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パンとスープとネコ日和

感想・レビュー
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若紫
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ネタバレ部署異動を機に出版社を退職した53歳のアキコは、その前に亡くなった母親が遺した食堂の空き店舗で新たに飲食店を開業する。客を選んでいるつもりはないが、いつの間にか似たような雰囲気の客に偏っていること気付き、食堂の常連客を追い出した形になったことに悩むのが印象深かった。大切なのはブレないこと。アルバイトに雇ったしまちゃんがとても魅力的な女性で、絶対に裏切らないし、大きな失敗はしないだろうと、読みながら不安にならずに済むのがいい。また、あるご縁で尋ねたお寺さんとの今後の付き合いも気になる。
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ゆり
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図書館本。ゆったりとした時が流れている群先生らしい内容。丁寧な暮らしという感じで、出てくるご飯が美味しそう。ほのぼのとした気持ちになったので、寝る前に読むのにいいかもしれません。このシリーズも追いかけようと思います
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masa
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母のやっていたお店とは違ったアキコらしいお店。感情をあまり出さないアキコだけどたろちゃんのことには気持ちが溢れてグッときた。実写とは少し違ったけどどちらも良かった。
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たまご
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THE 丁寧な暮らし。群氏の小説は本当にやわらかい。終始資本主義の中で商売を始めたとは思えない雰囲気が流れる。アルバイトのしまちゃんの性格も素敵で、口コミや世間体などを気にしない一本筋の通った強くて優しい。タンポポの綿毛のようにゆらゆらと自分の心に従って生きる様子が微笑ましい。改装と共に店を離れた元常連達やカフェの「収入」を気にする友人なども登場したが、結局のところ人間関係や周りの環境などは収まるところに収まるようになってるんだろうな。周りや社会に迎合せずに自分の価値観を大切に日々を過ごしたい
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のあこ
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シリーズ読むのは2作目だけど、これがシリーズ第1作めの本 やさしい時間がアキコたちの周りをゆっくりと流れているような… 私は「儲かるの?」って思いつきで聞く方かもしれない…
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泡沫
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ネタバレネットで疲れた時に読む本として紹介されていたので読んでみた。西の魔女が死んだ、のようなほっこりした話しかないのかと思いきや、お母さんが男関係にだらしない人だったり、猫が死んでしまったりと思っていたよりも暗いな、と感じた話だった。だいぶ前の話だが、愛猫が亡くなってしまったので特に。続きはもう少し元気になってから読もうと思った。
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たぬき
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ネタバレ3.5。出版社で編集として働いていたアキコが、母が亡くなり営んでいた食堂を引き継いで、おしゃれカフェをオープンする。 ねこが死んじゃうのが悲しかった。 こんな優しいカフェが近くにあったら、毎週通うのになー!!
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みっちぃ
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アキコは自分の理想の店を始めたけど,「客を選んでいるなんて傲慢ではないか」とひたすら悩んでいる。店のイメージとメニューを決めた時点で,ある程度の客層が絞られるのは仕方ないことだと思うんだけど,悩んでいるんだよなぁ。そこはもどかしかった。異母兄弟のことも,タナカが教えてくれなければ,それほど悩むこともなかったのかもしれないが,知ったことで「孤独感」が出たのではないか。そこへたろちゃんの死が拍車をかける。最後,アキコが救われてよかった。
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み
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名前に惹かれて。 しまちゃん、理事長、お寺のお姉さん、人柄が素敵でした。
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あつこ
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団地のふたりを読んで、久しぶりに群ようこさんの本を読みたくなって。編集者、50代のアキコが母の死と不本意な人事異動をきっかけに会社をやめてサンドイッチとスープのお店を出す話。このストーリー知ってるぞと思ったら以前映画を見てました。母子ふたりで暮らしてきたので、いまやアキコの唯一の家族は飼い猫のたろちゃん。お店のバイトのしまちゃんがとにかく救い、奇跡。
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yukiko.k
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しまちゃんが、いいなぁ。とても良い。 あと、お寺の奥様も素敵。 良い本に出会えて嬉しいと読み進めていたところで、たろちゃんの件があまりに急で悲しくて、読書中の感情の落差がすごかった… 動物を飼ったことはなく、いつか一緒に暮らしてみたいと思っていたけれど、こんな別れがくるのは本当に怖くてたまらないなぁ。立ち直れる自信がないなぁ。
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yuka
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サンドウィッチとスープが食べたくなる。最初からほっこりした気持ちでするすると読み進め、このままほっこり終わるのかな〜と思ったら、終盤は涙が止まらなかった。家にもキジトラ猫が家族にいるからかな😢アキコとしまちゃんをずっと応援したい、シリーズ化しているようなので全部読みたいな〜
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東屋
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図書館本。サンドイッチとスープのお店を営む話。出てくる人たちが個性的でありながら、現実離れせず地に足をつけているところに好印象を抱いた。悩みながらも前に進む主人公に元気を貰い、同時にそんな彼女が作るからこそ料理も優しい味になるのだろうと思った。
