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火星ダーク・バラード

感想・レビュー
137

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R10
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小鳥の墓を先に読んでいたので、ジョエル・タニがこんなにあっさり退場してしまうとは…。最後まで神月の死の真相を追っているつもりでいるが、それはだんだん行動の口実のようになっていく気がする。口実がないと体が動かないということもあるのかも。まあ、アデリーンの方が大事になってしまったのだ。文庫版と結構内容が違うと聞いてそちらも読みたくなった。
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kingbluesmasa
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すごく良かった。デビュー作とのことだが、一流のSF作品だ。
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おだまん
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ラジオドラマ予習本。SF。上田先生の原点だなぁと思う。SFを書きたかったという思いを受け止めました。
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オットー
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アクション映画を観てるみたい。よく読むようなSFとか少し趣きが違った。思春期の少女は勢いがすごいね。
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バタ子こと。
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火星に人が住めるようになった世界の話。地球における警察のような職に就く主人公はバディである女性を事件で失い、その真実を追っていく先で出会う特殊な少女。読みやすい内容でした。複雑な展開はないし、しっかり心情の説明もあります。エンターテイメントとして違和感なくすっと入るような展開は良かったです。でも、若くて能力もある女の子とでっかいおっさんがくっつくことこそがサイエンスフィクション…
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KUMAPON
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単行本と文庫本でラストが大きく異なると知り、ずっと気になっていた1冊。ようやく図書館で借りて読んだ。文庫読了から半年以上経って記憶も薄れてきているが、なるほどそれでもはっきり分かるほど違う。一番違うのは殺人鬼ジョエル・タニの扱いだろうか。改稿するなかで『小鳥の墓』の構想が生まれたのか、それとも元々あった構想にこちらを寄せたのか…。表紙のイラストが内容に合っていないのも気になる。物語のその後を暗示しているのだろうか? まぁとりあえず、ずっと寝かせていた問題の答え合わせができて満足です!(笑)
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もぐ
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図書館本。上田早夕里さんのデビュー作。好きな作家さんなので、倉庫から掘り出してもらって借りてきた。もう、これぞSFという感じ。設定、ストーリー展開、サイエンス的話、どれもしっかり外さない。バランス良く面白い。王道でした。デビュー作でこれはすごいなぁ。これが書けるから、その上に上田早夕里風味をテンコモリにした作品を書けるんだな、と感じた。 上田早夕里さん味(良い意味でグロすぎる飛んだ設定や世界観、温度や匂いを感じる文章)が少なめだったので、早めに他の作品も借りてこようと思う。
もぐ

内容の主旋律は火星舞台の、新人類として創造された少女と自分を曲げられないハードボイルド野郎の物語。惑星のパラテラフォーミング、外惑星への進出、人間の進化と変えられないもの、などが彩っていく。登場人物は多めだが、それぞれにアクが強く魅力的。それぞれがしっかりしているので読み応え◎。おすすめです。

01/07 19:58
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界烏
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徐行知らずのハードSFサスペンスです。大峡谷を居住地に変えた火星。刑事の水島は相棒と殺人犯を護送中に幻覚に襲われる。相棒は死に犯人は逃亡。証拠も消える。宇宙環境に適応する新人類絡みの隠蔽工作で相棒殺しの嫌疑をかけられた水島は愚直に真実を追い、アデリーンと出会う。国家権力に何度ボコボコにされても絶対に己を曲げず、超能力少女の自由選択を願うマーロウはだしの水島。望む未来の為なら女房子供も捧げる妥協知らずの科学者。少女目線だと渋オジロマンス。出力120%で書かれたデビュー作で中盤まで読み口やや重。おすすめです。
のりすけたろう

それは、気になりますね(´;Д;`)✨

07/23 00:32
界烏

きっとお気に召すと思いますよ~。ネットで見たところハードカバー版と文庫版では頑固一徹な刑事、水島の年齢が後に出た文庫版だと10歳加齢されていて渋さやアデリーンとの恋愛感情に違いがみられるそうです。

