチーフにしたらしい風土や文化、社会構造などの設定がなされていて魅力的。言葉のセンスばかりが記憶に残っていたけど本筋も政戦、ラブコメ、バイオレンスでしっかり読ませるもので面白かった。続編も買おう。
- コメント(0) - 2015年12月31日

意図的な物だと思うのだけれど、妄想と現実の描写が並列して書かれるので文章の把握に少し手間取りました。他の石川作品と比べても(それほど読んでいるわけではありませんが)ちょっと異質かなと感じます。とはいえ、それがレイチの本心をわかりにくくしていて作品として先が読めない、面白いものにさせていて感嘆しました。
★2 - コメント(0) - 2015年11月29日

レイチ「後ろ盾がなければ何もしゃべれないのか? ここは背負ってるもの比べ大会の会場でよろしかったでしょうか?」――ということで読了。……地の文がクッソ好きだったw。ワードセンス抜群。内容としては、意外と重いこと(異文化交流、人種対立、君主政治?)やってるのに、地の文がアレなのでラノベ好きも読ませる――というのが、この作品の評価される所以でしょうね。――僕はアホなのでよくわからん部分もありましたが!w それにしたって、この作品がやってることはかなり秀逸なんだと思う。バカなフリした政治的ラノベ、楽しかったです
★2 - コメント(0) - 2015年11月25日

リーダビリティに優れたというかリーダビリティそのもので書かれた小説とでも例えればいいのか。真面目なのか不真面目なのかエロいのか、一人称で進む物語は、スラップスティックでドメスティックでホロコーストで。ナラー。
★5 - コメント(0) - 2015年10月27日

最近俺が注目しているラノベ作家、石川氏のデビュー作(らしい)。デビュー作だけあって文章の流れがやや雑ともとれる箇所がいくつかあるが、それでも後の作品にみられるような情緒豊かな表現や細やかな心理描写の片鱗がみえる。おもしろい。
- コメント(0) - 2015年10月21日

ナラーというヘンテコな言葉を発するヒロインのかわいさと、キャラクター描写、学園と政治関係をしっかり描いたことが評価されたのだろうが、文体がちょっと。ラノベでわりと見かける「もうすでに笑っちゃってる文体」だった。これによって世界が描かれるので、言い方が悪いが、映画でいうと常に「今は笑うところですよー。べろべろばぁー」といわれている気がして、笑うこと皆無。しらける。小説の文体で笑わせるというのは、最上級に難しいことであり、もし文体で笑わせるというラノベ勇者がいるのなら、町田康や井伏鱒二あたりを研究すべきか
★5 - コメント(0) - 2015年10月19日

ナラー。石川博品のデビュー作。地の文もキャラもクセが強すぎて読み切るのが大変だった。様々な国の住人やら重鎮たちがクラスメイトとして普通に話しているのは面白い。何というか、文化の違いに驚いたり引いたりしつつも、変になれなれしくも拒絶もしないその距離感に好感が持てた。やっていることはハチャメチャ過ぎるが。あとキャラを○とか▽で表記するのは斬新。扱いがあんまりじゃないかと思ったが◇が可愛くて笑った。愛があるのかないのか分からん。先生も面白いキャラだったが今後は出て来なさそうなのが残念。続きも買うか。ナラー。
★2 - コメント(0) - 2015年10月15日

さまざまの歴史・政治的背景に多面的に抑圧された『八校』を舞台にしたドタバタ学園モノ。終始ふざけきって真面目な部分が一行もないのになぜか感じる文章力、勢い任せにハチャメチャやっていながらどうしてか違和感なく読み切れる構成力、好く練られた興味深い設定に、作者の確かな力を感じる。だが、結局どのキャラを描きたいのか、どういうテーマの話だったのかという主軸が最後までつかめず、終始物語が拡散しすぎな印象を受けた。なにせアクの強い作品。ハマる人が居るのは分かるが、自分には合わなかったかな。
- コメント(0) - 2015年10月15日

