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ライトノベルよ、どこへいく: 一九八〇年代からゼロ年代まで

感想・レビュー
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N氏
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ライトノベルの誕生からゼロ年代までの動向がわかる。雑誌や対談もピックアップされており、誕生当時の出版業界の反応などは興味深い。ライトノベルの歴史をざっと知るのにいいかもです。
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とら
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面白い。
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rakuda
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ブギーポップの位置づけを確認することができたのが収穫。それと2000年前後の界隈の空気。 本書は2010年前後までの流れをまとめている。その後2017年現在までの状況についても別書があればあたってみたい。
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Takayuki  Oohashi
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図書館で見かけて、読むことにしました。いわゆる「文芸」畑の人がライトノベルの存在こそ認めているものの、「文学」より価値の低いものとライトノベルを見なしているとの言及があり、ライトノベルの人は文学の世界の価値基準に頼っているとの論が面白かったです(僕の読みが浅いもので、そういう理解です)あと、「ブキーホップは笑わない」が0年代のラノベの流行を作ったともあり、読まなければ、と思いました。
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りんご飴
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注がついていて、情報の出所がきちんと明記されているのが印象的でした。感覚ベースのライトノベル論というより、雑誌の記事等に基づくライトノベル論なのかなと。
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半木 糺
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「ライトノベル」という語がいかにして生まれ、受容されていったかの歴史を叙述している。著者もあとがきで「コピー代がかさんで…」と書いていた通り、過去の新聞や雑誌記事等が多数引用されている。巻末には資料目録も付されている。これだけの資料を収集し、整理した努力に敬意を表したい。
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く
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どこへいくかどうかは横において、ライトノベルがどこから来たのかを知ることができる本。
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はおう
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ジャンル起源。記事データベースから単語を抽出する手法は王道といえば王道だけどこの分野で見たのは初めてだったので大変参考になった
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syam
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ラノベを読んだことがない人が全体の流れを把握するには良いかな。個人的にはラノベの源流レーベルにコバルト文庫と富士見ファンタジア、ついでにX文庫があると思ってたが、この本ではちゃんと言及してたのでそれは評価できる。難をいえば、朝日ソノラマと一部のノベル(新書)がないので、まだちょっと研究不足な気がする。ARIELとかキマイラのシリーズとか銀英伝とかは今なら確実にラノベレーベルだろうし。
syam

若干訂正。ソノラマについては「ない」じゃなくて「言及が少ない」ですね。

12/10 00:35
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なお
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ライトノベルを解説した本が読みたかったので,とりあえず目についた物を読んでみた.独自研究の域を出ない内容であると感じたが,細かくソースも示していたので,最低限の参考にはなるかと思う.そもそも,ライトノベル自体が新しい物であるから,それを評論する本がまだまだ荒削りなのは仕方がない事だと思う.
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みのむし
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80年代のオタク文化についての言説を集めた労作。資料を追っていくだけでも価値がある本。少し言説が一律に並べられすぎているという感はあったかなぁ。あと、この年代をやるなら、少女小説についてはもう少し言及がほしかった…大変だとは思うけれど。
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Nekono
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80年代、ソノラマ文庫、コバルト文庫などの少年少女小説を経て、90年代、ライトノベルという名称が確定、そこから現在までの流れを雑誌記事や作品の実例などをもとに書いてある。読者数の拡大=売り上げ増という出版社の思惑が、ライトノベルに大きな作品の自由度(どんなジャンルも取り込む自由度)を与え、それが今のところプラスに働いているとみることができるだろう。この本の巻末年表は本当に労作!これだけでも一見の価値はある。
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ブナ太郎
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大いに参考になった。ライトノベルの勃興と歴史について当時の資料と共に把握できた。今までライトノベルに感じてきた期待や戸惑いが、どの様なものだったのか、自分のなかで納得できたと思う。なかでも印象的だったのが、外側からのラノベの評価の仕方と「ラノベの二極化」現象。筆者の危惧する通り、一般書籍の境界線上に位置するメディアワークス文庫のような「ラノベ」と、いわゆるオタクが好む萌え小説なる「ラノベ」には驚くほどの解離がある。だが、どちらも今のところ、同じ「ラノベ」なのだ。同じ名なのに、ここまで解離がある用語も珍しい
ブナ太郎