07/23 00:38
4件のコメントを全て見る
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三毛猫メリー
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初作家。なぜこの本を読もうとしたのか忘れてしまったが、火星を舞台にした面白い小説でした。内容が少し違うという文庫版もいつか読んでみたい。アニメ化もしくはハリウッドで映画化とかしてくれないかな・・・21-51
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詩界 -うたか-
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#読了◆離婚して地球を求めようとする母、火星のままがいい娘の前に離婚した夫が権力を手に入れて二人を手元に置こうとする。一方火星でいう警察官のPDである水島は相方を失った上に現場が改竄、更には自分が疑われてしまい……!?◆火星を舞台にしたSFサスペンス。デビュー作品とは思えない火星というSFを書ききっている作品です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
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たえたえ
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完成度が高いデビュー作。加筆された文庫を読みたかったが図書館所蔵がこちらだったので。
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Manami
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荒削りな感じはしたけれど、作者の「SFが書きたい」っていう熱意が伝わってくるような作品でした。所々、少女漫画のようなストーリーなので、ハードSF好きからすると物足りないと思う。
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しょう
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ネタバレ著者のデビュー作にして小松左京賞受賞作。タイトル通り火星が主な舞台となっている。護送していた連続殺人犯が逃亡&同僚の死により治安管理局に追われる身となった水島。一方超人的な能力【プログレッシヴ】を持つアデリーンは隔離されていた施設から逃走し水島と遭遇。数々の危難に見舞われながらも治安管理局から逃走する様はさながらハリウッド映画のようでそれなりに臨場感はある。旧来的な設定と未来的な設定がうまく融合してこれがデビュー作とは思えないほどだ。ただ話が進むにつれてアデリーンの能力が過剰性能気味になってきているのが→
しょう

→気になった。超共感性の応用性が異常に広まっており、やや興ざめしてしまった。

09/13 12:21
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やすお
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舞台は人類が移民した火星。殺人犯を列車で護送していた治安管理局の水島は、猛獣に襲われるような幻覚を見る不思議な事件に遭遇した。その騒動で水島のバディである神月が射殺され、護送していた殺人犯は逃亡していた。水島は治安管理局から神月殺害の疑いをかけられ、真実を明らかにするために奔走する。事件の裏側には、総合科学研究所が研究している“プログレッシヴ”が大きく関与している。プログレッシヴは超共感生を持っており、他人の心を読み取るようなことや、人・物を考えた通りに動かすことができる。(続く)
やすお

(続き)プログレッシヴのアデリーンは水島が事件に遭遇した列車に乗車しており、アデリーンは水島を探し、水島は事件の真相に迫るために行動を共にする。後半はSFというよりアクションがメインになる。水島のマッチョな行動とアデリーンの特殊能力を使いながら、人間の尊厳を問う行動に至る。火星都市の破壊などスケールも大きい。文句なしに楽しめる。

