絶望同盟 (一迅社文庫)

絶望同盟 (一迅社文庫)
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絶望同盟はこんな本です

絶望同盟の感想・レビュー(349)

一部始終トゥーなテンションで進んだけど、セックスシーンの新鮮さに面食らいました。邪な意味なんて一切ないんだけど、読んでるだけでドキドキが止まらない。何度も思うけどセックスは活字に限るよね。そんな非日常か日常か微妙な事しか起きない物語でした。こういう起伏のない話って評価つけにくいよね。何を指標にすればいいかわからないから
★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

なかなか面白かった。それぞれ何かしらの理由で絶望している高校生4人の青春物語。シリーズ前2作と違い、作中で精神恐慌を起こすキャラが1人もいなかったので少し物足りなさも感じましたが、なんとなく連帯感が生まれた4人の関係とか、ラストシーンの爽やかさがとっても好みで面白かったです。きっかけが木羽くんというのがまたイイのだ…うーん青春。十文字さんは思春期時代に感じたもやもやした感情の書き方が上手いな。カラーの全裸っぷりには引いたけど、本編の挿絵はとても良かったです。最後の蓮井ちゃんめちゃくちゃかわいい。
★5 - コメント(0) - 2016年11月15日

うーん、あまり面白く無かったな…。十文字さんはファンタジーしか合わないのかな?
★4 - コメント(0) - 2016年6月21日

SSD
はぐれもの達の青春。学校(しかもわりと進学校の高校)という社会のなかで集団に溶け込めない4人が来客用の下駄箱に昼休みに、集合するわけでもなくそれぞれが勝手にその場にいるという話。レズ、ロリコン、現実感を感じられない、厳しい躾で味覚崩壊(?)などそれぞれの問題をかかえつつも最終的には、友達ってことでいいんじゃない?的なノリで終了する。非リアや協調性のない面々にとっては、さわやかではないけどありがちな高校生活。 だからどうしたな内容ですが嫌いじゃないです。
★3 - コメント(0) - 2016年5月18日

学校という狭い世界からはじき出された孤独な4人の高校生たちが何気ない集まりから共同性を獲得していく話、と要約するとどこか村上春樹的にも見え、今なお文学の主題になり得る青春文学といえるかもしれない。しかし、ラノベに限ってみるといかにも「ゼロ年代」的でいささか古くさく感じてしまうのは、「ヲタク」が社会的承認を受けたからか、あるいは我々が自意識の直視をも避けてしまった結果なんだろう。最後のありふれた日常という希望を一枚に表した挿絵には思わず胸を締め付けられた。こんな青春を送りたかった、と思わせる秀逸な一作。
★2 - コメント(0) - 2015年11月3日

第九シリーズ三作目。何気なく昼休みに集まってしまう4人の、小さな絶望を描く小さな青春の物語。本当に小さな話で大きな騒動とかもないのだけれど、他者に理解してもらえない部分を抱えた4人が寄り添い合う姿にすごく胸が締めつけられそうになった。なるほど「絶望同盟」。とても淡々とした話なのにエピローグがあまりにも爽やかに青春を感じられて無性に泣きたくなった。なんでこんなに心が震えるのかわからない。けれど、この作品がとてもとても好きだ。
★11 - コメント(0) - 2015年11月2日

あ、この本面白い。ってすらすら読めてしまった。第九高校を舞台にしたお話も三作目。それぞれ多方面に絶望した少年少女のお話。今回も那智さんの脚はたまらんかった。ぽつりぽつりと昼休みの人気の無い場所に辿りついて。他人と違うことや過去がもたらす弊害とか漠然とぼやっとしたりとか。高校生ってこんな感じだったような気がするなぁ。最後の木羽くんの行動がすごく青春。いいなぁ。こういうのすごく好きだよ。
- コメント(0) - 2015年6月9日

再読、第九シリーズ三巻。/何かに絶望している話。/驚異の肌色率。/ここでも小野塚那智の謎は解けない。/イエスロリータノータッチ、逃れられない性。/蓮井は様々な意味で“自覚”ということに振り回されていました。/ミキオは家庭環境からきた“抑圧”の問題。/雫石は本人の意識。/それぞれ何かしらの問題を抱えた人達が、ただ一緒にいるだけの、集まりとは言えない集まりで救われるかも知れない。そういう話でした。/ミキオの役得感は異常
★1 - コメント(0) - 2015年4月3日