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toto
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ネタバレ美味しさと優しさと心強さと…(大ヒット曲のパロディみたい)そんな作風だといつも思う。 この作品もそう。 アキコはお料理にこだわり、いつもお客第一に考えて悩み、お節介な苦言や横やりにめげずに貫く…ステキ。 店員にしまちゃんを選んだの大正解。仕事ぶりもキャラもいい。学生時代からメンズ服を着る『方針』、面白い。 早送りな描写も多いのに、たろちゃんを想ってさめざめ泣く日々はリピート🔁で、こちらも涙、涙。 余談 / 私も花を集めに集めて、人に押し付けてたことあったなあ。まだ咲いてるかな。
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IWE
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久しぶりの群さん小説。他の作品はちょっと愚痴っぽい登場人物が多い気がするけど、こちらの主人公アキコさんはさっぱりしてて読みやすい。お店の雰囲気も素敵。特に事件が起こらずに終わるかと思いきや、飼い猫のたろちゃんが急に亡くなってしまう。その光景、心情を想像してしまって悲しくなったが、アキコさんと一緒に、お寺に行った気持ちで心を鎮めることができた。軽く読めて、心にふわっと入り込んでくる、良い小説だった。続きも読みたい。
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館
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ドラマを先に見ました。やっぱり、好き。 丁寧で美しいけど、現実的な話もあっていい。 嫌な人間もいていい人間もいて、孤独や人生を考えるアキコもいて、死と向き合う場面もあって、何だか吉本ばななのキッチン読んだ時の胸が熱い感じと似ていました
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チェス
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サラッと。こんな感じで続いていくのかな、読んでみようかな
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てん子
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淡々としているようで、ぐーっと優しい世界に引き込んでくれる文章。この空気感が好きです。それと猫のたろちゃんがすごく可愛い!読んでいて温もりを感じられるような気がしました。日常が愛おしく丁寧に生きようと思わせてくれる作品です。
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ペルー
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ネタバレ愛猫をとっても可愛がっているアキコ。たろちゃん、とってもかわいいな。抱っこさせない我が家の福にゃん、羨ましい(笑)全体的にはこれはファンタジーなのでは?と思えてきた。しまちゃんも好き✨
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まりちゃん
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図書館本*前回の読んでいた群ようこさんの、れんげ荘シリーズが面白かったので、こちらもシリーズでまとめ借りしてきた。 1冊目で愛猫が亡くなってしまうなんて、これからの展開はどうなるんだろう。 ドラマ化もされているみたいで、いつか見てみたいなぁ。
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つのつの
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ネタバレ猫飼ってるから、猫が亡くなるシーンはホンマにあかん。泣いてまう。後悔ないように、いっぱい可愛がろうと思う。 父やけど、女関係悪いけど、尊敬できるいいひとというのが想像出来んかった...女関係悪いやつだいたいどっか性格悪いと思ってる
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ぼんやりぼぶ
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ネタバレ日常の中のお話。 ペット飼いすぎて、生き死にについて麻痺してたけど、ここまでペットを大事にできるのはいいなあ。 人物がしっかりしてて、読みやすく面白かった。
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りんたろう
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好きなことをして生活をたて、欲の少ない暮らしをしている。 最近聞いた、自由の相互承認ということばを思い出した
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ちせ
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ドラマを見たので原作を。アキコさんとしまちゃんとママさんと色々騒動はあるものの、この生活のお話は心地よい。 2024/12/25 再読
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チョボ六
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昔ドラマでみたけど今日はじめて小説読んだ。コンビニ飯ばっかりでニキビと口内炎祭りだったからちょっと気が引き締まった。しまちゃんをフォローするときに、アキコがいちいち気にしてたら何にもできないわよって言うのかっこいい。ちゃんと休まないと働く気力もわかないはその通りで、今日はちょっと丁寧に生活しようと思えた。
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七香
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ネタバレ読む必要があり読んだ。タイトルで期待したほどにパンとスープの描写がなく(作るところ、メニューを考えるところなど)、どちらかというと日常の生活に焦点を当てた一冊だったように思う。 深く考えずにこれ以外の同じシリーズのものを先に読んだけれど記憶がないので再読したい。
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meiko37
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久しぶりの、群さん。小説は、初読み。とても、読みやすかった。 出版社を辞め、カフェを経営するアキコ。フラりとやって来た猫を飼う。猫のたろに、癒されるアキコ。たろの、突然の死。夫が飼っていたセキセイインコのシロ。私は、怖いので、世話を一切せず、同じ空間にいるだけ。シロが、止まり木から、ポトリと落ちて死んでしまうところを、偶然にも見てしまった。そんな、関係でも、涙が止まらなかった。アキコの、心に空いた穴は、さぞ大きかったのではと、ハンカチで涙を拭き、鼻をかみながら、あと、2冊あるようなので、続きが楽しみです。