。だが、後者はまだ外からの評価基準を持ち得ない。それはそうだ。この分野は、前提知識を必要とし、バックグラウンドとなる世界観を理解する必要がある。ある意味、どの小説のジャンルよりも敷居が高く、外からでは何をやっているのかさえわからない。今後も、内輪のみで盛り上がる閉鎖的なジャンルであることにかわりないだろう。ライトノベルよ、どこへいく? その顛末は、まだまだ今後の展開を見守る必要がありそうだ。

07/12 19:37
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lisa
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仕事のために。ライトノベルってそもそもなんなのか、どう分類すればいのかわからなかったので、非常に参考になった。ライトノベルの歴史がわかりやすかった。様々な雑誌や新聞の記事の引用でほとんどが構成されており、ライトノベルがどのようにして現在のかたちになったかが詳しく解説されている。「ライトノベル文学論」で端折られていた少女小説時代のこともきちんと書かれているのがよい。
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まりな
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とくに目新しい情報はなかった。
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mEmO
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いい仕事。
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和沙
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著者は、『ライトノベル研究序説』編著者の一柳氏の研究室出身(らしい)。ライトノベルそのものだけでなく、それを取り巻いていた状況をも分析している。こういう研究が本になるくらい、ライトノベルって「すごく」なってきてるんだなぁ。
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s_mirai
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読了。これまで印象論的に語られがちだったライトノベルに関する本格的な言説研究で、これは相当の体力がいる作業だったように思う。「ライトノベル」という語の歴史が新聞・雑誌レベルで丹念に押さえられている。特に、ライトノベルという語をどのような過程で作家・メディア・読者が受け入れていったかという部分が明確に見えたのはよかった。ラノベって何だろう、と思ったときに読むべき一冊だと思う。
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たくやよ我に帰れ
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教科書的なもんでしょうか。ラノベと純文の越境ってより、今はもう区別がつきませんね。それの揺り戻しとして、アニメ化されるようなアニメ本的なキャラ萌え的な本が最近は量産され、区別化をはかっているように思います。だから、今のラノベを読んでいる大半は、後々、いわゆる小説を読む人は増えないと思います、内容から思うに。この手の教科書的な作品は、読もうと思ったときに一番新しいであろう本を読めばいいと思います。
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天条一花
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雑誌や新聞に載ったライトノベルへの言及をうまくまとめ、そこからライトノベルがどのように認知されてきたのかということが詳しく調べられている。歴史を振り返ると共に「ライトノベル」とは何か、ということを考えさせられる一冊。
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ケッヘル(次女)
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ライトノベルの受容史を、各年代の新聞記事や業界誌での取り上げられ方を追いながら説明する。『ライトノベル研究序説』からまた一歩戻っての再考になるのかな? 一般文学との「越境」の歴史はなかなか興味深かったです。
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メロン泥棒
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1980年代から現在までのライトノベルに対する言論。多彩な人の発言がまとめられていて、これまでの流れを概観できる。個人的には筒井康隆の「それ(ライトノベル)が売れてることが羨ましいだけなんだと思う」という意見が良かった。確かに、売れてなければ誰も議論なんてしない。
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MKSzk
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ライトノベルという名前が生まれる前の10年+生まれた後の20年の歴史をまとめた労作。特に巻末の年表に努力の跡が忍ばれる。「ライトノベル」というものが狭義のジャンルではない以上、遠回しに周りから語るという手法しか適用できないのだろうなあ。
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sai
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ライトノベルは余りにも多岐にわたりすぎてしまった為に、逆に、狭義の(いわゆるライトノベルコーナーに置いてある電撃文庫とかの)ライトノベルしかライトノベルと人々に認識されてないんじゃないかと思った。フランクで読みやすい。
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