やはりサナがすばらしい。物語に出てくる大げさな絶望に、僕たちは無意識に飽き飽きしている。誰もそれが本当だとは思わないし、よほどのものでないかぎり、感じ入ることさえない。作り物としてきれいさっぱり消化してしまえる。戦争のないこの時代、絶望はもっと個人的なものにしかなりえない。サナの小さな絶望は、おそらく小さいがゆえに、不思議と迫る。響く。引っかかる。見る人から見ればただの甘えなのかもしれないし、男性作者が書いた女性の気持ちという時点で嘘なのだけど、本人にとっては真剣に大変なことなのだ。小さいから薄いとはかぎ
★5 - コメント(1) - 2014年8月11日

私が勝手に始めた、単巻ラノベサルベージ。「第九シリーズ」ですが、内容はそれぞれ独立しているので単巻で大丈夫だ問題ない。七冊目です。ロリコンの自分に、女としての自分に、世界に、そしてなんとなく絶望している四人組のそれぞれの青春物語です。心理描写を張り切って書いているあたり、文体が軽いとはいえ文学性を感じました。重たい話でしたが、同じ第九シリーズの「ぷりるん」ほどの衝撃はなかったです。主人公一人の心の動きを追いかけるか、今作のように四人分描くか、この違いだったと思います。私は前者のほうが濃厚で楽しめました。
★4 - コメント(0) - 2014年8月1日

なんとなく自分に、世界に、生きていることに絶望している四人が好き勝手にそこにいたら生まれてしまった奇妙な連帯。それが不思議と心に作用して、希望と呼ばれるものに繋がった思春期独特の空気や倦怠感が良かった。絶望同盟というタイトルやこれまでの第九シリーズから、もっと暗い作品になるかと思っていたが想像よりずっと先の明るい話だったように思う。「生きてゆくのは、とてもさびしいことですね」絶望というよりは、失望同盟と言ったほうがしっくりくる感。
★5 - コメント(0) - 2014年5月19日

「人生は、わからないことだらけです」
- コメント(0) - 2014年4月5日

「ぷりるん。」に続き二作目。絶望って言葉のニュアンスの温度の妙な低さに気をとられた。取り立てて語るべきドラマのないドライな世界に生きている非劇的/退屈な我々には大変にリアリティのある温度湿度だ。ラノベっぽい造型(それ故に目をつぶった部分もなくはないが)でも奇妙な説得力、ヤバさを感じるのはこの作家が旨味の壊れすぎない適温を理解しているからなのだろう。体質かもしれないが。
★3 - コメント(1) - 2014年2月5日

★★☆☆☆ 十文字青って、ラノベを書くおける基本をしっかりおさえられているから、こういった崩した作風の作品を書いても、なんというか、映えるんだよね…。上半身ハダカの女の子と、彼女らの背中に書かれた「絶望」と「同盟」のふたつの単語の間にある「ギャップ」が醸し出す、「ならでは」の異質さが、文章(作品)の方にもありありと顕れていたように思う。やっぱり、当たり前に「生きる」ことのできる世界に生きる少年少女のもつ死生観にメスを入れた(フィクションならではの生々しさに焦点が当てられた)作品は、個人的には、大好物だ。
★19 - コメント(0) - 2014年1月20日

言いようのない倦怠感とか自己嫌悪とかの心理描写が上手い。何となく生じた連帯が希望に繋がる、というのがいい
★2 - コメント(0) - 2014年1月12日

おもしろかった。ラノベで、男性作家が、女にとって「ブス」とはどういうことなのか、茶化さず真剣に書いている。生理も、女から見たセックスも、書いている。革命だと思う。生きる苦しみ。傍目には大したことなくても、じつに生々しい、苦しみ。苦しみは、たくさんある。じゃあ幸福は?それって何だ?この作家には、プロットなんていう薄っぺらさを越えて、正しい物語を見つけ出す力のようなものが、ときどき目覚めるのではないか。文体はフラットなのに生きた呼吸があって、稀有なものだ。というか、この文体なくして、この作品はない。漫画やアニ
★10 - コメント(3) - 2014年1月11日

