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図解 ダーティヒロイン (F-Files No.041)

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村上春巻
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ネタバレ【S】またぞろ『源氏物語』熱が再発して、紫式部が和泉式部を今風の言葉でいうとdisっていたので、そういえばという感じでの流し読み的な再読。平安貴族の恋愛は、外見よりは家柄、そして当意即妙の和歌のやり取り―つまりは知性と教養―が重きをなしていたらしい。和泉式部は悪女というよりも、いわゆる「恋愛体質」だったのだろう。次々と恋する男を失った彼女を憐れんだ、藤原道長の経済的な援助の結果書かれたのが、『和泉式部日記』だという。《孝行娘の少女があばずれになるまでの行程》というチャートに、つい笑ってしまった。
0255文字
村上春巻
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ネタバレ【S】❶汚されたヒロイン(八百屋お七、和泉式部…)❷作られたダーティヒロイン(ルクレツィア・ボルジア、阿部定、高橋お伝…)❸欲望に生きた悪女(マリー・アントワネット、楊貴妃…)❹歴史に汚点を残した極悪女(則天武后、石川みゆき…)。女ひとり男32人の共同生活から、13人の男が命を落とした「アナタハン事件」の女王蜂・比嘉和子。日本史の授業ではさらっと流していた「薬子の変」の藤原薬子の恋愛事情もかなりエグイ。八百屋お七は10日間も市中を引き回されたなんて。創作をされる方向きの本かな。春夏秋冬、女はコワイ。
momogaga

村さん、薬子の変は知ってはいましたが・・・女性だったとは!!「アナタハン事件」の詳細は気になります。

09/22 11:44
村上春巻

momogagaさま、コメントありがとうございます。《娘を差し置いて親王である娘婿の寵愛を受けて不倫関係を築き、権力を思うがままに操った母・薬子…》とあります。「アナタハン」は本人出演で実録映画が公開されているようです。事実は小説より奇なり…

09/22 11:52
0255文字
デコポン
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内容が簡素にまとめられていていてかつ重い。ページ数は224ページとそんなに多くなのに何度も途中で休憩してしまいました。 50のケースとそれに該当する50人について図解がありわかりやすいです。日本人だけでなく世界の人々に焦点を当てていて色々と衝撃でした。
0255文字
未完AAA
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ダーティヒロインと悪女を同一線状で捉えているの違和感。ヒロインは役割で悪女は性質ではないのか。読後感がよろしくない…。ヒロイン、と謳っていたから、「悪の性質だけど気高い」お話を期待していたのだが!
0255文字
笛ミチル
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面白かった! 50人にも及ぶ歴代のダーティヒロイン達について記載されている。 しかしエロ率が高いので電車で読むのに恥ずかしかった。1項目ごとにタイトルがついているがその字が大きい…色情狂とか人肉嗜好とかでかでかと書かれている… それから、ところどころ『ん?』って思ったのは、「浮気を許す寛大な心を忘れてしまった現代日本」「女のくせに浮気してる!悪女だ!!」みたいな作者コメ。。。 時々こじつけっぽいなぁってところもあった。 でも面白かった。エロ多めの豆知識本。
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