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楳図かずお論: マンガ表現と想像力の恐怖

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hikarunoir
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リサイクル原稿も多いからか構成や無関係の作者の作品との対比よりも深い作品論を読みたかった。代表的な長編を読破していないなら手を出すのは危険。
0255文字
西野西狸
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ネタバレ楳図かずおの漫画をコマ割りや物語など多角的に解剖し、その魅力を語りつくした一冊。文学論や思想などと絡めているので冒頭で宣言されているよりも難しく、読むのに骨を折った。あとがきで「恐怖の自信男」と自ら称していることからもわかるように楳図をわかるのは俺しかいないという匂いが随所からただよう。わかりやすく書き換えたせいなんかどうかわからないが「私」の個人的な熱い思いが逆に難しい。「洗礼」を破綻ではない読みをすること、またその方法はとても面白かった。
0255文字
ふかわ
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解説されている楳図かずおの作品は、主に「わたしは真悟」「Rojin」「洗礼」「神の左手悪魔の右手」「赤んぼ少女」「イアラ」の七作品。楳図は恐怖とギャグの同質性について、それは見る立場に依存すると考え、「追っかければギャグ、追っかけられれば恐怖」と明確な一言で解析している。また、難解と称される「わたしは真悟」は、「恋愛は罪である。その罰は大人になること」という観念を持つことで、たちどころに理解できると説明している。
0255文字
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