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〈オリンピックの遺産〉の社会学: 長野オリンピックとその後の十年

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ネタバレ1998年の長野五輪の検証書。札幌五輪との比較の第二章と、地域開発とメガイベントを分析した第四章が読み応えがあった。公金も投じられる功罪併せ持つビッグイベントだけに、こうした検証が不可欠だと感じる。
0255文字
脚立猫
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地域研究としてオリンピックというメガイベントの事後検証。カーリングなどはこの研究ののち、割と正に転換しうるものだったとはいえ、なかなか厳しい。既存組織の強化につながる面があるのも、新しいつながりの開拓と維持につながらない反面かもしれない。
0255文字
takao
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正と負の遺産。
0255文字
壱萬参仟縁
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「オリンピックを契機とした地域の活性化」という観点では、特に「周辺」地域で評価が低くなっている(編著者68頁)。ということは、市町村合併で周辺部の支所が寂れていったことと似ているのではないか。宴の終わり。それがアベノミクスでどの程度東京五輪の経済効果が出てこようか。知事が誰になるかにもよるだろうが。多様なデータを駆使して、五輪の賛否や分析がなされているのは歓迎できる。村井県政については、今でも腑に落ちないことがある。秘書はなにゆえに、お亡くなりになったのか? その理由は証拠隠滅とかではないことを祈るけど。
壱萬参仟縁

イベントとしての遺産を考えているのだが、限界集落の遺産かは集落の朽ち果てた後、誰が評価していくのか、という問題が浮上する。華美な五輪の遺産はそれなりに美化され得る。しかし、日常が終わりを遂げる、庶民の遺産はどうなるのか。遺産の意味を考えていかねばならない。

01/26 19:18
0255文字
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