グッドモーニング

グッドモーニングの感想・レビュー(211)

一読では捕らえきれない言語表現に頭がくらくらする。ただ感覚に頼るだけでなく、余白の空け方や記号の使い方を意識しながら生真面目に読んでみた。そこに何かが込められている期待感から。結局、いつの間にか夜明け前は終わり、朝を迎えたのだが、巡り巡って夜明け前に戻ってみると頭がぐらぐらした。世界の外側にいるはずなのに他者や社会が不躾に殴ってくる、ような、囚われの身のはずが突然空に放り出される、ような、つまり不安が、若き日の不安が輝いて見えて僕には眩しい。
★1 - コメント(0) - 3月1日

意味が理解できそうでできない言葉の羅列で、なかなか読み進められない。よく眠れる。詩を読みなれていない私は、意味を理解しようとするのではなく、感じるのだと言い聞かせた。記号の使われ方、文字の置かれ方は、絵を見るのに似ている。思考の動きをそのまま文字に起こしたような感じを受ける。ぼんやり、殺伐と、ギラギラしたイメージが浮かぶ。たぶん、10代の頃はそうだった。「誰だっていつかは死んでしまうでしょだったらその前に私の一番硬くてとがった部分をぶつけてsee new world」per 続きはブクログへ
- コメント(0) - 2月19日

10代の思春期のころ抱えていた葛藤やジレンマを思い出して心をえぐられた。28歳の今読むには共感はできなかったけれど、確実にこの感覚身に覚えがある。できてしまったこの距離の分、大人になってしまったのかなあ。
★3 - コメント(0) - 2月13日

抽象的でもなく具体的でもない。不思議な感覚でした。初めの方、川上未映子さんと似てる?と思ったのですが、読み終わったあとには全然違うなと思いました。空白の使い方が面白いです。
★4 - コメント(0) - 1月31日

- コメント(0) - 2016年12月23日

苦行がいい
- コメント(0) - 2016年10月29日

作者の新聞のコラムが始まったので知った。以前にも書評か何かでみて気になる存在ではあったのだけど、実際に読んでみて、私は平凡な人間だと思い知った。頭がかたいなぁ。でも懲りずに他の作品もチャレンジしたい。
★1 - コメント(0) - 2016年8月6日

グッドモーニングとかゆーからどれだけたのしいししゅうなのかとおもったら夜明け前の分類の詩がおおすぎてきたいしていたのとちがいましたぶんしょうのこうせいのわかりにくいひょうげんの詩がおおくてよむのがむずかしかったです
- コメント(0) - 2016年7月3日

図書館本。わたしには、理解不能でした。
- コメント(0) - 2016年2月24日

「――遠い」。それは僕と最果タヒの感性の距離か、過ぎ去った10代の時間か、あるいはそれ以外のなにかか。空白やスラッシュを多用する記号的な体裁の中に拡がる豊かな世界に惹きこまれていく。繊細で鋭く前衛的で無機的な、最果タヒの原点とも言えるこの一冊で、何かが変わったといえる10年後になればそれより幸せなことはないだろう。
★1 - コメント(0) - 2016年1月16日

偶然ネット上で「死んでしまう系のぼくらに」を見かけて気になっていた作者。たまたま図書館から借りれたのがこちらだった。私は詩という形態そのものにあまり触れてきていないので改行や/+スペースの意味を理解しかねる(読みにくいと感じてしまう)のだけど、時折ぐさりと刺さるような言葉はとても好きだなぁと感じたのでした。天文学がわたしを忘れた/わたしの死を、きみが悲しむ必要はないよ/もうそろそろ死体になりたい 冷蔵庫の 声が聞こえるようになってから 部屋にもいられない/ とがったガラスのかけらのような言葉。
- コメント(0) - 2015年12月12日

私は、好きです。絵のような、音のような。記号は、意味のあるもので、私は好きです。読みにくいからその一文にとどまって深く埋まる。
★2 - コメント(0) - 2015年10月5日

詩集。文字が分散している。
- コメント(0) - 2015年9月10日

新聞に掲載された詩に惹かれて著者の来歴や本を検索。図書館で借りて読みましたが、気楽に読めるものばかり選んで読んでいる私ごときにはハードルが高すぎました。柔軟な感性、逞しい想像力があれば理解できるのかな…。
- コメント(0) - 2015年8月26日

中盤の暗号みたいな詩でもうだめでした。わたしにはまだはやすぎたようだ。
- コメント(0) - 2015年7月23日

実験的な文体をおりまぜながら、平易に語られた文章の中にむしろその言葉のちからを感じる第一詩集。本世紀を代表する詩人となることは間違いない、と思う。
★7 - コメント(0) - 2015年5月23日

パンクでユニセックスな十代の香り。ケータイ小説的なドロドロ恋愛に酔った作風でない点に好感。ただ「死んでしまう系のぼくらに」と比べて書道の二度書きを思わせる無用な装飾が目に付く。心の呟きが荒れ狂う言葉の渦に飲まれて勿体ない。もっと弱いまま純粋に吐き出せばいいのに。とはいえ、やはりクリエイティブな感性をくすぐる新しさ。いい刺激をもらった。恋愛の成就した女の子がどんどん美しくなる様に感性をくすぐられた物書きはもっと創作したくなる。著者の今後が気になる。年相応な作風に変わっていくのかシド・ヴィシャスのままなのか。
★24 - コメント(1) - 2015年5月7日