第九の3。タイトルがいい。絶望している、絶望したい、そう思うのは、希望を持っているから? ロリ君はまぁ我慢してもらうとして、包帯さんは痛々しかった。交渉相手を消去法で選ぶのが面白い。先輩の足は相変わらず綺麗。コミュニケーションの難しさ。そばに居るだけで良いこともあり、それだけでは伝わらないこともあり。このまま道徳か保健体育の副読本にして欲しい。【メモ】ひどくスローモーな齧歯類/死ぬまで生きていなければならないだろう/たとえば、愛、みたいなものがないと、がまんはできない、かも/
★8 - コメント(0) - 2013年10月18日

★★★★
★1 - コメント(0) - 2013年10月15日

絶望した!なんとなく絶望した!わかるなあ。誰しも経験したことあるんじゃないか。人の声が遠くに聞こえて、テレビか何か見ているんじゃないかという感覚。人生に絶望するような。だからって子供作ろうとか発想ぶっ飛んでんぜサナさん。物語通して木羽の変化が著しいな。幸せでも不幸でも、波動は時間がたつにつれ0に近づくが、それはずっと振れずにいることとはわけが違う。
★4 - コメント(0) - 2013年7月20日

時に生々しく、時にリアルに物語は登場人物毎のモノローグ調で語られて行く。若干現実味を帯びた苦悩やそれに打ち拉がれ、また流れ流されて行く様子などはラノベらしくはない。特に明確な目的や事件もなく、ともすれば純文学の如く延々終わりの見えない心境が吐露されるのみだが、不思議と共感できたり、前向きな変化を期待してしまう自分がいる。作中の性描写もラノベとしては非常に珍しい。これほどまでに読み手を選ぶ作品も珍しいが、お決まりの設定に飽きたラノベ読者、或いはラノベ入門者にはむしろ読み易い類の話かもしれない。
★6 - コメント(1) - 2013年4月29日

さすがにシリーズ三冊目だと慣れてきたと思いきや、今回もしっかりと生(性)と死が描かれているなとか、那智先輩出番少ないとか、安定の表紙&挿絵詐欺とか書こうと思ったけど、最後の挿絵で吹っ飛んだ。だから今回は詐欺なし。良かった。
★6 - コメント(0) - 2012年12月25日

この程度で、絶望など笑わせてくれる……失礼。おそらくは、自分の見方によって、世界はいかようにも変貌するという話。絶望する者の同盟とあるが、それが真の絶望でない(当人にとっては真に迫るものではあるが)からこそ、そのコミュニティが生じた時点で、絶望の度合は弱くなり、最終的には友情関係だけが残る。そして、その一歩を踏み出したところで物語は幕を下ろすが、挿絵が示すのはその先の未来そのものなのだ。
★4 - コメント(0) - 2012年11月17日

全体を通しては面白かった。  個々としては、ロリコン君と包帯さんは面白かった。眼鏡野郎はヘタレで残念だった。ぼやっとさんはクソッタレだった。 まぁ眼鏡野郎は最後で挽回したかな。  なんかこう……そんなに絶望してないんじゃね? って思うことが多少なりともあったけど、タイトルから話を作ったらしいので、まぁ多少の羊頭狗肉は誤差ってことかな。   あとは所々に挟んでくる挿絵が良かった。  蓮井さんと当真はイイ感じになってくれたらいいなぁって。  
★7 - コメント(0) - 2012年11月6日

タイトルから想像されるより、ずっと淡々としている。やたら肌色のイラストは特に内容と関係がないんじゃないかなぁって違和感。個人的に後半に達するまで読むのにパワーが必要だった。
★5 - コメント(0) - 2012年9月29日

面白かった。この4人愛しすぎる。イラストが作品の一部というか演出になってるのは珍しいかも。第九シリーズは鬱だけど基本ハッピーエンドなので好き。これはその中でも凄くハッピーなエンドでいい。
★6 - コメント(0) - 2012年7月24日

自分に絶望を感じている四人の話。学生らしい絶望感で、ラストは微笑ましい。木羽くん堅物ツンデレか。この作者の文章好きだなぁ。どこかぼやけたような雰囲気が好きです。
★6 - コメント(0) - 2012年7月20日

