帝国日本の交通網: つながらなかった大東亜共栄圏

帝国日本の交通網: つながらなかった大東亜共栄圏の感想・レビュー(14)

航空輸送と鉄道輸送の話題が中心であり、所謂「大東亜共栄圏」が提唱される以前の大日本帝国と満洲国の交通網にも力点がおかれている。大戦中の海上交通の壊滅や、占領地域が広がるほどに経済圏として破綻していく様は他の本でも読んでいたが、交通網整備が軍の主導の下におかれ、その実態がいかに壊滅的であったかを本書は示している。
★2 - コメント(0) - 2016年9月16日

副題通り「つながらなかった大東亜共栄圏」。他所の国を引っ掻き回しただけだったのか?
★8 - コメント(0) - 2016年8月17日

空路は、民間航空会社とは言っても大陸(陸軍)、南洋(海軍)とも軍事目的優先だったようである。熱河侵攻では、民間のはずの満洲航空が偵察や輸送を担ったとのこと。また、朝鮮半島からシンガポール、ビルマを結ぶ1942年の大東亜縦貫鉄道構想(「特急昭南行」の見出しあり)。さすがに筆者も「当局者によってどこまで現実性を帯びたプランとして認識されていたかは不明」としているが、当時は大衆向けに宣伝されており、まさにこれこそ、陸路限定ではあるが大東亜共栄圏の幻ではなかったか。
★2 - コメント(0) - 2016年8月5日

2016年7月25日:mdsch23
2016年6月17日:maki
2016年5月24日:フジケン[海イセ]
鉄道・航空・自動車など、戦前日本の「交通」による侵略の様子が描かれる。郵便の航空輸送史は特に興味深かった。
- コメント(0) - 2016年5月16日

2016年4月25日:Tsuneo Yanaka
2016年4月23日:蒲生
日本の民間部門にも現地社会にも多大な犠牲を強いたあげく、「大東亜共栄圏」の交通網構築に失敗した日本。結局、身の丈に合わないことをしたということなのだろう。 本書で特に興味深かったのは航空輸送網整備についての内容。軍の影響下で生まれた民間航空がやがて本格的に軍の指揮命令系統に組み込まれ、戦いの中で苦闘する様子が史料に基づき描かれている。個人的には、民間船舶・船員が軍の戦略ミスの犠牲となったのと同じような図式が、航空輸送の分野にも存在していたのではないかと思えた。
★2 - コメント(2) - 2016年4月19日

第二次大戦までの大陸、南洋などへの交通網整備への情熱、それは軍事的思惑だけでなく、冒険心やインフラ整備欲とでもいうべきものに支えられていた。がむろん限界があり、特にメンテナンスができずに崩壊していく。丁寧な情報収集からなる本。
★2 - コメント(0) - 2016年4月10日

2016年3月21日:hide-u
2016年1月28日:Stella
--/--:くわ

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