最果タヒ処女詩集。 後の「死んでしまう系のぼくらに」は観念的でさらさらして読みやすかったけど、こっちは身体的で執拗に切断されるし時にはグロテスク。「苦行」なんかゆらゆらしてとても好きです。 パンクな感じで良い。 こういう背景を知ると後の作品も違って見えてきます。
★15 - コメント(0) - 2015年5月6日

ペースを持って行かれる。言葉の選び方とか括弧やスラッシュの使い方、行間、どれも、真似出来ない。自己が拡散して其処にも此処にもいるようないないような曖昧でけれど確実にいる、
★5 - コメント(0) - 2015年3月17日

子牛と死の詩は何度か読み返していると落ち着く。本当にわかい人のための詩だろうと思う。実験的過ぎてついていけない部分もあるが感覚が分かってしまう部分がある。10年後、書き続けていたらどんな詩を書いてるだろうか気になります。
- コメント(0) - 2015年2月26日

「これまでのためにこれからのためにこの詩集はあるだろう」(「あとがき」)先に第二、第三詩集を読んだが、なるほどと思う。著者が「yoake mae」の、夜中の人でい続ける可能性もあったのかと思うと少しぞくりとするが、「yoake mae」の攻撃的な詩篇も面白いのでそれはそれで、という気もする。詩集冒頭の「0」にある、「支配されていたものに戻ってきて/いまこれを/かき始めている」「言葉にすることが/すべてを/台無しに/わたしが/ここからでていくことを不可能にする」は、誰もがこの中に入り得る「夜」の詩句だろう。
★2 - コメント(0) - 2015年2月23日

おそらく10代後半から20代前半の方に、こういう言葉の連なりを必要とする人はいるだろうと思う。実験的すぎる詩より今(最新)に近いある形式にのっとった詩の方が好ましかったです。染み込みやすかった。眠りと死を、近しく描く詩人は多く、表現や切り口の多彩さには驚く。ぼくをぼくと開く、呼びかけるような投げかけ、このセンスを必要とする人は確実にいるだろうと思う。必要とする期間がたとえ短くとも。
- コメント(0) - 2015年1月17日

あさめざめるからだいたかた
★2 - コメント(0) - 2015年1月9日

この感覚は身におぼえがある。理屈でなく。
- コメント(0) - 2014年12月19日

終始わけがわからなかった。わたしにはこれを受け止められる感性・読解力がないようだ。
- コメント(0) - 2014年11月11日

言葉が確固たるものなのに記号と形に頼りすぎでは?「苦行」がよかった。
- コメント(0) - 2014年11月4日

いいですね。そのままで良いと思います「処女作には、その作家のすべてが出揃っている」と言われますが作家名が「最果タヒ」さんでタイトルが「グッドモーニング」。読み終わった後に勇気が湧いてくる1冊です。不条理への片鱗を見せながら今後に期待できる作家だと思います。
- コメント(0) - 2014年10月25日

「まっすぐ行ったらいいって言われたけれど/わたし歩けないです」 今、私が一番注目している人です。TwitterやTumblrの媒体で発表されている、最近の作品とはまた少し面持ちがちがっていて、ここからはひりつく焦燥を見つめる視点がかんじられました。誰もの胸のうちにあった(あるいは過ぎ去った)ものを紙上に並べ立てた勢いを感じます。もっと読まれてほしいなあ。あと三日で、新しい詩集が刊行されますね。
★7 - コメント(0) - 2014年8月24日

sk
こういう時代だよね。
★4 - コメント(0) - 2014年3月27日

自分にとっては重要。
★4 - コメント(0) - 2014年3月9日

全体的にPC上で横書きで書かれた詩なのかなと思った。もしそうなら、わざわざ縦書きに直さないほうがよかったのではないかと思われるものが何編かあった。縦書きと横書きの問題は根が深い、らしい。(「現代詩手帖」2009年8月号参照)
- コメント(0) - 2013年10月9日

病んでる。ちょっと僕には分からない
- コメント(0) - 2013年9月8日

恐怖を言語化しようとするから攻撃的になるのかな。死にたいと言うことは死にたくないと言っているようなもので。
- コメント(0) - 2013年7月26日

何気ない平易な言葉が使われているのに、ゾクゾクするほど攻撃的・暴力的な詩集。
- コメント(0) - 2013年5月26日

刺々しく、感じた。栗が刺で包まれているような。
★1 - コメント(0) - 2013年3月6日

面白かった。読んでみるもんだなぁ。
★1 - コメント(0) - 2013年3月3日

泣きながら走り出し、いつの間にか上空で綱渡りしていて、気付いたらそこは世界だった。涙を通して見た世界は、ただただ白く煌めいて崩れそうに強い。言葉も空気もすべて作りなおされてゆく感覚。あとがきまでも凄く良いです。
★2 - コメント(0) - 2012年12月16日

yoake mae。わたしの知っている言葉にあの場所をとらえることはできない。説明をする以前に脳と脳をなぜ交換できないのか。わたしは考えるとき文字にしなければいけないと思ってます/やじるしをつなげていったりすると/たいへん考えることは面白いです。左手の薬指にマメができて、つぶしたら、海が飛び出してきたんです。土星土星土星、いっぱいの土星だけを残して、去っていくのです。うまれたときから表現者ですから。昨日きみは誰かの体温でぬくもったんだ。
★1 - コメント(1) - 2012年9月5日

高校生の頃読んで、その時は「攻撃性」に共感し惹かれていました。今改めて読んで、色んな汚さや攻撃性と向き合い受容する姿勢のいたましさと美しさを感じました。「死なない」「再会しましょう」にはっとさせられました。
★2 - コメント(0) - 2012年8月6日

グッドモーニングの 評価:70 感想・レビュー:66
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