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たまお
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ネタバレこのお話の世界観、好きだな〜。登場人物もいい。アキコも、しまちゃんも、お料理の先生たちやお寺の義理の姉かもしれない女性も、、、猫のたろちゃんが死んでしまうシーンは、死んでしまった自分の飼い猫を思い浮かべてしまい、危うく電車の中で泣いてしまうところでした。もしいま飼っている猫たちが死んでしまったらまた再読して、お寺のお姉さんの言葉に癒やしてもらおう。(続編がたくさんあるから続けて読みたいなあ。)
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あっこ
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このお店、いってみたいな。アキコさんとしまちゃんに会いたい。
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なお太郎
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ネタバレ再読。アキコさんと母親との関係が多く語られていたのを再確認した。シリーズが進むにつれて母親の事は語らなくなっていくので、「最初はこんなにも母親に想いを寄せていたのか」と思った。隣の喫茶店のママもキツイ。後々とても親身になっていくのを知っていると可笑しくもある。
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はな
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図書館で借りて。心がほっこりする。小林聡美さんで映画化されてるみたいだけど、芯の強い女性っていうイメージから、朝ドラ舞い上がれのみそのさんキャラをイメージした。
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レアチーズ
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軽い内容でサラッと読めた。パンを食べたくなる本を探していて題名から選んでみたけど、パンはほとんど関係なかった。パンよりはスープと猫と人間の話だった。
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ミカコ
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ネタバレ癒し系かと思いきや、生々しい世間が描かれている。ネコが急死してしまうので、心が元気な時に読む方が良い。商店街の中で千円ランチ(二種類)の営業が続くということは、東京が舞台なのだろうな。地方では100%潰れる。
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ぺしぱん
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ネタバレイヌたちを見送った時の頃を思い出しながら、そしてまさに我が家のタロちゃんを思いながら読んだ。 ネコの動きや悲しみが襲いかかるところとか、全部がすごくわかる。 たっくんのママが持ってる「角の擦り切れた布製のバッグ」の描写。これ、すごい。 そうなんだよ。私が出会ったことのあるたっくんのママ属性の人たちはそんな感じの持ち物持ってたんだよ。 群先生は観察眼と言語化することがとても優れてらっしゃるんだろうな。 図書館本なんだけど手元に置きたくなってる。 タロちゃん可愛い。泣きながら再読しちゃう
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yuk yuc
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安定の群さん。久々に群さんの小説を読みました。食べることと猫の風景が綺麗で、何気ない会話の中の心の澱みたいなものを浮き出してく感じが好き。良かった。新鮮に読み終えましたが、私これ一度読んでるなぁ。記憶力の低下が心配。 以前と違うのは今は猫飼いなので涙の質量が増えたはず(なんせ記憶が無いので予測)。猫が死んでしまうのはズルい。何かの布石か?
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  とと220
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れんげ荘のシリーズに加えてこちらも読んでみようと思った。
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すすき
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編集者として出版社に勤め料理家に気に入られていたアキコだが、突然母を亡くし天涯孤独な身となってしまう。常連さんが集まる食堂を開いていた母の店を閉店。社では不本意な人事もあり、退社して母の残した店を改装し自らの店を開く決意をする。シンプルな内装、メニューは日替わりのサンドイッチ・サラダ・小さなフルーツのみ、安心できる食材を使うこだわりの店。ふらりとやってきたネコのたろとの生活、女性店員しまちゃん、隣の喫茶店のママさん、料理家の先生、縁ある寺の奥さん等々多くの人と関わりながらお店をやっていく物語です。
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しおん
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よく懐いた愛猫たろちゃんがかわいい。 丁寧に仕込んだスープと同じようにじわりと染みる素敵な本。 的外れな助言、自分勝手な要望をしてくるお客さんいるいる~と実体験を思い出しました。 悩みつつもブレないアキコさんが良い。 続編も読みたい∗︎*゚
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おのきょう
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群ようこさんの作品は、やはり、心が疲れている時には、ほんと優しく温かくほぐしてくれる。 共感できるところは沢山あったけど、その一つ。 「店をはじめて、知り合いにいわれていちばん嫌なのは、開口一番「儲かるの?』という言葉だった。」というところ。 「儲かるの?』と聞きそうな人と暮らす毎日は、心が疲れる。 読書はオアシス。
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ゆう
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アキコさんのお店づくりは、今でも十分通用すると思う。10年前に書かれたとは思えないくらい、シンプルで洗練された空間が頭に浮かんできました。母親が遺したお店を心機一転させたことによって、常連さんの居場所を奪ったのではないかと悩みはするものの、最終的には自分の好きなことを貫くアキコさんがすごく強い。しかも嫌なことがあっても淡々としてる。たろちゃんの事はさすがに取り乱したけど、また淡々と前を向いて生きていけるのだろう。私もこんな風に淡々と日々を過ごしていきたい。
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