読書メーター KADOKAWA Group

長田弘詩集 (ハルキ文庫 お 9-1)

感想・レビュー
54

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
🐾ドライ🐾
新着
柳田邦男の『言葉の力、生きる力』で一篇の詩が紹介されていてずっと気になっていた。詩集を読むのは初めてかもしれない。昔の中国では志を言葉にしたものが詩であったので、もっと小難しいものをイメージしていた。思った以上に軽快で、個人の思いを言葉にすればすでにそれは詩。よく考えると詩は身近に溢れていてロック、ポップス、歌謡曲などを聴きながら自然と詩情を解している。
0255文字
びわ
新着
あっという間に読めるくらい短い文章でも、はっとさせてくれるのが詩のすごいところだと思う。何度か読み返しているこの本は、ぱっと開けてしまうページが出来てしまっていましてね。これが「殺人者の食事」という詩。ぎょっとさせられる展開だけど、意外にすっきりした気分で読み終えられるところが好き。
0255文字
白色うさぎ
新着
「『海をみにゆこう』ときみはいった。指をからませて 八月のまぶたのしたを(略) けれど、熱い夢の波打際で 去ってしまうよ 去ってしまうよ と一日じゅう水母がつぶやいていた。影のなかで想像の仔猫たちがまどろむとき ぼくたちはもうどこにもいない。向日葵、ゆっくり廻れ アイスクリームは死ね。海、目にいっぱいの 真ッ青な血。」 ――『海をみにゆこう』を読むと、涙が自然と溢れてきます。“ぼく”が喪ったものがいったいなんだったのか……わたしにはわかります。
白色うさぎ

残暑(←八月のまぶた)の日差しに焼かれ、手に持ったアイスクリームが溶けてゆく様子(←アイスクリームは死ね)や、覗き込んだ愛しい女性の瞳に映る、海の青さ(←目いっぱいの真ッ青な血)に感動する様子など、現代詩人のテクニックが随所に盛り込まれた良い詩です。

05/11 20:06
0255文字
ろびん
新着
読書をしようと思ったきっかけの本。 最初の質問は読むたびにハッとさせられる。
0255文字
彩
新着
自然や料理や子供などを上手に切り取って、美しく言葉にする天才だ。特に読むのが億劫なはずの長文が、美しくて魅せられる。 私は10歳のころから詩を書いているが、自然だけがどうしても書けない。どこか陳腐になってしまう。自然の詩に共鳴することはできるのに。どうしたらいいのだろう。
0255文字
しんしん
新着
普通の、日常の中にあるものをモチーフに、自由で大胆な感性を持って当たり前のように言葉を綴っている。そこに難しい言葉はないけれど、哲学的な奥深さが感じられる。自選集なので長田さんの世界観にどっぷり浸れる1冊。『奇跡ーミラクルー』『世界は美しいと』など長田さんの単行本の詩集はいくつか持っているけど、文庫だと持ち歩いてどこででも読みやすいのがよい。スピン紐を何本もつけてハードカバーに仕立てようと思う。
0255文字
あこ
新着
植物や料理に触れている詩が好き。冒頭にある「最初の質問」で、はっと我にかえる。時々、読み返したい。
0255文字
雲守
新着
事あるごとに読み返す「最初の質問」 この詩人を教えてくれた人に感謝。
0255文字
焙じ茶
新着
長田弘さんの『最初の質問』の絵本が大好きで辛くなったときに何回も何回も読んでいたから他の詩も読んでみたいと思った。わかる部分もあれば全く理解不能なところもあり、これからの人生読み返そうと思った。
0255文字
大和桜289
新着
編注によれば、『本書は、「メランコリックな怪物(定本)」「言葉殺人事件」「深呼吸の必要」「食卓一期一会」「心の中にもっている問題」「世界は一冊の本」「小道の収集」「記憶のつくり方」を底本として、自選して新たに編集したものである。』とのこと。言葉がたちあがる前の時間、沈黙の世界に差し向ける視線と意志として継続する姿勢などに惹かれ少しづつ読み継いでいるが、巻末に付された年譜と著者目録からすると、ひととおり読み終えるにもまだ「先は長いぞ、しっかりしろ。」というところだ。
0255文字
Shoko
新着
美しい言葉に心打たれ、想起される情景の鮮やかさに、ほっと吐息が漏れるような。ただ美しいだけではなくて、力強く、訴える力を持った言葉たち。忘れてしまったと思っていた景色が目の前に浮かび上がってくるような感覚。はたまた、忙しい日常の中で実感する余裕のない、「自然との一体感」のようなものを懐かしく、思い出させられるような。沈黙や静けさの中に広がる世界に想いを馳せる。 清浄な空気を胸いっぱい吸い込みたくなるのと同じで、美しい言葉に焦がれることがある。そんな時にはこの詩集を読み返そう、と思いました。
Shoko

