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PTAという国家装置

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takao
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ふむ
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ひつじ
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戦前の、婦人の修養と奉仕を目的とした母の会や連合婦人会の活動が、民主主義の名のもとで実態は変わらぬまま引き継がれることになったPTA。普段意識されないが、縦にも横にも国家政策によって位置づけられる機関。枠の外から見なければならない。
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Akio  Kudo
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★★★ もう少しアウトプットを洗練してくれたらと思うと惜しい。しかし、内容はPTAが戦前から存在するものであり、強制力があるところなど現代社会と合わない部分があるとの指摘は考えさせられる。
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まつり
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重苦しいPTAの空気そのものが本の中に詰まっていましたが、なんとか読み終えました。本当、これなんとかなんないかしら。
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ちり
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“戦前の母の会は、母の奉仕と修養を目的としていたが、後援会は男性(または父)を会員とし、学校に対する財政的援助を行うという分業がなされていた。しかし戦後、保護者組織はPTAとして一本化され、PTAはその両方の役を負わされることになったのである”
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西野西狸
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ネタバレ昨今問題として取り上げられてきたPTAを自身の体験とインタビュー、そして資料を駆使してその歴史と現在を明らかにした。もはやPTA内部ではどうすることもできない状態になっており、装置に絡め取られた人びとの様子が描かれ問題が根深いことが分かる。これはまさに都市民俗学的で、現在を志向する学問としてPTAは恰好の研究対象であり、今後も深まる可能性がある。
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matsu
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PTAには色々と問題点も多いし、根が深いと思ってたけど思った以上だった。戦前からの継続部分など今まで知らなかった、気づかなかった視点が興味深かった。そして日本会議的な思想の根深さに恐怖を感じる
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Hiroaki  Matsuyama
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PTAは世帯を最小単位とする国民を国家によって統制するものだと示している。PTAが主催する活動は無く、地域の青年団、町内会、学校主催の懇談会への出席でPTA会員は忙殺される。任意加入であることは会員には十分に知らされていない。PTA会員同士で牽制し抑圧しあい、同調圧力がある。等、PTAにおける問題点をPTAの成り立ちから論じている。
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てくてく
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任意団体であるはずのPTAが実質的には強制であり、退会しようとしてもかなりの圧力をかけられるのは何故か。PTAの沿革を戦前にまで戻って確認することで、PTAが子供←親←学校←都道府県教育委員会←国と、ところどころ穴はあるにせよ国家装置として設定されていることを明らかにしている。 PTAって、必要なのだろうか。
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