"八高"に入学した本地民のレイチが個性豊かな学友と共にハチャメチャな学園生活を送る話。こいつはすげぇや。デビュー作なだけあって荒削りな所は多いが、この癖の強さは好きな人にはたまりませんね。ソビエト、中国を元ネタにした権力に抑圧される学園、そこで起きる他国民との文化の違いを物語の展開に仕込み、それらを主人公レイチのダダ漏れの妄想でコーティングするとか作者の発想がぶっ飛びすぎてヤバいです。読むのにかなりの体力を必要としたが、この奇妙な読後感はこの作者だからこそ出せるんだろうな。次巻も楽しみ。
★40 - コメント(0) - 2015年8月15日

かなり飛ばした設定群のわりにつらっと読まされてしまうのにもワザマエを感じる。これからどれだけ不穏になれるか楽しみ。
★1 - コメント(0) - 2015年5月28日

評判がいいらしいので読んでみたのだが、どうにも面白さがわかりきらなかった。主人公もモノローグは面白い
- コメント(0) - 2015年4月27日

1/5点。p150でダウン。特に奇書という印象は受けない。魅力も感じなかったが。
★4 - コメント(0) - 2015年3月10日

アクが強すぎる奇作.深かったり,コメディだったり,くだらないかと思いきや,シリアスだったり.退屈しない作品.続きも読まねば.
★1 - コメント(0) - 2015年2月22日

一部で話題の石川博品のデビュー作。エロい妄想癖の強い主人公が、奇妙な王族連中や怪しい平民たちの集う高校へ入学してから巻き起こる騒動を描くドタバタコメディ……ではあるが、それは表面的で一面的な筋書きに過ぎない。自省的で自虐的な少年の成長譚であり、異文化と触れ合うディスコミュニケーション物であり、権力や横暴といったドロドロしたものとの闘争の歴史ものでもあり……といった、多面的で奥行きの深い作品。ただ、それらの情報量が多すぎて、キャラの一部がちょっと薄口になっているきらいはある。今後のシリーズも期待大。
★1 - コメント(0) - 2015年2月17日

ラノベにしては筆力高いけど、別にそこまで賞賛するほどでもないかと。
- コメント(0) - 2015年2月12日

地の文は、主人公の妄想ダダ漏れ系…と見せかけて、主人公の殻です。ハードボイルド物でいう諧謔やウイスキーみたいな。 奇怪な風習は、話の緩急をつけるギャグとして、異文化交流の難しさを描く伏線として、きちんと機能しています。 緻密な筆力によって紡がれる世界は、不条理だけれど生々しい。登場人物は皆キャラが立っていますが、実際の友達めいた部分と、人間としての嫌な部分、ぶっ飛んだ部分が、継ぎ目なく融合しています。キャラクターみんな、嫌いになれないんです。 シリーズ3冊、まとめて買いました。もっと早く買うべきでした。
★3 - コメント(0) - 2015年1月25日

ゆるゆるファンタジーに見せかけたハイ・ファンタジー。ヒロイン(元ネタ:おっさん)も可愛いし、異文化交流の妙というものを見せつけてくれる。文体も舞城初級版といった感じで、もっと洗練できるのではと思ったが好感が持てた。そして何より一番面白いのは参考文献紹介の「ネルリの源流をもとめて」。芦辺拓や法月綸太郎よりも上手をいく軽快すぎる紹介文で、著者には読んだ本をずっと紹介し続けるだけの本も書いてほしい。
★1 - コメント(0) - 2015年1月22日

一部界隈で奇書と名高い本書。やっと入手できたが、これはたしかに奇書だ。一見するとラノベによくある「無気力学生の独白による学生生活の物語」だが、全寮制の高校、ソ連風の抑圧社会、異国からの留学生と奇妙な風習など、扱いが難しいガジェットをまとめて疾走する主人公の妄想と勢いが素晴らしい。妄想のカオスから浮かび上がるのは、論理や思考様式の差は保留して、クラスメイトとして普通に仲良くなった11組の面々。本書は学生生活でうねる怪しいパワーを活写した怪作である。これがデビュー作というから恐ろしい時代になったものだ
★3 - コメント(0) - 2015年1月21日

