読書メーター KADOKAWA Group

テキヤ稼業のフォークロア

感想・レビュー
11

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
mutu-bird
新着
めちゃくちゃ良書だ。
0255文字
長老みさわ/dutch
新着
書名の通り東京、墨東地域でのテキヤ稼業の方々にフィールドワークして得たものをまとめたもの。 ”テキヤ”とは。縁日などで出店を出す人々だ。 彼らの中でだけ通用する「名乗り」、親分ー子分の関係などが丁寧にまとめられている。
0255文字
無名積読家
新着
過去分
0255文字
Kaname Funakoshi
新着
無関係の人からは見えないテキヤの社会の仕組みをカタギの女性が調査した結果。関東のテキヤを対象とし、名の呼び方、ナワバリとショバ、店割り、カタギとの関係、ヤクザとの関係などが分かりやすく書かれている。実際の血縁を廃しているところや外部にその人間関係を見せないところなどから、テキヤとは職業的秘密結社のようなものかもしれない。
0255文字
oldman獺祭魚翁
新着
図書館 基本的に「テキヤはどこから来るのか」と内容は変わりませんが、こちらは博論だった様で内容的にかなり専門的な見方をしています。
0255文字
onepei
新着
実子が継ぐのはあまり歓迎されない、など別の興味深い社会があった。
0255文字
よもぎ
新着
普段何気なく行っているお祭りに出店しているテキヤ稼業の人たちがどんなルールにしたがってどのように動いているかがわかってとてもおもしろい。名乗り名や名づけ名、擬制親子関係など独特の習慣が興味深い。フィールワークの際に留意しておくべき点についても触れられていてよかった。
0255文字
石臼
新着
一般人にとっては謎の多いテキヤという人種。本書は、彼らはいったい何者なのかを明らかにするものだ。地域社会になじんでいながら、いわゆる「堅気」とはまったく別の社会を気付いているテキヤ。彼らの社会がどのような形態を持っているのか。彼らのルーツはどこにあるのか。ナワバリや襲名など、彼ら独特の習慣はどのようなものか。テキヤの在り様が明朗に記されている。
0255文字
新井徹
新着
“見慣れた場所をいつもとは違う空間に変えてしまうテキヤ、彼らは折口信夫がいう「まれびと」のようでもある”というくだりがある。一方で“テキヤが珍しい存在ではなく地域社会を構成する人びとであることに気がつく”とも。ヤクザでもカタギでもないテキヤは、坂口恭平の言葉を借りれば、既成の社会システムの中で独自のレイヤーを築いている人びと、と言えるだろう。それにしても、このフィールドワークはすごい!テキヤに落語のネタ帳みたいなテイタっていう備忘録があるなんて。テキヤが活躍出来ない社会はきっと住みづらい社会なんだろうな。
0255文字
曲月斎
新着
考現学の報告書、というこの本の性根を踏まえて読めば、非常に楽しい本です。近所に夏になると、0の付く日(10日、20日、30日)に縁日が立つ環境に育った所為もあるかもしれないけど、おじさんやおばさんたちの日々の生活や社会の一端を知ることができました。本の中で出てくる「擬制的親子関係」という言葉(要は親分と子分の関係)にずっと引っかかりを感じ続けているのですが、この仕掛けを知ることができたのが収穫です。ただ、ひと昔前はテキヤ系といわれていた組織も、広い意味での反社会組織に色分けしていいのか、とも思いました。
0255文字
全11件中 1-11 件を表示
テキヤ稼業のフォークロア評価59感想・レビュー11