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自死遺族として生きる 悲しみの日々の証言

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ぽんぽこ
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自殺未遂を繰り返し行っていた身としてはとても複雑でした。遺族はこんな苦しみを背負って生きていかなくてはいけなくなるんだ、という驚きとともに、この人たちは本当に生前の彼らと向き合ってサポートしてきていたのだろうか、という疑問がよぎりました。「死にたい」と言っていた家族を「どうせ死なない」と甘く見くびっていたことはなかっただろうか。彼らがしっかりしていれば、自死を防げたのではないだろうか。なんて結果論でしかないんですけどね。
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R W
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子どもを亡くした人たちが集い、語る「ちいさな風の会」。本書はその中でも自死で子を亡くした親に焦点をあてている。私は子どもがいないので「自死遺族が当事者の子どもや兄弟、配偶者だったら」と想像しながら読んだ。目的なんてなくてもいい。ただ苦しみを分かち合うことがどれほど重要か、遺族の言葉からひしひしと伝わってくる。
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ミノムシlove
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「こればかりは同じ立場の人にしかわからないのではないか。」と言ってしまうことは、他者を分断してしまう様で使いたくないのだが、実際身内であっても『所詮他人事』という仕打ちを受ける。当事者ではないから。【ちいさな風の会】では身内を自死で喪った人たちが心の裡を語る。そういう場は必要だと思う。でもそこへ踏み込む一歩が出ない人は限りなくいるのは間違いないだろう。
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Go Extreme
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死と悲しみについて ちいさな風の会の歩み:悲しみを持ち寄って―「ちいさな風の会」とその背景 悲しみを言葉に乗せて―文集から 悲しみを通して見えること:その日から26年 そのとき、その瞬間 原因探し 亡き人に向き合っていく時間 書くこと、宗教に救いを求めて 突然の息子の死 想像力が自らを苦しめる 祈りによって得る安らぎ 苦しみの証言 思いを書くことの効用 息子に向けた言葉の建碑 やり残した仕事・unfinished business:生きる糧を求めて 2人の子どもの自死 人との交わりのなかで
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