憐憫の孤独 (フィギュール彩)

憐憫の孤独の感想・レビュー(6)

『木を植えた男』が有名だけれど、ジャン・ジオノは他にも多くの物語を書いている。本作は自然とともに生きる人々を描いた中短編集。「畑」という短篇が良かった。ある男が妻と子供と暮らしている。彼は少しでも収入を増やそうと、余分な部屋を青年に賃貸しすることにしたのだが……。男の朴訥さが沁みる一篇。ジオノの物語の登場人物は土地に縛られ、土地に生きている。それは華々しさから最も隔たった生活ではあるが、彼ら実直な人びとが必死に生きる姿はそれだけで共感できる。悲しいまでに愚直に生きる男の中にかいま見える生の飛躍が美しい。
★15 - コメント(0) - 2016年10月19日

2016年6月17日:go
2016年5月18日:girlfriend
★★
- コメント(0) - 2016年5月10日

2016年4月19日:半殻肝
2016年4月10日:ワカゾー

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