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ヴィジュアル系の時代: ロック・化粧・ジェンダー (青弓社ライブラリー 29)

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なのはな
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V系には熱心かつ多様な女性ファンが沢山いるにもかかわらず、ステージに立つ女性パフォーマーがほとんどいない現象、すごく興味深い。V系だけの問題じゃないけど、女性が消費者としてしか影響力をもてない業界はもう時代遅れだよなあ。そして自分がいかにロッキングオンとかはっぴいえんど史観とかに洗脳されてるのかを痛感した。私が幼かった時代の話とはいえ、知らないことだらけでおもしろかった。YOSHIKIさんが敬われている理由がよくわかった。
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なのはな(2022年まで)
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V系には熱心かつ多様な女性ファンが沢山いるにもかかわらず、ステージに立つ女性パフォーマーがほとんどいない現象、すごく興味深い。V系界隈だけの問題じゃないけど、女性が消費者としてしか影響力をもてない雰囲気はやっぱり克服する必要があるんじゃないかな…。あと、自分がいかにロッキングオンとかはっぴいえんど史観とかに洗脳されてるのかを痛感した(笑)私が幼かった時代の話とはいえ、知らないことだらけでおもしろかった。YOSHIKIさんが敬われている理由がよくわかった。
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maco
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時間あったらもう一回読む
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Mealla0v0
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ヴィジュアル系の学術研究書としては先駆的であるが、議論が充分に尽くされたとは言い難く、また主観的な記述が目立つため、批判的に読まなくてはならないだろう。▼本書の中心的な理論となっているはずの核はジェンダー論である。簡潔に言えば、化粧=女性、ロック=男性の渾然化によるジェンダーの攪乱はしかし、家父長制的秩序の補完であった。一方で、ヴィジュアル系のファンを腐女子と結び付けて少女文化論としても語っている。▼Xに対する過大評価はファン目線に基づいているように思われる。「ヴィジュアル系スタディーズ」にはまだ遠い。
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はおう
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やはりXの存在が大きいな。当時Xを、というかそのファンであるヤンキー系の人々をバカにしてたけど興味出てきた。LUNA SEAは以前から好きだったからな。当然と言えばそうだけどオタク文化に染まるのが遅くて知らなかったMALICE MIZERとやおいの関係。パンギャルってメンバーのコスプレだったのか!という超今さら知りました
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ハダリー
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大学で本書の著者の方の授業を取っていたキッカケから手にした一冊。音楽シーンの中でV系に特化しているとはいえ、個々のミュージシャンのファンに向けられた音楽誌やレビュー的なものではない。その為、ファン視点では偏見と思われる点もあるかもしれない。現代音楽という広い流れからV系の諸要素を仔細に分析し(例えばサウンドはメタル、精神はパンクであるなど)、少女漫画やジェンダーやヤオイなどの様々な切り口から語っている。とくにゴシックロマンとの関連性は(新たな視点ではないが)幻想文学好きとしては興味深かった。
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イリス
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間違っている事も多いが、ヴィジュアル系の定義付けは面白かった。ヴィジュアル系の前身がどう呼ばれていたのか等がわかり知識が増えた。
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★★★★★
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ヴィジュアル系ロックの社会学的考察。Xで音楽の道に足を踏み入れた世代としては、非常に懐かしかった。個人的には「ビジュアル系」の表記の方が馴染み深いんだけれど。前半のビジュアル系の系譜学は、当時さんざん言われていたことなのであまり目新しさはなかった(個人的にはニューロマ起源説をとりたい)ものの、後半のコスプレ論はなかなか面白かった。ジェンダー論だけだとどうしても着地点が見えてしまうので、一つくらいぶっ飛んだ論文を入れるとなお良かったかも。
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unknown
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ヴィジュアル系ロックを、音楽的分析や、やおい・コスプレ文化への言及も踏まえつつ、ジェンダー的観点から分析。拡張された「男の美学」としてヴィジュアル系を考察していくというのは興味深いものがあった。
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