08/28 19:59
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mike_sugino
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先日読んだ短編集に登場した連続殺人犯がこの作品にも登場するというので、図書館で借りて読了。この作品は上田さんの長編デビュー作で、小松左京賞を受賞したとか。近未来、人類は火星の渓谷を天井で覆い、人工の大気で満たし、宇宙線も遮断し移住した。地球での警官に相当する治安管理官の水島は二人の同僚と共に連続殺人犯を護送していたが、突然列車が急停止し、幻覚におそわれる。覚醒すると同僚一人は射殺、もう一人も意識不明の重体で、犯人は逃走。水島は罠にハメられたことを悟る、という幕明け。SFだけではなく、ミステリーとしても良。
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きっちゃん
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SFでしたが、読みやすかったです。人間の勝手で新しい人種を作っていいのかどうか。それも、進化というのだろうか。面白かったです。
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久遠の縁
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ネタバレ面白かった。SFハードボイルド。ジョエルがもっと絡むと思いきや、さっさと退場させられてた。 文庫と話が違うんやて?結構、大きな本屋行ってもない。オーシャンクロニクルシリーズもない。やはり、アマゾンかぁ。
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ridia
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https://ameblo.jp/ridia/entry-12432055555.html アデリーンの養父グレアムの悪の魅力にゾクゾクした。 理想に燃える正義の心をもつ邪悪。 グレアムは暴力は嫌いで平和と安定と調和を望んでいる。 広い宇宙のその先へ進むため、諍いや戦争をこの世から無くしたい、そのためには人類は進化しなくてはならないと固く信じている。 だけど根本的な倫理観がズレているから、言うことやる事がサイコパス。
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みゃ~
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火星でPDの仕事をしていた水島烈は、犯人護送中に怪物を見て発砲したはずが気がつくと同僚の神月璃奈もフレディも撃ち殺されていて、なぜか逃走した犯人ではなく水島が疑われてしまい…。烈の組織の力を借りずに一匹狼で真実を捜すハードボイルドな部分と、火星で生まれたプログレッシヴというSF、隔離されて育てられてきたアデリーンが自立しようと反抗する青春物がうまく溶け合い、テンポよく書かれていて面白かった。最後は少しバタバタな感じもしたけど、みなさんの感想を見たら文庫版はかなり違うみたいなのでそちらも読んでみたい。
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みのモンタナ
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上田早夕里作品、初読みです。これぞSF小説!この人の頭の中はどうなってるんだ?っていうくらい創造力、想像力が素晴らしいです。
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kanata
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ネタバレ「『地球的な歪み方だな』ファレルは、忌まわしそうに唸り声を漏らした。『全く、火星的じゃない』(P37)」/地球から火星へ移住した世代から、火星生まれ火星育ちの世代が大人になったころ。一人の少女の”プログレッシヴ”の力が問題になる。人類の未来のために実験室で作られた彼女たちの行く末とは―。火星においての警官を指すPDの水島烈。相手の心を読み、その感情に共振し未知の破壊力を示すアデリーン。2人だけで解決する問題でもないように思うんだけど、それでも「変化」を求めて地球へ降り立つ2人。その後が読みたいところ。
kanata