 見渡す限りの黒い大地だった。 雪解け水を吸った土の匂いを、腐敗した枯れ草を踏みしだく感触を、今しも地平線の彼方に沈みゆく太陽の余熱を、僕は想像することができた。
★2 - コメント(0) - 2015年1月20日

★★★★☆
- コメント(0) - 2015年1月10日

よくこんな本書いたな……まともなモノローグ一つもないんじゃないか?パロディと自嘲と下ネタの一人語りで情報量の嵐。それでいてレイチ自身の深いところは終ぞ見えなかったような気がする。結論めいたことも一切言わずに途中でぶった切ってどうでもいいおどけに走る。それは逆に珍しいかもしれないなあ。かっこいい。とにかく、こんなのは誰にも書けない。書こうとも思わない。むしろなぜ書いた。なんで書いたの?でも読み終わるとなぜか湧き出る温かい気持ち!ふしぎ!
★2 - コメント(0) - 2015年1月4日

読了。そこそこ。うーん、評価に困る。散文的でそれに乗り切れない。
- コメント(0) - 2014年12月30日

この主人公、どんなときも隙あらば脳内妄想を炸裂させており、読んでいてこんな話がドリフトしまくるキワモノな作りのラノベはそうそう無いだろうと感じる、ただまあやっぱり話が脱線しまくるからか少し読みにくさがある、
★1 - コメント(0) - 2014年12月30日

お話より文章がなんか凄い
- コメント(0) - 2014年12月27日

K
小説に必要なのってストーリーっていうより、面白いシーンだなって思う時があって、そのシーンが面白かったらなんとなく許せてしまうっていう時がたしかにあって、ネルリはそういうシーンがけっこうあった気がします。たとえばナナイとレイチのお茶飲むシーンで、ナナイがお茶をレイチだけじゃなく知らない学生にもすすめるシーンとか、なぜか印象に残ってる。こういうのって結構重要だと思ったりしちゃう。次の巻も早速冒頭から好きなシーンがあって、いまから読むのが楽しみです。
★3 - コメント(0) - 2014年12月14日

個人的にこれ結構無理かもしれん。キャラがイキイキしているのはわかるけど、肝心の話が全然頭に入ってこなかった。計算された文章なんだろうけどどうも肌に合わない。
★3 - コメント(0) - 2014年12月12日

怪作で名作とうわさの奴だったが、割りに普通に読んでしまって判断に困る。地力が見た目よりあるのは伝わってきたし、好き嫌いがわかれるというのもわかるが、俺の中で好きでも嫌いでもないとなるのは何故だ。……うーん、こういう文体の奇抜さによる個性は、NRS耐性がついてきてしまっているせいかな。そうしてみると、意外にこの道の先は無いのかも。
★6 - コメント(0) - 2014年11月29日

ナンセンスな言葉を連ねるというのはなかなかにセンスが必要なのだと思う。
★2 - コメント(0) - 2014年11月23日

■立ち読みイッキですが、カナリの満腹感(満足感じゃないよ;-)。良い意味でもう既読本にしとこうっとφ(..)
★1 - コメント(0) - 2014年11月8日

KTR
魔法とか出てこない事に気がついたのは物語も佳境に入った頃。つまり、自分と地続きな文化と感じられなかったわけだ。社会構造は近代を思わせるのに、その上に奇妙な文化を被せるとファンタジーな世界に見えてしまうのか?それとも単に変態とか王子とかが出てくるから笑わない的な既読作品のファンタジー世界観に毒されてる?妄想の方向性は似てないことも無いからな。話を見てるとお笑いでしかないけど、今でもこんな話をしてる連中も居るんだろうから何とも笑えない。この本の話は現実のせいで更に笑えるけどね。変なキャラ達の次の登場が楽しみ
★2 - コメント(0) - 2014年11月7日

かなり分厚いオブラートに包まれているが、結構硬派。面白かった。
★1 - コメント(0) - 2014年10月31日

耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳の 評価:70 感想・レビュー:241
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