形式:単行本
出版社:青弓社
形式:Kindle版
これは育休の話だけではない。今現在の仕事に割いているリソースが大きすぎて新しい技術を学びなおす時間だとか今現在職場に存在する非効率的なシステムの見直しなども行われないのではないだろうか。感染症の報告システムがFAXだったなどのシステムの老朽化はそういうことなのでは。
また自分の入院や介護休暇など他にも仕事を最優先に考えられなくなる事由は存在している。介護辞職なども問題になる中、仕事第一の考え方では世の中が回らなくなると思う。
ただ、自説の根拠となってるのは少数の対象者からのインタビューのみ。社会科学はそんなもんかも知れないが、医療系の人間から見るとデータが少なすぎてお話にならないと感じた。「仕事したいけど、職場に迷惑をかけるから辞めざるを得ない」という女性の話が印象に残った。もっとフレキシブルな働き方ができる環境が必要。
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