「テーブルの上の胡椒入れ」「静かな日」に付箋。

05/09 14:28
0255文字
ゆにす
新着
「あのときかもしれない(ニ)」「あのときかもしれない(四)」が好き。
0255文字
Gotoran
新着
著者が自ら選んだ珠玉の散文詩、79編を収録。難しい言葉を使うことなく平易な日常語で摘むぢ出された数々の散文詩編、読んで気付かされる示唆に富む深みのあるフレーズ。料理や食に関わる詩編が多い中、今回印象に残ったのは、石川五右衛門をモチーフにした「五右衛門」と著者の豊富な読書歴から紡ぎ出された「働かざるもの食うべからず」(コッローデイ『ピノキオ』)と他著書(『世界は一冊の本』)で一度既読ではあったが「ファーブルさん』(『昆虫記』)と更に「ぼくの祖母はいい人だった」(ゴーリキイ『幼年時代』。再読必須本。
0255文字
Rin
新着
やっぱり長田さんいいなぁと思える一冊。もともと詩集はほとんどといっていいほど手に取ることがなかった私。でも長田さんの詩は時々、触れたくなってくる。どの詩も好きというわけではないけれど、なぜか繰り返し、繰り返し触れたくなったり、ずっと残る詩がある。「最初の質問」や「ファーブルさん」「ことば」などを繰り返し読んでしまう。言葉を大切に、複雑にするのではなく、簡単に単純に。ストレートに伝えたい。言葉を裏切りたくはない。そしてもっともっと自然に寄り添いたい。自然の音に耳を傾けて、目を向けて幸せを大事にいきたいです。
かっつん

最初の質問、いいですよね。20代の頃、質問に自分の答えを書いたことがあったほどです(笑。タイトルを忘れましたがオムレツを作る詩も好きでした。この本大好きなのに随分前から行方不明なので、また買おうと思います。長田弘は『記憶のつくり方』も好きです。

03/18 18:14
Rin

かっつんさん、私もこの本は大切にしていきたいです。「最初の質問」は自分なりに答えを考えちゃいますね(^^)オムレツ詩は「朝食にオムレツを」ですね♪「記憶のつくり方」!読んでみますね♪情報ありがとうございます(≧∇≦)

03/18 19:01
0255文字
橘
新着
なんとなく元気が出ないので、きれいな言葉を感じたいと選んだ詩集です。とても良いひとときでした。温かくておおらかで優しい。自己嫌悪で尖っていた心が少しまるく削れました。わたしもおおらかになりたい。優しい人になりたいです。
0255文字
まゆら
新着
何度も読みたい。読めば読むほど染み入る、長田弘さんのシンプルな言葉で綴られる普遍的であたたかい詩は何度読んでも心揺さぶられます。
0255文字
のえみ
新着
どのページも鮮烈な言葉の数々。
0255文字
スプーン
新着
長田さんの自選詩集。ありふれたものも、詩人が見るとこうなるのか!という驚き。そして、言葉への絶対的な信頼感が感じられます。
スプーン

まきこさん、よろしくちゃんです☆プロフ写真は近いうちに替わるかもしれないのでご了承ください。

06/18 11:34
まきこ.M

了解しました(*^^*)

