彩雲のかなたへ―海軍偵察隊戦記

彩雲のかなたへ―海軍偵察隊戦記の感想・レビュー(16)

1月24日:開聞岳☆
1月21日:鰻月さん
2016年9月2日:045sqn.
初めて偵察隊員の本を読みましたがとても面白い。本人の性格なのか危機迫る中でもどこか楽天的で、こうでなくては生きて帰ってこられないのだろうと思えた。偵察隊は単機で跳飛び、敵の真っ只中に突っ込んで行き敵情を報告して味方の誘導、戦果確認等危険で重要な任務をこなすのに戦闘機、爆撃機に比べ軽んじられていて、日本の情報軽視が垣間見れる。筆者の同期258名中生存者36名、いかに壮絶な戦いだったかがわかる。戦地で撮ったバレーボールの後に満面の笑みで仲間達と写っている写真がとても印象的でした。
★7 - コメント(0) - 2016年8月22日

零式水偵、二式艦偵、彗星、彩雲と次々と乗機を乗り換え、戦場の空を飛び続けた搭乗員の手記。教育訓練の様子、水偵の射出と揚収、偵察飛行、写真撮影、通信、航法など、当時の偵察機搭乗員の戦いぶりが克明に記され、史料的価値が高い。重巡利根の零式水偵による南太平洋海戦での偵察飛行、二式艦偵による「あ号作戦」前の長距離偵察飛行、わずかの差が生死を分けたフィリピンの戦い、そして松山の三四三空「奇兵隊」の彩雲での戦い。そして戦後も海自、民間で飛び続けた。空に生きた人の貴重な記録。
★4 - コメント(0) - 2016年8月19日

2016年6月28日:ちさと
2016年5月3日:海亀
2016年3月27日:ねこたろう
チャメさん、この様な良書をご紹介下さり、ありがとうございました。2009年初版。15歳で海軍航空兵として入隊し、終戦までの専門的かつ詳細な記録に、戦後の人生を少し。レーダーの無かった時代、偵察機によって敵の情勢を得ていた。敵の目をかいくぐり、危険を冒して近づき打電報告、写真撮影。様々な任務をこなす精神力や体力は、予科練などで鍛え上げられたからこそ。何度も危ない目にあいながら生還された著者。運の強さを感じながら、この本を後世に残して下さった事に感謝します。
★19 - コメント(2) - 2015年7月1日

太平洋戦争の戦記の中でも、かなりの良書だと思います。内容のみならずタイトルや装丁までもが。ハイライトは何と言っても「あ号作戦」の偵察行だろう。その緊迫感は艦攻や艦爆に勝るとも劣らない。こうした偵察隊の手記は珍しく、偵察員の技量を学ぶ上でも貴重である。命を懸けた低空での敵中突破はすべて味方のため。さらに輸送潜水艦での受難、比島行軍、特攻志願など盛りだくさん、大事故を経ても奇跡的に生き延びた著者が凄すぎる。戦争初期から終戦まで、よく聞かれる内地での教員任官も無いまま戦い続けたわけです。よく生き残って下さった。
★8 - コメント(0) - 2015年6月8日

いち早く敵の中心部へ赴き、危険な空域で敵状をつかむために飛んだ偵察機。これはその戦記です。…ただただ言葉にならない。戦争末期で特攻隊が編成された時の偵察の記述が特に胸を突かれる思いでした。私たち戦争を知らない世代ができる事は、せめて、できるだけ近しい方の経験を聞き、知り、記憶することだと思う。 この本を残してくださったことに感謝します。
★12 - コメント(0) - 2014年2月27日

2012年8月23日:篠塚
あの状況でよく生き延びて、こういう本を書いてくれた、と読ませてもらえたことに感謝したくなるくらい、貴重な内容でした。やっぱり日本は戦争をしちゃ駄目だ…と強く思いました。もう特攻出した段階で絶望的なことが見えているのに、上(の上)が無能すぎでしょ…。あと昔の日本人の頭の良さにびっくりしました。
★7 - コメント(0) - 2011年12月24日

2010年8月24日:itozaki_kei
撃墜王の戦記が多い中、本書は珍しい偵察機の戦記。敵の心臓部に飛び込むのがその任務であり、非常に危険であることは想像がつきますが、高速で知られる彩雲を以てすら「出撃機の半数は未帰還」という表現に驚きました。幾星霜を経てなお、著者の記憶の詳細なことに驚かされます。
★11 - コメント(0) - 2010年5月3日

--/--:kana

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彩雲のかなたへ―海軍偵察隊戦記の 評価:88 感想・レビュー:7
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