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謎の探検家菅野力夫

感想・レビュー
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ぞだぐぁ
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ネットの絵葉書コレクターの間で名前は知られていたが正体が分からなかった探検家について、遺族や親類から借り受けた写真資料等を元にした本。 有名になってからは講演旅行もしており、ハワイのホノルルを訪れようとした際には愛国思想を持つ日本人とのことで上陸許可が直前で降りなくされたりも。
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志村真幸
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 菅野力夫という探検家については、大量の絵葉書が残っており、その名前と存在は知られていたものの、いったいどんな人物なのか不明だった。その遺品の発見と整理により、正体を明らかにしたのが本書となる。  菅野は8回の世界探検を行ない、南米、ハワイ、中国、南アフリカ、シベリア、マレーシアと各地を訪れた。そして講演会と、旅先で撮影した写真による絵葉書の販売で食っていた人物なのだという。  そして大量の写真が収録されている点に価値がある。ほとんどの写真に菅野自身が写りこんでおり、容貌魁偉な存在感も凄い。
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mochico
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表紙の怪しさ。 決してCGではない。 ぶっ飛んだ生涯を生きた男性。 SNSのあるこの時代に彼が生きていたら、 どんなものを見せてくれるのか。 きっと自撮りたっぷりに違いない。 そして私はきっといいねを押してしまう。
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nuno
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厚いけど2/3は写真なので、サクサク読めます。白瀬直や植村直巳が名を残しているけど、多分同時代では力夫氏が有名だったんだろうな。キャッチーやし、アピールうまそう。驚いたのは、この頃は世界各地に日本人が居たということ。ドキュメント72時間でも沖縄の移民祭やってたけど、世界中出ていってて、各地に快男児、女傑や英傑ばかりなのはご愛敬。まだ百年も経っていないことが、びっくり。過去は遠いなあ。同じ福島の星一との関係が気になります。星新一は菅野力夫の講演を聞いたのだらうか。
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惡い読書
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とにかく行きたかったのだろう。とりあえず行ってしまい、後はなんとかなる、それでどうやって8回もの世界旅行(回ったわけではないけれど)を無事に終えられたのか。それだけでも驚く。驚異的に人当たりがよかったのか。そういう人には運命の方で「よし、こいつには協力してやろう」となるのだろうか。そうかもしれない。表紙の写真は、一見ギョっとなるのだけど、妙にハマっている。その容貌は魁偉といってもいいくらいなのに、どの写真でもフシギに現地に溶け込んでいる。とにかく行動ありきで、マメに文章を残してくれなかったのがトテモ残念。
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むねくに
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全体として「ほわーん」と読んでいましたが、巻末の「探検家菅野力男」の章でようやく心が動かされました。十代半ばで志を得てそれから後は「探検」に邁進する。そのぶれなさ。迷いのなさ。「謎」であろうが「無名」であろうが、構わない。古書店で出会った写真をきっかけにここまで掘り下げた著者の志にも敬意を表します。
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Yasutaka Nishimoto
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写真のほとんどが、これ本当か?と思わせるような異様さ。探検家本人の容姿がそう思わせるのだろうが、明治から昭和にかけての大探検家の名にふさわしい生涯。これだけの人物が無名というのも、もったいない。貴重な資料。
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Takashi  Fujimoto
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テレビや本、ネットなどで世界中どこでも行った気になる現代に生きてると、全世界に未開の地があって探険できた時代が羨ましく思える。そんな時代に世界中を探険した菅野力夫という人のお話。全8回の探険のうち、最初の2.3回が探険らしい探検で残りは講演旅行の趣が強い。各地で様々な人達と触れ合うのだが、その中で印象に残ったのは世界各地に移民して日本人町を作った人たちの逞しさ。その当時外地に出ることは相当な覚悟がいったはずだけど、リスクを顧みず、日本人としての誇りを持って外地で活動する姿には頭が下がります。
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niningasih
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再読。インドネシア関係だと当時のトコ・ジュパンを訪問した記述や写真もあり、なかなか興味深い。全編に通じていることだが、菅野氏の傑出した容貌と行動力がよりいっそう神出鬼没感を強めている。ユニークな一冊。
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おとや
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探検家本人の撮影した写真の紹介と、資料の引用に終始した書籍。そう言った意味では著者の書いた部分は少ないのだが、これだけの資料をまとめ、体系立てて出版するのは大変だったろうと思う。最近セルフブランディングという言葉が流行っているが、この菅野力夫の生き方こそ、まさしくセルフブランディングそのものだと思う。ものすごくバイタリティに溢れた人だと感じた。
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toto
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表紙の写真がインパクトありすぎです。。 この時代で世界を旅するのはすごいと思う!! 若い青年の時代も、ヒゲが・・他国の人は、驚くだろう、でもこの菅野力夫さんは、ひとなつこそうな性格なんだろう・・写真がフレンドリーなのがいい(*^。^*) 写真だけみても面白い本だとおもいます。
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もまちそ
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作者の若林氏がカメラマンの為か写真が豊富でどちらかというと資料集といった本。おそらく全て作者がリプリントしたであろう手間と情熱に敬服しました。それにしても無銭で世界旅行が可能とは。かれの度胸と行動力にも驚くけれど、きっと明治の頃は見知らぬ旅人の面倒を見てあげるような人情がまだあったのでしょうね。
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katta
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膨大な数の絵葉書を残して実態の分からなかった探険家の軌跡を追う。書き残したものは手紙ぐらいしかないので、本当に足跡を追うだけだが、それでも残された写真を見ればどれだけの土地を訪ね歩いたのかと呆然とする。単純に探検ばかりではなく、戦時中は最前線に慰問までして、人を楽しませることが得意だったようだ。コスプレ大好きな探検家ってなんかいい。
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sasha
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本文は本当に世界探検の足跡だけ。本人が日記等を残していないので致し方ないか。掲載写真を見るだけでも価値はあるかも。
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