形式:単行本
出版社:青弓社
以下印象に残った箇所の引用 "アイドルが一人の人格としてよりも、わかりやすく「キャラクター」として消費されていくような事態である。(中略)そして、アイドルが人格としてでなく「キャラクター」として扱われていく先にあるのは、「消費者が他者の容姿や性格や性質に対し、一方的に評価を下すことが当たり前になっている環境」である。"
●第9章「もしもアイドルを観ることが賭博のようなものだとしたら」:おもしろい。アイドルの弱さ、失敗、挫折といったものをファンが欲望するのはなぜか、という問題。
●第2章「「推す」ことの倫理を考えるために」:筆者が提示している論点をそのまま列挙する。①恋愛・親密性のオルタナティブとしての「推し」、②「推す」ことに含まれる身体・パーソナリティの客体化・商品化、③消費主義、④「推し文化」に含まれる異性愛主義/ルッキズム、⑤非ー対人性愛の可能性との関係、⑥一方向の思慕の意義—孤独な内省をもたらすこと、⑦「推す」ー「推される」に絡む感情管理、⑧SNSとコミュニケーション。
はじめまして。negiccoは育児してますよね。私もでんぱ組が推しで、これからの未鈴ちゃんを陰ながら応援してます!
シクロさん コメントありがとうございます!Negicco、グループ名は知ってますが育児中のメンバーがいるんですね。これからのアイドルは自分の生活も大切にしながら活動して欲しい。それは中々難しいかもしれませんが、わたしも未鈴ちゃんを応援していきます。
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