06/18 11:37
5件のコメントを全て見る
0255文字
Takafumi Furukawa
新着
「言葉」の大切さを繰り返し説いてきた詩人、長田弘。「言葉のダシのとりかた」などという発想は、この詩人ならではだろう。
0255文字
よむよむ
新着
「最初の質問」を読んだ瞬間に泣きそうになった。長田さんの言葉は、なんでこんなにも優しく力強いのか。心をグッと、そっと触れられたような感覚。お気に入りの詩はこれからも、何度となく読み返すだろう。
0255文字
non
新着
「空の絵本」「森の絵本」を読んで長田弘さんを知りました。最初の質問から何か心惹かれるものがあります。私はいくつ答えられるだろうか。テーブルの上の胡椒入れ「幸福はとんでもないものじゃない。それはいつでもきみの目のまえにある。なにげなくて、ごくありふれたもの。誰にもみえていて誰もがみていないもの。」、ファーブルさんも印象に残っています。ところどころにブラックな詩も入っていて、そこは少し苦手。でも文庫本で長田弘さんの詩をたくさん読めて満足です。
0255文字
ゆきえ
新着
「ありがとう」という言葉を、今日、あなたは口にしましたか。これだけはしないと、心に決めていることがありますか。これらの言葉に、どきっとした。食べ物、料理に関する詩が多いのが楽しかった。私も料理が好きなので、うまく想像しやすい。わけもなく落ち込んでいた時、この本に慰められた。救われた。読んでよかった。
0255文字
もも
新着
本屋でふと手に取り、開いた最初のページ。この詩集の始まりは[最初の質問]からです。この詩がとてもとても好きで、初めて読んだものなのに一瞬で感銘を受け(感銘を受けるってこういうことなんだ、と実感しました)、そのまま買って帰ってしまいました。 後半は特に、ひとつひとつの質問で止まってしまいますが、こんな風に日々を考え、過ごしていけたら幸せです。
0255文字
mnaa
新着
読みにくいけれど、何か後に引っかかる詩集でした。
0255文字
nasum
新着
「キャベツのための祈り」「ショウガパンの兵士」「ドーナッツの秘密」がお気に入り。
0255文字
hitokoto
新着
読友さんの紹介です。長田弘(おさだ ひろし)詩集! 1939年福島市生まれの長田さん、きれいな詩をお作りですね。最初の「ファーブルさん」という詩の一説を読んで、著者の心に少し触れた感じがしました。「最初の質問」では、うつくしいと、あなたがためらわずに言えるものは何ですか。とても鋭い問いですね! 「散歩」では、歩くことをたのしむために歩くこと。それがなかなかできない。この世でいちばん難しいのは、いちばん簡単なこと。素晴らしい詩人の紹介、有難うございました!
hitokoto

さっちゃん、有難うございます!

08/07 14:32
hitokoto

コメントとナイス、有難うございます!

08/08 03:01
3件のコメントを全て見る
0255文字
さっちゃん
新着
長田さんの詩集「深呼吸の必要」に出会ったのは私が高校生の時。大人になるとはどういうことなのかが初めて腑に落ちた。そして今年の5月に逝ってしまったことを知らず、本屋の追悼という言葉で訃報を知った。ショックで暫く動けなくなった。それくらい勝手に慕っていた。この詩集を読んでサリンジャーを何故か強く思いだした。私の中では青春のほろ苦さと大人への憧れと戸惑い、そんな感傷がいつも長田さんの詩とサリンジャーと共にあるのかもしれない。とにかくいい詩集です。
hitokoto

5月にお亡くなりに・・・。自分の人生で、心に深く残るひと・・・、多いようでそうでもないですよね。心中お察し申し上げます。ご冥福をお祈りいたします。

07/31 17:22
さっちゃん

hitokotoさん ありがとうございます。若くして長田さんの詩に出会えた事に感謝です。

07/31 17:55
0255文字
テツオ
新着
あのときかもしれない(二)が好きです。
0255文字
まっきー
新着
飾らない言葉で文体で綴られていて、最初はこれも詩かぁと驚いた。でも飾らないからこそ心に響くものがあると思う。
0255文字
Zen-zen
新着
「Pathography」という英語の詩が収録されているのだけど、それを日本語に訳してるのが谷川俊太郎さんで。“Osada Hihoshi a poet,”を「長田弘 詩人一匹」と訳されている第一節から、敬愛する天才二人のコラボに圧倒され。
0255文字
のにし
新着
長田さんが紡ぐ言葉はすとんと入ってきて、情景が目の前に広がります。あぁ、出会えてよかったと思いました。「散歩」がお気に入り。
0255文字
Luo Yang
新着
最初の質問が白眉すぎて、一度読みとおすあいだにも繰り返し何度も読んでしまう。
0255文字
全54件中 1-40 件を表示
長田弘詩集 (ハルキ文庫 お 9-1)評価74感想・レビュー54