こちらの感想で「文庫版は結末が違う」と知り、そちらも読まなければならなくなっちゃいました…なんてこと。

02/12 13:15
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莉玖
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兇悪犯を護送中に突然起こった悲劇。犯人脱走について、共犯を疑われた主人公に次々と押し寄せる試練。自身の無実の証明と真実を求める過程で出会う、特殊な能力を持った少女。重苦しさが延々と続く展開に、途中から読んでいて息苦しくなりました。ラストはどうなるのか!と、ドキドキしながらの読書でした。えっ!単行本と文庫本では結末が違うんですか?凄く気になりますね。
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Ai
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特殊能力を持った美少女と孤独な刑事のペアがなんとも魅力的。
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MATHILDA&LEON
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火星が舞台。謎の死を遂げた相棒の真相を明かすために個人捜査を始める男と、新人類である一人の少女の物語。なかなか未来的な設定ながら、ストーリーはがっつり昭和的ハードボイルドなのが面白く、読みやすい。これがデビュー作とは。
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源氏星
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文庫本を買ってきてあとがきを見たら単行本から大幅に改稿して結末も変わっているみたいなことが書いてあった。作者としてはどちらの結末も選びたかったとのこと。そりゃないよ!と思いつつ、ならばまずは単行本からと思い読んでみた。おもしろく読めたが、デビュー作のせいか、まだこなれていないというか洗練度が足りないというか、ちょっとそんな印象も受けた。さて、続いて文庫版を読もう。図書館本。
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蒼生
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ネタバレ一番の見せ場になるはずの軌道エレベーターがうまくイメージできなかったので、舞台が火星である意味がほぼなかった。重力1/3ってあんまり違いないのかな。 ジョエルは短編で読んだのとだいぶイメージが違った。グレアムの過去も、そういう形で本編から切り離してくれた方がよかったな。長編になると、もろもろバランスが悪いと感じる部分が多い。 文庫はかなり違うらしいので、そのうち読む。
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とし
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やっぱりこの作家さん読みやすい!映画見てるみたいな感覚で楽しく読めた。文庫版は結末違うみたいなので今度読んでみようっと!
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猫毛雨
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図書館本。再読。以前はあまりSF小説を読まなかったけど(難しそうだから)、この本は最後まで面白く読めた。今回も、よくできた世界観だなーと楽しめた。水島烈の神月瑠奈への態度はちょっとめんどくさいけど、男性の嫉妬とか甘えってわりとこんな感じかも。
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ながさか
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ネタバレ文庫版を先に読み、単行本から全面改稿しているということで。文庫版水島より十歳若い単行本水島は、内面的にも年の分だけ若くなっているような感じだった。話の筋は同じだけど細部はけっこう違っていて、特にラストは大幅に違う。上田作品はほぼすべて読んできていて、既刊の中で最後に読んだのが本作だったせいか、上田作品にしてはずいぶん甘い(恋愛的に)ラストだと思った。でもこれがデビュー作なんだよね。ハードボイルドとしてもSFとしても文庫版の方がより深みを増していて、文庫版の方が好み。文庫版水島が渋いししぶとい。
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Te Quitor
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文庫版とは年齢設定と結末が違う。ハードカバー版の方が結末に余地があるのでハッピーエンドだね。文庫版の方がダークだった。あちらはハードボイルド。こちらは恋愛要素があるような無いような。どちらにしても純真な頑固男が主人公というのは味があっていいなと思う。年齢設定は違うのにどちらも格好良い男だった。
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Toshi
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★★★☆☆
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watcho
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60点。火星を舞台にしたアクション小説。筋立ては良くできてるし、恋愛やアクションなど要素のバランスもいい。ただどこかで見たような要素ばかりなので新鮮味がなく、中盤からは惰性で読んでしまった。後で知ったがデビュー作らしいので、それでこの出来なら十分すぎるとも言えるのかな。
0255文字
ふみ
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今の上田さんの二項対立みたいな筋がなくてプロトタイプっぽいと感じた。舞台は火星である必要が薄い気もしたけど、この曖昧な感じがSFっぽいのかもしれない。 文庫版も楽しみ
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ポロロッカ
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上田早夕里作品2冊目。『魚舟~』で惹き込まれた中編に出てくる主人公のその後が出てきた!とちょっと興奮しました。そこも絡め、PDの烈と人工人間のアデリーンが彼らの居場所を力づくて作っていく前へ突き進む力と、特に烈のタフさが楽しかったです。烈、死ななすぎ(笑)
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ゆーじん
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先に『魚舟・獣舟』を読んでいたので、ジョエルの性格に違和感を覚えた。サイコパス気味で理性的なイメージだったのが、こんなにお喋りで自己顕示欲が強かったとは。しかもあっけなく退場してびっくり。ストーリーはハードボイルドSFで、楽しく読めたけど、終盤は駆け足気味であっさり終わった感が。
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りんふぁ
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友からおススメで借りた。SFです。SFはあまり好みではないので、ん?と思ったけど、一気読みでした。面白かった。
作楽

SFの設定だけど、地球だよね・・・。

10/07 19:31
りんふぁ

火星って感じの描写が少ないからね。普通に宇宙コロニーで通じそう。

10/08 11:22
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sakko/さよ
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すごく読み応えあった! SF以上にハードボイルドしてる気がしますが、プログレッシブの能力、ラストの舞台設定など詳細に練られたSF要素が、作品をより面白いものにしてた。なによりおじさんと美少女の組み合わせ最高!不器用で愚直な水島と容姿や能力値とはうらはらな傷つきやすい普通の女の子のアデリーン。水島を疑っていた男たちが彼の誠実さに触れて、見逃してくれるのがなんだかおかしくも好ましい。水島さんかっこいい。映像化したらいいのにな。久々にこんなワクワクした読書ができた。文庫版違うのか、気になる。
sakko/さよ

コメありがとうございます。そんなに違うのですか。読んでみます

07/31 23:41
sakko/さよ

面白かったよね!ハードカバーは図書館か古本になるけどね。まだ文庫読んでない。読みます!

08/27 18:20
3件のコメントを全て見る
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Hiroshi Asanuma
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火星、SFそして小松左京賞受賞ときたら外れは無いんじゃないの〜。 と言う思いで読み始めた。細かい設定もキチッとされている割には終盤の展開が拍子抜けする程アッサリ。まあ、ハッピーエンドで終わってるから良しとしよう。
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