絶望を克服して希望にいたるということもできるけれど、醒めたままで絶望を絶望として克服するところにある関係性というものもあるのではないか。どうせダメなのだから、とにかく何でもよい、ある「正しさ」に反発すらしない反発の内での関係というものを作り出していく、例えばそれは性交の失敗であったり、例えば食事の不全であったりというところに現われてくるのではないか。
★7 - コメント(0) - 2012年6月26日

絶望かぁ… みーまーも特別好きなわけではないけど最近読んだせいで比べてしまって、「絶望…」ともにょもにょしてしまった。サナより薄井のほうが(イラストが)可愛く見えるのは多分僕の好み。先輩出てくるかと思ったら出てこなかった。木羽とサナのあのシーンだけ、木羽が可愛らしくてよかったです。それなりにおもしろかったけど、なんだかぼんやりしてしまった。
★4 - コメント(0) - 2012年6月22日

再読。居場所の話し。
★3 - コメント(0) - 2012年5月11日

ロミオっぽいぞ!
★2 - コメント(0) - 2012年4月7日

四回目くらい。今読むと絶望と言うほど絶望していないけど、中・高くらいだと絶望と呼ぶ分には十分な失望だと読みながら考えた次第。キャラ紹介でおさまっているので、さらっ、と読める。キャラ小説として読むと紹介だけで終わっていて物足りないんだけど、キャラの変化に注目しているとすっきり終わっている。僕としては両者合わさってのお話の方が読みたかったなあ、とも思うんだけど、それだとどんな話になるんでしょうね。
★5 - コメント(0) - 2012年3月25日

10年前の自分の本棚にこっそり入れておいてあげたいような本。
★1 - コメント(0) - 2012年3月21日

タイトルに惹かれて読んだ。少し読みにくかった、視点的に。思ったより絶望してなかったと思った、キャラに同調出来なかったのかも。もうちょっと先輩が活躍するかと思ってたから、少し残念。とりあえず蓮井可愛いー!!
★6 - コメント(0) - 2012年2月22日

3/5点。ロリコンや個性豊かなキャラが暴走する話しかと思いきや、案外リアル路線で日常的。中高生の時に感じた「世界のつまらなさ」「自己嫌悪」などの空気を出すのが上手く、中高生時代の気持ちを思い出せる作品ですが、「ぷりるん」に比べると浅いです。多くのテーマを扱ったせいか、表面的で、プロット構成も平凡です。キャラは立ってるのですが、キャラ紹介で話しが終わっているので、なんとも不完全燃焼。もう少しアイデアを絞り込み、展開の部分に注力するか、何かしら山場を設定した方が良いと思いました・・後、タイトル天才
★6 - コメント(0) - 2012年2月15日

兎角人の世は住みにくい。
★4 - コメント(0) - 2012年2月12日

これは”絶望”なのか?死にたい、とかそこまで望みを絶ってるわけでは無いので、言うなら自分に対して”失望”している、くらいかな。絶望してるならもう後戻りはできない気がする。ただ、この4人は認めてはいないかもしれないけれど、互いを認め合える仲間に出会った。そんな無理に自分を変えなくて良い。自分を否定しないで向かい合う事が出来る人を見つければ良いんだ。正直見つけるのは大変だけど、一度「同盟」を組んでしまえば一生忘れられないものになるから。イラストと内容があってない所はなんでしょうかw第九シリーズ、大好きです。
★50 - コメント(0) - 2011年12月18日

ロリコンである自分に絶望している・当真ネンジ、女としての自分に絶望している・薄井カオル、世界のすべてに絶望している・木羽ミキオ、なんとなく絶望している・雫井サナ。それぞれの背景が絶望的で、でもそれはどこかで共感できる絶望であって、それが登場人物を引き立たせて、ストーリーに共感できる。包帯女・薄井の同性愛への絶望は最高だった。最後に何となく集まった四人が、こじつけでも理由を見つけて何となく一緒に居ようとするところが、最高。羨ましいじゃないか。
★20 - コメント(0) - 2011年12月3日

最高だった。最高だった。
★4 - コメント(0) - 2011年11月24日

ぷりるん。より面白かった。下駄箱のすみにつかずはなれずっていうのがいい。
★2 - コメント(0) - 2011年11月17日

絶望同盟の 評価:80 感想・レビュー:132
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